ようこそ緑ケ丘第一小学校HPへ

12月22日の給食

今日の給食は「ツナごはん・牛乳・ブロッコリーおかかマヨあえ・五目スープ」です。
ツナごはんは、いわき市の給食でとても愛されている人気料理です。
なんと、いわき市ではコンビニエンスストアのおにぎりとして、商品化もされているとのことです。
ツナとにんじんを甘辛く炒めたものを、ごはんにまぜるだけという簡単な料理です。スライサーなどを使えば、小学生でも作れます。
冬休み中などにぜひ、ご家庭でチャレンジしてみてください。
今日は肌寒い日だったためか、スープがよく食べられていたようでした。

<ツナごはん材料 一人分 ごはん150g(米で0.5合)に対して>
・ツナ 40g(油ごと使います) ・にんじん 30〜40g ・しょうゆ 3.5g ・砂糖 2.5g ・みりん 1.5g(ツナとにんじんが同量くらい。味付けはめんつゆでも大丈夫です)
1.にんじんはマッチ棒くらいのせん切りにする。
2.鍋またはフライパンににんじんとツナを入れ、にんじんの水分で蒸しながら炒める。焦げそうな場合は、底が少し浸る程度に水を入れてもよい。にんじんがやわらかくなったら調味料で味を調える。
3.2の具をあたたかいごはんに入れてまぜ、5分くらい保温してできあり。
※ツナの油で炒めるので、ツナは油入りのタイプが向いています。最後に卵でとじると「にんじんしりしり」という沖縄料理の副菜になります。

3学期の給食は始業式の翌日、1月11日からです。3学期からは給食用お盆が黄色の樹脂製になる予定です。
2学期の給食が、食中毒や事故などなく無事終了できたこと、皆さまに感謝申し上げます。
皆様がよい冬休みと新年を過ごすことができますように、給食室一同願っております。
画像1画像2画像3

12月21日の給食

今日の給食は冬至献立「麦ごはん・牛乳・焼き魚(鮭)・冬至かぼちゃ・根菜汁・みかん」です。
22日の「冬至」にちなみ、かぼちゃと煮あずきを混ぜた「冬至かぼちゃ」、運気を上げる「冬至七種(とうじななくさ)」の一つ「にんじん」が入った「根菜汁」を出しています。
ごぼうは福島県産、ねぎは郡山市阿久津産、かぼちゃはメキシコ産です。
冬至かぼちゃは今回、蒸しかぼちゃにあんをかけるという形だったためか、「甘くておいしい!」と人気があったそうです。

冬至は一年で一番昼が短いため、昔は冬や一年の終わりとされていました。
悪いことが終わり、これから良いことが訪れる「一陽来復(いちようらいふく)」を願い、魔よけと滋養強壮に役立つあずきやかぼちゃを食べる習慣が「冬至かぼちゃ」となっています。
そのため、冬至かぼちゃも土地ごとに違いがあり、全国各地にいろいろな風習や言い伝えがあります。
ちなみに冬至七種は「なんきん(かぼちゃ)・にんじん・かんてん・きんかん・ぎんなん・れんこん・うんどん(うどん)」です。「ん」が二つつく食べ物で「運をつける」とされています。

明日12月22日は、行事等による給食費調整のため2年生・ひまたん学級の2年生のみおべんとうの日です。2年生はお弁当を忘れないようにお願いします。
画像1画像2画像3

12月20日の給食

今日の給食はケーキリザーブ給食「食パン・牛乳・ハンバーグ・カラフルサラダ・野菜スープ・ケーキ(チョコ・いちご・いちごゼリーより1個選択)」です。
今日は華やかさを出し、カロテンをしっかりとってカゼ予防をするために、パプリカや小松菜、にんじん、ほうれん草など色の濃い野菜を多く使用しました。
「これだけ野菜が多いと、ケーキを食べても『野菜食べたから大丈夫』って気持ちになります」という感想もありました。

今回のケーキはアレルギー対応がされた「米粉使用・卵ぬき」のケーキです。他のアレルギーが多いナッツ類なども不使用になっています。いちごゼリーは給食委員の児童が選びました。
児童のみなさんが楽しみにしているデザートなので、崩れたり間違えたりしないようにと数える方も真剣です。クラスごと美しく詰められたケーキに気合が感じられました。
給食前には廊下を通る児童のささやきにも「ケーキ」や「チョコ」「いちご」などの単語が、楽しそうな声と共に何度ももれて聞こえていました。
画像1画像2画像3

