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9月13日の給食

今日の給食は「麦ごはん・牛乳・ポークカレー・海藻サラダ・ヨーグルト」です。
カレーと海藻サラダとヨーグルトは、給食の定番組み合わせです。サラダもヨーグルトもよく食べられていて、残食はとても少なめでした。
今日はいつも楽しそうな声の聞こえる教室も、お皿をスプーンでこする「カッカッ」という音だけが聞こえてきます。食べることに夢中になる献立は、静かになるのだと知りました。

人気デザートのヨーグルトですが、給食では同じ「ヨーグルト」という名前の献立でも、時々メーカーや種類を変えて実施しています。
じつはヨーグルトを作る「乳酸菌(にゅうさんきん)」は一種類ではなく、メーカーや種類によって菌が変わり、風味や働きにも変化があります。
体質によって効果の現れ方も違うので、いろいろなヨーグルトを試して、自分に合ったものを見つけるのが大切です。
ヨーグルトの乳酸菌を助けるのは、海藻サラダや野菜に多い「食物せんい」です。
どちらもしっかり食べたいですね。
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9月12日の給食

今日の給食は「麦ごはん・牛乳・豆みそ・しらす入りおひたし・いりどり」です。
根菜をたっぷり使った「いりどり」は、秋から冬に食べたい料理の一つですね。
「いりどり(炒り鶏)」は、福岡県をはじめとする九州地方の郷土料理です。「筑前煮(ちくぜんに)」と呼ばれることもありますが、九州ではおもに「がめ煮(に)」と呼ばれます。

夏が終わる今ごろの季節は、暑さと共に体の「冷え」にも対策が必要です。
おなかを触って冷たいと感じる、体が全体的にだるい、動くとおなかの中で水の音がするという時には、冷たい水の取りすぎや冷房などで、体が内側から冷えている可能性があります。
「冷え」は熱中症と別に起きる症状です。むしろ体温調節がうまくいかない「冷え」の人の方が熱中症になりやすい、とも言われます。
根菜類の煮物や豆は体の冷えをやわらげ、おなかの調子を整えるはたらきがあります。上手に活用して季節の変わり目を元気に過ごしたいですね。

今日の3枚目の写真も、実習生さんが撮影した午後の風景です。給食後に台車までぴかぴかに洗浄する調理員さんの姿が写っています。
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9月11日の給食

今日の給食は「麦ごはん・牛乳・みそ肉丼の具・土佐漬け・なめこ汁」です。
今日のなめこ・ねぎ・きゅうりは福島県産です。
秋はきのこの季節です。給食の献立もきのこを多く使っています。
ご家庭でもきのこを食べる機会が増えてくると思いますが、きのこを食べる時には「きのこに完全に火を通して食べる」ことをご注意ください。

生や生の部分が残っているきのこを食べると、1〜4日内に背中や肩、足などに発疹やかゆみを生じることがあります。「シイタケ皮膚炎」と呼ばれ、人によっては発熱や下痢などもおきます。
食べた量には関係なく、治療をすれば二週間ほどで治りますが、はっきりとした原因はわかっていません。干しシイタケの戻し汁や、シイタケチップスで発生したという報告もあります。
また、エノキタケなど一部のきのこには、生で食べると体に害になる成分も含まれています。
(フラムトキシンという、強い腹痛や嘔吐などを引き起こす成分です。3〜5分の加熱で無毒化されます)
生で食べられるきのこは、いくつかありますが、それでも多量に食べることはすすめられていません。
しっかり火を通したきのこはうま味を増やし、食物せんいやビタミンDをおいしくとることができます。
汁物や鍋物、炒め物などでよく火を通して秋の味を楽しんでください。

今日から9月19日まで、会津短大の栄養士課程の生徒さんが実習を行います。3枚目の写真は実習生さんが撮影したものです。
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9月7日の給食

