【碧南市立新川中学校】生徒のためのスマホ教室

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 6月17日(金)、1年生を対象に講師の方を招いて、スマートフォンを使用する上での危険性と正しい使い方について、お話を聞きました。

 今回の教室の内容は、「生徒のためのスマホ教室 〜危険を知って安全に使おう〜」というテーマで、「インターネットに写真を載せるときの注意」、「メールは一度読み返してから相手に送る」、「人の写真を勝手に載せない」、「個人情報はインターネットに書かない」などの知識を教えていただき、「必ず立ち止まって考える」、「フィルタリングを使う」など自分で判断すること、危険を知って正しく使うことが大切だと教わりました。

 生徒の感想には、「写真を送るときは注意する」「相手が誤解しないように、メールは必ず読み返してから送りたい」など、教えてもらったことを具体的に実践しようという気持ちが表れているものが多くありました。生徒にとって、スマホ教室がとても有意義な機会になりました。

【豊田市立中金小】やくそくを守っていれば・・・

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 豊田市立中金小学校の3年生は、「やくそくを守っていれば・・・」というテーマで安全なネットワークの使い方を学習しました。
 学習に当たっては、豊田市教育センターのネットワーク配信サービス「POTETO」で提供されるネットモラル教材を利用しました。まず、アニメーションを視聴し、父親との約束「インターネットの利用はお父さんやお母さんと一緒のときだけ」を破って、主人公のわたるさんが自分一人でインターネットを使うところを考えました。

 わたるさんのネットを立ち上げたときの気持ちを、「友達だって、できるんだから」「友達のやり方を見ていたから」と軽い気持ちで操作していたと子どもたちは考えました。しかし、次に、自分が見たかったホームページにはたどり着けず、不気味なサイトが次々と開いてしまった場面については、「何でだろう、おかしいなあ」「パソコンをこわしたかもしれない、お父さんに叱られる」と次々に自分たちなりの言葉で気持ちを考えました。

 そして、最後のシーン。わたるさんがどうしようもなくなって泣き出してしまうところを見て、自分たちだったらどうするかを話し合いました。子どもたちは、「お父さんとの約束を守らないから、こんなことになった」「インターネットは、怖いところもある」「だまされるようなことをしてはいけない」など、次々に自分の考えを述べていきました。

 学習の終盤、ワークシートに振り返りの言葉をまとめて、今年初めての情報モラルの授業を終えました。

【東浦町立片葩小学校】 「情報モラル 〜コピーしちゃいけないの?〜」

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〈情報モラルについての資料を視聴する児童〉

 高学年になると、社会科や総合的な学習の時間などに調べ学習をする機会が増えます。4年生でも、総合のテーマ「みんなで環境考え隊」に合わせて、環境について興味をもったことを図書館の本やパソコンを使って調べることになりました。
 すると、子どもたちから「この本の写真をコピーして使いたい」「インターネットで探して、その資料を印刷して使えばいい」という意見が出ました。そこで、道徳の時間に「コピーしちゃいけないの?」として資料や写真の利用の仕方を取り上げることにしました。
 情報モラルのコンテンツを使い、授業のまとめとして本の写真をコピーして使うことについての映像を見たあと、「本の写真はコピーして使ってはいけないのか、考えてみよう」と問いかけると、子どもたちからは「人が撮った写真を勝手に使うのはいけないことだと思う」「ちょっとくらいなら大丈夫だと思う」などの意見が出ました。
 みんなで話し合ったあと、コンテンツの続きを見て、写真や資料を利用するときに気を付けることの確認をしました。著作権の話をし、「学校の授業で利用するときは、作者の許可がなくても資料を利用することができる」と知ると、「知らなかった」「今度の発表のためならコピーを使ってもいいんだね」と驚いた様子の子もいました。
 今回取り上げた情報モラルにも注意しながら、調べ学習を進めさせていきたいと思います。

<児童の感想より>
 私は、絶対にコピーしては駄目だと思っていました。でも、学校で勉強のために使うのはよいということが分かりました。コピーを貼って使うには、いろいろ守らないといけないことがあるのだと思いました。

【豊田市立大畑小学校】どんな言い方をすればいいかな?

