【第2回】国語教育の第一人者「白石範孝先生」登壇
■日時 6月11日(土)10時〜12時
■会場 大口町立大口中学校 ■講師 白石範孝先生(元筑波大学附属小学校 教諭) ■演題 論理的に思考させる国語の授業をめざして ■プロフィール 2回目のご登壇です。昨年度まで筑波大学附属小学校教諭(H28.3 ご退官)、明星大学教育学部講師、全国国語授業研究会理事、国語ICT 研究会会長。「国語は、論理的だ。論理的な文章を論理的に読むのは当たり前であり、算数と同じ。今までの国語の授業は、『イメージと感覚』だけの授業。この問題は日本の国語教育には昔からある」(前回セミナーより)国語の力とは? 何を学ばせるのか? 何を考えさせるのか? 方法を明確に示し、論理的に思考させる国語の授業づくりについて、教材を用いて具体的に講義していただきます。 金大竜先生セミナー1
今回は、大阪市立の小学校教諭 金大竜先生をお迎えし、「やっぱり子どもが好き」から始める学級づくり〜魁・殿教師と凸凹のある子ども達〜をテーマに語っていただきました。
参加人数は197人と、セミナーが始まって以来、最高の人数となりました。講演内容も素晴らしく、考えさせられることが多くありました。このホームページでは、その一部を紹介します。 金大竜先生セミナー2
金先生のセミナーでは、はじめにペアをつくりました。セミナーを通して色々な方とお話することで多様な考え方が学べるようです。ペアをつくり、自己紹介をし合います。このペアでは、隣同士ペアA・前後ペアBといったペアにします。これは、機嫌の悪い子も日によっているため、考えながらペアを変えていくためです。共通点を探しました。お互いの共通点を見つけることで、親近感がわきます。たくさんの人と話をすると話すことが楽しいと感じます。これらの内容はクラスの実態を考え、取り入れて、実践していきたいと思いました。
金大竜先生セミナー3
金先生は、なぜ教師になったのか、学級経営とは何?など改めて考えさせる質問をペアで考えさせました。特に、学級経営については、個が成長する環境つくり、集団つくりとおっしゃっていました。あらゆる実践がある中で、その実践をそのまま実践しても成功することは、限らないともおっしゃっていた。地域や子どもの実態が違うことも考えて、実践をしていきたいと感じました。
自分の「観」を広げる大切さも学びました。 見えないことは、指導できません。例えば、今回は司会者のネクタイの色をあてることを行いました。教師は、興味のあることしか覚えません。そこで、何事にも視野を広げ、興味をもつことが大切です。 金大竜先生セミナー4
目指したい子ども像は?このようにクラスの子どものゴールイメージをもつことが大切です。授業においては、子どもが受け取れるように投げかけが子どもの考えを変えます。
子ども同士のつながりをつくるために、子どもたちが欲しがっている環境をつくってあげることが大切である。子どもをとにかく観察し、記録をする。そして、取り組み、反応を見て、妄想する。また取り組みを考える。このように何度も何度も繰り返し、教育していくことが大切です。 金大竜先生セミナー5
最後に、「よしあしの 中を流れて 清水かな」を詠まれ、このことから教師として。歩き続けることの大切さを学ばせていただきました。
今回の金先生のセミナーでは、教師が子どものために指導していることが、実は子どもを苦しめていること、また、子どもの視点に立って考えないといけないことを学びました。近年の教育本には、how to〜の本が多く、若手教師のは大変わかりやすく、勉強になっていると思います。しかし、子どもは地域や実態が違うため、必ずしも成功するとは限りません。教師自身が本から学び、考えて実践することが大切だと思います。 【第1回】ハッピー先生こと「金大竜先生」登壇
■日時 5月8日(日)10時〜12時
■会場 大口町立大口中学校 ■講師 金大竜先生(大阪市立小学校 教諭) ■演題 日本一ハッピーな学級づくり ■プロフィール 1980年生まれ。日本一ハッピーな学校をつくることを夢見る。周囲からは“ ハッピー先生”と呼ばれている。教育サークル「教育会」代表。「明日の教室」をはじめ、各地のセミナーで講師を務める。また、「あいさつ自動販売機」など、学級づくりにかかわる取り組みが、様々なメディアに取り上げられている。「日本一ハッピーなクラスのつり方」「エピソードで語る教師力の極意」「子どもが教えてくれたクラスがうまくいく魔法の習慣」など単著・共著多数。ブログ「日本一ハッピーな学校をつくろう」において、日々のクラスの出来事や取り組みを発信中。 |
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