5月12日の給食
今日の給食は「麦ごはん・牛乳・さばのおかか煮・ひじきサラダ・豆苗(とうみょう)と油揚げのみそ汁」です。
家庭では最近すっかりおなじみになった中国野菜「豆苗」は、絹さやなどの「えんどうまめ」の若い芽を食べる野菜です。今回は冷凍野菜の豆苗を使いました。 調理員さん達が「最近は、豆苗まで冷凍があるんですねえ…あ、煮てもけっこう歯ごたえや香りが残ってますね」という感想を述べていました。 豆苗は、日本では種から芽が出た「もやし(スプラウト)」を主に食べています。 本場の中国ではもやしタイプの他に伸びた「えんどうまめ」のつみとった新芽や、間引き菜を食べるという利用もしています。 (時期や条件が合えば、もやしタイプの豆苗は、利用後の豆付き部分を植えてもえんどうまめに育ちます。そしてその芽からまた豆苗をとることが可能です) 福島県のさやえんどうは5〜6月が旬になります。今の時期は、さやえんどうの生育にちょうどよいので、豆苗の生育にもぴったりです。 豆苗を食べて、再生栽培にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。 5月11日の給食
昨日は給食費調整によるおべんとうの日、お世話になりました。ありがとうございます。
今日の給食は「ソフトめん・牛乳・ミートソース・ブロッコリーサラダ・ブルーベリーゼリー」です。 「ソフトめんとミートソース」と言えば、昭和の給食の定番とされる組み合わせです。緑ケ丘一小ではしばらくぶりの実施です。 以前の実施が十年近く前だったので食べ方のコツがわからず、お盆の上の配置に悩む姿や、混ぜる勢いが余ってはしを飛ばしてしまう姿、机や服にソースをはねさせてしまう姿などが見られました。 ソフトめん用ミートソースをはじめて作る、食べるという調理員さんもいて、分量や味などを慎重に確認しながら作りました。 はしで汁気の多いミートソースはだいぶ食べにくかったようです。でもミートソースの人気は高く、残食も少なめでした。 5〜6月は新たまねぎの季節です。 ミートソースにはたまねぎがたくさん入ります。今回もミートソースの半分近くがたまねぎでした。 給食では毎日のように大量のたまねぎをきざみますが、たまねぎを切るときにつきものの「涙」はそんなに多くありません。 マスクをし、大きい部屋でしっかり換気をしながら、切れ味のいい包丁で切っているので刺激成分が少ないようです。 ご家庭では換気扇の下でしっかり換気をし、できればマスクもして切るのがよいと思われます。 実際、狭い下処理室で換気扇をつけ忘れてたまねぎの処理をすると、かなり目が痛くなります。 ご参考までにどうぞ。 5月9日の給食
今日の給食は「ピザトースト・牛乳・ウインナーとキャベツのスープ・清見オレンジ」です。
明日は給食費調整によるおべんとうの日です。おべんとうを忘れずに持ってきてください。 今日のくだものの「清見(きよみ)オレンジ」は、「タンゴール」と呼ばれる、みかんとオレンジの交配品種です。味や食感はみかんとオレンジの中間とされています。 今は「なごり」と呼ばれる最後の時期で、特に濃厚な味わいがあります。 ウインナーとキャベツのスープは、昨年度の6年生によるリクエストにも出てきた人気のスープです。 「今日はぜんぶおいしかったー、とくにみそしるー」 と児童は言っていましたが、塩味のスープです。野菜とウインナーをしっかり煮こむことで出る甘味が、しみじみとしたおいしさを感じさせます。 <ウインナーとキャベツのスープ 1人分> ・キャベツ 30g(大1/2枚くらい) ・ウインナー 15g ・にんじん 15g ・たまねぎ 25g ・パセリ(乾燥またはみじん切り) 少量 ・塩 0.3g(足りない分を補う程度) ・白こしょう 1ふり ・スープストック 0.8g ・水 適量(120〜150ml程度) 1.キャベツは一口大、ウインナーは輪切り、にんじんは短冊切り、たまねぎは薄切りにする。(写真参照) 2.鍋に水とたまねぎ、にんじん、ウインナーを入れて煮る。にんじんに火が通ったらキャベツを入れてやわらかくなるまで煮る。 3.調味料で味をととのえ、パセリを散らす。 ※後から濃くなるので、味見の時は「ちょっと薄味?」と思うくらいにします。材料の切り方や割合は好みで変えてください。全部あわせて70〜80g(おわん八分目)が目安です。 5月8日の給食
今日の給食は「麦ごはん・牛乳・若竹煮・大豆と小魚の佃煮・みそマヨネーズあえ」です。
