【10/10野口芳宏1】野口節炸裂
今回は10年連続の野口芳宏先生。
まずは、アンケートの声から。 ・野口節が炸裂。心地よかった。 ・歯切れのよい明確な話しぶり。元気ができてきた。 ・「グループ活動は気晴らし」「授業は教師が主役、子どもは主賓」「評価は主観でよい」等々、刺激的な言葉が多数あり。 野口節に酔いしれました。 さて、内容は、 1部は、道徳の模擬授業「なぜ学校へ来るのか」 2部は、大口中の千葉先生の授業実践発表「字のないはがき」 3部は、体験的実践論のすすめ 詳しくは【10/10野口芳宏2〜10】を見てください。 第4回は、野口芳宏先生(植草学園大学教授)
来る10月10日(祝)10時〜15時20分、野口芳宏先生を迎え、セミナーを開催します。セミナーの概要は以下の通りです。
【午前の部】道徳の模擬授業「なぜ学校に来るのか」 ・30分程度の協議会(会場からの感想や批判)も予定しています。 【午後の部1】会員の千葉先生による実践発表 〜 向田邦子作 「字のないはがき」の授業を通して 〜 ・会場からの批評や感想をいただきながら進行し、野口先生からも批評や助言をいただく予定です。 【午後の部2】体験的実践論のすすめ ・野口先生による講義です。 野口先生の時流に流されない硬派の考えやぶれのない価値観にぜひ触れてみてください。歯切れのよい語りに酔いしれ、大いに刺激を受け、修養する一日にしましょう。明日からの実践につながる“向上的変容”を授かること間違いなしです。ぜひご参加ください。 【9/10盛山隆雄10】セミナーの記録とアンケート結果
アンケートの結果、「よかった」が95%。
2時間では短すぎる。また呼んでほしいという声もありました。 主なものを紹介します。 ・算数を教えるとき、いつも教科書通りに教えておしまいでした。1つの問題を変化(条件を変える)させて発展問題にしていく。その裏に多くの算数で教える事項が含まれていることに驚きました。何を教えるのかを、より意識して、子どものつぶやきをひろっていくことができるようになりたいです。 ・一部の子だけで進む授業ではなく、「それってどういうこと」という問い返しで全員が共有していけるようにすることが大切であるを再認識しました。 ・盛山先生が楽しく研究されている姿に勇気づけられました。がんばる力がわいてきました。 セミナーの詳しい記録とアンケート結果を知りたい方は、それぞれクリックしてください。 【9/10盛山隆雄9】盛山先生から学んだこと
・発問、問い返し発問、板書、ノート、考えの共有など、授業における基本的なこと。
・隠して少しずつ見せる、問題をフラッシュ的に見せる、全員立たせてわかったら座らせるなどの技。 そして、私が一番強く感じたことは、盛山先生の「誠実さ・謙虚さ」です。 話し方がとてもソフトで温かさを感じました。 子どものつぶやきを大切にされる授業。筑波の盛山学級の授業を見たくなりました。 【9/10盛山隆雄8】DVD「坪田VS盛山の立合い授業&協議会」大いに盛り上がる
立合い授業とは,二人の授業者が同じ指導内容について授業をし合い,後からどちらの授業の方が良かったかを議論する授業研究会のことである。
この授業は坪田先生の退官記念、筑波最後の授業である。盛山先生は坪田先生を目標にがんばってこられたという。 時間がなくて、十分にみる時間がなかったが、雰囲気は伝わってきた。 しかし、参加者はもっと見たいという声多数。私ももっと見たかった。 DVDの詳しい内容を知りたい方は、ここをクリックしてください。 ※内田洋行で4200円(税別)で販売。 【9/10盛山隆雄7】隠して少しずつ見せる技(「かけ算の導入」の授業を例に)
【問題】はこの中のおだんごはいくつ?
参加者4人を子ども役にして立たせる。 今からはこをあけていきます。いくつかわかったと思ったら座ってごらん。 はじめ、ふたを横にずらす。座らない。さらに横にずらす。座らない。 上にずらしたとたん、全員座った。 子どもに変化がでた。ここで、 T:どうして座ったの? C:隠れているところも同じように並んでいる。 T:同じように並んでいるってどういうこと?(問い返し発問) C:ここの上にも2こずつ、同じように並んでいる。 ・・・・ 子どもが言ったとおりに板書する。それが子どもの意見を大切にするということ。 この授業の詳しい展開を知りたい方は、ここをクリックしてください。 【9/10盛山隆雄6】考えを共有することが大切
誰かが発言する。いい考えであれば「今の考え、どういうこと?」といって子どもたちにつないでいく。私は40人が一体となって進むことを目指している。
【9/10盛山隆雄5】「問い返し発問」で子どもの思考に寄り添う
子どもたちは、結論しか言わない。その子どもの日常言語をそのまま問い返すことで、数学的な表現を引き出す。時には、子どもを揺さぶるような発問をすることで、思考を刺激して、見方や考え方を深める。これが「問い返し発問」である。
【9/10盛山隆雄4】子どもの日常言語を数学的表現に高める指導(「正多角形の授業」を例に)
【問題】12時から1時、2時、3時と全部結ぶとどんな形になる?
