【野口芳宏先生セミナー】 10 皇室の話(2)
日本は君主国。
天皇制が続いていること = 日本の世界に誇る価値。 伝統についてはしっかり伝えていくことが大切。 【野口芳宏先生セミナー】 9 皇室の話
タブーの話とされてきた、この話題に触れるのは私らしい。他では聞けないだろう・・という言葉ではじまりました。
私たちは、国の正式な名前すら分からない。 日本の国旗や、国歌、国蝶、国花、国鳥など、当然のことを知らせずにやってきている教育を戒める。 【野口芳宏先生セミナー】 8 野口先生指導
野口先生からの希望により、説話を最後に話していただくことになりました。
野口先生から、「説話の場面が一番感動的な場面だ。道徳というものは副読本を使うことなしに先生はどういう生き方をよしとしているのということを子どもたちは聞きたい。このような教師の実感的道徳を私たちは大切にしている。本当にこれを大切にしたいと思いやることが大切だと思う」「今回の授業は子どもの言語活動ではなく教師の言語活動となっていた。教師が子どもの言っていることを言うのでなく言わせるということが大切」 など、ご指導をいただき、充実した発表となりました。 【野口芳宏先生セミナー】 7 会員の発表
5年生の担任をしている加藤先生が道徳【宿題はありがとう】の授業の発表を行いました。
会員からは、発問の方法に少し工夫するといい、机間指導が丁寧で、子どもに寄り添って指導されている、宿題でやっているなら、ペアで広げて、ありがとう言われた時にどういう気持ちだったかを交流すると良いなど、様々な意見がだされました。 【野口芳宏先生セミナー】 6 質問タイム
最後に会員からの質問を受け付けた。
評価の仕方、音読の指導、板書の仕方、言語活動についてなど。 特に、言語活動の充実は、活性化と違う。「静かにしなさい」と注意するのは活性化のしすぎ。充実はしていない。 言語活動には、2つある。私的言語活動と公的言語活動。学校で行われているのは私的言語活動。今やっているのは、公的言語活動。 これを使い分けられること。改まった形にかえることが大切である。 【野口芳宏先生セミナー】 5 段落ごとの学力形成を考える
一段落から順番に、どんな学力を形成できるのか・・学習用語、教科内容、教材内容、学力形成の判定要素を、実例を使いながら、考えていった。
【野口芳宏先生セミナー】 4 形成の判定
学力とは、こうして判定できる。「形成の判定」
1 入手 獲得 2 訂正、修正 3 深化 統合 4 上達 進歩 5 反復 定着 6 活用 応用 【野口芳宏先生セミナー】 3 すがたをかえる大豆
効力感が薄い授業「向上的変容」がない。
分かっていることを、念のためと、「なぞりと確認」が多い。 これから、模擬授業で学力形成を明確にしていく。 すがたをかえる大豆」が題材名。 「説明の仕方を考えよう」これが単元名。 この題名(「すがたをかえる大豆」)で学力を形成していく。 「姿を変える大豆」と板書し、姿、変えるという漢字を教えることができる。 他にも、姿を変えるの類義語=変身、ダイズが大豆である理由など、題名だけでも学力が付く。 【野口芳宏先生セミナー】 2 効力感
では、国語の学力について考えよう。
国語の授業で学力が身に付いたと思った人は○、そうでないと思った人は×をノートに書きましょう。 ○だと思う人。この人は理想的な手の挙げ方だ。手は曲げるものではない。 断然×が多い。ざっと5対1で× 筆頭教科で一番授業時数が使われていて、これではだめ。 だからこそ、効力感が高い授業をしなければならない。 【野口芳宏先生セミナー】 はじめに1自分の時間とお金を使ってこういう勉強会に来る人はそれだけで一流。 熱心な方々に、今日の1日のお付き合いが役立つようにと願っている・・と素敵な言葉で始まったセミナー。 国語、社会、算数・数学、理科・・・教科は9つのうち、一番大事な教科を一つ挙げろというと、何を挙げますか? 「国語」以外を書く人はそうはいない。 大方は国語と書きます。 この国語のことを筆頭教科といいます。 【第4回】教育界の重鎮「野口芳宏先生から学ぶ」
■日時 10月8日(月・祝)10時〜15時
■講師 野口芳宏先生(植草学園大学教授) ■会場 今年から「大口町立大口中学校」になりました ■講演内容 【午前の部】 国語の模擬授業「すがたを変える大豆」 【午後の部1】会員による発表「5年道徳:宿題はありがとう」 【午後の部2】皇室の話 今年も野口節が聞けます。ふるってご参加ください。 【中村健一13】フォローについて2
