ともに生きる

ちょっといい話

   ケイタ君という友達 

 私の弟が28歳で死にました。脳疾患持ちで、合併症で15歳まで生きられない、20歳まで生きられないと、お医者さんに言われ続けてよくぞ28まで生きたものです。子どもは残酷ですから、クラスの中に呼吸器を引きずったクラッチ付きの子に決して寛容ではありません。弟は男の子からも女の子からも陰湿なことをされました。
 だけどそれは、ケイタ君がそばにいないときだけでした。好奇の目で見られていた弟に、恐怖の目で見られていたケイタ君は誰よりも優しく、いつもそばにいてくれました。「ケイタがね、『いじめられたらすぐに俺に言え、お前は俺の舎弟だからな』だって。でも舎弟ってなんだろうね、子分のことかな?」弟はいつも家に帰ると母と私にそう言ってました。修学旅行に行く途中で弟がそそうをしてしまったとき、一斉にはやしたてた同級生を尻目にケイタ君は下の世話さえしてくれたのです。6年生の男の子がです。卒業した弟が養護学校に入ると、ケイタ君は一層気合の入った不良になってましたが、それでもバザーに来てくれて、フォークダンスへの参加さえもしてくれました。何をやったのか16歳のときケイタ君は警察に連れて行かれ噂では少年院を出てそのまま東京に行ってしまったと聞きましたが、ケイタ君とはそれっきりでした。
 弟が死んだとき、私も両親も、悲しみより「やっと楽になれたね、よく28まで生きたね。」と落ち着いた気持ちでその事実を受け入れましたが、弟の身の回りを整理していて、養護学校時代の写真の中に弟の隣に寄り添い、腕を組みカメラにガンを飛ばす金髪の少年を見つけたとき、涙が出てきてしまいました。
 ケイタ君、今どこにいるのですか?幸せにしていますか?

今日のお話 −1月20日(水)−

   松下幸之助の名言・格言

 素直な心とは、

 何物にもとらわれることなく物事の真実を見る心。

 だから素直な心になれば、物事の実相に従って、

 何が正しいか、何をなすべきかということを、

 正しく把握できるようになる。

 つまり素直な心は、

 人を強く正しく聡明にしてくれるのである。

今日の給食(1/20)

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麦ご飯 牛乳 コーヒー牛乳の素 さばの竜田揚げ みそけんちん汁 ひじきとじゃこのふりかけ

 今日は、食物繊維がとれるように考えた献立です。
食物繊維は、人の消化酵素では消化されない成分で、主に野菜、果物、海藻などの植物性食品に含まれています。
 中学校の皆さんは1日17g以上とるとよいとされています。今日の給食を全部食べると約1/3取ることができます。残りの2食でもとれるようにしましょう。

ちょっといい話

   思い出の弁当 3 

 うちは母親の得意なおかずが、ナスを炒めてあんかけにしたやつだったんだけど、確かに美味しいんだけど、弁当のおかずにされるのは恥ずかしくて嫌だったんだ。見た目がどうもね、よくなくてさ。でも嫌だとは言えず、週に3、4回は食べてた。
 成人して間もない頃に母が死に、まだその死の実感が湧かないうちに上京して、食費浮かそうと思って弁当生活始めたんだけど、どうしてもあのナスが食べたくてさ、アレがないと物足りないんだよね。
 でも作れないんだよね、おんなじように。そん時ふと「あ、おかんに訊いたらええんやん」と思ったんだ。で、やっと実感したんだよね、母はもういないんだ、訊けないんだ、って事。味の違うナス弁当に詰めながら、顔パンパンに腫れるまで泣いた。仕事の昼休み、食べる時にもまた泣いてしまって、他の人を困らせた。
 上京して10年、ようやく母の味に近づいてきたけど、弁当のおかずにはその日以来1度もしてない。弁当にナス炒めは、私にとっては切ないメニューだから……。

重要 緊急事態宣言に伴う感染防止のための部活動ガイドラインについて

城東中学校保護者の皆様

 日頃より本校の教育活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
 愛知県に緊急事態宣言が発出されたことに伴い、感染防止のための部活動ガイドラインについて、下記の通りお知らせいたします。ご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

緊急事態宣言に伴う感染防止のための部活動ガイドライン

食育の日献立(1/19)

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ご飯 牛乳 名古屋コーチンの照り焼き ブロッコリーのきなこマヨ和え 犬山恵み汁 犬山お米タルト

