古典「平家物語」の学習です。

那須与一が「扇の的」を射ようとしている場面を近くの生徒と音読しています。

「南無八幡大菩薩、我が国の神明、日光の権現、宇都宮、那須の湯泉大明神、願はくは、あの扇の真ん中射させてたばせたまへ。これを射損ずるものならば、弓切り折り自害して、人に二度面を向かふべからず。いま一度本国へ迎へんとおぼしめさば、この矢はづさせたまふな。」

これで一部です。

漢字の読みも難しいし、仮名遣いも難しい部分ですが、みんな頑張っています。

Ｉ先生の話を聞くことはもちろん、挙手・発言あり、周りとの相談ありと、短い時間の間にいくつもの学習形態が見られます。

総じて見るに、意欲的に学習に臨む生徒たちです。

「安全に利用するための情報モラル」という学習です。

電子黒板に写されたおいしそうなラーメンの画像を見ながら、Ｍ先生の話を聞いています。

この画像を検索しただけでお店の場所が特定されること、さらに、店の周りの様子を「ストリートビュー」として見ることができる（行列に並んでいる人が写っている）ことを目の当たりにし、驚いています。

情報が簡単に手に入るのは便利ですが危険性もあるということを学んでいます。

授業を見ながら、情報の技術は進むばかりですが、個人のモラルもそれに追いつくようにと願わずにはいられませんでした。

「住まいと気候風土の関わり」という学習で、「和式」の住まい方について学んでいます。

「軒」と「ひさし」という言葉とその意味、役割等について、Ｋ先生から説明を受けています。

大人が見ても勉強になります。

合唱曲「たいせつなもの」をパート別で練習しています。

歌唱が可能になりましたが、コロナウイルス感染症予防対策については継続して実施しています。

とても盛り上がった「鬼中祭」が終わりました。

いろいろな場面で生徒たちの頑張りを見ることができました。

期待していた以上の２日間でした。

保護者のみなさんにおかれましては、制限下での参加とさせていただきました。

ご理解・ご協力に感謝しています。

生徒のみなさん、火曜日からは通常の学校生活に戻ります。

明日・あさっての休みを有効に使い、火曜日、また元気に登校できることに期待しています。

お疲れさまでした！

最後に、放送担当Ｉ先生。

特に目立つ服装ではありませんが、実はこの学校で最後の最後まで半袖・半ズボンで過ごすのがＩ先生です。

その先生が長袖・長ズボンになっているということは、今日の体感温度がかなり低かったということです。

左：「学級対抗リレー」で、赤団の一員として自らも走りそうなＡ先生。

右：背中に学級訓をデザインしたＭ先生。つまり、このＴシャツは今年度限り。

先生たちも、羽目を外すような格好こそしてはいませんが、みんないつもと全然違う印象です。

左：普段に増してイカツイＫ先生。

右：２年主任のＫ先生は、全団の色を取り入れた服装で、周りの先生たちからずっと冷やかされていました。

午後からも、学級旗を使って応援をする様子が見られました。

汚れたり傷が付いたりしたことと思いますが、それを勲章にして鬼中祭の後はクラスに飾られるはずです。

もちろん、勝って喜ぶ姿も印象的でした。

みんなの笑顔には、周りを元気にする力があります。

今日１日、さまざまな場面で、生徒たちの表情が印象に残りました。

勝って喜ぶ笑顔だけではなく、うまくいかなくて残念がる様子、他の団に惜しみない拍手を送る姿などなど……どれもなかなか教室では見られない、貴重なものでした。

「学級対抗リレー」の実況を生徒が務めました。

グラウンド全体を見渡す視野の広さが求められ、何が起きるか分からない展開でもあるため、とても難しい役割です。

小気味よいアナウンスで、見事に務めを果たしました。

３年生の「学級対抗リレー」です。

３年生は気持ちの入り方が違います。

１日の最後であると同時に、中学校生活最後の学校祭を締めくくる競技でもあります。

栄冠を勝ち取ったのは、両手を挙げてゴールに飛び込んだ「紫」でした。

ただ、どの団も３年生一人一人の素晴らしい姿を見ることができました。

２年生の「学級対抗リレー」です。

バトンを落としたり転倒したりというシーンも見られましたが、最後まで諦めずに走りきりました。

トップの交代が繰り返される中、最後は「赤」が勝利を収めました。

本日の最終種目、「学級対抗リレー」が始まりました。

最初は１年生です。

みんな一生懸命にバトンをつなぎます。

抜きつ抜かれつの攻防が随所に見られます。

１位は、１番でゴールテープを切った「紫」でしたが、途中に反則があると３秒加算されるというルールなので、２位以下は見た目と順位が異なるところがありました。

続いて、紫団・赤団・白団の演技です。

どの団もとても見応えがあります。

審査員を務めましたが、正直な話、これらの演技に差をつけることは至難の業です。

各団による「応援合戦」です。

画像の通り、黄団・青団・緑団の順で演技を披露しています。

破顔一笑！　

素晴らしい表情や姿は、マスクをしていても分かります。

午前中たくさん見られたこのような光景を、午後のプログラムでも期待しています。

画像左の「黄団」は、周りに生徒のいない控え席で、一人だけで学級旗を振っていました。

仲間を応援する気持ちは素晴らしいです。

どのクラスも、昨日は廊下に展示されていた学級旗が、いっそう輝いて見えています。