最新更新日:2024/09/20 | |
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9月1日(木) 始業式 校長講話いよいよ2学期が始まります、2学期の大きな行事といえば体育大会、そして合唱コンクールです。この二つの行事に向けて、みなさんがどのように仲間づくり、学級づくりを進めていくかが大切なことです。いつも心に留めておいてほしいことは、4月にも伝えた、「One for all, All for one.(一人はみんなのために、みんなは一人のために)」という気持ちです。この気持ちを忘れず、大切にしていってください。 リオ五輪では体操男子が団体総合で3大会ぶりに金メダルを獲得しました。体操の団体総合は、一人一人が演技をし、合計得点を競う競技です。5−3−3制といい、5人のメンバーのうち、3人が同じ種目で演技をし、そのすべての得点が合計されてチームの得点となるという方式です。決勝では、最初の種目のあん馬で山室選手が失敗をしてしまい、1点以上の減点でした。そして競技が進むにつれ、ライバルはロシアだとわかってきました。ロシアにはほとんどミスがありませんでした。その状況で、あの内村選手が平行棒と鉄棒で小さなミスをしてしまいます。しかし、最終的には予選3位からの逆転の金メダルです。体操の団体総合はサッカーやラグビーとは違って、パスをしたり、ブロックをしたりして、仲間を近くで助けることができません。ただ仲間を信じて、仲間の演技を見守るのみです。つまり、精神的なしっかりとした仲間同士の結びつきが重要になってきます。誰かが失敗したとき、次の演技者は自分の最大限の演技をしてそれをカバーする、そこには「One for all, All for one.」の精神があるのではないでしょうか。行事を通して、仲間づくり、学級づくりに取り組んでいくみなさんの姿勢に期待しています。 さて、3年生のみなさんにとっては進路決定をしていく上でとても大きな意味を持つ2学期です。2学期の終わりには、私立高校の受験校を決めなくてはなりません。私立高校の受験校を決めるということはすなわち、公立高校の受験校もおおむね決まるということです。また、この2学期の成績がそのまま私立高校受験に反映されていきます。これからの時期、不安を抱くことが誰にでもあります。その時には、家族や担任の先生、友達に相談してください。そして、一番不安を和らげる方法というは、不安な中でも努力を続けるということです。自分が怠けてしまったときに、不安は大きくなっていきます。自分が頑張り続けていれば、不安は小さくなっていきます。この2学期をどう過ごしていくか、とても大切なことです。 |
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