 今日は食育の日献立です。
愛知県や犬山市で採れた食材をたくさん使いました。

〇 名古屋コーチンは愛知生まれで日本三大地鶏の1つです。十分な運動をさせながら育てているため、弾力のある肉質になります。今日は、無償でいただいた名古屋コーチンを使いました。
〇 きな粉マヨ和えは、犬山産の大根と白菜、愛知県産のうずら卵を入れました。
〇 お米のタルトの米は、犬山市産です。

今日のお話 −1月19日(火)−

   松下幸之助の名言・格言

 苦しかったらやめればいい、無理をしてはならない。
 無理をしないといけないのはレベルが低い証拠。
 真剣に生きる人ほど無理はしない。
 無理をしないというのは消極的な意味ではない。
 願いはするが無理はしない。
 努力はしても天命に従う。
 これが疲れないこつである。

ちょっといい話

   思い出の弁当 2

 つい先日お母さんが白血病で入院して、それからは私が料理を作ることになりました。夕飯も大変だけど、一番はやっぱりお弁当が大変。私も兄も高校生で、ただでさえ朝は早くて忙しいのに輪をかけて忙しくて、でもあまり冷食には手を出さないようがんばっているんですが、一生懸命作ったお弁当は何か物足りなくて、いっつも兄と父に申し訳ないです。それと同時にお母さんの偉大さを実感しました。お弁当は作ってもらって当たり前だと思っていたけど、今はそんなことこれっぽっちも感じない。台所に立って初めてお母さんの気持ちが分かった。もうすぐ夏休みなので、これを機に料理の練習して新学期からは満足のいくお弁当を作れるようになりたいです。
 お母さん、本当にありがとう。私もお母さんの味を再現できるようがんばるよ。

G suite for Education 研修

15時30分から「G suite for Education 研修」を行いました。
 タブレットを利用してどのようなアプリが使えるのか、授業の中でどんなことができるのか等を教えていただきました。
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今日のお話 −1月18日(月)−

   松下幸之助の名言・格言

 自分には自分に与えられた道がある。
 天与の尊い道がある。
 どんな道かは知らないが、他の人には歩めない。
 自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。
 広いときもある。
 狭いときもある。
 のぼりもあれば、くだりもある。
 坦々としたときもあれば、かきわけかきわけ汗するときもある。
 この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまるときもあろう。
 なぐさめを求めたくなるときもあろう。
 しかし、所詮はこの道しかないのではないか。
 あきらめろと言うのではない。
 いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、
 とにかくこの道を休まず歩むことでる。
 自分だけしか歩めない大事な道ではないか。
 自分だけに与えられているかけがえのないこの道ではないか。
 他人の道に心を奪われ、思案にくれて立ちすくんでいても、
 道は少しもひらけない。
 道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。
 心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
 それがたとえ遠い道のように思えても、
 休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。
 深い喜びも生まれてくる。

防災献立(1/17)

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 セルフおにぎり(ご飯、のり、一口さんま、のり) 牛乳 切り干し大根とひじきのツナ和え 高野豆腐と根菜で炊きだし汁 バナナ

 今日は、防災献立です。
今から26年前の1月17日に阪神淡路大震災がおこりました。震度6の地震が起き、愛知県でも揺れました。今日は、いつ起こるか分からない災害に備えて、備蓄食料を活用した献立を紹介します。
 乾物の切り干し大根、ひじきや缶詰のツナ、コーンを使って和え物にしました。汁には、高野豆腐とわかめ、日持ちのする根菜を使いました。

ちょっといい話

   思い出の弁当

 小さいときから共働きで、いつも忙しそうだった母。私が高校に入学するほぼ同時期に、父と一緒に自営業をはじめ、さらに忙しくなった。高校は給食なんて無いし、学食も無かった。だが母はそれどころではなく、毎日お金を渡された。購買部で売っている味気ないパンを食べている私には、「毎日同じものばっかで飽きた」と言っている友達の手作り弁当がもの凄く羨ましがった。
 でも体育祭だけは違ったんだ。高校だし、観戦なんかには来ないんだけど、朝、おっきな風呂敷包みをくれたんだ。「お弁当」って。もうね、本当に馬鹿みたいにおっきいの。
開けてみたら、馬鹿みたいに豪華なの。「食べきれるわけないじゃん!!」とか文句言いつつも、本当に本当に嬉しかった。

今日のお話 −1月15日(金)−

   松下幸之助の名言・格言

  悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
  おしなべて、事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
  あせらずあわてず、静かに時の来るを待つ。
  時を待つ心は、春を待つ桜の姿といえよう。
  だが何もせずに待つ事は僥倖を待つに等しい。
  静かに春を待つ桜は、一瞬の休みもなく力を蓄えている。
  たくわえられた力がなければ、時が来ても事は成就しないであろう。