フォローの原則は、必ず褒める。無理なら救う。子どもたちが全力でやった以上,必ず褒める。救うことが大切である。
修学旅行で5分前行動に遅れた男の子2人についてどうフォローをするか? 「立て。なんで遅れてきたんだ?というように厳しくしかる。」フォローはほめることだけではない。一生懸命やっている子、は救うことが大切である。でも,怠けている子については,厳しくしかることが大切。何事にも全力で演技できることが大切。ほめることも,叱ることも大切。 叱るポイントは、 1 その場でしかる 2 短く(時間)1点だけしかる 3 迫力をもって 雷は月に一回程度でよい。多いと、子どもたちはマヒしてしまう。発達障害の子は叱らない。(上手に流すということもフォロー)叱りっぱなしはダメ。子どもに、反省した素振りが見えたら、「わかった。子どもだから失敗は仕方ないね。次,5分前行動だからちゃんとしろよ。」と声をかける。そして、次の集合の時、しっかりできるようになったことをほめる。「みんなも,〇○君のように成長していこうね。」とフォローをする。ほめるために叱るのである。 【中村健一12】フォローについて1
フリ・オチ・フォローで教室を温めることができる。フォローを意識することから始まる。
明石家さんまが、番組でしている一番の仕事は?ほかのゲストが笑っていない時に、さんま自身が笑う。 笑ってくれると、自分を認めてくれていると思うことができる。教室でも、このことは、一緒である。 これができれば,子どもたちは生き生きと動くようになる。 【中村健一11】桃太郎vsでんでん虫
2人組で童謡を歌う。同じテンポの歌なので、つられたら負け。
【中村健一10】協力の拍手ゲーム
本人に分からないように、捜してほしいものを教室内に決める。そのものに近づいたら拍手をする。離れたら拍手はしない。拍手の音だけで、運よく見つけることができたら、スタンディングオーベーション。
【中村健一9】電卓ゲーム
電卓に、12345679を入力する。それに2から8までのなかで好きな数字をかける。それに9をかける。<大きなどよめき>もう一度、12345679を入力する。さっきとちがう2から8をかける。それに9をかける。<再び、大きなどよめき>理屈を言うと,12345679を入力する。今度は、先に9をかける。なるほどでしょ?
10÷99、20÷99、73÷99、自分の好きな2ケタの数字÷99。 1×1、11×11、111×111、左右対称になっている。筆算の仕組みがよくわかる。 【中村健一8】鼻つまみチェ〜ンジ
これは、手を交差させて、鼻と耳をつまみ、指示により、持つ手を入れ替えるゲームです。交差させるる時に、万歳をさせたり手を打たせたりして、チェンジさせる。くだらなさを共有する。くだらない失敗を責めるのではなく,笑いあえるのがいい。このネタの仕入れは,高齢者のボケ防止の運動から。
【中村健一7】鼻下注意の命令ゲーム
鼻の下に鉛筆をはさむゲームです。落ちたら座ります。なかなか人数が減らない場合は、「まわる。しゃがむ。立つ。両腕を挙げる。横に振る。ジャンプ。早口言葉。」をやらせる。これは、何がすごいのかわからないけど,おもしろい。こういうゲームをするということは,先生の指示を守らせるということにつながる。
【中村健一6】お絵描きバトル
ミッキーマウスを描いてください。一生懸命描いて下さい。そして、必ず作品を完成させて下さい。(その後、お互いの作品を見せ合う)
教室は間違うところだというのではなく,失敗を笑いあえることが大切である。クラスで、この取り組みをする場合は、班で見せ合い、「似顔絵賞」「お笑い賞」等の賞を作り、取り組むとよい。 クラスで、紹介する場合は、お笑い賞の順番については、一番面白いものは最後、2番目に面白いは最後から2番目、3番目に面白いは最初に紹介するなど、順番の配慮がとても大切である。 【中村健一5】2人でタッチ
2人組になって、右手と右手をタッチする。そして、クラスで一つの音になるようにする。次に、目をつぶってやってみよう。さらに、目をつぶって一回転してやってみよう。
教師が面白いことをしなくても,面白い仕掛けをすることで笑いができる。 先生が面白いことをするのではなくて,子どもたち同士で笑うことができるクラスがいい。 明石家さんまと島田紳介を比較すると、紳介の場合は、紳介自信が面白い。でも、さんまの場合は、登場しているまわりの雛壇芸人が面白い。我々がめざすのは、さんまパターンである。子どもたちを中心にするのが大切である。 |
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