第6回は、1月25日10時〜12時です。講師は、理科教育の第一人者である『鳴川哲也先生』です。ぜひご参加ください。

【第2回】「曽山和彦先生」登壇

■日時 6月15日(日)10時〜12時
■会場 大口町立大口中学校
■講師 曽山和彦先生(名城大学大学院准教授)
■演題 「時々、“オニの心”が出る子どもにアプローチ
    学校がするソーシャルスキル・トレーニング」
■講師の紹介
東京都、秋田県の養護学校教諭、秋田県教育委員会指導主事、管理主事を経て現職。全国各地の教育関連研修・講演会講師を務める。学校におけるカウンセリングを考える会代表。子どもが時々出す“ オニの心”(自分勝手な振る舞い、わがままな行為)を鎮める・鎮め方を教える時期は、児童期をおいて他にない―と主張。学級集団という、人と人がかかわる場を活用しながら、「教えるべき時に教える」「人とかかわる楽しさの中で教える」を大切にするソーシャルスキル・トレーニングを紹介していただきます。皆様、ふるってご参加ください。

◎Hp:http://www.pat.hi-ho.ne.jp/soyama/
◎Blog:http://kazuencounter.blog.fc2.com/

【5/10大前暁政先生5】理科の授業の授業づくり〜大切にしていること〜

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【その1】子どもが素通りしてしまう知識に気づかせる(心理的盲点)
・「シロクマの足跡」の写真を見せる
はじめは「大きい」「爪のあとがある」という感想しかないが、「氷は危険なので、前足でついたところに後ろ足をもっていくので2こある」というと見えてくる。これが心理的盲点。ほうっておいたら気づかないことに気づかせる。

【その2】問題解決の力をつける(3つの力)
「比べる」「因果関係を考える」「規則性(法則性)を探し出す」の3つの力が大事である。
特に「比べる」が大事である。
例・モンシロチョウは2種類ある。雄と雌である。
・ものの燃え方の実験は、酸素50%二酸化炭素50%はやるが実際の空気ではやらない。実際の空気と比較しなければいけない。

【その3】探究 わかった状態からわからない状態へ
例 振り子の実験
糸の長さの同じ振り子があります。2つの振り子を、別々の高さから同時にスタートさせます。まっすぐぶら下げた下敷きあたるのは、どちらが速いでしょう。
実は同時に当たる。子どもには衝撃的だ。変だなと思って調べる。

【その4】問題意識を探り、授業で扱う
磁石を小さくすると、どうなる?
小さくしても,磁力はそのまま残っている。
しかし,元の大きさに集めても,磁力は回復しない。おかしいなと思う。
磁石の性質に気付かせることができる。
子どもの問題意識を探るために,疑問や調べてみたいことを尋ねることが大切。

その他、「実感」や「答えのない問い」などを大切にしてきた。

当日はもっと多くの例を出して説明をされました。詳しくは、大前先生の書籍を参考にされるとよいと思います。
あっという間の2時間。大前先生、ありがとうございました。

大前暁政先生のhp http://www.nexyzbb.ne.jp/~omae/index3.htm

【5/10大前暁政先生4】理科の授業の授業づくり〜大切にしていること〜

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ポイントは次の4点
1 疑問をもたせる
2 自由に、多面的に調べさせる
3 班での協力体制
4 結果をまとめ、考察させる

上の写真は、ペットボトルに穴をあけた。一番左は小さい穴で右へいくほど大きい穴になる。さて問題。ペットボトルに水を入れてふたをします。穴から水は出るでしょうか?
答えは…

【5/10大前暁政先生3】学級づくりの筋道〜学級マネジメントの方法論と実践〜

◎学級マネジメント(システム)の流れ
1 目標を決定する
2 手立てを決定する
3 実行する
4 評価・改善しながら継続する
【1について】
3月の時点で、どういった姿になっていればよいのかの目標を決める。
私の立てた目標「どの子にも自信を持たせ、友達と協力しながら努力を続ける子を育成する」
この目標を次の3つのカテゴリーで具体化する。
・子ども個人の成長(挨拶は自分からする…など10項目)
・集団づくり(男女仲良く遊ぶ…など5項目)
・授業の学力向上(平均点90以上…など5項目)
目標をなぜ立てるか。教師のイメージ以上にはならないから。だからできるだけ高い目標にした。私は陸上記録会で優勝すると宣言した。保護者にも言ったから逃げ場がない。教師も子どもも努力するようになる。だから目標を立てて努力することが大切である。
【3について】
気をつけることは3つ。
・いろいろやってみること
・あきらめないこと。
・教師の自己責任。子どもが伸びなかった原因を子どものせいにしないこと。
【4について】
目標が達成できたかどうか評価する。できなかったら反省する。
「目標が高すぎた」、「手立てが悪かった」、たいていこの2つ。どれも教師の責任。

マネジメントは、この4つをはっきりさせること。大学で大切にしているのは1の理論だけ。手立てと実行は教えない。私は、手立てと実行を教えるべきだと言っている。
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【5/10大前暁政先生2】学級づくりの筋道〜学級マネジメントの方法論と実践〜

「『学級づくり』の中身とは何か?」と聞くと、「学級目標づくり、日直・当番・係システム、集団づくり、話し合い活動、イベント…など」と答える方が多い。
これらを整理したい。整理するには視点が必要。
・システム(マネジメント+系統)
・全体的(理念)
・具体的(技法)
この3つの視点が大切である。
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【5/10大前暁政先生1】「学級づくりの道筋」と「理科の授業づくり」について語る

大前暁政先生。若い頃からたくさん本を出し、5年前から本セミナーの講師にと声をかけてきました。やっと夢が実現しました。
参加者132名。とても内容が濃く、学びの多いセミナーでした。今回は「学級づくりの道筋」と「理科の授業づくり」について語っていただきました。セミナーの様子は【5/10大前暁政先生2〜5】、アンケート結果は、ここをクリックすると見ることができます。
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【第1回】「大前暁政先生」登壇

■日時 5月10日(土)13時〜15時
■会場 大口町立大口中学校
■講師 大前暁政先生(京都文教大学准教授)
■演題 「理科の授業づくり」と「学級づくりの筋道」
■講師の紹介
1977年岡山県生まれ。岡山大学大学院教育学研究科(理科教育)修了後、公立小学校教諭を経て、2013年4月より京都文教大学准教授に就任。教師の仕事は「どの子も可能性をもっており、その可能性を引き出し伸ばすこと」であるという。著書は「若い教師の成功術(学陽書房)」「理科の授業が楽しくなる本(教育出版)」「プロ教師直伝!授業成功のゴールデンルール(明治図書)」「プロ教師の「折れない心」の秘密〜悩める教師への50のアドバイス〜(明治図書)」など多数。現場を知る大学の先生の中で、今最も注目されている先生である。皆様、ふるってご参加ください。

※大前先生のhp http://www.nexyzbb.ne.jp/~omae/syoukai.htm
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