ともに生きる

ちょっといい話

 乳がんの恐ろしさ

 親友のMとは幼稚園からの長い付き合いです。何か悩んでいる時、いつでも私が最初に相談するのはMでした。Mの1番の相談相手も私だったと思います。私が相談した時、いつでもMは「大丈夫だよ」と言ってくれました。Mのその言葉でいつも私は安心出来ました。
 Mと部屋で話をしていた時でした。Mは「実は来月入院することになったの」と言い出しました。驚く私にまるで他人事みたいに「乳ガンになっちゃった」と続けました。「初期だから全然大丈夫だよ」と笑って言うMの言葉を信じるしかありませんでした。Mは入院して手術を受けました。私はMの負担にならないように、できるだけお見舞いに行きました。病室での彼女はそれまでと変わらない笑顔でした。しかし病魔は、Mの体を蝕んでいたのです。手術が終わって退院予定日になってもMは退院出来ませんでした。「ちょっと延びただけだから大丈夫」とMは、笑っていたけれど衰弱しているのは明らかでした。
 Mはそのまま退院することなく天国へ旅立ってしまいました。最後に会った日、弱弱しく私の手を握りながら「大丈夫」とMは言いました。でも、その目には涙が光っていました。私が初めてみたMの涙でした。
 Mがいなくなってしまった今、何か悩んだ時は空を見上げるようになりました。「大丈夫」と言うとMの笑顔が浮かんで頑張れる気がするから……。

4時間目の様子

木工作品作り、習字の学習、地層の学習などに取り組んでいます。ICT機器を使った分かりやすい授業も行われています。
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今日のお話 −3月12日(金)−

   曽野 綾子の名言

  人生において
  何が正しいかなんて
  誰にもわからないのだから
  自分の思うとおりに進んで
  その結果を
  他人の責任にしないことが
  大切ではないかと思う。

今日の給食(3/12)

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ハヤシライス(ご飯) 牛乳 ポテトカップグラタン シャキシャキサラダ いちごタルト

 ポテトカップグラタンは、器がじゃがいもを使ってできているので、全部食べることができます。
 シャキシャキサラダは、ごぼう、にんじん、きゅうり、大豆をマヨネーズで和えました。食材ごとに違う食感を楽しめます。
 今度の日曜日はホワイトでーなので、給食ではみなさんにいちごタルトを取り入れました。

ちょっといい話

   14年前

 もう14年も昔の話なので、今は普通に暮しているけど、母が癌で死んだ。しかも子どもだった私達姉妹は、最後まで癌だった事は知らされずに死んだ。本当に素晴らしい人だった。たぶん一生私の中で尊敬する人だし、目指すべき人でもある。抗がん剤を投与して髪が無くなり、レースのヘアーキャップをかぶって病室で笑ってる母を今でも思い出す。私の中学の入学式の日に、無理やり病室から出てきてかつらで入学式に出てくれた母。制服姿の私を見て涙する母に、「大げさだなー」と笑っていた私。後から聞けば、母は、前日に父から癌を告知されたらしい……。
 東京の病院に移り、北海道の私達の家に無言で帰宅した母に驚きでしばらく涙も出なかった。その後、癌だという事を教えてくれなかった父に激しく怒りをぶつけ、口も聞かなかった。でも、父は父で1人で辛い思いをしてきた事に気づいたのは、母が父に宛てた手紙を見つけた時だった。その手紙の日付の夜、父は真夜中まで帰って来ず、目を真っ赤にして次の日の朝笑っていた事を思い出した。この前飛行機に乗って、前列の方に遺体があるのに気づき、その後ろで黙って座っている男性を見たとき、父も同じように帰ってきたんだなと思い涙が出た。
 昨日から色々自分の事で悩んでいて、死んでしまいたいと思っていました。でも、このスレッドを見て死んだ母の事を思い出し、また、色々な方々の体験を読ませて貰って自分の愚かさに気づきました。

今日のお話 −3月11日(木)−

   曽野 綾子の名言

  社会が自分を裏切ったから
  自分はだめになったなどと
  言うのは口実に過ぎない。
  自分の教育に責任があるのは
  まず自分であり
  最終的に自分である。

震災復興応援献立(福島県)

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麦ご飯 牛乳 さんまのみぞれ煮 ひきないり こづゆ さくらんぼゼリー

