3月7日 3学期からの準備で子どもが「学校が楽しい」と言いたくなるための自主研修忙しい年度末の研修でしたが、各回50人程の申込があり新学期に向けた先生方の関心の高さを感じる自主研修でした。 本シリーズは集合研修とオンライン研修を組み合わせた「ハイブリッド型」で挑戦しました。 学びの場で互いが対面する現地のライブ感の良さを味わいたい方と、距離や時間の制約に縛られないオンラインの良さを生かしたい方と、それぞれの立場から好意的な言葉をいただいています。 今後も改良を重ね、皆さんが参加しやすい自主研修の運営を工夫していきたいと思います。 下の参加者の声は先生方の振り返りから抜粋して掲載しています。皆さんお疲れ様でした。 【参加者の声】 2月20日 講座1:カリキュラムマネジメントを意識した教育活動 学校教育目標と行事・授業をつなげていく発想で日々の実践を取り組むことが大切であると学びました。本校の現職教育でも、学校教育目標を意識して、生徒指導部とも協力して取り組んでいこうと思います。 2月28日 講座2:毎日楽しく生徒指導 子どもの権利(人権)を踏まえた上で、生徒や保護者と関わっていくことの大切さがよく分かった。子どもの最善の利益とは、将来ではなく今の利益であるということ、ありのままで良いこと、先生と子どもも平等であること、などの考えがよく理解できた。 3月5日 講座3:子どもたちがいきいきと活動できる授業開き これまでに岩下先生の講義を初任研と夏季集中講座で受講し、教えていただいたことをそのまま授業で実践したら、子どもに「いつもこういう授業がいい!」と言われました。また子どもたちのいきいきと勉強する姿が見たくて受講しました。今回勉強したことを4月の授業開きで必ず生かしたいと思います。 2月16日 自主研修「明日を拓く ミドルリーダーシップ研修」(第4回)まず、講師から本年度の研修内容の振り返りとまとめの講義がありました。その後、グループに分かれて、来年度の自校の現職教育をどのように推進していく計画か、主題、目指す児童生徒像、手立て、研究組織等、現段階で検討している内容について、情報交換と質疑を行った後、全体で共有しました。 最後に、本年度研究主任としての働きの中で学んだことを、これからの自分と学校にどのように生かしていきたいか、各自で目標を立てました。 回を追うごとに、受講者の振り返りには「学校で次はこんなことをしてみたい!」「こんな風に工夫したら、うまくいくかもしれない!」と、前向きな内容が溢れるようになりました。一宮の教育の未来を担うミドルリーダー層の先生方の熱意により、1年を通して素晴らしい研修を「参加者みんなで」作ることができました。この研修での学びをそれぞれの学校の教育活動に広げ、子どもたちの笑顔のために生かしてほしいと願っています。 2月6日 自主研修 教科基礎講座【中学校音楽】始めは緊張気味だった参加者の先生方も、ペアやグループでの演習に取り組むうちに自然と打ち解け合い、笑顔のあふれる研修となりました。音楽を通して様々な思いや意図を交流し合うことで、おのずと人と人との絆が深まっていく、そんな「学校の音楽の授業」だからこその醍醐味を、今日の学びを生かして、これからの日々の授業の中で子どもたちに味わわせていただけることを願っています。 2月3日 自主研修 第6回臨床心理士による教育相談研修会1月30日 自主研修 教科基礎講座【小学校音楽】【参加者の感想から】 ・「音楽科として身につけさせること」をわかっているかという問いに、少しドキッとした。技術的なことだけでなく、学び合い・意見交換などの中から学んでいくこと、演奏や歌唱を通して学ぶべきことがある、という意識が不足していたと感じている。特に鑑賞曲をどのように導いていくのか、具体的に模範授業をしていただきとてもよく理解できた。 ・聴き取ったこと と 感じ取ったこと を関連づける際に、〇〇と感じたのはどういった根拠があるのかを大切にするということを改めて学ばさせていただきました。 また音が上行しているから立つ、下行しているから座る、きらきら星が聴こえたら席に戻る…といった普段何気なく行動していることに音や音楽をつけることによって、抵抗なく自然に音楽と関わることができるように感じました。 1月19日 教科基礎講座(小中学校英語)第5回1月10日 自主研修 第2回特別支援教育研修今回はまずはじめに、講師のお話から、児童・生徒へのよりよい支援を目指して、保護者と共通理解を図るためのコミュニケーションのあり方について学びました。 後半は、インシデントプロセス法による事例検討の演習を行い、気になる児童への具体的な支援の方法について受講者全員で考えました。 【受講者の感想から】 ・研修で、インシデントプロセス法という方法で質問をしながら背景や原因となる情報を収集し、問題解決の方策を考えていくという方法を体験できてとてもためになった。自分では気づかない考え方や解決方法を知れることもよいと感じたが、何よりみんなで同じ問題を解決しようとする雰囲気がこの方法だと自然にできることがよいと思った。 12月12日 自主研修 教科基礎講座【小中学校家庭科】
大学教授の先生を講師にお迎えし、「楽しく学べる 実践アイディア!」〜児童・生徒が意欲的に学べる実践の工夫〜と題した小中学校家庭科の自主研修講座を開催しました。
