最新更新日:2024/11/21 | |
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如月の校庭まだまだ寒い日が続いていますが、子ども達の元気な声が、花の向こうから聞こえてきます。 学年末が近づき、健やかに成長している姿がうれしく感じる季節です。 短なわとび大会ひとりはみんなのために みんなはひとりのために
1月30日の朝礼は体力賞の表彰の後、校長先生と児童会役員の朗読でした。「いつも長縄にひっかっているしんじ君。(しんじ君が跳べば、記録がのびるのにな)とたかしは心の中でつぶやきました。ある日曜日、たかしが近くの公園を通りかかると大きな声が聞こえてきました。「何回言ったら分かるんだよ」。しんじ君のお兄さんの大きな声。「どうせぼくなんか」。「絶対、跳べるようになるわ。だれのためにがんばるの?」お姉さんが励まします。「クラスのみんなのためだよ」。数日後、学校で長縄の練習がありました。しんじ君はまたひっかかりました。クラスの友達がしんじ君を責め立てます。たかしは「どうしよう・・・よし」「しんじくんだってぼくたちのために上手に跳びたいんだよ」。
このお話の後、運動委員会が長縄の跳び方を見せてくれました。練習の成果が表れたとてもリズミカルな跳び方でした。 友情のメダル「さて、これは何でしょう。今から80年ほど前に第11回ベルリンオリンピックがありました。棒高跳びの決勝で、5時間以上にわたる大接戦が繰り広げられました。1位はアメリカの選手、2位は日本人2人の選手。2人は同じ高さを跳びました。大江すえおという選手と西田修平という選手です。同じ高さを跳んだのですが、先にクリアした年上の西田選手が2位、大江選手が3位となりました。しかし、西田選手は後輩である大江選手に「次のオリンピックでがんばってほしい」という気持ちも込めて、2位の表彰台に後輩の大江選手をのせました。日本に帰ってから、それぞれのメダルを割り、二人は銀メダルと銅メダルをつなぎ合わせました。 これは「友情のメダルと」といって今でも人々の記憶に刻まれています。 「奪い合うのではなく、譲り合いましょう・つなぎ合いましょう」 全国学校給食週間また、1月24日から1月30日までは学校給食週間でした。学校給食は、明治22年、山形県にある私立忠愛小学校で、家庭の事情で、お弁当を持ってこられない子どもたちのために食事を提供したことから始まったといわれています。給食委員会が児童朝礼で給食を味わって食べることを呼びかけました。 |