12月19日の給食

今日の給食は福島健康応援メニュー「ごはん・牛乳・さばのしょうが煮・ゆかり漬け・大根の豆乳入り呉汁(ごじる)」です。ごぼうは福島県産、ねぎは郡山市阿久津産です。
三回目の「福島健康応援メニュー」は、マヨネーズや豆の水煮で有名なあの会社からのレシピで「大根の豆乳入り呉汁」です。
「呉汁」の「呉(ご)」は、大豆を水でもどし、すりつぶしたもののことです。呉をしぼると「豆乳」と「おから」ができ、豆乳に「にがり」を入れると「豆腐」ができます。
この「呉」をみそ汁に入れたものが「呉汁(ごじる)」です。全国各地で作られている伝統食です。
今日の「呉」は水煮大豆を、ミキサーでていねいにすりつぶして作りました。
この呉汁は豆乳のうまみで減塩し、呉のほかに油揚げ、みそも入れる「豆づくし」の汁物です。
初登場かつ薄味で野菜多めなので、食べなれない児童はだいぶ少ない量から挑戦していたようでした。

給食室手作りの「呉」はツナマヨによく似ているので(写真右)、これをこのまま味付けして出した方が人気になるかもしれない、とそんなことを考えました。
画像1画像2画像3

12月16日の給食

今日の給食は「麦ごはん・牛乳・キーマカレー・ブロッコリーサラダ・みかん」です。
みじん切りが多く大変なキーマカレーですが、ある担任の先生から伺った「給食のカレーが楽しみで、一週間前から献立をチェックしている児童」の話をすると、調理員さんは「そういう話を聞くと、こちらも元気が出ますね」と笑っていました。
今日は全校での残食もほぼないくらいで、食べ終わった児童がいつもより元気そうでした。肉に見えるものの半分は、大豆と大豆ミートなのですが、気にならなかったようで安心しました。

今日の果物は「ぽんかん」の予定でしたが、まだ少し旬が早いということで「みかん」に変更しました。
みかんやぽんかん以外にも、冬から春を旬とする柑橘類は数多くあり、それぞれに特徴が違います。
「デコポン(不知火:しらぬひ)」や「清見(きよみ)」「せとか」「はるみ」「たんかん」「ミネオラ」などは、冬によく見かける甘味が強い品種です。
お店にいろいろ並んでいるときは、特徴や食べ方をお店の人に尋ねるのが一番です。「はるか」のように、すっぱそうな見た目でじつは甘い、というものも多くあります。
いろいろな品種を食べ比べして、『推し』の品種や産地を見つけるのも、冬の楽しみですね。
画像1画像2

12月15日の給食

今日の給食は食育の日献立「ごはん・牛乳・鮭の三味焼き・塩こんぶあえ・重(じゅう)」です。
今日のねぎは福島県産、ごぼうは郡山市産です。
「重(じゅう)」は、「汁重(つゆじゅう)」や「汁(じゅう)」と表現されることもある、郡山市の郷土料理です。湖南町で主に食べられています。
会津の郷土料理「こづゆ」、県中地域の「ざくざく」「のっぺい汁」と似た、おもてなしのごちそうである具だくさんの煮物に近いすまし汁です。
「具が十種類入るから『じゅう』という名になった」という説があり、今回は保存食や乾物だけでも、「凍み豆腐・水煮わらび・水煮たけのこ・干しシイタケ・貝柱水煮」が入っていて、その他に「にんじん・ごぼう・糸こんにゃく・ちくわ・里芋」が入っています。
(写真右は本日使用の乾物類の量です。いつもの3倍くらいあります。)
今回のだしは「干しシイタケ」と「貝柱の汁」です。「いつもよりだしが濃い気がします」という調理員さんの意見がありました。

重は「里芋」や「きのこ」「わらび」など、児童が苦手とする食材が多い料理です。でも、毎年一回は出されているおかげか、高学年を中心にわりとよく食べられていたようでした。
画像1画像2