 今日は、震災復興応援として、福島県の郷土料理を出します。
今から10年前に東日本で最大震度7の地震が起きました。10年たった今でもその余震とされる地震が起きています。
 給食では、被災地の郷土料理をおいしく食べることで、復興を応援する気持ちを持ち続けてほしいと思います。
 〇 ひきないり
  「ひきな」とは、千切りにした大根を意味する方言で、ひきなをいためた物を「ひきないり」と呼びます。
 〇 こづゆ
  7種類の具材を入れて薄味に仕立てた汁物です。干したほたて貝柱でだしをとり、おもてなし料理とされています。 

4時間目の様子

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明治時代の学習のまとめ、文字式の学習、ハンドボールなどに取り組んでいます。少しずつ暖かくなってきましたね。春が近づいています。

ちょっといい話

   じいちゃんまたね

 じいちゃんがいなくなって2年がたつ。じいちゃんが亡くなる日の朝、起こされ急いで病院に向かった。明らかに親の様子がおかしい。嫌なことを想像してしまった。「そんなことは絶対に無い!」と自分に言い聞かせるのが精一杯だった。しかし、病院に着いたが間に合わなかった。「じいちゃん!」って何度呼んでも反応してくれない。悔しかった。寂しかった。涙が止まらなかった。
 じいちゃんと共にじいちゃんの家に帰った。じいちゃんは布団の上で気持ちよさそうに寝ていた。呼んだら起きそうだったがなかなか反応してくれない。ばあちゃんは、眠っているじいちゃんの横でずっと話しかけていた。それでもじいちゃんは反応してくれない。その光景を見るのが辛くて、護岸に逃げた。護岸でじいちゃんと釣りをしたのを思い出してしまい、また泣いてしまった。現実をどうしても受け入れることが出来なかった。
 俺はじいちゃんが亡くなる3日前、家に会いに行ったんだよ?じいちゃんに「次は泊まりに来るから」って言ったら、「待ってるから早く来いよ!」って笑顔で見送りしてくれたんだよ?全てが夢であって欲しかった。でも、姿が変わったじいちゃんを見て夢じゃないと思った。
 逃げちゃダメだよね。辛いことがあってもしっかりと向き合って頑張って前に進まないといけないんだよね。人の命はいつ終わりがくるかわかんないね。皆でばあちゃんを守るから安心してください。上から皆を見守っててね。じいちゃんまたね。

今日の給食(3/10)

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ご飯 牛乳 マーボー豆腐 コーンしゅうまい 中華サラダ ミニフィッシュ

 ミニフィッシュには、カタクチイワシが使われています。下あごに比べ、上あごが突き出ているため片口という名前になりました。
 ミニフィッシュ1袋で、牛乳1/3本分と同じカルシウム量を取ることができます。成長期の中学生には、特に必要な栄養素です。日頃からカルシウムの多い食品を食べてほしいと思います。

今日のお話 −3月10日(水)−

   曽野 綾子の名言

  自分らしくいる。
  自分でいる。
  自分を静かに保つ。
  自分を隠さない。
  自分でいることに力まない。
  自分をやたらに誇りもしない。

  同時に自分だけが被害者のように
  憐れみも貶めもしない。
  自分だけが大事と思わない癖をつける。
  自分を人と比べない。

  これらはすべて精神の姿勢のいい人の特徴。

ちょっといい話

   カッコいいおじいちゃん

 電車で帰省していた時のこと。私は優先席付近に立っていたのだが、貧血を起こしてしまい床にしゃがみこんだ。すると優先席に座っていたおじいさんが、席を譲ってくれた。私も最初は遠慮したが、「わしは健康だけどアンタ具合悪そうだし、優先席はジジババの為だけのもんじゃないよ」と言ってくださったし、おばあさんも勧めてくださったので座らせてもらった。貧血が回復したら立つか移動しようと思いながら……。
 しばらく座っていたら、とある停車駅でオバちゃん2人が乗ってきた。そのオバちゃん、席を探して車内をうろついていたが、生憎満席だったらしくドアの方に戻ってきた。そして、ドア付近に立ったまま喋り出したのだが、その内容が丸聞こえ。「あの子老人立たせて座ってるわよ」、「私たちだって立ってるのにねぇ」、「これだから最近の若い子は……」と完全に私に文句を言っている。何かいたたまれなくなって立とうとするも、まだ具合が悪くて立てそうにない。
 私の様子に気付いたおばあさんが、「いいのよ気にしないで」と言ってくださるものの、肩身の狭い思いをしてたら、まだぶつぶつ言っているオバちゃん達におじいさんがキレた。おじいさんは、そのオバちゃん2人に歩み寄って行って「確かにあの子は若いが、具合が悪いからわしが席を譲ったんだ。あんたら見た所、座らなきゃいけないようなトシでも身体でもないだろうが。悪口言ってる暇があったら少し他人のこと考えたらどうだ。」と穏やかだが説得力のある口調で窘めた。オバちゃん2人、最初は呆然とおじいさんを見ていたが、結局コソコソと車両を移っていった。戻ってきたおじいさんは、私に「あんなの気にする必要ないからね」と朗らかに笑っていた。
 こんな人と結婚できたおばあさんは幸せだと思った。

