第6回は、1月25日10時〜12時です。講師は、理科教育の第一人者である『鳴川哲也先生』です。ぜひご参加ください。

【9/7岡野昇先生6】「触れる」ということ

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・五感の中で、「触れる」だけが、主体になったり客体になったりする。この相互主体の関係が大切である。
・学びは双方向。自分とも対話する三位一体論の学びである。一般に学び合いというと「学び手」と「他者」の関係だけが大切にされている。三者との関係が大切である。問題はどうやって双方向をつくるか。
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【9/7岡野昇先生5】「解す(ほぐす)」ということ

・「失敗・つまずき・間違い」を授業の中心に置いて、それを許しあえる学級づくりが大切である。ただし、この一線を越えたら許さないという線を共有しないと学級崩壊を起こす。
・距離感について
学びの共同体では密接距離(45cm以内)である。4人グループまでは斜めの人とも握手ができる。5人目からは届かない。だから5人は禁止。

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【9/7岡野昇先生4】授業づくりの背景となっている思考の枠組み(パラダイム)

1 学校は楽しい(学校観)
2 失敗を笑わない学級(学級観)
3 主体的に取り組む学習(学習観)
4 自分の力でやりとげる子ども(子ども観)
5 一人ひとりを大切にする指導(指導観)

以上、私たちが持っているパラダイムについて、「解す」「触れる」「委ねる」「任せる」「察する」「引き出す」というキーワードをもとに、身体的活動を通じて見直しました。

【9/7岡野昇先生3】授業をつくる(授業デザイン)ということの意味

○子供を変えてみようとするのではなく、私たちの見方を変えてみる
ex.リレーの基本はバトンを正確に渡すことではなく、スピードを渡すこと

○個体主義的アプローチからの脱却
・子どもを周りとの環境の中で見ていかないといけない。

○環境を変えることにより子供が変わる
ex.「今、なぜ椅子にもたれていますか?」→「リラックスした状態で聞きたいから。」それは個人主義的な考え方。答えは、ここに背もたれがあるから。もし、肘掛けがあったら肘をかける。
・我々は環境に動かされている動物。主体的に動いているようで、実は環境を受動的にキャッチしてそれに答えて動いている(アフォーダンス理論)。
・授業を1つの環境と見た時、その環境を変えると子どもが変わる。

○固定観念とはある観念が固定されている
・どんな観念がどんなふうに固定化されているのか。変えてみると生きてくるものがあるかもしれない。

○気づく、離れてみる

○Design=de(出る)+sign(形)
・デザインとは、形から離れること。構想すること。どんな形から離れるのか、挑戦すること。

【9/7岡野昇先生2】子どもを見る視点を変える

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「まじめ」「協調性」というものさしで見ると『よさ』がない子どもでも、「ゆとり」「かかわり」というものさしで見ると、『よさ』が見えてくる。
子どもは、教師のものさしでよく見えたり悪く見えたりするだけ。
教師のものさしを広げることで、子どもは救われる。

【9/7岡野昇先生1】「授業づくりとは何か」その意味を考える

三重大学教授 岡野昇先生を迎えて、セミナーを開催しました。
今回のセミナーのねらいはただひとつ。「授業づくりとは何か、その意味を考えること」セミナーの様子は【9/7岡野昇先生2〜13】、アンケート結果は【9/7岡野昇先生14】を見てください。

【第3回】学び合いを中心とした授業づくり

■日時 9月7日(土)10:00〜12:00
■講師 岡野  昇(三重大学教授)
■会場 大口町立大口中学校
■演題 身体技法を通したワークショップ形式による学び合いを中心とする授業づくり
■内容 いつの間にかそういうものだと思い込んでいる自らの子ども観や授業観などについて、皆さんと共に問い直してみたい。

授業づくりで悩みを持つ教師には必見のセミナーです。ぜひご参加ください。

【横山浩之先生セミナー10】幼保の連携

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2・3回しか会わない親を見て、どんな親なのか判断がきくか。現実は、難しい。そこで、幼稚園・保育園の先生から、保護者の評価を聞くこと・情報を得ておくことは大切である。

【横山浩之先生セミナー9】「まんがでわかる 世の中のルール」について

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主治医が、月に1回ソーシャルトレーニングするだけではたして身につくか。やはり、毎日やらないと意味がない。保護者も、ソーシャルスキルを身につけてほしいとの思いがある。学校で利用するときには、授業で使うなら、出典を書いておけば著作権については問題はない。毎日1項目ずつ守ったか、認め合う。3クール目くらいには、レベルが上がっている。

【横山浩之先生セミナー8】めあてと手だてが適切に設定されていますか

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授業の基本的な流れは、3×3のマトリックスで考えられる。問題解決学習というのは、3×3のうちの1つでしかない。分かったといっても、どのレベルで分かったのかを考えた発問にしないといけない。知識だけあってもだめである。

【横山浩之先生セミナー7】ペアレントトレーニング

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増やしたい行動は、誉める。減らしたい行動は、注目を与えない。絶対許せない行動は、すぐに止める。