今日の給食は「中華めん・牛乳・みそラーメン・肉団子もち米蒸し・もやしとにらのナムル」です。
昨日までより湿度がやや下がって過ごしやすいためか、どのクラスでも残食が少なかったです。
立ち寄ったあるクラスでは、野菜のおかずを前に「もっと増やしていいよー」という声も聞こえます。

給食でよく出てくる「ナムル」は、韓国の野菜料理の代表的な品です。野菜料理の中ではかなり人気があります。
野菜をごま油と調味料であえるという簡単な料理のため、韓国にはとてもたくさんのナムルがあります。
定番の材料はほうれん草やもやし、にんじん、大根、にらなどです。その他に海藻、きゅうり、小松菜、なす、チンゲンサイなど多くのものが使われていて、どんな野菜でもナムルになると言われます。
「ごま油+塩」または「ごま油+しょうゆ(オイスターソース)」がナムルの基本の味付けです。
基本の味をにんにくやトウガラシ、酢、砂糖、ごまなどで自分好みに調節すれば、オリジナルのナムルが出来上がります。目分量でもそれなりにおいしくなる、ありがたい料理です。
野菜がおいしくなる秋に、自分好みのナムルを探求してみるのはいかがでしょうか。

明日9月8日は授業参観日によるおべんとうの日です。おべんとうや飲み物を忘れずに持ってきてください。
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9月6日の給食

今日の給食は「麦ごはん・牛乳・ベーコン卵巻・なす炒り・豆腐とわかめのみそ汁・味付き海苔」です。
今日は季節の野菜「秋なす」を活用した郷土料理「なす炒り」です。今日のピーマン・なす・ねぎは福島県産です。
秋のなすは夏のなすよりも皮がうすく、やわらかくてみずみずしいのが特徴です。
なす炒りは、秋なすのやわらかさやうまみをよく感じられる料理法です。

なすにはカリウムが多く含まれています。体の余分な熱や水分を取り、むくみを改善する効果があります。
児童が苦手なつるっとした部分や、渋み、黒っぽい色は体の調子を整える「食物せんい」や「ポリフェノール」が多い部分です。
蒸し暑さもあって、食欲のない児童が多かったようですが、なすについては「(苦手だけど)案外食べられる」「思ったよりおいしい」「ぼくはなす、すき」といろいろな意見がありました。
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9月5日の給食

今日の給食は「バンズパン・牛乳・白身魚フライ・パックソース・花菜サラダ・ピーマンとベーコンのみそカレースープ
」です。
今日のスープは「ふくしま健康応援メニュー」に紹介されている汁ものからです。
うま味やだしをきかせながら減塩する「Smart Salt(スマ塩)」料理の一つとして、うま味調味料や粉末だしで有名なあのメーカーから提供されています。
材料から出るだしと汁のだしをカレー粉で引き立てることで、満足感が出るようにされています。

今年度は猛暑や干ばつの影響で野菜の流通が少なく、ものによっては一週間で価格が2倍近く上下しているものもあります。
県中地域、とくに三春町は夏ピーマンの生産が盛んです。
いろいろな料理に活用できるピーマンですが、カレーとの相性はその中でも抜群です。カレー+ピーマンの組み合わせをぜひ、お試しください。
旬の野菜をいろいろな調理法や味付けで無駄なく使い、健康に役立たせたいですね。
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9月4日の給食

今日の給食は「麦ごはん・牛乳・豚肉のねぎ塩炒め・きゅうりのごま油漬け・ワンタンスープ」です。
今日から9月の給食がはじまりました。9月の給食のめあては「生活と健康について考えよう」です。
夏休みが終わってから一週間が過ぎました。
暑さも少しずつやわらぎ、秋からの活動に向けて、疲れなどを回復させる時期になっています。
好き嫌いなく食べることや、よくかむこと、早寝早起きをすること、食事の時間や朝食のとり方などに気をつけると、夏の疲れからの回復が早まります。
「豚肉とねぎ(たまねぎ・にら・にんにく含む)+麦ごはん」は疲れを回復させる効果の高い組み合わせです。また、きゅうりは水分やカリウムを多く含むため、夏バテからの回復に効果が高い食べ物です。