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 6年生の道徳で、メールによるトラブルについて学習しました。

 授業では、遊びに誘われた子が、メールで「いいよ」と返事をしたことがもとになり、トラブルになってしまうお話を、視聴しました。「いいよ」が、「遊びに行けるよ」という意味ではなく、遠慮をするという意味で送信されていることに、子どもたちは気づきました。その上で、どのように伝えるべきだったか、メールで気をつけることは何かを、話し合いました。

 子どもたちから、「電話で話せば、発音で分かる」「気持ちに合うマーク(絵文字など)をつける」、「『ごめんね』など、ほかの言葉をつける」、「別の言い方をする」など、多くのアイデアが挙がりました。また、分かりやすく伝えるために、「メールを打った後に、読み直してから送る」というアイデアも出されました。

 便利な機能がある反面、簡単にトラブルが起こることを、学習できました。そして、トラブルにならないようにするために、一人一人が自分なりの解決策を発表できました。

【豊田市立朝日丘中】サイバー犯罪防止教室

○活動のねらい
 本校では年に2回「生活アンケート」を実施しているが、その中で携帯電話を所持しているかどうかを問う項目がある。アンケートを集計すると、全校749名のうち約60%の生徒が携帯電話を所持していることが分かった。携帯電話の使用が日常化している現状を踏まえ、その利便性とともに危険性を理解させ、自ら対処法を考えるきっかけをつくるために、「サイバー犯罪防止教室」を行った。

○生徒の実態
 全校生徒749名中、携帯電話を所持している生徒が60%おり、その中でスマホを所持している生徒は43%にも及んでいる。今年度も携帯電話に関するトラブルが続き、その都度指導しながら携帯電話を使用する際の危険性について話をしている。
本授業では、このような現状を踏まえてサイバー犯罪に関わる問題性を再認識させるとともに、その問題が身近にあることを理解させたいと考える。

○授業の内容
 豊田警察署、生活安全課少年係、スクールサポーターの方々をお招きして、サイバー犯罪防止教室を行った。まず、少年係の方々から生徒への質問を通して、サイバー犯罪が生徒の身近に存在することを理解させた。
Q1:オンラインゲームに「無料」と書いてあるが、本当に無料でできるだろうか?
Q2:知らない人からのメールをとりあえず読みますか?
Q3:インターネット上に載せた情報は誰でも見ることができる?
Q4:友達が面白い顔をした写真をネット上にアップしても良い?

 LINEでのやりとりを例にとりながら、ネットでのやりとりだけでは本音が伝わらないことを学ぶ機会となった。例えば、声のトーンや抑揚がない中で相手の思いを理解することができないことや、LINEのグループ外しによるいじめなど、身近なところから生徒は考える機会となった。
  
○生徒の感想
・私は携帯電話を使い過ぎていると実感しました。携帯電話依存度チェックでは、依存症になりかけているという結果が出たので、日ごろから気を付けたいと思います。家族で携帯電話についてのルールを決めていないので、家族で話し合って決めていきたいと思います。
・僕はインターネットを使うことが多くあり、以前「住所とメールアドレスを入力してください」という見たことがない表示が出てきました。親がいなくて相談できず削除しました。今日の授業を受けて、インターネットを使う際はウイルスやなりすましなどにねらわれているという危機感を自分はもっていたと感じました。
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【豊田市立東広瀬小学校】「エンカウンター」で、みんななかよし

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 本校では、月に1回程度、全校エンカウンターを行っている。エンカウンターとは、自分や他者に対する気付きを深め、互いを認め合う体験活動である。

 写真は、「印象ゲーム」というエクササイズを、ファミリー班(縦割り班)で行っている様子である。一人の子の好きな遊び・給食・教科・遊具・色・動物を、選択肢の中から他のメンバーが相談をしながら当てていく。

 単に遊びで終わってしまわないよう、活動の後に必ず“シェアリング(分かち合い)”を行う。気付いたことや考えたことを本音で話し合い、自分の考えを修正したり、新しい見方に気づいたり、相手に共感したりする場となる。このエンカウンターのシェアリングでも、相手の意外な一面を知った驚きや、自分のことを分かってくれているうれしさ、協力して活動できた楽しさを、子どもたちは発表していた。

【岡崎市立矢作東小学校】楽しいキッズランド

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 矢作東小学校では、毎年6月の第一土曜日に、キッズランドが行われます。6年生がグループに分かれ、いろいろな楽しいゲームを、考えてくれます。「10円玉うつし」「ペットボトルボーリング」「目かくしぼこぼこ」などを教室や体育館で行います。また、キッズマンに扮した6年生をさがし、先生クイズをしてスタンプをもらうという企画もあります。
 5年生は、1年生とペアになり、キッズランドを楽しみます。2〜4年生は、クラスの友達とグループでまわります。みんなこの日を楽しみにしています。
 6年生は、みんなが楽しんでくれるような企画を考えてくれます。この日は、公開授業日なので、家の人が子供たちが授業以外で活動する姿を見ることができると喜んでくださっています。