今が旬ということで、4月末から5月前半は、たけのこを目立つように何回か使っています。 わかめとたけのこの煮物「若竹煮」は、たけのこ料理の代表ですね。 「若竹」は、たけのこを表す言葉でもあり、「わかめ(若布)とたけのこ(竹の子)」という意味でもあります。 和食では「同じ季節が旬であり、いっしょに料理すると互いを引きたてる」という組み合わせを「出会いもの(であいもの)」と呼んでいます。 わかめとたけのこは、その「出会いもの」の代表です。(他に「ブリと大根」「サバと大根」「にしんとなす」などがあります) 煮物のほかに汁物やあえもの、天ぷらなど、いろいろな料理でわかめとたけのこは、相性のよさを発揮します。ぜひお試しください。 今日からじゃがいもが鹿児島産の新じゃがになりました。 たけのことじゃがいもの色合いと大きさが似ていたので、汁椀の中でたけのことじゃがいもを見分けるクイズのような、煮物になりました。 今日実施していた昼の放送のクイズとあわせて、何人くらい正解できたのかが気になります。 5月2日の給食
今日の給食は、こどもの日献立「麦ごはん・牛乳・かつおのごまみそあえ・小松菜のおひたし・たけのこのすまし汁・笹団子」です。5月5日の「端午の節句」にちなんだ食べ物を出しています。
笹団子は初めて見た、食べるという1年生も多く、「これなあに?」「おいしいの?」「どうやってあけるの?」「なかにおもちはいっているの?」「ひもどうやってとるんですか?」「おだんごはなにいろですか?」「どうしておだんごがまるくないの?」……と、にぎやかです。 多少のすききらいなどはありましたが、だいたい上手に食べることができたようです。 かつおは「勝つ」という言葉にちなんで、そしてたけのこはすくすくと伸びる様子から、端午の節句の行事食とされています。 今の季節は気温や湿度の変化が大きく、体調を崩したり、病気や食中毒が流行したりしやすい時期です。 そのため端午の節句では旬の食材を食べ、ショウブやヨモギなど殺菌効果の高い「香りのある草」を厄除けとして活用します。 「香りのある草」は家に飾ったり、風呂に入れたり、食べ物に使ったりと様々な形で活用します。 端午の節句と言えば「柏餅」が有名ですね。柏の葉はとてもよい香りがします。 柏餅のほかには、笹でヨモギ団子を巻いた「笹団子」、笹やチガヤの葉でもちを巻いた「ちまき」のような、香りのある葉でもちなどをくるんだものも、端午の節句の行事食になっています。 ご家庭で柏餅やちまきなどを食べる際は、ぜひそれぞれの草の香りもご堪能下さい。 5月1日の給食
今日の給食は「麦ごはん・牛乳・鶏肉の照り焼き・ごぼう炒り・にらのみそ汁」です。
「ごぼう炒(い)り」は県中地区の郷土料理の一つです。ごぼうを太めに切り、甘辛味で炒め煮したものです。歯ごたえをぱりっとさせる「きんぴら」とは違い、やわらかめの食感で煮物に近い料理です。 1年生の給食当番児童が「あ、『いかにんじん』」とつぶやいたら、近くにいた別の児童2名が「ちがうよ、ごぼうだよ」「いかにんじんたべたんだー」という会話をしていたのが印象的でした。 本日もう一つ印象的だったのは、同じく1年生のある児童が「このあいだ、きゅうしょくしつもえたんでしょ? だいじょうぶだった?」と尋ねてきたことでした。 避難訓練の想定で「給食室が火事です」と放送されたことを覚えていたようです。 「給食室は燃えやすいから気をつけてねっていうお話だよ、燃えてないから大丈夫。ありがとう」と返事をしました。 避難訓練の想定ではよく火事が起きる給食室ですが、心配されたのはしばらくぶりのことです。 優しい心配の言葉を伝えると、給食室一同とても喜んでいました。ありがとうございます。 <ごぼう炒り 1人分> ・ごぼう 30g(5cmくらい) ・にんじん 15g 炒め油 適量 ・しょうゆ 5g(小さじ2程度) ・砂糖 1g(小さじ1/3) ・みりん 2g(しょうゆの約半量) ・水 適量 1.ごぼうとにんじんは太い千切りにする。(写真参照) 2.鍋に油を熱し、1を炒める。全体が熱くなったら蒸気が出る程度に水を入れ、ふたをして蒸しながら火を通す。 3.ふたを開けて調味料を入れ、汁気が少なくなるまで煮からめる。 4.火を止めてなじませ、食べる直前にあたためなおす。 |
郡山市立緑ヶ丘第一小学校
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