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7月5日(金) 発達障害もどき【校長室より】

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 小児脳科学者である成田奈緒子さんは、発達障害児の臨床経験35年のベテラン医師です。そんな先生が著書『「発達障害」と間違われる子どもたち』(青春出版社2023/3/15第1刷)の中で、発達障害と診断されるかどうかわからない子どもたち「発達障害もどき」が多数いると述べています。

 落ち着きがない、多動である、他害行為があるなどなど・・・。

 一見、先天性の脳障害に起因する発達障害と同じような症候を示す子が近年増えています。発達障害かどうかは生育歴をしっかりたどる必要があります。

 脳は発達し続けています。幼い頃に悪影響があったとしても、その後の環境次第で脳が変わり成長していくのです(脳の可塑性)。ですので小学校で今後、どのような支援をすればよいのかを考え、実践することが重要です。

 本書では、「睡眠」の大切さ、そして生活リズムを整えることが大切であると述べています。具体的には次の3つの具体策だそうです。
★「朝日を浴びる」
★「十分に眠る」
★「規則正しい時間に食べる」
 成田先生は、ごく当たり前のことを述べています。しかしながら、この「当たり前」すらできていないことが問題なのです。

 夏休みまであと2週間。元気に学校生活を送ってほしいと思います。そして、夏休みに入っても規則正しい生活をして健康で元気に過ごしてほしいと思います。
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