当番の児童がボールの中身を見て「きゅうりだー」とつぶやいていました。「うれしいの? 苦手なの?」と尋ねると「うれしい」という答えでした。その答えを形にしたように、今日はどのクラスも残食が少なめでした。

9月〜10月は全校のおべんとうの日や、クラス単位でのおべんとうの日が何回かあります。学校からの連絡をよくご確認ください。
今週の金曜日である9月8日(金)も授業参観によるおべんとうの日となっております。よろしくお願いいたします。
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8月31日の給食

今日の給食は野菜の日献立「麦ごはん・牛乳・夏野菜のカレー・枝豆入りサラダ・ぶどう」です。
8月31日は「や(8)さい(31)」にちなんで、「野菜の日」とされています。
今日はカレーに10種類の野菜が入り、1人分の野菜使用量は約140g(1日の所要量の約40%)という、野菜たっぷりの日です。
じゃがいも・なす・ピーマン・トマトは福島県産です。ぶどうは山梨県産のピオーネです。

野菜やくだものを積極的にとろう! という運動の一つに「5 A DAY(ファイブ・ア・デイ)」運動があります。
「5 A DAY」は1991年にアメリカではじまり、世界30か国以上で行われている、がんや生活習慣病を予防するための運動の一つです。
ちなみに国によっては「5」が「6」や「7」「10」などになります。

「1日(A DAY)に「5」皿分の野菜と200gのくだものを食べよう」という内容で、子どもへの食育活動やスーパーマーケットの店頭での呼びかけなど、様々な内容が実施されています。
1日5皿は多いように見えますが、給食でだいたい2皿分出ていますので、残りは約3皿分です。
ご家庭で「朝と夜合わせて3皿の野菜」に、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
秋は果物も豊かな季節です。果物もたくさん食べたいですね。

明日9月1日はおべんとうの日です。おべんとうや飲み物を忘れずに持ってきてください。
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8月30日の給食

今日の給食は「麦ごはん・牛乳・パオズ・チンジャオロースー・クリームコーンのスープ」です。今日のピーマンは福島県産です。
ピーマンは夏野菜の代表ですが、苦みのある野菜としても知られていますね。
ピーマンの苦みは「クエルシトリン」というポリフェノールと、「ピラジン」という香り成分が混ざることで作られています。どちらも、体のはたらきを助ける力があります。
「ピラジン」は、若い(小さい)ピーマンの種の周囲に多く含まれ、水に溶ける成分です。
そのため、苦みを少なくしたい場合は大きいピーマンを選び、中の種や白い部分を取り、水にさらしてから料理するのがよいとされています。
また甘味成分が比較的多い「へたが六角形」の物を選ぶのも、おすすめです。(ただし、水にさらすと栄養成分はやや減ります)

ピーマンは苦み成分が出にくい縦切りにし、油を使って調理するとさらに苦みがやわらぎます。また、油によってカロテンも吸収されやすくなります。
チンジャオロースーは、ピーマンをおいしく食べる理にかなった料理です。ご家庭でもぜひご活用ください。
昨日よりピーマンの量が多いにもかかわらず、児童のみなさんはチンジャオロースーをとてもよく食べていました。高学年ではおかずの残食ゼロというクラスがとても多かったです。
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8月29日の給食

