学校へ向かうバスの中は、皆疲れてグッスリ眠っています。


担任の先生から
学校が近くなってきました。皆、起きて下さい。この三日間皆よく頑張ったね。

２時15分、無事、学校に到着しました。

１時半、関サービスエリアトイレ休憩。

１時40分、出発です。

閉村式

○校長先生から
初日は雨に降られてどうなることかと思っていましたが、時間を追う毎に、君たちは成長してきたな〜と見守っていました。
学校へ帰ったら、キャンプで育てた絆や仲間の和を、更に深めていってほしいと思います。


○管理人洞平さんから
きっと思い出がいっぱいできたのはないかと思います。
多くの思い出を胸に、これからの学校生活を頑張って下さい。
また、片付けする皆さんを見ていて、さすが南中生だなあ、今年も良い伝統が引き継がれているなあと感じました。
ありがとうございました。

○生徒代表総務実行委員から
この三日間、普段は気づくことのできなかったあたりまえの生活の有り難さや、友達、先生方、そして家族の大切さに気づくことができました。
そして仲間との絆を深めることができました。
これ程多くのことを学び知ることができたのは、洞平さんをはじめとするひるがの高原キャンプ場の皆さんのおかげです。
三日間本当にありがとうございました。


さあ、ひるがの高原キャンプ場をあとにして、学校へ向けて出発します。

閉村式が始まりました。

まずはじめは、昨日のオリエンテーリングで、優秀な班や学級の表彰です。

ゴミ分別処理の最終は?


先生方、ご苦労さま?

食べた昼食のゴミを、分別して処理します。

疲れているけど、最後の最後まて頑張ります。
粘り強さも養われていきます。

物品返却が終わり、昼食。
今日は、しそ、梅、昆布おにぎりとお茶。

綺麗に物品を洗い返却し終えた充実感と、もうこのキャンプ場を去る時間が近くなってきた寂しさとが、交錯します。

『ありがとうございました。』

お世話になった管理人さん事務所前を、掃除している生徒たちがいました。

ゴザを収納倉庫へ。

『ありがとうございました。』

シュラフやゴザの返却です。

『シュラフの中に、靴下や下着入ってないかチェックして?』と先生。

キャンプ場スタッフの人が、薪を針金で一束ずつくくって倉庫へ収納してみえました。

そういえば、最初物品を渡された時、私たちがキャンプ生活しやすいように、全ての物品が、班毎に分けて下さっていましたね。

ありがとうございます。

生徒たちが返却した物品は、キャンプ場スタッフの人の再点検や修理された後、倉庫に収納されていきます。

次の人が気持ちよく使って戴くために。
思いやりの気持ちですね。

『やった〜合格?メッチャ嬉しい?私たち頑張ったもん。』

この頑張りが、あなたたちを成長させていくんだよ。

片付けチェックが始まりました。

残念ながら不合格！
えっ、何故？

飯を炊く飯盒の底がよく洗ってないので、ノリ状態のものがくっついたまま返却にきた班がありました。

このままで返却したら、次使う人の時にはカビがはえてるよ。

テント班長が集まり打ち合わせです。

班長さんそれぞれの班に戻り、頑張ってね。
昔からよく言うじゃありませんか。
『若いときの苦労は、買ってでもやれ』と。
今の頑張りは、必ず成長につながります。

あれ?何をあそこでやってるのかな〜?

遠撮影なので分かりにくいかもしれませんね。
担任が、学級の生徒を集めて、片付けの意義や手順を詳しく説明していました。

陰で、こんな細かな配慮があるんですね。

今年初めて、フランクフルトを朝食メニューにつけてみました。
お味は？

エ〜、美味しいやん、普通のフランクフルトと違うわ〜、こだわりのフランクフルトだ?
美味しいのは、パンだけではなかった。
フランクフルトも美味しい〜。

ヨダレ出してるのだ〜れ?
でも、本当美味しいよ。
ひるがの高原へ寄られた折りは、ぜひお試し下さい。
ちなみに、○○の里製です。

今日の朝食は、コロッケパンに替わり、ビッグフランクフルトケチャップ添え、ロールパン、クロワッサン、牛乳、お茶。
何しろ学年300人弱、流れ作業で受け取っていきます。

おはようございます。
三日目の朝を迎えました。
曇り空、ひんやりとした空気が心地よいです、カッコーやウグイスが疲れた体を癒してくれます。

６時起床、洗面を済ませた生徒たちが、中央集いの広場に集まってきました。
広場の中央からは、昨夜キャンプファイヤーの名残赤々と夜空を焦がしていた炎が片付けられ、うっすら煙があがっています。
生徒たちは、これをどんな思いで見つめたことでしょう。


今日は、『来たときよりも美しく』をモットーに片付けを頑張りたいと思います。
楽しむのは私、片付けるのはあなたという子供たちを育てたくありません。
シュラフやその下に敷いたゴザの畳み方について説明がありました。

このキャンプ生活の中で灯された火は、きっと消えることはないでしょう。
その小さな火が次々に広がり、仲間の絆に、そして未来の火になるように祈って火の分火。

火、それは感動、愛情、感謝、命、友情、勇気、希望、絆。


キャンプファイヤーを盛り上げてくれた実行委員の皆さん、ご苦労様さま。

生徒たちは、今日はこれで休みます。
おやすみなさい。
また、明日頑張ります。