シェイクアウト訓練

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地震災害から身を守るために、「体を低くして、頭を守り、動かない」という安全を確保する行動をとる訓練(シェイクアウト訓練)を行いました。机の下に隠れて頭を守ったり、屋外では建物から離れて姿勢を低くして身を守る姿がありました。それぞれの場所にあった身の守り方を考えて行動できましたね。

いじめ防止標語

先月の人権週間において、全校でいじめ防止の標語作成に取り組みました。その作品のいくつかを掲示しています。コロナ禍で大変な時ですが、こんな時だからこそ思いやりの心をもって力を合わせて過ごしていきたいですね。
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ちょっといい話

   自分がどう思われているか 

 「嫌われてもいいや」
 「軽蔑されてもいいや」
 「笑われてもいいや」
 「馬鹿にされてもいいや」
 「見下されてもいいや」
 って思えるようになるとどんどん楽しく、楽になってくる。自分がどう思われているか、っていうことを考える時間を、丹念に減らしていくことがどうやら大事らしい。

5時間目の様子

彫刻、サッカーやハンドボール、鎌倉幕府の学習、英会話の練習、立体の学習などに、みんなで取り組んでいます。
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今日の給食(1/14)

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あいちの米粉パン 牛乳 れんこん入りミートローフ和風ソースかけ 花野菜サラダ 冬野菜のあったかスープ 蒲郡みかんゼリー

 れんこん入りミートローフは、給食室での手作りです。挽き肉にれんこん、枝豆、ひじきを入れて作りました。
 れんこんは、すりおろすとモチモチ、刻むとシャキシャキとした食感になるので、料理に合わせて食感を楽しむことができます。
 今日は、刻んでミートローフに入れました。

今日のお話 −1月14日(木)−

   松下幸之助の名言・格言

□ 「待遇がいい仕事より、やりがいのある仕事を選ぶ」

 24歳の春、私は電灯会社の検査員に昇格した。非常に楽な仕事で、2、3時間もあれば済んでしまう。ところがこの楽な役に回ってみると不思議にいままでのように仕事に熱が入らず、なんとも物足らない気分をもてあますようになった。ちょうどその少し前、私は新しいソケットをつくろうと研究していた。どうにかしてソケットをモノにしたいという気が湧いてきた。何分若いだけに気が早い。主任が止めるのも聞かずにさっそく辞表を出した。

【覚書き 7年勤めた大阪電燈を退社し独立した当時を振り返っての発言】 

ちょっといい話

   姉といつものように口喧嘩した話

 中2ぐらいの頃の話です。うちの家族は、おかんと姉ちゃんしかいません。だから、ちょっと貧乏でした。ちょうど中学生の頃、貧乏なのが恥ずかしいっていう気持ちがあり、ちょっと反抗的でした。その頃よく姉ちゃんと口喧嘩していて、事あるごとに衝突していました。
 中2の秋のある日、いつものように口喧嘩していました。姉ちゃんが、俺のする事にいちいち口を挟んでくるのが嫌で、俺は姉ちゃんに「他人なんだから関係ないだろ」って怒鳴りました。そしたら、急に姉ちゃんの顔が鬼のように恐くなり、胸ぐらを捕まれて壁に押しつけられました。年齢が5才上の姉ちゃんの力は、強くてかなり痛かったです。「痛ってーな」って怒鳴りながら姉ちゃんを睨みつけたら、鬼のような顔のままボロボロ泣いてました。びっくりしてたら、姉ちゃんに「他人なわけねーだろ、家族なんだよ、わざわざ他人なんかに口出ししねーよ、家族だから心配なんだろ、大事な弟なんだよ」って怒鳴られました。そこで、自分が言ったことを理解しました。その瞬間、涙が溢れ出てきました。止めたくても止められなくて、声にならない声で謝りました。しばらく2人で大泣きしてました。思えば、普段は憎まれ口を叩いてたけど、本当に辛いときはいつも助けてくれてました。小さい頃もおかんが仕事でいないとき、ずっと一緒にいてくれてました。姉ちゃんも「おかん」でした。
 そんな姉ちゃんも今月結婚しました。旦那さんと一緒にいるときとても幸せそうでした。姉ちゃんが幸せになってよかったです。シスコンって言われても、俺は姉ちゃんが大好きです。いつもありがとう!
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学校行事
2/11 建国記念日
2/12 PTA新旧引き継ぎ
2/15 1・2年生学年末テスト
2/16 1・2年生学年末テスト

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