今日の給食は「バンズパン・牛乳・野菜コロッケ・夏野菜のトマト煮・モロヘイヤのスープ・さけるチーズ」です。
今日のピーマン・なす・モロヘイヤは福島県産です。今日は暑さのためか、するすると食べられるスープがよく食べられていたようでした。
夏野菜のトマト煮は「ラタトゥユ」とも呼ばれる料理です。
たくさんの夏野菜を大きめに切り、野菜の水分で蒸すように炒め煮して、少量の塩分で味を整えます。スパゲティや肉料理のソースとしても使われる、南ヨーロッパの夏の味です。
スープに使っている「モロヘイヤ」はアラビア語で「ムルキーヤ(王様の野菜)」と呼ばれる、中東原産の野菜です。煮るととろみが出るので、スープや煮こみ料理によく使われます。
原産地ではにんにくやスパイスとも一緒に料理されます。和風の料理ならてんぷらやおひたし、あえものがおすすめです。意外といろいろな使い方ができる野菜です。
夏の野菜は、暑さからの回復に必要なビタミンやミネラルなどを多く含みます。
上手に活用して、残暑の時期を元気に過ごしたいですね。
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8月28日の給食

今日の給食は食育の日献立「ごはん・牛乳・鶏肉のしょうが焼き・いんげんのごまよごし・なす汁・味付き海苔」です。
今日から二学期の給食が開始しました。よろしくお願いいたします。今日のさやいんげん・なすは福島県産です。

今日は浜通りのお盆行事「じゃんがら念仏踊り」にちなんだ料理です。
じゃんがら念仏踊りでは、念仏を唱えながら各家をめぐるのですが、その時歌われる歌に
「盆では米の飯、お付けではなす汁、十六ささげのよごしは どうだい(お盆には白い飯、なす汁、十六ささげのよごしを食べるのはどうだい)」
というものがあります。その内容にちなんだ献立です。「十六ささげのよごし」というのは、伝統野菜の長いさやいんげん(十六ささげ)を、じゅうねんや黒ごまであえた料理(よごし)のことです。

7月に奈良県献立で出した「七色お和え(おあえ)」もお盆の料理でごまあえです。昔は甘くて野菜をたっぷり使ったごまあえが、ごちそうだったことがわかりますね。
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7月18日の給食

今日の給食は食育の日献立「うなぎのせごはん・牛乳・笹かまと野菜のごまみそあえ・南蛮汁・冷凍みかん」です。
一学期の給食は今日で終わりです。30日の土用の丑の日にあわせて「うなぎ」を実施し、さわやかな味わいの冷凍みかんを出しました。
四年生は冬に国語の説明文でうなぎの稚魚について学びます。「そういえば、夏にうなぎを食べたっけ」とテーマを身近に感じてもらいたい、という目的があります。
土用の丑の日の行事食は「う」の付く食べ物や黒い食べ物です。「うめぼし・うどん・瓜(うり)・卯の花・打ち豆・うずらの卵・うずら豆」「のり・ひじき・こんぶ・もずく・なす」などはいかがでしょうか。
今日は思った以上にごまみそあえの人気が高く、6年生ではその他に、南蛮汁の残食が全クラスなしという記録が見られました。
1年生では「ごはんおいしーい!」「うなぎおいしいです」「れいとうみかんすきー」などの嬉しい声も聞こえました。

食事や健康に気をつけて、みなさんが元気で楽しい夏休みを過ごされることを給食室一同、祈っております。
ちなみに夏休み中の給食室は、大掃除や配膳室のワックス掛け、食器磨き、食器と道具類の検品、研修会などを行う予定です。

明日7月19日(水)はおべんとうの日です。終業式の20日は午前中で下校となります。夏休み明けの給食は、始業式の翌週の8月28日(月)からです。
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7月14日の給食

今日の給食は「麦ごはん・牛乳・鱒(ます)の照り焼き・ゴーヤーの炒め物・沖縄風みそ汁・菜の花ふりかけ」です。
暑さが厳しくなってきたため、暑い地域の知恵を活用する「沖縄献立」です。