【岡崎市立城北中学校】岡崎の偉人に学ぶ「石田茂作〜仏教学問へのこころざし〜」

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中学校へ入学し、2か月が過ぎ、部活動が始まった。学業と部活動の両立が難しく、自分の目標があるにも関わらず、甘えから志半ばで諦めてしまったり、自分の心に負けてしまったりしているという実態が生活ノートや学習の記録から明らかとなった。また、目標がないという生徒もいることが分かった。

 石田茂作は、幼少から病弱だったが、恩師からの励ましの言葉「自分の目標をもて」を胸に、粘り強く学問に打ち込み、全国の寺院跡の発掘をし、岡崎でも北野廃寺跡の発掘を成し遂げた。また、「法隆寺再建説」の提唱を確固たるものにし、仏教考古学という学問分野を切り開いて日本の第一人者となった人物である。

 ハンデに負けず、目標に向かって諦めずに夢を追い求めた石田茂作さんの生き方から、目標をもち、よりよく生きようとする積極的な態度を育てたいと願った。

〈生徒の感想〉
・私にも目標がある。その目標に向かって、今の自分は全力でやれているか。簡単なことでやめたり、あきらめたりせずに、目標に向かって挑んでいきたい。
・私も自分の夢や目標に対して、茂作さんのように没頭できる人になりたいと思いました。そしてその夢や目標を達成できるように頑張ろうと思いました。
・ぼくは、目標を達成するために必死に生きていける人になりたいと思いました。今の自分は、苦しいときには諦めてしまう自分がいます。だから、粘り強く一歩一歩諦めずに進んでいきたいと思います。
・目標の先に苦しい困難があったとしても、茂作さんのように強い気持ちで立ち向かっていこうと思いました。自分の目標に向かって、やるべきことを一つずつやっていきたいと思います。

【岡崎市立男川小学校】疑似体験をして理解を深める情報モラルの学習

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 先日の運動会に来ていた卒業生が、自分のスマートフォンで写真を撮ったり、LINEをしたりする姿を見た。中学生になると情報機器を手にする子が多いことを改めて実感した。そのため、小学生のうちから情報教育を進めることの必要性を感じた。より実践的な学びにするには疑似体験が必要だと考え本実践を行った。

 はじめに、「事例で学ぶNetモラル」より「メール依存」を紹介した。次に、「キューブキッズ4」の「チャット」を利用して会話をした。これがメールやLINEの疑似体験となる。しばらくすると慣れてきて、ふざけて適当に文字を打って遊ぶ子がいた。「初めてチャットをやってみて、睡眠時間を減らしてまでも、ずっとやってしまう気持ちが分かりました」という感想もあり、多くの子が夢中になっていた。その後、「文字によるコミュニケーションの良い面と悪い面」について話し合った。本学級では三分の一の子がメール等を利用したことがあったが、「チャット」を利用することで残りの子も体験をふまえて考えられ、疑似体験の良さを感じた。

 「事例で学ぶNetモラル」には、本実践で取り上げた他にも疑似体験をしながら学べるものがある。疑似体験を通して学び、実感を伴った情報モラル学習を進めていきたい。

【弥富市立桜小】 情報モラル教育について

 現代の情報社会において、コンピュータやスマートフォンは必需品である。そのような情報機器をどのように使えばよいのか、具体的な場面を想定して、子どもたちが考えて話し合う授業を設定した。情報化がもたらす問題について、なぜそれが問題なのか、どのように対処すればよいのかを考え、具体的に話し合い活動を通じて問題を解決しようとする力を育むことを目標とした。

 ゲームをやめられない男の子を例に、夜更かしや朝寝坊など生活のリズムが崩れていったときの状況を思い出して、「宿題が後回しになる」「目が悪くなる」「授業中眠くなる」などの意見が出た。対処法についても話し合い、「ゲームの時間を決める」「やるべきことを先にする」と考えることができた。次に、個人情報の漏洩(ろうえい)の危険が日常に存在していることを想定して、情報機器をめぐる危険や問題点や危険を回避するための対応について、自分たちの考えを発表して共有し合った。「友達の電話番号を教えない」「知らない人からの誘いの電話には、お母さんに代わってもらう」 などの意見が出た。また、携帯電話などへの不審なメールへの対処も、しっかり考え、「メールは返さない」「必ず大人に相談する」ということを確認することができた。
 