東京オリンピック応援献立「ロシア料理」(3/9)

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クロロールパン 牛乳 愛知のビーフストロガノフ オリヴィエサラダ ピロシキ

 今日は、東京オリンピック応援献立「ロシア料理」給食です。
〇愛知のビーフストロガノフ 
 ロシアの家庭料理です。
 牛肉とマッシュルームをサワークリームの入ったソースで煮込んで作ります。給食では、食べやすいようにデミグラスソースを使って煮込みました。無償でいただいた愛知牛の美味しさも味わって下さい。

〇オリヴィエサラダ
 ロシアのポテトサラダです。

〇ピロシキ
 ロシアでとてもポピュラーな料理です。
 持ち運べて簡単に食べられるように工夫されています。

2時間目の様子

統計の学習、地層のでき方についての学習、サッカー、北海道地方の学習などに取り組んでいます。
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今日のお話 −3月9日(火)−

   曽野 綾子の名言

  幸せでいることに
  慣れてしまうと
  不幸せになることが
  許せなくなってしまう。
  自分の一生は
  いつも幸せでなければならない
  と思い込んでしまう。
  この誤った感覚が
  日本人をどんどん
  不幸せにしている。

表彰されました!

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次の生徒が表彰されました。おめでとうございます!

第66回読書感想文愛知県コンクール 入選
 木元茉子さん
 梅田結花さん
 井上雄琥さん

2020年度中部日本個人・重奏コンテスト愛知県大会フルート 銀賞
 村田陽香さん
2020年度中部日本個人・重奏コンテスト愛知県大会打楽器五重奏 銀賞
 武藤咲さん
 西村彩那さん
 鈴木彩乃さん
 星川夏輝さん
 長谷川樹生さん

ちょっといい話

   指を鳴らす癖

 小さいころから指を鳴らすのが癖になっていた。いつも母が「母さんみたいな指になるからやめなさい!」と言って自分の手を見せる。母の指は関節が太くて、まっすぐに伸びない。こんな手になるからダメというけれど、私は指を鳴らすのをやめなかった。だって母さんの手が大好きだったから。きれいな手じゃないけれど大好きな母さんの手だったから。別に指が太くなろうがなんだろうが、好きな手だから別に構わなかった。でも、母には思ってることは黙ってた。
 母は、高校の時に死んでしまった。「母さんの手が大好きだから関節が太くなっても気にしなかったんだよ」って手紙を書いて棺桶に入れた。母さんに伝わってるといいな。
 今でも指は鳴らす癖は治ってない。母さんごめんなさい、だけど母さんの手が大好きだったんだよ。母さんが大好きだったんだよ。

大学生の学校体験活動

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教育現場を体験するために、今週1週間、大学生2名が城東中学校に来ています。早速授業や給食・清掃指導の補助を行っています。ありがとうございます!

4時間目の様子

品詞の学習、時差の学習、一般動詞の過去形などに取り組んでいます。分からないところは仲間と協力して解決しましょう。
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今日の給食(3/8)

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愛知のうなたま丼 牛乳 野菜の塩昆布和え すいとん汁 ミルメークココア

 うなぎは、良質なたんぱく質やカルシウム、ビタミン類がとても多く、うなぎの蒲焼き1人前で1日に必要なビタミンAをとることができます。
 愛知県の一色町は、うなぎの産地として有名です。今日は、この愛知県産のうなぎを無償でいただき、給食に出しました。
 すいとん汁は、調理員さんが熱い汁の中にすいとんを落とし入れて作って下さいました。
 味わって食べて下さい。
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