12月14日の給食

今日の給食は「麦ごはん・牛乳・笹かまの磯辺揚げ・みそドレッシングサラダ・曲がりねぎのみそ汁」です。
3年生が秋に見学学習で学び、味わってきた「曲がりねぎ」が今日の主役です。郡山市の「阿久津曲がりねぎ」は郡山市の伝統野菜として指定されている野菜です。今日のねぎは郡山市大槻町産です。

曲がりねぎは、そのまま育てればまっすぐに伸びる品種を、途中で一度斜めに植え替えることによって「く」の字にします。
「曲がりねぎ」は宮城県や秋田県など多くの地域で作られています。甘みやうまみが強く、やわらかいので各地で秋冬の味として愛されています。
しかし植え替えに手間がかかること、ふつうの箱に入りにくいこと、調理にも手間がかかることなどから、あまり多く作られていません。

今日はその曲がりねぎをいつもの3倍使った、「ねぎだく」のみそ汁です。ねぎを意識できるように切り方も斜め切りにしています。
切り方がいつもと違うので、調理員さん達は「斜め、斜め……」とつぶやきながら朝の打ち合わせをしていました。
3年生のある給食当番から「先生……ねぎは苦手です…」なんて声も聞こえてきましたが、食べ終わってみるとみそ汁を含め今日の残食は、とても少なかったです。
画像1画像2画像3

12月13日の給食

今日の給食は「ドッグパン・牛乳・ボイルドウインナー・ボイルキャベツ・ホワイトシチュー・パックケチャップ」です。
冬も本格的になり、じゃがいもの多いシチューが似合う季節になりました。
最近じゃがいもをむくと、「打撲症(だぼくしょう)」という赤〜紫っぽい変色を多く見かけるようになりました。だいたい、今使用しているいもの2〜3割くらいにあります。

「打撲症」は、その名の通りじゃがいも同士がぶつかりあって(打撲して)できる、いわば「いものケガ」です。男爵イモなどのやわらかい品種が冷え、ぶつかりあったときにできます。
打撲したいもでも体に害はありません。ただ、打撲症ができた部分から腐りやすいこと、傷で組織が壊れているのであまり食感がよくないことから、目立つものは取り除いて使用しています。
火を通すと濃い色になりますが、味などに変わりはありません。変色はじゃがいものアミノ酸がメラニン色素に変わったものです。

打撲症を防ぐためには「いもは冷やして保管しない(10度以上で保管する)」こと、「手荒くぶつけあわない」「重ねすぎない」ことが大切です。
ご家庭では厚めに皮をむくと、特に気になりません。また、皮をむくまで見た目での区別はつきません。
皮が薄く、でんぷんの多い丸いタイプの品種に多く発生します。そのため、気になるときはかための品種を選ぶのもよいかと思われます。
画像1画像2

12月12日の給食

今日の給食は「ごはん・牛乳・ショーロンポー・かぶのしょうゆ漬け・ジャジャン豆腐」です。
今日は残食がきわめて少なく、とくに1年生が野菜をたくさん食べてくれました。

かぶは春の七草の「鈴菜(すずな)」という呼び名があるほど、昔から食べられている野菜です。
せき、声がれなど、のどの症状をやわらげる「食べる薬」として知られています。ふだん食べられているのは白い部分ですが、葉もやわらかく栄養豊富です。

かぶは大根と同じ「根っこの近くであり、形が根に見える茎(胚軸:はいじく)」を主に食べる野菜です。かぶの根は先端の細く長い部分で、地面に埋まっているのはこの「根」と胚軸の下のわずかな部分だけです。
畑で葉をよけると、地面に丸いかぶの玉が並んでいるのが見えます。
昔話の「大きなかぶ」は大人数でかぶを抜きましたが、下の方を少し掘って根を切り落とせば、おじいさん一人でもすぐ収穫できるかもしれないという、そんな想像ができる野菜なのです。
(実際、最後にねずみが根をかじることで抜ける、という展開もあります)
画像1画像2画像3

12月9日の給食

今日の給食は「麦ごはん・牛乳・鶏肉の照り焼き・小松菜のからしあえ・石狩汁」です。
今日の白菜は郡山市大槻町産、ねぎ、鶏肉の照り焼きは福島県産です。

給食の時間に、ある児童が「お肉が赤っぽい色をしています、生ではないですよね」とやってきました。
今回使った肉はすでに加熱された肉を調理室で再加熱し、さらに90度以上を確認しています。
児童が持ってきた肉を中心まで割り、確認してみても加熱された肉特有の不透明な色や、ほぐれ方をしています。それでも色だけが赤っぽいというのが気になったようです。