沖縄の伝統料理には「食べ物は命を養う薬(ヌチグスイ)である」という考えがあります。
ゴーヤー(苦瓜)、シブイ(冬瓜)、フーチバー(ヨモギ)、ナーベラー(ヘチマ)、紫いも、もずく、海ぶどうなど、独特な食材は有名ですね。
苦みのある食材も積極的に取り入れ、多様な野菜や海藻、豚肉、魚、豆腐などを使いこなすこと。
定食には必ず、肉や野菜を入れた具だくさんのみそ汁を付け、しかもその量が多いことなど、色々なところに食べ物と健康のつながりを重視する沖縄の考えが表れています。
沖縄料理の知恵を、わたしたちも活用していきたいですね。

今日は「ゴーヤーは食べるの無理! 絶対無理!(ある児童の言葉より)」という思いこみがなく、「ゴーヤーを食べられたら、スーパー1年生になれるよ!」という励ましの効いた1年生の方が、上の学年のみなさんよりずっとしっかり野菜を食べていました。
「苦手でも少しは食べてみる」という実践を続けているクラスのみなさんは、今日のような苦手食材が多い日にも抜群の安定感を見せています。
ゴーヤーを食べたスーパー1年生のみなさんと、苦手でもがんばったみなさんに拍手です。
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7月13日の給食

今日の給食は「コッペパン・牛乳・オムレツ・パックケチャップ・野菜ソテー・冬瓜(とうがん)の団子スープ・ごまクリーム」です。
初登場のごまクリームはパンにぬる品です。「これは何だ…」という表情をしていた児童も、「少しは味見してみましょう」という先生の声にぺろりとなめて「あまい…」「おいしい?」「チョコっぽいあじ?」「あんこだ…これならたべられるかも」とほっとした顔になります。
上学年の児童は、説明がなくても特に問題なく食べられたようで、案外残食が少なめです。
それぞれの学年での「食」に関する経験の差が感じられました。

約1年ぶりの登場になる「冬瓜」は愛知県産です。
冬瓜はカリウムやビタミンCが多く、体の熱を冷やしてむくみをとり、のどの渇きをやわらげる力がある野菜です。
冬瓜はうすい渋みと青っぽい香りがあるので、加熱して食べることが多い野菜です。でもじつは、生でも食べられます。
食材として主に使うのは皮とわた、種を取った薄緑の実の部分です。
ただし取り除いた皮やわたも、食べられます。また、栄養素や薬効は皮や種に多く含まれています。
使い方は大根とよく似ています。スープや煮物にすると、とろけるような柔らかさがよくわかります。
薄味で一度煮た後、冷やして食べるのもおすすめです。
冬まで長もちするという冬瓜ですが、夏にこそ活用したい食材です。
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7月12日の給食

今日の給食は「麦ごはん・牛乳・ハヤシライス・シーザーサラダ・いちごアイス」です。
デザートのアイスは溶けやすいので、食べる時間まで各階の牛乳保管庫に入れ、給食当番が取りに行きました。
献立を作る前、各学年の先生方に
「改めて取りに行く手間があってもアイスを出すか、果物やゼリーなど取りに行かなくてもいいデザートにするか、どちらがいいでしょうか」
と尋ねたら、
「取りに行くのでぜひ、アイスを出してあげてください」
と尋ねた全員が答えました。
冷凍庫や冷蔵庫の容量や温度を確認しながら、調理員さん達も溶けないように気をつけて数えてくれます。
そんな先生方や調理員さん達の愛情あふれるアイスは、大人気だったようです。
食べ終わる頃に廊下を通ると、あちこちのクラスで「ジャンケンポンッ!」の力強い声が聞こえました。
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7月11日の給食

今日の給食は「食パン・牛乳・あじのチーズパン粉焼き・キャベツサラダ・ミネストローネスープ・いちごジャム」です。キャベツ、たまねぎ、ズッキーニは郡山市産です。ズッキーニを見た児童が「うわ…またなすが入っている」と言ったので、「かぼちゃのなかまのズッキーニという野菜です」と解説しました。