児童は正十二角形と予想する。このとき、「正十二角形ってどんな形?」と聞き直すことが大切。(聞き直すことで、正十二角形の定義をはっきりさせる) 「それでは、2時間ごとにめもりを結んだらどうなる?」「正六角形」と予想する。実際にかかせる。 このとき「半分になった」との声。これは日常言語。 すかさず「おもしろいこと言ったね。半分ってどういうこと?」と問い返す。 「1時間ごとで12角形、2時間ごとで6角形」 日常言語が数学的言語に変わった瞬間である。このような時間を楽しんでほしい。 さて、この授業の詳しい展開を知りたい方は、ここをクリックしてください。 ※この問題は「算数授業研修VOL.77(東洋館出版社)」に掲載されている。 【9/10盛山隆雄3】算数の言語活動とは…
算数の授業を組み立てるために、子どもの日常言語、言語表現を取り上げる。それを教師が問い返し発問をする。子どもは、それに対して別の言葉に変化して、図的表現、記号的表現、操作的表現をする。この過程こそが算数の言語活動である。
【9/10盛山隆雄2】よく出す問題、一緒に考えましょう
【問題】5000円のグローブがある。A店は5%の消費税をつけてから、2割引で売る。B店は2割引をしてから、5%の消費税をつけて売る。どちらが安いかな?
<参加者の答え> ・多くなった量から割り引いた方が安くなるからA店が安い。 ・最初に2割引にして落とすと5%の消費税が安くなるのでB店が安い。 【9/10盛山隆雄1】参加者144名、大満足。あっという間の2時間でした
今回は、筑波大附属小の盛山隆雄先生を迎えて、セミナーを開催しました。
今回のテーマは「思考力・表現力が育つ算数授業の作り方」です。 盛山先生が実際にされた授業を元に、参加者を児童役にして模擬授業形式で行いました。 子どもがどのように反応し、どのように問い直しをしたか、具体的に話されたので、とてもわかりやすかったです。 最後に「坪田VS盛山の立合い授業&協議会」のDVDを見ました。 これが傑作。このDVDがほしいという参加者が何人もいました。 セミナーの様子は【9/10盛山隆夫2〜10】を見てください。 第3回は、筑波大附属小の若手のリーダー盛山隆雄先生
来る9月10日(土)10時〜12時、筑波大附属小の盛山隆雄先生を迎え、「思考力・表現力が育つ算数授業のつくり方」という題で講演をします。盛山先生はこれからの筑波を引っ張っていかれる若手のリーダー。筑波の算数に触れる絶好の機会です。当日は盛山先生の授業DVDを見ながら、算数授業のつくり方を学びます。ふるってご参加ください。
★盛山先生の推薦図書 http://www.toyokan.co.jp/book/b87000.html 【6/11石垣則昭6】保護者対応の基本
保護者の対応の基本は、1に最初が肝心である。8、9割は、これで決まる。2にまず聞くことである。暴言に耐え、身勝手な言い分に耐えることである。3に素早く行動することであり、4に正確な記録である。いった、言わないの話になる。親が来たら、一人で対応せずに、誰かに入ってもらう。そして、後で記録をしておく。
【6/11石垣則昭5】ソーシャルスキルとは…
ソーシャルスキルとは、社会の中で、普通に他人と交わり、共に生活していくために必要な能力であり、本来、家庭の中で、身に付けられるものだが、今の子は、身に付いていない。それを、学校でやらざるを得ない。人間は、人間関係の中で育つ。人との関係の中で、こんな風になってみたいと思う力をつけることである。
【6/11石垣則昭4】5つの大切な言葉
まず、聴こう。「こんなことに頑張っているんだね」と感情にスイッチ。子供の感情を穏やかにするのが大切である。「えらかったね」と頑張りにスイッチ。共感力が大切である。次の言葉が言えるかどうか。
1 話してくれてありがとう 2 一緒に考えよう 3 もう大丈夫、安心していいよ 4 よく頑張ったね 5 気づかなくてごめんね 【6/11石垣則昭3】教師で一番足りないのは「聴く」ということ
学校の先生は、偉そうに聴くことが多い。正論を語る。そして、情報収集に走る。学校の教師で一番足りないのは、「聴く」ということである。相談しても、さんざん自分の話をして、正論を語り、最後に、「わかったか」と言う。子どもは、「わかりました」と言うが、それは、もう聞きたくないという意味だ。
【6/11石垣則昭2】教育の基本は子ども側に立つこと
教育の基本は、子どもの側に立つことである。メラビアンの法則というものがあるが、92%の人が、言葉より態度の方が大切であると思っている。人とのコミニュケーションを図るには、目線や態度、雰囲気が、言葉より大切である。
【6/11石垣則昭1】こんな言葉で始まりました
こんな言葉で始まりました。「私は、失敗の歴史です。親にもよく怒られました。今日の話は、親と面と向かって、学んだものです。先に申し上げるが、教育の英知は、現場にあると思っている。」とても力強い語り口でした。
第2回は上級教育カウンセラーの石垣則昭先生
来る6月11日(土)13時〜16時、上級教育カウンセラーの石垣則昭先生を迎え、「学校で役に立つ援助的コミユニケーション」という題で講演をします。子どもや保護者との関係で悩んでいる先生、ぜひおいでください。
●講師:石垣則昭(登別市立緑陽中学校長 上級教育カウンセラーピアサポートコーディネーター) 教育活動は、子どもや保護者との信頼関係により成り立ちます。しかし、多様な価値観の広まりなどにより、子どもや保護者と適切なコミュニケーションを図ることの難しさを誰もが痛感しています。そこで、正に教育の中心課題とも言うべき、子どもや保護者との信頼関係づくりを、ワークショップを通して学び、今までの教育活動を見直し、明日から現場ですぐ使え、役に立つ内容が学べます。必ず解決の糸口が見つかります。 |
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