じつは、この現象は食肉業界のあるある現象で、現在わかっているもので大きく二つ原因があります。
一つは「肉を加熱したときに、漬け込んだ調味料や材料の成分と、肉の成分が反応して起きる」というものです。
肉の赤色成分「ミオグロビン(肉の鉄分に由来する色です)」は、調味料や他の材料の成分と反応して「ニトロソミオグロビン」というピンク色の成分になることがあります。
この「ニトロソミオグロビン」は加熱しても変わらないので、「よく加熱した肉なのに赤い」という現象がおきます。
二つ目が、肉には熱で色の変わらない「ミオグロビン」があり、それが肉に残っていて赤色としてそのまま残る、または加熱後に浮き出てくるというものです。

成分検査などはできないので、推測ですがこのどちらかであろうと思われました。(材料の成分を見ると、今回の原因としては二つ目が有力です)
いずれも実際の加熱不足とは、色あいの違い、肉の内部温度、固まり方などで見分けます。

児童には、しっかり加熱された肉であることが、色以外の肉の状態から判断されること、生の肉の色合いとは違うこと、そして加熱された肉でも赤い色が残ることを説明しました。そして、色が違うことに気づき、連絡しに来てくれたことに感謝を伝えました。

資料:
一般社団法人食肉科学技術研究所ホームページ「科研コラム」#12「加熱食肉の赤色 現象はなぜ生じるか」
#39「異物2 食肉及び食肉製品の変色について」
画像1

12月8日の給食

今日の給食は「ソフトめん・牛乳・ほうとううどん・きつねもち・ひじき入りおひたし」です。
今日の野菜は白菜が郡山市産、ねぎが福島県産です。野菜を山盛りに使う日のため下処理室がずいぶん狭くなり、主役の一つであるかぼちゃが小さく見えました。

「ほうとう」は山梨県やその周辺地域の郷土料理です。季節の野菜をたくさん入れた(主にみそ味の)煮こみうどんとして食べられています。
ちなみに「ほうとう」は、中に入れる幅広のうどんのことを指します。生地をこねるときに塩を使わないので、下ゆでの必要がありません。
かぼちゃを入れたものが特に有名ですが、これはいわば「秋冬バージョン」で、かぼちゃを入れないほうとうも人気です。夏には「おざら」という冷たいめんのほうとうも、食べられています。
汁にかぼちゃや生うどんを入れて煮込むことで、自然にとろみがつきます。そのため寒い冬には、とくに体があたたまる品となります。

かぼちゃやにんじん、ほうれん草など色の濃い野菜は「カロテン」を多く含みます。「カロテン」は目やのど、肌のうるおいを守り、病気への抵抗力を高めます。
コロナウイルスやインフルエンザ、ノロウイルスなど様々な感染症が流行する冬は、色の濃い野菜をいろいろな形でしっかりとるようにしたいですね。
画像1画像2画像3

12月7日の給食

今日の給食は「麦ごはん・牛乳・かつお手作りふりかけ・くきわかめのサラダ・すきやき煮」です。
今日の野菜はキャベツ、白菜が郡山市大槻町産。春菊、ねぎは福島県産です。
かつお手作りふりかけは、かつおぶしを甘辛く味付けし、水分がとぶまでじっくり炒り上げた郡山市の人気献立の一つです。ひじき入りやしらす干し入り、わかめ入りなど、いくつかのバリエーションがあります。
おかげでごはんの残食はとても少なめでした。

今日のとあるクラスでのことです。
「うわー、今日の野菜サイアクー」という声が聞こえてきました。これは残食が多いのかなと予想していたら、他のクラスと比較しても少ないくらいに、とてもよく食べられていました。
担任の先生が教えてくださったことによると、「今日の野菜サイアクー」と言っていた児童が、勧められて一口食べてみたところ「うわ、これめっちゃうまい!」となり、それにつられた他の児童もおかわりをしてくれたということでした。
サラダのおいしさに目覚めてくれたその子と勧めてくれた先生に感謝しつつ、いっしょに食べる人の「おいしい!」は大切なのだなあとしみじみ思いました。

