野口芳宏先生セミナー10
こういう言葉がある。→「出自」
出自に自身のある時は、人間元気が出る。 出自に誇りが持てることが大切。誇りと自信をもてる教育がほとんどない。 日本は、天皇がなぜ125代も続いているか? 簡単に言うと倒されなかったから。 なぜ、倒されなかったかというと、愛されたから 日本の元首は常に国民の幸せだけを考えていた。 外国の元首は自分のことだけしか考えていない。 世界の奇跡と言われる日本の皇室はどういう存在であるか。 日本の天皇陛下は国民に対して、ああしなさい、こうしなさいということは、ほとんどない。 憲法の第一章に、「天皇は国民統合の象徴」と書かれている。 憲法の一番大事な第一章に、世界の敵である天皇が「象徴」と書かれている。 これは、マッカーサー元帥が「天皇は絶対に殺しちゃいけない人」と言ったから。 野口芳宏先生のセミナーは、今回も私たちに忘れてはならないことを心に響かせてくれるセミナーとなりました。 野口芳宏先生セミナー9
第3部「日本の誇り ―皇室125代の謎―」
国家は世界に200ある。 君主国は、元首が世襲制であり、代を重ねる。 共和国は、元首を選挙で選ぶ。 日本は君主国、君主国はざっと50ある。共和国は150。50対150. 君主国は、継続することがいい。10代も20代も続くのがいい。 デンマークは 54代(1代は20〜30年だから、約1500年) イギリスは 40代 スウェーデンは23代 モロッコも 23代 日本は 125代、これは世界の奇跡と言われる。 日本では、何で天皇が国民の支持を受け続けるのか。 野口芳宏先生セミナー8
国語の授業でどういう力がつけられたらいいか。
B先生の授業で、この学力の形成は、どこにあったか。 形成の仕方が効率であったか。授業の見方はこの2つ。 学力を形成するって言うのがよくわかっていないとだめ。 学力を形成するっていうのは、4つくらいしかない。 1つ目、は訂正・修正 2つ目は、入手・獲得 3つ目は、浅かったけど深めたという、深化統合 4つ目は、上達・進歩 教育はそのままにしておかないこと。 学力を向上させるのが授業 そして、授業者は、私的話法を授業でも延長して使っている。 教師は、もっとゆっくり、言葉を選んで 少ない言葉で「ぴしゃっ」という必要がある。 自分の言葉を使い分けなきゃいけない。 問いを出して手を挙げさせることをやめさせる。。 常に、ひとりのこらず全員参加。今の発言によかった人は○、 聞いてなかった人は書けないんだ。発言者の発言内容について○か×か 主体的に、隙のない授業をやっていく必要がある。 野口芳宏先生セミナー7
第2部
会員の授業実践「A中学校B教諭」教員7年目、本校では1年目、学び合いの授業。2年生の国語の授業。文学の授業。 授業の実践を、ビデオを交えて説明。 「今回の授業であつかった授業は、中2盆土産」 親に思いをうまく伝えられず、もどかしい思いをする少年の気持ちをおう。 本時は、5/5の授業。 今回の物語のキーワードえんびふらい。 野口芳宏先生セミナー6
学力が付きながら、先生の負担にならないことを考えなくてはいけない。
第1条 読むな 読まなければいけないから書かせないことよりも、書かせる方が大事。子どもの力を付けさえるのが私たちの仕事だ。 読まないで見る。これが第一条。 第二条 誤字を直すのをやめる 個別、特殊に教えることはあまり効果がない。 第三条、批評 先生の批評を読むとうれしがるのは子どもと親。あれをやめる。そのかわり、丸でサービスする。私は子どもの作文に赤ペンを入れない主義。 野口芳宏先生セミナー5
「多作、楽作、基礎基本」の3つを柱にした。
多作は「作文くん」を開発した。 基礎作文を読んでいて、送りがなや段落を見てこれではだめだと思ったときに作ったのが『楽しく書くための作文ワーク』基本は、これから話すワークで育てる。 日本は国語の授業が一番多い。低学年は、半日ぐらい国語をやるときがある。それくらいやっていて、大学生になって、段落も作られない。これは日本の国語教育の大きな問題である。 《作文ワークを使っての模擬授業》 野口芳宏先生セミナー4
野口の三多、2つ目は「楽作」
多作は辞書にあるが楽作はない。野口の造語。 楽作の対義後は「苦作」 作文指導はネタが問題。 ネタによって、子どもは面白がって書く。一番子どもが楽しんで書いたのは、「野口先生の欠点」。 また、一番広がったのは、「なりきり作文」。 多作と楽作で力が付くか?これは活動をさせているだけだ。活動させれば作文力が付くかというと、ある程度は付くが、それ以上は付かなくなる。 野口芳宏先生セミナー3
野口も三多を考えた。
第一が「多作」 作文が好きという子どもはまずいない。 とにかく書かせる。欠席すると、「僕の欠席した一日」という題で提出させる。遅刻も届けを直筆で書かせる。早退も文書決済。 書くことを日常化することが多作の原理だ。 【日直作文】 朝、日直が15分早く来て、自分の書いた作文を黒板に書く。 こうして毎朝やると、変な文を書かなくなる。 日直作文は、商量多と多作を兼ねたよい方法だ。 野口芳宏先生セミナー2
書くというのは、四つの活動の中で、もっとも高度で難しい。
文字で書くと、文字がうまいかへたかわかる。誤字脱字、言葉の使い方など、その人が全部出る。 作文力は、国語学力の総決算だ。一番大事なのは、作文力。 作文力が大事だというが、授業では一番やらない。 一番大事なのに、一番やらないのが「作文」。 作文力を付ける原則は3つ。 1 作多の原理 たくさん書くこと 2 看多の原理 たくさん読むこと。読まなくては作文力が付かない 3 商量多の原理 評価のこと 野口芳宏先生セミナー1
10月12日(土)に野口芳宏先生のセミナーを行いました。
野口先生に一日たっぷり、語っていただきました。 【午前の部】国語の模擬授業「作文ワークの話」 指導要領では、このように書かれている。 話すこと・聞くこと A領域 書くこと B領域 読むこと C領域 しかし、これはおかしい。 学力というのは、昔から「読み・書き・そろばん」。「読み」が最初だ。 しかし、「書く」→「読む」になっている。反対である。 一番の基礎は「聞く」。今の子どもは聞かない。 知読み、書き、そろばんは、読むがトップ。しかし、(指導要領では)一番下に来ている識を身につける基本は「聞く」。 そういう悪口を言ってから「書くこと」についての話をはじめる。 |
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