こうした情報モラル教育を各学年が、継続的に取り組んでいくことが大切であると考えている。情報機器の進歩に伴い、より高度な対処方法を子どもたちに理解させていくことも必要であると感じた。
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【豊根村立豊根中学校】スマホ・ケータイ安全教室を行ないました

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 講師を招き、「スマホ・ケータイ安全教室」を実施しました。スマホやケータイの利用に関連する危険やトラブルを未然に防ぐための対処法について教えていただきました。特に、SNSを正しく使うため、以下のことを学びました。
 1 他の人の名誉を傷つけることを書き込まない。(悪口はもちろんのこと、軽い気持
  ちの冗談もいけない。)
 2 写真を無断で撮って公開しない。
 3 個人を特定できる情報を流さない。(顔写真・実名などの情報)
 4 市販のマンガや音楽などの作品を載せない。
 5 スマホやケータイから離れる時間を作ろう。

 また、「自分がやられたらどう思うか」を考えて使うことと、文字だけの情報は伝わりにくいので、ふだんの会話よりも丁寧な言葉、詳しい表現で伝えることも留意点として確認しました。

 生徒は、「今まで何も気にせずスマホを使っていたけれど、犯罪につながることや、みんなに見られるようになってしまうことが分かって、怖く感じました。これから安全に使えるように気をつけたいです」「モラルをもって、マナーを守って正しく使わないと、自分が痛い目にあうし、親や他の人にも迷惑をかけるから気をつけたい」と感想に書きました。

 保護者の方々には、スマホ・ケータイ(SNS、メール)を使う場合のルールを確認し、使いすぎで生活リズムをくずさないように生徒たちの様子を見てほしいことを学級通信で伝え、保護者会の折にもお願いしました。
 安全教室終了後、生徒からスマホの使い方に関する相談や防犯に向けた動きがあり、安全に使おうとする意識が高まったことを感じました。

【豊田市立山之手小学校】ハートフルカードって素敵だね

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 本校では、「心のオアシス活動」を大切にしている。「オ=大人も子どもも」「ア=温かい心になれる」「シ=幸せな気持ちになれる」「ス=素敵なはがき」という願いをこめ、メッセージカードを用意し、児童・保護者・教師が思いを書き保健委員(児童)が配達する取組である。「ありがとう」「すごいね」「ごめんね」「がんばったよ」というふわふわ言葉を使ったカードである。

 2年生で、「ぼくは二年生」の資料を使って思いやりや親切について考える道徳の学習を行った。自分のしたいことを我慢し一年生を助ける主人公の姿やありがとうの言葉にうれしくなる姿を通して、子どもたちはたくさんの自分の考えを発言した。これからの自分について考えた時には、「私もふわふわことばをつかっていきたい」という感想も出てきた。本校で大切にしているふわふわことばが思いやりにもつながることを考える機会となった。

 「ありがとう」「すごいね」「ごめんね」「がんばったよ」のハートフルカード、4月の授業参観や運動会では、保護者からの500枚を超える「すごいね」カードが集まった。受け取った子どもたちの満足感は大きく、自己肯定感をもつことにもつながっている。子どもたちと保護者の心をつなぐ大切なカードとなっている。

【南知多町立篠島小学校】ウミガメが毎年来る浜を目指して〜篠小ウミガメ隊の活動〜

 本校には、篠島の砂浜をきれいにする「ウミガメ隊」という活動があります。この活動は、ウミガメが産卵に来る浜をいつもきれいにしておくために、毎週、全校児童79名で浜のゴミ拾いをする活動です。「ウミガメ隊」は、5年前に産卵に来たアカウミガメのそばにゴミが落ちていたのを見て、当時の児童による自主的な砂浜清掃がきっかけとなり始まったものです。それ以来、毎年ウミガメ隊の結成が続いています。その結団式を今年も5月下旬に行いました。結団式では、南知多町長から児童会長がウミガメ隊長に任命されました。また、町づくり会会長よりウミガメが大きくプリントされたおそろいの水色Tシャツを頂きました。このウミガメ隊Tシャツを着て、毎週水曜日の登校時に全校児童79名が浜の清掃に取り組んでいます。

 「今年も是非、ウミガメが篠島に来てほしい」「浜のゴミ拾いをして、浜をきれいにすれば、ウミガメが産卵に来てくれるはず」と、ウミガメが来てくれることを信じて、8月末までウミガメ隊の活動を続けます。

