もうすぐ始まる人権週間を前に子どもたちに「優しさと勇気」について話をしました。以下がその概要です。思いやりのある行動ができるように西成小学校の子どもたちを育てていきたいと思います。
今日は皆さんと「生きる」について考えたいと思います。
皆さんがよく知っているアンパンマン。アンパンマンはどんな時にやってきますか?
そのとおり困っている人がいるとやってきて、ドキンチャンやジャムおじさんたちと協力していろいろなアイディアで解決してくれますね。
皆さんは友達が困っている時や、一人でいる時にアンパンマンのようにやさしい一言がかけてあげられますか。
皆さんもいやな気持になったことがありますね。運動会や学芸会、など練習がいやだなと思うことがあっても、友達と一緒に乗り越えて「できた」という慶びに変えてきたこともありましたね。計算が分からない時、縄跳びがで鉄棒ができなかった時、友達が教えてくれてできたこともたくさんありましたね。
友達からの「だいじょうぶ」の一言、「一緒にやろう!」の一言、このやさしさが「生きる力」になっていきます。そして、自分と友達を守ることになるのです。
こんな歌詞があります。「そうだ おそれないで みんなのために 愛と勇気だけがともだちさ」
だれでも困る時はあります。そんな時に知らないふりをする人にだけはなってほしくありません。勇気とやさしを持って声をかけたり、周りの人に相談しましょう。自分一人だけなく皆が大事なのです。周りの人を大事にする人は皆からとても大切にしてもらえます。
人権週間にちなんで、アンパンのマーチの言葉から「生きる」というお話をしました。
「一人も大事。でもみんなも大事。それが人権なのです。」
いじめは絶対いけません。実際には勿論アンパンマンが西成小学校にはきません。でも皆さん一人一人がアンパンマンのような優しさ、そして勇気を持って生活していきましょう。