今日のおかずは夏が旬の「あじ」に、粉チーズやオリーブ油を混ぜたパン粉を乗せて焼いた、フライ風の魚料理です。
あじの他に「いわし」や「さば」「鮭」「えび」「鶏むね肉」「豚肉」「しいたけ」「トマト」など、いろいろな材料で作ることができます。
給食ではオーブンで焼きますが、オーブントースターや魚焼きグリルでも作ることができます。
包丁を使わなくても作ることができ、アレンジもしやすい簡単な料理なので、夏休みなどにぜひお試しください。

<あじのチーズパン粉焼き 1人分>
・あじ切り身 50g(中型半身1枚)  ・塩 0.2g ・こしょう 0.03g ・白ワイン 2g
(あじの切り身にワインをもみこみ、塩とこしょうで下味を付けてあります。省略してもよい)

※調味パン粉(しっとりするまで全部よくまぜる)
・パン粉 5g(大スプーン2杯)・オリーブ油 3g(小さじ1) ・粉チーズ 2g(小さじ1)
・パセリのみじん切り 2g(色が付く程度の適量 乾燥品や好みのハーブでもよい)
・みじん切り赤ピーマン 3g(いろどり用、なくてもよい)
◎クッキングシート またはアルミホイルの上に下味をつけた魚を乗せ、調味パン粉を押し付けるようにくっつける。パン粉に焦げ目がつき、魚に火が通るくらいまでオーブントースター、魚焼きグリルなどで焼く。グラタン風に作ってもよい。
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7月10日の給食

今日の給食は「麦ごはん・牛乳・にらまんじゅう・マーボーなす・豆腐スープ」です。
2年生の児童も育てている「なす」は、夏から秋まで長く旬が続く野菜です。
今日のなすは郡山市産です。皮を縞(しま)むきにしていたら、作業中の調理員さんが
「なんだか瓜坊(うりぼう:イノシシの子どものこと。背中の縞が瓜に似ていることからそう呼ばれる)がたくさんいるみたいですねえ…」
と笑っていました。

今回のマーボーなすは、炒めたなすを中華肉みそで味つけしました。
残念ながらなすを苦手な児童は多いのですが、その中でもマーボーなすは比較的人気があります。
なすは水分が多く、体の熱を冷ます力があります。ゆでる、レンジ蒸し、焼く、揚げる、炒める、生、漬物といろいろな料理にすることができます。
なすを甘辛みそ味に炒めた「なす炒り」は、夏の郷土料理として長く愛されている一品です。

なすを炒める時の注意点は、「なすは油を多く吸う。完全に火が通ると吸った油を出す」という性質をふまえて調理することです。
途中でなくなったように見えても、油は最初に入れた量から増やさない。最初の時も油を多く入れすぎないということがポイントです。
ちなみに今日のマーボーなすは、水分をほとんど入れていません。なすから出た水分で十分に煮ることができました。
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7月7日の給食

今日の給食は七夕献立「ごはん・牛乳・星形ハンバーグ・短冊サラダ・天の川スープ・七夕ゼリー」です。
七夕の行事食はそうめんですが、先日「にゅうめん」を出したので違う献立にしました。星の多いおかずを見た児童が「…ねがいぼし…」とうれしそうにつぶやいていたのが印象的でした。

七夕にそうめんを食べるのは、細いところが糸に似ていること、古代中国で七夕のおそなえにされていた「さくべい(索餅)」というお菓子が、そうめんの原型であることから、とされています。
そうめんをおいしく食べるには、ゆですぎないことと、ゆであがった後に流水でしっかりもみ洗いをして、ぬめりを落とすことが大切です。
また、栄養を補う肉、魚、卵、豆などのおかずや、しそ、ねぎなどの薬味、野菜などを添えて食べると、おいしいだけではなく夏バテ予防になります。
県中地区には、細かくつぶしたじゅうねん(すりえごま)をみそ味の冷や汁にして、そうめんや冷やしうどんに使う郷土料理があります。
具やたれを楽しみながら、夏の食卓にそうめんを取り入れるのはいかがでしょうか。

