第5回は、11月16日13時〜15時です。講師は、インクルーシブ教育の専門家『野口晃菜先生』です。ぜひご参加ください。

山田洋一先生セミナー 1

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2 月 11 日(土)第 7回教師力UPセミナー
山田洋一先生
午前 10 時〜12 時
アクティブラーニング時代の学級経営
〜伝え合う・つながり合う集団作り〜

〇今までの学習
・聞いて(寝る)→聞いて(寝る)→聞いて(寝る)→帰る(寝る)

〇これからの学習 ☆アクティブラーニングの授業の重要性
・聞いて(うなずく)→考えて(振り返って)→話して(交流して)→決意(実践する)

〇あなたが今日参加した意味を自覚する。
・あなたは今日一日の講座が終了した後、どのような自分になっていればよいか考える。
・全員が気付かなくてもいい(先生が手を挙げたことについて)→誰かが教えてあげる。
・一人になっている子への支援
→「声をかけることのできる人が増えるかな?」
・一人になっている子へのアプローチではなく、声をかけられる子へのアプローチ。

〇「一緒だね」「違ったね」
・2人ペアで行います。
・1人ずつ順に、「相手の嗜好に関する質問」をします。「○○は好きですか」「○○はしますか」など。
・相手と同じだったら「同じだね」と言って、両手人差し指を合わせる。人差し指→人差し指と中指→…と続け、最後はハイタッチして座る。
・違ったときは、楽しそうに「違ったね」と言って続ける。

〇 4人1組で共通点を探す
・ 4人一組で共通点を 2分間で 5つ以上見つけましょう。
・ただし、職業と居住地に関することは除きます。
・どなたか記録係になります。 →最終的に集団行動にもっていくことを目標とする。他のグループの良さを考える。
共通点が少ない…「個性的でおもしろいね」
☆価値づけることで活動の意味が うまれる

〇ドンジャン!
・出せる種類は 6種類012345 ・グループで「ドンジャン」の掛け声で一斉に手を出す。
・出した数が 7になったらハイタッチ。
☆うまくいったグループのコツを聞いて、全員に広める→共有させる
☆何のためにやっているかを考えさせる→ねらいを明確にする

〇経験者はだれ?
・4人グループからスタート
・誰かが経験を問う
・未経験の人は違うグループへ移動する
☆価値づけ…やりっぱなしではだめ。振り返り、シェアすること。
・教師の問い、何を問いかけるのか→質問の質を高めること。
・目標と価値づけが同一化していかないといけない。

山田洋一先生セミナー 2

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〇人はどんな時に主体的になれる?
・生理的→安全→所属と愛→承認→自己実現(欲求)
・基盤がしっかりしていないといびつな三角形になる
・繰り返してあげる→不安定な心を満たすため
・アクティブラーニング…基盤がしっかりしていない子どもたちへ欲求の凸凹している部 分を補うことができる。多様な子どもたちへの対応策

〇学級集団を崩壊させない 2軸
・縦糸→アクティブラーニング時代はあるけれども見えない。
・ある程度のルールは必要。隠されていないと面白くない。
・目的が隠れている。(AをするのにBでやってみよう)
・横糸→希薄。信頼がない。相手の立場に立てない→自分が経験したことないから。
・相手を理解するためには自分が経験していないとダメ。
・何度でも繰り返す。

〇織物モデル(横籐雅人先生提唱)
・遊びの中でルールを定着させる
・縦糸を立てたうえで横糸を構築していく→文化として伝える、きっかけを与える
☆当たり前が通用しなくなってきている。細かいことまであたえること。
☆縦糸は見えないようにしなくてはならない。

〇縦糸(安心)を通す 5つの原則(4月にやる)
・評価するのは教師であることを体験的に示すこと。
・評価基準の獲得
→公的話法による従属的関係
→凡事・変化・反復(継続できる、力が付 く)
→成長を自覚する→従属安定感(この先生についていきたい)
・学級経営がうまくいく

〇規律を確立する=厳しくする?
・指示(安定)・活動(安心)・確認(安定・安心)・評価(意欲)
・価値づけ(納得) ・意義理解(言語化)
・汎化(全人的成長)・成長自覚(自己肯定感)


〇4月から 3月にかけて教師の影響力は減少していかなくてはならない。
→つまり 4月の学級経営が非常に大切。システムづくりをすること。
☆見逃してはいけない、教師としての責任、子どもたちを成長させる義務がある。
→あたたかくて、きびしい先生 *局面指導によってはあたたかくて、あまいことも大切

☆まず、教師があたえてあげること
→何もしていないのに子どもたちに「ああしろ」「こうしろ」というのはおかしい。

山田洋一先生セミナー 3

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〈第二部〉12 時 55 分〜14 時 55 分

〇アクティブラーニングを実際に体験 →生き生き生きる:井上ひさし氏作
・山田先生が読む→参加者連れ読み 隣の人と姿勢を確認
・悪い姿勢で読んでみる⇔いい姿勢と比較・交流 →自然に子供がそう思える雰囲気を作る。
・奇数行→山田先生 偶数行→全員
・ワンブレスで読む(個人)→苦しくなれば息継ぎ可
・スピード読み→グループで一番を! 罰ゲームを用意してみても良い  

