第5回は、11月16日13時〜15時です。講師は、インクルーシブ教育の専門家『野口晃菜先生』です。ぜひご参加ください。

【第4回】教育界の重鎮「野口芳宏先生から学ぶ」

■日時 10月8日(月・祝)10時〜15時
■講師 野口芳宏先生(植草学園大学教授)
■会場 今年から「大口町立大口中学校」になりました
■講演内容
【午前の部】 国語の模擬授業「すがたを変える大豆」
【午後の部1】会員による発表「5年道徳:宿題はありがとう」
【午後の部2】皇室の話

今年も野口節が聞けます。ふるってご参加ください。

【中村健一13】フォローについて2

 フォローの原則は、必ず褒める。無理なら救う。子どもたちが全力でやった以上,必ず褒める。救うことが大切である。
修学旅行で5分前行動に遅れた男の子2人についてどうフォローをするか?
「立て。なんで遅れてきたんだ?というように厳しくしかる。」フォローはほめることだけではない。一生懸命やっている子、は救うことが大切である。でも,怠けている子については,厳しくしかることが大切。何事にも全力で演技できることが大切。ほめることも,叱ることも大切。
叱るポイントは、
1 その場でしかる
2 短く(時間)1点だけしかる
3 迫力をもって
雷は月に一回程度でよい。多いと、子どもたちはマヒしてしまう。発達障害の子は叱らない。(上手に流すということもフォロー)叱りっぱなしはダメ。子どもに、反省した素振りが見えたら、「わかった。子どもだから失敗は仕方ないね。次,5分前行動だからちゃんとしろよ。」と声をかける。そして、次の集合の時、しっかりできるようになったことをほめる。「みんなも,〇○君のように成長していこうね。」とフォローをする。ほめるために叱るのである。

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【中村健一12】フォローについて1

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 フリ・オチ・フォローで教室を温めることができる。フォローを意識することから始まる。
明石家さんまが、番組でしている一番の仕事は?ほかのゲストが笑っていない時に、さんま自身が笑う。
笑ってくれると、自分を認めてくれていると思うことができる。教室でも、このことは、一緒である。
これができれば,子どもたちは生き生きと動くようになる。

【中村健一11】桃太郎vsでんでん虫

2人組で童謡を歌う。同じテンポの歌なので、つられたら負け。

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【中村健一10】協力の拍手ゲーム

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 本人に分からないように、捜してほしいものを教室内に決める。そのものに近づいたら拍手をする。離れたら拍手はしない。拍手の音だけで、運よく見つけることができたら、スタンディングオーベーション。

【中村健一9】電卓ゲーム

電卓に、12345679を入力する。それに2から8までのなかで好きな数字をかける。それに9をかける。<大きなどよめき>もう一度、12345679を入力する。さっきとちがう2から8をかける。それに9をかける。<再び、大きなどよめき>理屈を言うと,12345679を入力する。今度は、先に9をかける。なるほどでしょ?
10÷99、20÷99、73÷99、自分の好きな2ケタの数字÷99。
1×1、11×11、111×111、左右対称になっている。筆算の仕組みがよくわかる。

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【中村健一8】鼻つまみチェ〜ンジ

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 これは、手を交差させて、鼻と耳をつまみ、指示により、持つ手を入れ替えるゲームです。交差させるる時に、万歳をさせたり手を打たせたりして、チェンジさせる。くだらなさを共有する。くだらない失敗を責めるのではなく,笑いあえるのがいい。このネタの仕入れは,高齢者のボケ防止の運動から。

【中村健一7】鼻下注意の命令ゲーム

 鼻の下に鉛筆をはさむゲームです。落ちたら座ります。なかなか人数が減らない場合は、「まわる。しゃがむ。立つ。両腕を挙げる。横に振る。ジャンプ。早口言葉。」をやらせる。これは、何がすごいのかわからないけど,おもしろい。こういうゲームをするということは,先生の指示を守らせるということにつながる。

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【中村健一6】お絵描きバトル

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ミッキーマウスを描いてください。一生懸命描いて下さい。そして、必ず作品を完成させて下さい。(その後、お互いの作品を見せ合う)
教室は間違うところだというのではなく,失敗を笑いあえることが大切である。クラスで、この取り組みをする場合は、班で見せ合い、「似顔絵賞」「お笑い賞」等の賞を作り、取り組むとよい。
クラスで、紹介する場合は、お笑い賞の順番については、一番面白いものは最後、2番目に面白いは最後から2番目、3番目に面白いは最初に紹介するなど、順番の配慮がとても大切である。

【中村健一5】2人でタッチ

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2人組になって、右手と右手をタッチする。そして、クラスで一つの音になるようにする。次に、目をつぶってやってみよう。さらに、目をつぶって一回転してやってみよう。
教師が面白いことをしなくても,面白い仕掛けをすることで笑いができる。
先生が面白いことをするのではなくて,子どもたち同士で笑うことができるクラスがいい。
明石家さんまと島田紳介を比較すると、紳介の場合は、紳介自信が面白い。でも、さんまの場合は、登場しているまわりの雛壇芸人が面白い。我々がめざすのは、さんまパターンである。子どもたちを中心にするのが大切である。