日本手拭いを利用して「あづま袋」の製作を行いました。簡単な手縫いで、弁当袋やエコバッグとして使える素敵な袋ができあがると、自分が工夫した点やより使いやすくする工夫、授業への効果的な取り入れ方などについて協議をしました。製作を通して、子どもたちが、授業の中でSDGsを意識できる手立て、生活に潤いをもたせる実践の工夫を教えていただきました。さらに、製作への振り返りから「思考力・判断力・表現力」「主体的対話的で深い学び」の評価につながる内容についての講義を受けました。消費生活に係るゲームも体験し、どのグループで盛り上がっていました。 受講者の先生方は、ものづくりの楽しさを感じながら、授業でどのように取り入れていくかについて学びました。今日の学びを今後の授業の中で生かしていってほしいです。 12月2日 第5回臨床心理士による教育相談研修会11月29日 自主研修「明日を拓く ミドルリーダーシップ研修」(第3回)まず、グループごとに、自校の今年度の現職教育の進捗状況、成果と課題について情報交換をしました。その後、講師の講義を基に、本年度の取組で得られた成果と課題を来年度につないでいくためには、今後どのような働きかけをしていくとよいか、グループで検討しました。 現職教育(授業法研究)の取り組みには、テーマから研究組織に至るまで、各学校ごとの特色が反映されます。この研修で各校の現職教育研究主任が議論・情報交換をしあうことで、それぞれの良さや工夫が一宮市全体で共有されることにつながります。今後もこの研修で生まれた横のつながりを生かし、それぞれの学校が組織的に指導力向上のために研究を進めてくださることを期待しています。 11月24日 自主研修 小学校教科基礎講座(小学校社会)11月15日 第3回教育研究論文の書き方研修「一貫性」「わかりやすさ」「書くルール」をキーワードに、第1・2回の内容を振り返った後、「結果と考察」「まとめと課題」「ポイント・留意点の確認」の書き方について学びました。論文を書かれる先生方の不安感や心配が少しでもなくなればと思います。 11月10日 教科基礎講座(小中学校英語)第4回11月7日 自主研修 小学校教科基礎講座(図画工作)前半は、のこぎりとカッターナイフの使い方。後半は、彫刻刀の使い方についての講義と実技演習が行われました。当たり前のように使ってきた意外と知らない「コツ」を学んだ先生方は、よりよい道具の使い方を考えながら実技演習に臨みました。 10月27日 第2回「おいでよ!一二三の森!」研修参加者からは「カードを取捨選択していくうちに、今まで気づかなかった自分らしさに出会えました」「楽しかった」「もっとやりたい」という感想を聞くことができました。 10月20日 自主研修 中学校教科基礎講座(中学校数学)
「グループ学習を生かした数学の授業改善」をテーマに、至学館大学教授 鈴木正則先生に講義をしていただきました。前半では、話し手と聴き手の「社会的スキル」や「対話のスキル」を向上させることで、効果的にグループ学習を行うことができると教えていただきました。後半では、1年生方程式「過不足の問題」で、参加された先生方が生徒役になって、グループ学習の実技研修を行いました。参加した先生からは「今回、対話によって全員の理解が深まるようなグループ活動の取り入れ方を、自分の担当しているクラスを想像しながら学ばせていただいた。早速できるところから取り入れていきたいと考えている。」という声が聞かれました。
10月20日 自主研修 中学校教科基礎講座(中学校社会)10月17日 自主研修 小学校教科基礎講座(小学校算数)
「グループ学習を生かして算数の授業改善」をテーマに至学館大学 教授 鈴木正則先生をお招きして自主研修を行いました。前半のグループ学習に関する理論の講義では、社会的スキルが必要であることや、互いの話の聴き方の大切さなどを教えていただきました。研修の後半では、実際に参加された先生方が子ども役となってシミュレーション授業を行いました。参加された先生方から、「明日の授業から取り入れることができる内容で勉強になりました」という声が聞かれました。
10月13日 教科基礎講座(小中学校英語)第3回10月11日 自主研修「明日を拓く ミドルリーダーシップ研修」(第2回)いよいよ各学校の現職教育(教育研究)の取り組みが本格化する2学期、授業法研究における事前・事後協議会の持ち方についての情報交換を中心に、「みんなでつくる現職教育」を実現するための工夫についてグループ討議を行いました。 その後、元一宮市立小学校長である講師の先生から、ご自身の経験をもとに、各グループから出された取組の工夫について、特に良い点に関わるお話をしていただきました。 《参加者の感想から》 ・授業者がやってよかった、参観者が勉強になったと思える研究授業と協議会にするために、それぞれの取り組みを「やりっぱなし」にせず、出された意見をまとめたり、掲示したりして先生方と共有することが大切だと思いました。 ・今後は他校の先生方と各校の取り組みについて紹介しあいながら、来年度に向けた現職教育の課題の見出し方や計画の立て方について学んでいきたいです。 |
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