 この活動を通して、郷土を思いやる気持ちや自然を大切にする気持ちを高め、豊かな心の育成に努めています。

 今年は、たくさんのウミガメが産卵に来てくれることを願っています。
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【飛島村立小中一貫教育校飛島学園飛島中学校】スマホ・ケータイ安全教室を行いました。

 6月12日に、8年生を対象に『スマホ・ケータイ安全教室』を行いました。携帯電話会社の講師の方をお招きし、スマホやインターネットでのトラブル、事件などについて話をしていただきました。本校の8年生も半数程度がスマホを所有しており、身近な問題であることを認識しながら話を聞いていました。
 中高生に多いトラブルとして、ゲームやアプリでのワンクリック詐欺、無料通話アプリでの仲間外しや悪口、SNSでの個人情報の漏洩(ろうえい)などがあることを教えていただきました。その後、具体的事例をビデオで視聴し、各事例で何が問題であったかをペアやグループで話し合って発表し、学級全体で意見を交流させました。
 また、スマホを扱う上での注意点も説明をしていただきました。フィルタリング機能を利用すること、スマホもウイルス感染の注意が必要なこと、位置情報を有効にしたまま写真を撮ると場所が特定される危険があることなど、初めて知ったという生徒も多くいたようでした。
 授業後は、「無料通話アプリの使い方を見直したい」「ゲームでの高額請求に気をつけたい」「加害者にも被害者にもなる可能性があることが分かった」と話す生徒も多く、スマホやインターネットの利用方法を振り返るよい機会となりました。
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【大口町立大口中学校】 「みんなちがってみんないい」1年生 福祉実践教室

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 本校では、毎年1年生を対象に福祉実践教室を行っています。今年度も大口町のNPO団体「SHIPおおぐちキャラバン隊」の方々をお招きし、「みんなちがってみんないい」というテーマでお話を聴いたり、体験活動をしたりして学びました。

 まず、障がいとはどのようなことなのかを教えていただきました。障がいには、見ただけでは分からない障がいもあります。できるようになるまで時間がかかったり、苦手なことが多かったり、気持ちがうまく伝えられなかったりしますが、それは誰にでも少しはある普通のことだと学びました。そして、障がいをもった人の気持ちを実際に感じるためにいろいろな体験活動を行いました。雑踏の中で録音された言葉を聞き取ったり、指先を縫われた手袋をはめて折り紙を折ったりしました。思い通りにできないときに、繰り返し「がんばれ!がんばれ!」と声を掛けられたときと、静かに見守ってもらっていたときの気持ちの違いなども実感することができました。最後に「ひびわれつぼ」の話を通して、自分が苦手で迷惑をかけていると思っていることが、実は誰かの役に立っているかもしれないということを学びました。

 福祉実践教室で学んだ後の感想には「障がいのある人がどのような気持ちだったのか知ることができました。」、「障がいのある方はたくさんの苦労と不満を抱えて困っているので手助けできるようにしたいです」などと書かれていました。障がいの有無や個々の違いに関わらず、互いに理解し合い、人として尊重し合う気持ちを高められたのではないかと思います。

【一宮市立大和南中】事例を通して学ぶ情報モラル教育

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 3年生技術科の「情報に関する技術」の学習の中で、パソコン室を利用する際の導入時間において、毎時間、情報モラルについての事例学習を行っています。

 導入されているソフトウェア教材を使い、展開されるアニメーションや読み物を通して学習を進めていきます。たくさんの具体的事例の中から、生徒各自が利用経験に応じた内容を選択し、登場人物を自分に置き換えて考えさせ、悩みながら現実的な対応法を身に付けていけるよう学習を展開しています。

【あま市立七宝中】インターネット利用安全・安心講座

 本校では,愛知県津島警察署生活安全課少年係の方を招いて,第1学年を対象にスマートフォンやパソコンによるインターネット上におけるコミュニケーションマナーやルール,情報発信の際の責任,トラブルに巻き込まれたときの対処法等について学びました。

 特に,急速に普及するスマートフォンでは,インターネットがより身近になる一方で,犯罪やトラブルは増加していること,軽はずみなメッセージの交換,アプリの利用で,便利なスマートフォンが,途端に危険なものになることを知りました。中学生としてどんなことに注意しなければならないのか,問題が発生した場合どんな対応をすればよいのかなど,大切な点や覚えておくべきことなどを,実際に起きた様々な犯罪やトラブルの事例をもとに説明を聞き理解を深めました。