<作り方 約5人分>
・かつおぶし 15g・みりん 10g・しょうゆ 10g・砂糖 10g・水 10g・白いりごま 10g
1.ごま、かつおぶしは別々に鍋で軽く炒っておく。炒ったかつおぶしをよくもみほぐすとパラパラになり、扱いやすい。
2.調味料を小鍋に合わせ、1のかつおぶしを入れて、こげつかない程度の火加減でゆっくり炒めるようにして水分を飛ばす。(調理員さんから:「火加減が命です」)
3.好みの加減で火を止め、ごまをあわせる。
(市販のふりかけのように、からりとはしません。しっとりタイプのふりかけです。ひじきふりかけは、かつおぶしの半分をもどしたひじきにします。また、かつおぶしはだしを取った後の「だしがら」なども再利用できます)
画像1画像2画像3

12月6日の給食

今日の給食は「ココア揚げパン・牛乳・コーンサラダ・いんげん豆のトマト煮」です。
児童の皆さんが待ちに待った「ココア揚げパン」です。パンをいつもより30分早く届けてもらい、「揚げる、まぶす、数える、補助」の4人がかりで作ります。
揚げパンの種類にはココアの他に「砂糖だけ・きなこ・抹茶」などいろいろあり、砂糖の種類も普通の砂糖からグラニュー糖、粉糖、そしてさらに苦め甘めなどいろいろな組み合わせがあります。
(緑ケ丘一小はココア+粉砂糖ふんわり甘め派です。ご家庭では、食パンの耳を新しい油でさっと揚げ、ココア入りの砂糖をまぶすと近いものに仕上がります)
おもしろいのは、児童のみなさんがなぜかこのパンを「ここあげパン」と「あ」を一つ抜いて言うことです。
献立表には「ココアあげパン」と書いているので、児童のみなさんは「献立表は『あ』が一つ多い」と考えているのかな、という想像をめぐらせてしまいます。

「もう、昨日から(今朝から)みんなうるさくて」とは担任の先生方のお話で、あるクラスでは欠席者の数から、おかわりの数を予想し、どのように分配するか真剣な議論が交わされていたそうです。
「人数分に切って分ける?」と先生が提案すると「だって小さくなるじゃないですか」という返事があったとのこと。
今日は、台車を引く給食当番さん達が「こっこあっげぱん♪、こっこあっげぱん♪」と斉唱していたこととか、休み時間にココアのひげを落としきれなかった児童が、通りがかった先生に口周りを拭いてもらって照れていたとか、そんな楽しい風景が多々ありました。
そして揚げパンの残食が少ないのは当然としても、豆の煮物がよく食べられていたのに驚きました。

画像1画像2画像3

12月5日の給食

今日の給食は「麦ごはん・牛乳・鮭の照り焼き・じゃがいもの旨煮・麩と大根のみそ汁」です。

野菜の勉強をした1年生は煮物やみそ汁を、しっかり食べてくれました。他の学年も全体的に残食が少なく、特にごはんやみそ汁がいつもよりよく食べられていたようでした。

小話「きょうふのみそ汁」でおなじみの、「今日、麩(ふ)のみそ汁」です。麩は「白玉麩」を使っています。1年生は「なんか、もちみたいだね」と言って楽しく食べていたようです。
麩は小麦粉のたんぱく質「グルテン」を固めた食べ物です。
おなじみの「車麩(くるまふ)」や火を通す前の「生麩(なまふ)」の他に、油で揚げた「仙台麩」、板状の庄内麩(しょうないふ)」、「すだれ麩」など多くの種類があります。(写真中央の左側が「白玉麩」、右側が「小車麩」です。)
麩は意外と用途が広いので、煮物や汁物で何かもう一品入れたいときなどに、ぜひ候補の一つとして思い出していただければ幸いです。

放課後、児童が小走りに来て、何かなと思ったら「先生! 明日は『ココアあげパン』ですよね! すごく楽しみにしています」「いっぱいおかわりします! パンを!」という話でした。
画像1画像2画像3