【9/8中村健一4】お笑いの話

難しいクラスは、たいてい冷めている。笑いが必要である。お笑いは、普通の教師でも教室にお笑いをおこせることができる。基本的に、コント55号の欽ちゃんのパターンがよい。したがって、フリは教師が行い、オチは子どもで、フォローは教師でよい。
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【9/8中村健一3】両手指相撲

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「両手指相撲」とは、お互いの両手を交差させて、指相撲を行う。これは、全体の雰囲気を温めるために、行うとよい。

【9/8中村健一2】友達ビンゴ質問編

「友達ビンゴ」とは、九つのマス目に、それぞれ質問が書いてあり、その質問に合う人を見つけて、マスにサインしてもらうゲーム。
取り組みだけさせておいて,後からのフォローがないことが多い。「たくさん勝った人がよい」「掃除を一生懸命やったほうが偉い…etc」と言っておいて,フォローが全然ない。ほめるということがないと子どもたちはやる気が下がってしまう。

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【9/8中村健一1】はじめに

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おはようございます。拍手の練習をしましょう。強く細かく元気よく!拍手のポイントは、「強く細かく元気よく!」です。
 昔の授業は、導入,展開,…と言われましたが、今の子は退屈してしまう。今の子どもはCMに慣れている。いかに細かく区切って活動を入れていくかがポイントです。

【第3回】「お笑い」「フォロー」「厳しく叱る」中村式学級づくりを語る、若手教員必見

■日時 9月8日(土)10時〜12時
■講師 中村健一先生(山口県公立小学校教諭)
■会場 今年から「大口町立大口中学校」になりました
■講演タイトル
「お笑い」「フォロー」、そして「厳しく叱る」で安心感のある学級をつくる!
■内容
子どもたちの心をつかみ、笑顔あふれる学級をつくる方法を伝授します。

若手の先生方、ぜひご参加ください。

【6/9鈴木明裕10】若い先生方へメッセージとアンケート結果

 若い先生方、授業をビデオに撮り、寄稿してほしい。子どもの発言を一字一句おこす。余分なことを言っていないか、子どもの声を大切にしているか、分かったつもりではないか、そこから見えてくるものがいっぱいある。信頼できる先生や先輩に見てもらい指導を受けてほしい。
 なお、セミナーのアンケート結果をご覧になりたい方は、ここをクリックしてください。

【6/9鈴木明裕9】教科書の使い方と役割

 困ったときに戻れる一番場所が教科書である。
 表表紙から裏表紙まで読んでほしい。興味深い絵、学習の進め方、ノートの取り方まで丁寧に書いてある。
 教科書を自分なりにうまく使うことが大切だ。

 この表紙の図は何を意味しているのかな?
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【6/9鈴木明裕8】単元全体で考える

 新しい「評価規準の作成のための参考資料」で、以前と大きく変わった点。
・評価の観点が変更になった。表現に対する考え方が変わった。表現は、数学的な考え方に入る。
・毎時間行う評価から、単元全体で考える評価へ変更。以前は、毎時間4観点を評価していた。
・評価規準で、「◎」は全員の状況を見取り、記録に残す。「○」は必要に応じて記録をすることになった。
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【6/9鈴木明裕7】「まとめ」を考える

まとめは、次の3つから考えてほしい。
1 問題、課題に対するまとめ
2 新たに獲得した知識や技能に関するまとめ
3 この授業で何を学んだかに対するまとめ

 なぜこんなことをいうかというと,授業参観をしていて,子どもに取り組ませた問題や課題(めあて)に応えないまま,教師の教えたいことをまとめて終わっていたり,問題や課題に対するまとめはあるけど,教科書の太字や枠囲いで書かれている内容や吹き出しで示されている考え方がまとめられず,黒板に書かれないから,子どものノートにも書かれてなかったりする授業があるからである。
 まとめは教師の指導のねらいと一致する。
 教科書をどう読み、子どもの育ちの状況をどうとらえたかで「まとめ」を考える。
 教師のねらいや子どもの育ちの状況により、強弱をつける。子どもの言葉でまとめ、板書し、教師の一言を加えるとよい。
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【6/9鈴木明裕6】キーワード「て・め・あたま」から考える

・手は操作。操作的理解、操作的表現ということ。
・目は映像。
・頭は言語、概念。算数・数学では、数式表現も入る。

【小5平均の問題】を「て・め・あたま」で考えるとどうなるか。
・「て」は、実際の本を持ってきてならしてみる。(上の写真)
・「め」は、線分図にしてみる。右から4番目の実線になる。(下の写真)
・「あたま」は、教科書の通り、(6+7+5+0+8)÷5=5.2
ならすなら、6−5=1、7−5=2、5−5=0、8−5=3、1+2+0+3=6、6−5=1、1÷5=0.2、5+0.2=5.2
「あたま」の式にある数が、「て」や「め」のどこに表れているかを考えさせることが大切である。

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