最新更新日:2024/05/31

6.07 「安全リボン」について伝えました

 本日の給食の時間、放送で木中の「安全リボン」についての話をしました。リボンに込められた安全へのメッセージを、しっかりと受け止めてほしいと思います。
 『みなさんの制服についている「命を大切に」と書かれたリボンを、「安全リボン」といいます。8年前に「交通安全リボン」から今の「安全リボン」に名前が変わり、新しいリボンになりました。
 最初に、8年前までの「交通安全リボン」について話をします。
 「交通安全リボン」は、木曽川中学校独自のものです。木中生がこのリボンをつけるきっかけとなったのは、今から50年近く前におこった交通事故でした。下校途中、学校のすぐ東の道路で、一人の男子生徒が大型トラックにひかれて、尊い命を落としました。その生徒の死は、木曽川中学校だけでなく、地域をも深い悲しみに包みました。友達も先生も皆が彼の死に涙を流しました。
 しかし、だれよりも悲しんだのは、彼の両親でした。自分たちの大切な子どもが、突然の事故でこの世からいなくなってしまったのです。両親は、毎日毎日彼のことを思い、涙を流し、「自分たちが車に気を付けるようにと、普段からもっと注意していれば・・・」という後悔の気持ちだけが、日々大きくなりました。
 彼の両親は「自分たちのような悲しい思いを、他の誰にもしてほしくない。このような交通事故を絶対になくしたい」と考えるようになりました。
 そして、自分たちに何ができるのか、常に交通安全を意識するにはどうしたらいいのか考え抜いた末、彼の両親は、当時の木中生、全員分の腕章を木曽川中学校に寄付してくれました。生徒たちは毎日「交通安全」と書かれた腕章をつけて登校し、常に交通安全を意識することができるようになりました。腕章の色と「交通安全」の文字が引き継がれ、交通安全リボンへと形を変え、8年前まで常に木中生の腕に付けられてきました。この「交通安全リボン」が誕生してから、木曽川中学校では交通死亡事故は起こっていません。彼の両親の願いが続いているのだと思います。
 そして、8年前に現在の「安全リボン」という新しい名前と形に変わりました。平成26年6月9日に、木曽川で起きた水難事故で、当時1年生の男子生徒を含む、3名の尊い命が失われたことがきっかけでした。
 このような悲しい事故を二度と起こさないようにと、PTA役員の人たちが中心になって、先の交通事故と川の事故を考え合わせながら、一人一人の命をもっと大切にしてほしいという願いで、リボンを新しく作り変えることにしました。
 そして、文字を「命を大切に」と新しくし、素材も夜間の車のライトに反射するものに変えました。さらに、川をイメージする青いラインを入れるなど、安全への思いや願いが込められた新しい形になりました。
 このような過去を踏まえ、木曽川中学校の「安全リボン」があります。2つの悲しい事故、交通事故と川の事故を忘れてはいけません。「安全リボン」を付け、自分の命、そして周りの人たちの命も大切にしながら、これからも生活してほしいと思います。』

5.12(金) 学習内容の定着を

 昨日、中間テストの範囲発表が行われ、テスト週間となりました。今年度から、中間テストの5教科を2日間に分けて行います。来週の18日(木)、19日(金)の試験に向けて、このテスト週間は、学校での授業だけでなく、家庭での学習で内容を復習し、確実に身につける大切な機会となります。部活動の休みでできた時間を上手につかい、計画的に学習を進めてほしいと思います。
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5.09(火) 参観ありがとうございました。

 今日は授業公開日でした。2、3時間目だけの授業公開でしたが、地域別参観などの制限もなく、多くの保護者の方に来校していただけました。授業参観を通して、短い時間ではありましたが、日頃のお子様の学校での様子をお伝えできたのではないかと思います。
 新しい学年、学級での生活が始まり、1か月が過ぎました。少しづつ慣れてきた頃ですが、連休が終わった今週から、また新たな気持ちで学習や部活動に取り組んで欲しいと思います。
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4.7(金) 入学、おめでとうございます。

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 あいにくの雨模様ではありましたが、本日、入学式を終え、326名の新入生を迎えることができました。令和5年度は生徒数950名、教職員数が70名でのスタートとなりました。
地域の宝である子どもたちの、力強く健全な成長を目指し、教職員が一丸となって教育活動に取り組んでいきます。ご支援、ご協力よろしくお願いします。
 以下、本日の入学式の式辞を紹介します。
 桜の満開が過ぎるほど、暖かな四月を迎えました。雨の入学式になりましたが、326名の新入生の皆さん、歴史と伝統ある木曽川中学校への入学、おめでとうございます。
 3年間に渡り、コロナウイルス感染症の影響を受け、小学校でも様々な制限のある生活でした。5月の連休明けからは、以前のように、制限のない生活ができるようになると思います。中学校での進学を節目に、気持ちを切り替えて、多くのことに挑戦し、新しい生活を前向きに過ごしてほしいと思います。
 さて、小学校を卒業し、中学校へ入学してきた皆さんに、先生から三つのお願いをしたいと思います。
 まず一つ目のお願いは、困難なことや悩むことがあれば、一人で解決しようと悩まず、周りの人たちに相談しながら、乗り越えていってほしいということです。中学生になり、今まで以上に思い通りにならない場面、悩む場面があると思います。心が成長するときに、多くの人が経験することです。
 木曽川中学校は、生徒の皆さんと先生方を合わせると、千人を超える、市内で一番大きな中学校です。皆さんが、悩んだとき、困ったときに皆さんの家族だけでなく、木曽川中学校の千人を超える仲間が応援してくれます。悩みや困りごとを相談しながら、乗り越え、様々なことに挑戦し、大きく成長してほしいと思います。
 二つ目のお願いは、人と比べるのではなく、自分の良い所を見つけ、何事にも自信を持って取り組んでほしいということです。
 自分を認める気持ちを大切にすることで、自信を持つことができ、新しいことに挑戦するとき、目標の達成や大きな成果や成長へとつながります。自分を認め、自信をもつよう心がけてください。
 三つ目のお願いは、自分も大切、周りの人たち(友達や家族、先生)も大切にしてほしいということです。周りの人たちを大切にするには、人の気持ちを考えた言動を意識することが大切です。
 中学校では、今まで以上に多くの人と接することになります。学級、学年だけでなく、部活動でも人との関係が生まれます。一生付き合う友達もできるでしょう。多くの人と良い関係をつくるには、自分の考えを相手に伝えることが大切ですが、それだけでなく、相手の気持ちを考えた行動が大切です。そして、困っている人に力を貸す、優しい声かけができるようになってほしいと思います。
 新入生の皆さんには、「周りの人たちに相談しながらいろいろなことを乗り越え、自分を大きく成長させてください」「自分の良さを見つけ、認めて自信をもって何事にも挑戦してください」「人の気持ちを考えて行動し、周りの人とよりよい関係をつくってください」という三つのお願いをしました。これからの中学校生活のさまざまな場面で思い出してほしいと思います。
 最後になりましたが、保護者の皆様、お子様のご入学、おめでとうございます。心よりお喜び申し上げます。大切なお子様の心と体がより強く、大きくなるように、教職員が一丸となって教え、育てていきます。
 今後、学校に対して温かいご支援、ご協力をいただきますようお願いを申し上げ、式辞といたします。
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