12月1日の給食

今日の給食は「コッペパン・牛乳・ほうれん草と卵のあえもの・白菜と肉団子のスープ煮・メイプルマーガリン」です。
白菜は矢吹町産、肉団子の豚肉は福島県産です。作業の隙間時間には調理員さん達が、明日のきざみのりやいもけんぴを手分けして数えてくれました。
「白菜と肉団子のスープ煮」は、一見肉団子が主に見えますが、「白菜をたっぷり食べるために、ごく少量の肉団子を入れた煮物」です。(先日のすいとんのたらい2つと、量を比較してみてください)
肉団子の口どけをよくするため肉にきざみたまねぎを入れ、団子に「あらびき黒こしょう」、スープに「白こしょう」と、こしょうを多めに使うことで薄味を補っています。
狙い通り、入れた野菜の量のわりに、残食は少なめだったようです。
今回はコンソメ味ですが、牛乳や豆乳を入れてシチュー風や、キムチ味、カレー味、みそ味などにするのもおすすめです。野菜はキャベツやレタス、ピーラーでうすく削ったにんじん、大根などにすることもできます。
残りの具は緑色の野菜、たけのこ、はるさめなど、好みで入れます。
鍋料理などにも応用できるので、冬の食卓にぜひどうぞ。

今日は来た給食当番のほとんどが、おかずのボールや牛乳ケースを持って「寒っ! 冷たっ!」とまず叫ぶほど寒い日でした。そんな中でほっこり温かいスープ煮がよりおいしく感じられたようです。
画像1画像2画像3

11月30日の給食

本日の給食は「麦ごはん・牛乳・スコッチエッグ・ひじきの炒め煮・大根のみそ汁」です。
児童が担任の先生に「スコッチエッグって何ですか?」と尋ねたところ「ゆでたまごをハンバーグで包んだような料理ですよ」という答えがあったそうです。
配膳時に確認した給食当番が「あ……(先生の教えてくれた通りだ)」と驚く、という風景がありました。どんな想像をしていたのでしょう。

本日のおかず「スコッチエッグ」は、ゆでたまごをひき肉で包み、パン粉などを付けて揚げたイギリスの料理です。失敗なく大量に作るのは難しいので、今回は冷凍の品をあたためて使っています。
スコッチエッグはイギリスの有名デパートで、約280年前に惣菜として売り出されたことから、世界中で有名になった料理です。ただ、似たような料理はもともと中東やアジアに多くあり、そういった料理を参考に作られたという説もあります。
イギリスでは外で食べる「おやつ」や「軽食」として有名です。とても人気があるためいろいろな変わり種があり、日本風とされる「カツカレースコッチエッグ」もあるそうです。
家で作る場合は卵のゆで加減や、たれの味付け、肉の厚さや種類などにいろいろこだわることができます。
簡単に作るなら、うずらのたまご缶や市販のゆでたまごに、市販のハンバーグ種をつけて、ハンバーグのように焼くという作り方などもあります。
画像1画像2

11月29日の給食

本日の給食は「黒糖パン・牛乳・チキンサラダ・中華すいとん・ヨーグルト」です。
本日は豚肉が福島県産、ねぎとほうれん草が郡山市産です。
寒い日が多くなり、すいとんがおいしい季節になりました。
このすいとんを作るときに欠かせないアイテムが「手袋」です。粉と水を均一に合わせ、練るときには使い捨て手袋を二重にして手で混ぜ、ちぎり入れる時にも手袋をします。

練るときに手袋を二重にするのは、このすいとんがやたらとねばねばしているからです。
手袋の選択や付け方をまちがえると、手袋がすいとんに貼りつき、ひっぱられたあげく脱げて粉の中に入ってしまったり、手袋の先だけちぎれてしまったりします。
そのために、切れてもすぐ見つかるように食材にはない青色、脱げない十分な長さで、しかし指先が余らない手に合ったサイズを選びます。
長い手袋は服や腕の汚れを粉にくっつけないため、その上につける小さい手袋は、長い手袋をしっかり固定するためにしています。
さらに、作業前は手袋が切れていないかお互いにチェックし、作業中もこまめに破れなどをチェックします。一度脱いだ手袋は着けなおしません。
本日は調理員さんの手袋選びも問題なく、すいとんは無事に完成しました。
画像1画像2画像3

11月28日の給食

本日の給食は「ごはん・牛乳・魚のりんごソースかけ・青菜ののりあえ・豆腐とわかめのみそ汁・ふりかけ」です。
今が旬のりんごを魚のたれに使った料理です。りんごは福島県産のおろしりんご製品を使っています。
本日のねぎは郡山市産で、珍しくにんじんを使わない日だったため、下処理室がなんとなく緑色っぽい日でした。