〇座っている状態の姿勢のポイント!
1.足がついているか
2.肩・耳・骨盤が一直線
3.紙を持つ。背もたれにもたれない。

〇立ち姿勢のポイント!
1.大腿腸骨、骨盤、耳を一直線に
2.胸を張りすぎない

〇グループ音読を完成させる
<ルール>
1.「せえの!」禁止
2.同じトーン
3.個人の今日の最大声量
4.あたかも1人の人が読んでいるようにぴたりと!!

〇発表のルール
1.じゃんけんで先攻後攻
2.音読
3.褒め褒め→同じ内容は使わない
4.褒め返し→褒め褒めをほめ返す

〇褒め褒めからあなたの嬉しい楽しいはどんなこと?(書く)
→活動の価値づけ
・活動は、子どもが感じることが多いから、価値付け大切
・褒めて欲しいところを褒められて嬉しい 〈到達、達成感〉

〇朝の会の健康観察はと隣同士でおこなう
→音読の時に、声が出ないことが隣同士でわかる。〈安心感〉

〇相互評価の問題点
→何のためにやっているかわからない
・活動を通して、ほめることの本当の意味を感じることができる。
・俺の褒めが相手を喜ばせたと思える→体験

〇アクティブラーニングは、フレーム(縦糸)のゆるさ〈自由度〉

〇音読は、一人→ペア→4人 ☆段階を踏む

〇子供も大人も練習していないことはできない!
→ペアで背中合わせになり音読

〇フレームは、隠れたフレームもある。
→背中合わせなら男女でもできる。
・紙を二人に一枚なら、自然と距離も縮まる。

〇詩の上の段と下の段を一緒に読む
・四人なら、人数を変える 読み方(声の大きさ、強弱)

〇一つの詩を読むということだけで、さまざまな方法がある!!
・子どもならば、飽きない、楽しい、読み方を考えることができる

山田洋一先生セミナー 4

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(第 3部) 15 時 10 分〜

〇リフレクション〈振り返り〉モデル
・子どもにどういう問いをして、子どもに振り返らせるか。
・自分の考えが大きく変わったのは、どの言葉?  
・なるほど!と思ったのはどの言葉?

<グループ交流>
〇新しい発見はあった?
→ほかの解釈ができた。いい教材!!
・ほかのグループの話を聞いて、自分の考えが変わったら教えて
・自分の青春を振り返って。

〇効率よく子どもに伝える時代から、コンテンツを考えて順序良く伝える時代へ
・教師から子供だけでなく、子ども同士の対話から新たな学びがでてくる。
・環境やフレームの変化
→俳句の選定、順位の数

〇振り返りはそもそも何のため?
・リフレクションは重要!!〈福井大学〉
・活動だけでは学習にならないから、振り返りは行う。
・自尊感情の肯定は達成度/本人の願望
・自分の願望=主体性 教師が、「こうなれ!」ではない。
・サイクルにする 能動的から抽象的にするのが振り返り

☆省察をうながす「問い」の言葉
「今日学んだことは何ですか?」(習得)
「きょうできるようになったことはなんですか?」(技能)
「今まで学んだことで今日役に立ったことは何ですか?」(活用)
「活動中、あなたの意見はどのように扱われましたか?」(感じた事)
「今日うまくいったのは、なぜですか?」(方法のメタ化)
「次に取り組んでみたいことは何ですか?」(能動的試み)
「今日のスターは誰ですか?」(協同性)

〇共同学習や活動的な学習はいつできるか?
→みんなで学ぶ喜びを感じなければ! Ex)スキーはゲレンデでやらないとうまくならない。

〇なぜ今アクティブラーニング?
どんな時代がやってくるのか?
・高齢者増加
→労働者が、高齢者と子供の面倒を見なければならない。一人で二人を、、

・税収がダメになる。介護保険制度、年金×。道路の穴が開きっぱなしに 、、
→そんな日本で働きますか?

・待機児童の問題。
→子ども多い。労働者少ない。

☆中教審
〇アクティブラーニングで、どんな時代が来ても対応できるように!!
・自分から人やモノにアクセスする人間像

〇これからの日本で求められる力
1.未来を切り開く
2.他社との共同で価値創造
3.変化への対応、伝統・文化、高い志

〇今日の振り返り
・前半に書いた、なりたい自分になれましたか?
・もやもやは、悪ではない。次への課題!!!!!
・ちょうだい研修は、学び続ける教師にとって正しいのか? 目標を立て決意をして帰る
・子どもとつながる教師、子どもをつなげる教師、未来へつなげる教師

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