※じゅうねん冷(ひや)だれ(1人分)
・すりえごま 大さじ2くらい ・みそと砂糖 大さじ1/4ずつくらい ・しょうゆ 大さじ1/2くらい
 材料をよくまぜて味を調え、好みの濃さに水で薄める。
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7月6日の給食

今日の給食は「ソフトめん・牛乳・カレーうどんの汁・きゅうりのツナあえ・ヨーグルト」です。
今日の野菜はにんじんとじゃがいも、ほうれん草のみが県外産で、あとは郡山市または福島県産です。

2年生が育てているきゅうりが、初収穫を迎えはじめています。
写真を撮っていたら「(自分が食べるんだから)給食に入れちゃダメだからね!」という、収穫を楽しみにしている声が聞こえました。

栄養価は少ないですが、全体の97%が水分という「きゅうり」は、「食べる水筒」とも呼ばれます。
福島県の県中地区は夏野菜を多く作っていますが、きゅうりも多く作られています。
郡山市の隣の須賀川市では、きゅうりをねりこんだ「かっぱ麺」が名物になり、7月14日には「きうり天王祭」が行われるほど、きゅうりを多く作っています。
そして田村市では、児童が開発した「きゅうりジャム」が給食にも取り入れられています。
もちろん郡山市もきゅうりの生産が盛んです。
最近は、きゅうりとレモンの薄切りを水につけこんだ「キューカンバーウォーター」が、夏の飲み物として流行しています。
今日のようなきゅうりのあえものは、「水分」「塩分」「カリウム」という、熱中症予防に必要な栄養素が含まれた、夏にとてもよい食べ物の一つです。

福島県では環境省と共に、きゅうりを食べて涼しくなり、環境にもやさしくしようという「キュウリビズ」を実施しています。
「キュウリビズ」で、熱中症を予防したいですね。
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7月5日の給食

今日の給食は奈良市郷土料理献立「ごはん・牛乳・鶏肉の照り焼き・七色お和(あ)え・にゅうめん・わかめふりかけ」です。
「采女伝説」でつながる郡山市の姉妹都市「奈良市」にちなんだ料理です。
姉妹都市提携が行われたのが8月5日のため、給食では一ヶ月早くお祝いの献立を出しています。
にゅうめんに使ったそうめんは、給食でめんを納入してくださっている業者さんが製造したものです。
今日のさやいんげん、なす、かぼちゃ、たまねぎ、ねぎは郡山市産です。郡山市の食材で奈良市の料理という、友好にふさわしい内容になりました。

「七色お和え(なないろおあえ)」は、奈良県の郷土料理の一つです。
奈良ではあえものを「お和え(おあえ)」と呼びます。
具を七種類使った「七色お和え」は、真言宗の盆のお供えに使われるお祝いのおかずです。
家庭でふだんから食べられている料理でもあり、「ななあえ」などとも呼ばれます。
具は家庭や季節で違いがありますが、「なす・かぼちゃ・ごぼう・にんじん・さやいんげん・ずいき(干した里芋の茎)・みょうが」などを使います。
すりごまとみそを使い、甘めの味に仕上げるのが特徴です。
今回はずいきの代わりに食感が似た「かんぴょう」を使用し、みょうがではなく大根を使用しています。秋にはきのこ類や里芋などを使うこともあるそうです。
たくさんの材料を特徴にあわせて下ごしらえし、あえるという、手のかかった料理です。

汁のだしはこんぶとかつおぶしを両方使って強めにとったので、廊下までだしのいい匂いが感じられます。
さりげない手間を感じてもらえたのか、今日の残食はとても少なめでした。
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学校行事
3/11 卒業式練習2 式場作成
3/13 卒業式練習3
3/14 卒業式予行 予行反省
3/15 愛校清掃
郡山市立緑ヶ丘第一小学校
〒963-0702
住所:福島県郡山市緑ヶ丘東一丁目20番地の1
TEL:024-942-2960
FAX:024-942-2961