青森県や長野県には劣るものの、福島県もりんごの産地の一つです。
りんごはソースや焼き肉のたれなど、多くの調味料に自然な甘みを加える素材として、使われています。
機会がありましたら、市販のドレッシングや調味料の中に「りんご」を探してみてください。

先週人気だった「白菜のラー油あえ」をご紹介します。野菜をゆでてしぼってたれであえるだけですが、「めんの日なのにごはんが進むような味つけ」という話でした。白菜をゆでたら、徹底的に水分を絞るのがポイントです。
<材料 一人分>
・白菜 40g ・チンゲンサイ 8g(合わせて片手に山盛り程度。白菜が大きい葉1枚の半分、チンゲンサイが大きい葉1枚の四分の一くらいです)
・砂糖 1g ・塩 0.2g ・ラー油 0.05g(1滴) ・酢 2.5g ・ごま油 1g ・こしょう 一ふり
※ごま油風味の塩ドレッシングに、こしょうとラー油をお好みで。という感じです。
 砂糖とごま油は酢の半分、塩はわずかに味が付く程度 という目安になります。チンゲンサイは色どりなので、白菜だけでも大丈夫です。
 切り方は写真をご参照ください。
画像1画像2画像3

11月25日の給食

本日の給食は「麦ごはん・牛乳・豚肉のしょうが焼き・ひきな炒(い)り・かぼちゃのみそ汁」です。
本日は大根の一部と豚肉が福島県産です。肉は給食室で味をつけ、一枚ずつていねいに広げてオーブン焼きしました。
「ひきな炒り」の「ひきな」は、大根やにんじん、ごぼうなどをせん切りにしたものです。福島県だけでなく宮城県、岩手県など東北地方の各地で食べられている郷土料理です。
地域によっては炒める前に千切りの野菜を凍らせたり、凍み豆腐や油揚げなどの多くの具を入れたりします。雑煮の具にするところもあるようです。
県中地区には「ごぼう炒り」や「ふき炒り」「なす炒り」などいろいろな「〇〇炒り」があります。
炒めて作る料理ですが、じつは煮物に近く、歯ごたえを大切にする「きんぴら」とは違い、味を煮含めてやわらかく仕上げるのが特徴です。
つきたてのもちや、お湯であたためたやわらかいもちをからめて食べるのも、おいしい食べ方です。

みそ汁は苦手だったようですがおかずはおおむね好評で、お肉は特に人気でした。
ひきな炒りも健闘していて、連続の「野菜の残食なし」を達成したクラスもありました。
画像1画像2画像3

11月24日の給食

本日の給食は「しょうゆラーメン・牛乳・ミニ肉まん・白菜のラー油あえ」です。
にんじんは白河市産、ねぎと一部の白菜が郡山市産です。スープはとりがらのパックを使い、給食室でじっくり煮出してだしをとりました。
寒くなってきたので、肉まんを出しました。しょうゆラーメンも今年度初登場です。
調理員さんはなるべく温かい肉まんが出せるように、温度や配食時間に注意をして作業してくれました。
ラーメンや肉まんは「点心(てんしん)」と呼ばれる中国の軽食の一つです。点心は主菜とスープ以外のすべてが含まれるとされていて、甘いものやしょっぱいものなど多くの種類があります。
お茶を飲みながらゆっくりと会話を楽しむ「飲茶(やむちゃ)」にも、手軽なファストフードのように食べるおやつにも、どちらにも「点心」は大活躍しています。
今日の給食も料理としては「点心」で、すばやく食べてしまえる献立です。でも児童のみなさんには、ゆっくりよくかんで味わいながら食べてほしいと思います。

先日野菜の学習をした1年生は野菜をきれいに食べきっていて、「先生! やさいおいしかった!」「がんばって食べたよ!」という大変うれしい報告をしてくれました。

11月24・25日は宿泊学習中止となりましたが、給食費の関係により5年生の給食が実施できないため、5年生(ひまたん学級5年生含む)がおべんとうの日となります(牛乳もありません)。
お手数をおかけいたしますが、よろしくご協力お願いいたします。
画像1画像2画像3
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
学校行事
1/4 仕事始め
1/9 成人の日
郡山市立緑ヶ丘第一小学校
〒963-0702
住所:福島県郡山市緑ヶ丘東一丁目20番地の1
TEL:024-942-2960
FAX:024-942-2961