【横山浩之先生セミナー6】強化について

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相手をしてもらいたいために、泣いて騒ぐ子への対応していくうちに、説得のつもりが議論へ変化してしまうことがある。言い争うことを学習されてしまうと、減らしたい行動がますます習得されてしまう。うまい先生は、学級を優先・泣き止んだことを褒める・褒めるタイミングを待つ・少しずつ引き締めにかかる・大事なことは1回しか言わない。

【横山浩之先生セミナー5】対応の原則を知っていますか

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よいことをすると、よいことが返ってくる。よくないことをしていると・・・。「【例】教科書を出していないと、指導員がやってきて教科書を出してくれる。」すると、該当児童は自分が出さなくても、出してくれると思ってしまう。こうしたことが現実起きていないですか。よい行動に対して、相手にする・努力を褒める。悪い行動をしているときは、相手にしないのがポイントで、行動がかわるのを待って褒める。

【横山浩之先生セミナー4】伝わっていますか

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読点で、1拍の休み(四分休符)、句点で、2拍の休み(二分休符)が守られていること。そして、分かち書きを意識して、改行を意識してゆっくり読むことが大切である。低学年で、発達障害のある子がいるとゆっくり読む。保護者にもゆっくり読むよう伝えたい。アナウンサーの読み(300〜400文字/分)ぐらいで、この早さは四年生向けぐらいである。

【横山浩之先生セミナー3】記録のとり方

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客観的事実を把握することが大切である。「パニックになった」といわれても、具体的に何をしているのか受け手によってイメージが異なる。5W1Hをいれた記録でないと分からない。そして、ICレコーダーを活用する。

【横山浩之先生セミナー2】カードの活用

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カードの活用を活用する。おちつきカード1日5枚まで認める。そして、カードを1枚も使わなかったら、もっとほめる。褒める形でチェックする

【横山浩之先生セミナー1】事例を元に

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事例
 問題が多い 欠席・遅刻が多い。朝ご飯を食べてこない。宿題をやってこない。
家族構成  義理の父 母 本児(母親の連れ子) 妹(義理の父と母の間の子)
本児が年中の時に母親が再婚 すぐに妹が生まれる。
妹は病弱で入退院を繰り返す。

 これを聞いて、「妹は病弱で入退院を繰り返す」の部分が気になった。病気がひどくなるまでほっかっておかれて いる状況ではないかと。→幼稚園に確認すると虐待が疑われた。本児としては、家庭に居場所がないということである。そこで、いかに褒めるかが大 切なのである。
・ 学校では母親役を立てて対応
 どうして休んだのかを聞くのは心配だからなんだよ。
 どうして心配なのかというとあなたが好きだからなんだよ。(絵で示す)

平成25年度第1回川崎雅也先生セミナー報告「共感・感動で心をはぐくむー読み物資料を活用した深みのある道徳の授業の秘訣ー」

 平成25年5月11日(土)に本年度第1回の教師力アップセミナーを開催しました。
講師として、大阪府貝塚市立木島小学校長の川崎雅也先生をお迎えし、「共感・感動で心をはぐくむー読み物資料を活用した深みのある道徳の授業の秘訣ー」というテーマで道徳の授業作りについて講義をしていただきました。
 「道徳の授業は、分かりきったことを教えるだけという先生は、資料の読みがあまいから」というお話から始まりった2時間休憩なしの講義は、川崎先生の人間力もあいまって、ぐいぐい引き込まれる内容でした。
 125名の参加者の皆さんのアンケートには 
 「道徳の授業の素晴らしさ・大切さを改めて感じることができました。」
 「資料の読みの甘さ、ただ単に主人公の気持ちを追っていた自分を反省しました。自分の授業が上滑りの状態だったと気付きました。」
と、改めて道徳の授業の大切さ・すばらしさに気がついたという感想が多くありました。
 道徳の授業について勉強したい方はこちらをご覧ください。誰でも参加できます。
「横山利弘先生(日本道徳教育学会 会長)を囲む道徳教育研究会」http://www.kinki-doutoku.com/yokoyama/
「道徳ナビIN大阪」http://www.kinki-doutoku.com/osaka/
 
 講義の内容はこちらから→川崎雅也先生
 アンケート結果はこちらから→川崎雅也先生

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【第2回】特別支援教育の第一人者 Dr.横山登壇

■日時 6月9日(日)10:00〜12:00
■講師 横山浩之先生(山形大学医学部看護学科教授)
■会場 大口町立大口中学校
■演題 「Dr.横山が授業について熱く語る」
−特別支援教育は、誰にでもやさしい?(その3)−

今、どの学校でも発達障がいを持つ子の指導で頭を抱えている先生も多くいると思います。今回のセミナーでは、学級集団の中で、さまざまな理由による行動異常がある子どもに対してどう授業したらいいか、どう対応したらいいか、学ぶことができます。
平成19年度以来、セミナー会員待望のドクター3度目の登場。乞うご期待を!

第1回 川崎雅也先生セミナー講演記録

平成25年5月11日(土)のセミナーは、貝塚市立木島小学校長の川崎雅也先生を講師に「『共感・感動で心をはぐくむ』〜読み物資料を活用した深みのある道徳の授業の秘訣〜」というテーマで、講演をしていただきました。
・講演記録はこちらから→川崎先生講演記録
・アンケート結果→川崎先生アンケート結果

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