 講座後の生徒の感想には,スマートフォンを利用する際には,軽はずみなメッセージや写真の交換には気を付けたいなど講座から学んだことを意識したものが多く見られました。
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【豊田市立道慈小学校】地域の宝、「道慈山観音寺」の清掃活動

 本校では、学校の敷地に隣接している道慈山観音寺の清掃を年に2回行っています。
 この清掃活動の目的は、地域の文化遺産への理解を深め、地域の文化を大切にしていこうという気持ちを育てることです。また、地域の清掃活動に参加することは、地域の一員であるという気持ちを高め、ボランティアの精神を養うことにつながります。

 道慈山観音寺は、802年に建てられた歴史のあるお寺です。掃除をしながら、「あそこに、僕の名前が書いてあるんですよ。」と、奉納した絵馬が門柱にかかっていることを教えてくれた子がいました。他にも、地域のお祭りなどで、お寺との関わりがある子もたくさんいます。自分たちの手で清掃することで、ずっと地域や学校、そして子どもたちを見守ってきた道慈山観音寺に恩返しをする良い機会となりました。

 当日は、お寺の管理をしている地域の方と一緒に掃除をしました。代表の方からは、「本堂にまつってある十一面観音様は、長い間、小原の良いことも悪いことも見続けてきたのです。」というお話を聞きました。そのお話を聞いて、子どもたちは一生懸命に清掃活動に取り組んでいました。また、6年生にとっては、今年が最後の道慈山観音寺清掃になるので、より一層心を込めて掃除をしている姿が見られました。これから夏に向けて雑草がたくさん生えてきますが、子どもたちが一生懸命に掃除をしてくれたので、参拝する方も気持ちが良いのではないでしょうか。次回の清掃活動は12月です。これからも、地域の宝である道慈山観音寺を大切にしていきます。
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【刈谷市立日高小】情報モラル教育実践

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 児童に情報モラルに関する問題への理解を深めようと思ったとき、どのような問題があるのかを考えてみると、ネット上だけでなく現実にも通ずるような、「対人関係」の問題が目立っている。そのような問題への理解を深めるためには、まず人との正しい関わり方について考える必要があると思われる。そこで、対人関係における関わり方を振り返るために、学級ソーシャルスキルについて考えた。

 「みんなに『おはよう』と言う」、「悪いことをしたときは、うそをつかずに自分からあやまる」、「相手の気もちを考えながら話をする」、「悪口を言わない」など、対人関係を円滑にするようなスキルについて、自身はできているのかを児童たちは振り返った。すると、これまでは友達と仲良くしていたつもりでいた児童たちも、実は余り相手の気持ちを考えながらは行動できていないということが自覚できたようであった。
 その上で、「人の悪口を書き込んだりメールしたりしない」「スマートフォンや携帯電話で知り合った人とは会わない」「家で決めた約束を守って使う」などの項目で、スマートフォンやインターネットの使用状況を振り返った。児童たちからは、「書いたりしてないよ」「時間が決まってるから守ってる」という声が聞こえてくる一方で、「何で書いちゃ駄目なの?」という心配な声も聞こえてきた。それを聞き逃さず、なぜ書いてはいけないのかも、前述の対人関係の振り返り活動に関連付けて指導することで、児童たちも納得できたようだった。

 この振り返り活動を今後も継続して行うことで、情報モラルに関する理解を深め、正しい使い方を意識しながら使用できる児童を育てていきたい。

【津島市立暁中】感謝の心がもてる子に

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 中学1年生のゴールデンウイークは、まだ部活動も本格的に始まっておらず、忙しいと言われる中学校生活の中で、比較的ゆとりがもてます。家族と過ごす時間も多くなるので、「ぼくのわたしの感謝のひと言」というカードを生徒と保護者で一枚ずつ書くことを長期休業中の宿題の一つとしました。お互いが書き合うことで、お互いの考えや気持ちを知り、かけがえのない存在であることに気付けたらと考えました。

 集まったカードを、学級のリーダーとともに、廊下に掲示しました。この掲示がされると、生徒が足を止めて読む姿が見られました。中には読んだ感想を話したり、うれしそうに笑顔を見せたりする生徒がいました。このカードのことが話題になり、「ありがとう」の一言を素直に言うことができた生徒や保護者からは「『おいしかった。ありがとう』と言えた」「食べたものを親子で片づけることができた」という報告がありました。