最新更新日:2024/06/20
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主権在民

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 現在の地球上には、人として、まっとうに生きているのに、虐げられ、罵られ、国を追われる人々がいます。脳裏をかすめるのは、かつてこの日本においても、時の藩閥政治に異を唱え、「主権在民」を掲げ、敢然と時の明治政府にたぎる「思い」をぶつけた、自由民権運動に身を投じた人々のことです。
 現在、多くの国々では、民主的な「選挙」という方法でリーダーが選ばれ、国民の生命や財産、そして権利は保障されていますが、時に理不尽な手段で、生命や財産や権利が奪われ、脅かされる現実があります。「主権在民」の発想は、常に国のリーダーの施策を注視し、リーダーとして適しているかどうかの判断を国民が行ってこそ成り立つものです。つまり、国民の「人を見る目」が問われているのです。気を抜いて、放置しておくと、簡単に奪われてしまう危険をはらんでいる権利であることを、我々は肝に銘じておくべきです。

避難所

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 今回の大雨で池野小体育館も避難所として開設されました。担当の職員の方がみえて、開設中はずっと体育館につめていただいております。本当にありがとうございます。

精霊馬

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 お盆(おぼん)は、日本で夏季に行われる祖先の霊を祀る一連の行事で、日本古来の祖霊信仰と仏教が融合したものです。お盆の明確な起源は分かっていませんが、日本では古代より1年に2度、初春と初秋の満月の日に祖先の霊が子孫のもとを訪れて交流する行事があったそうです。初春のものがお正月の行事となり、初秋のものが仏教と習合してお盆の行事となり、8世紀頃には夏に祖先供養を行う風習として確立されたと考えられています。
 地域によって時期はまちまちですが、一般的に8月13日の夕刻に「迎え火」を焚いてご先祖様をお迎えします。火を焚くのは、ご先祖様が迷子にならないように…との願いを込めたものだそうです。 台の上に敷物を敷き、ナスやキュウリで作った精霊馬(しょうりょううま)などを用意します。精霊馬は、ご先祖様があの世とこの世を行き来するための乗り物です。キュウリは馬、ナスは牛を表していて、来るときは馬で早く、戻るときは牛のようにゆっくり帰っていってほしい…との願いからだとか。

奇跡の星

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 宇宙空間に滞在した経験を持つ宇宙飛行士は、それ以前の自分とは違った「思い」を抱くといいます。かつて日本人宇宙飛行士の毛利衛さんは「宇宙から国境線は見えなかった」と語りました。宇宙から見る地球は、とても美しく、漆黒の宇宙空間に浮かんだ、まるで宝石のように見えるそうです。
 これまで経験したことのない新たな経験は、新たな視点や、新時代の「見方・考え方」を生み出します。宇宙飛行士達にとって、地球はあまりにも美しく、そして漆黒の宇宙空間は限りなく「無」の空間に感じるそうです。だからこそ、人種を超え、宗教を超え、文化や歴史を超えて、地球を唯一無二の存在、人類の大切な「故郷」として、愛おしく感じる、新たな「思い」が込み上げてくるようです。
 今地球上で起きている様々な問題や課題は、個人、コミュニティー、自治体、国家レベルでは、解決できないもので溢れています。そして、誰一人として、この母なる大地「地球」を抜け出して、生き抜くことはできません。皆で生き抜く手立てを考え、一刻も早く実践して、この星で生き続けていきましょう。

地球温暖化の影響

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 地球の平均気温の上昇は、海面上昇や気候変動、風水害の甚大化と頻発化をもたらしている。我々人類は、この変化から目を背けることなく注視し、子々孫々に至る人類の生活環境保全に、今こそ努めねばならない。
 現在、学校生活をおくっている子ども達が、やがて大人になった時、取り返しのつかない状況になってしまっていたとしたら、現在国の礎として生きている大人達は、どうやって責任を取ればよいのだろうか?
 「過ぎてしまった事だから」「気づくのが遅かったから」では、子ども達は納得してくれまい。これからの環境教育は、未来の人類の生き残りをかけた、大いなる「責任」を伴う。先延ばしにすることなく、現状と課題を直視して、より具体的な手立てと、選択と発信の機会を、未来の国民である子ども達に、しっかりと提供しなければならない。
 これは、今を生きる大人達の使命である。心せねばなるまい。

プラスチック汚染の脅威について

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 今、リサイクルされずに放置されたプラスチックごみが、地球全体に拡散し続けています。小さく砕けたかけらが、海中や土中さらには大気中を漂い、地球上の全ての生物にとって脅威となり始めています。生き物が誤飲によって育たないだけでなく、化学物質が食物連鎖の中で、濃縮されていく実態も明らかになってきました。また、細菌やウイルスサイズのナノレベルの粒子となったプラスチックが、人体に与える影響についての研究も始まっています。大量消費社会の限界が近づいています。
 これまで地球上で生産されたプラスチックの総量は83億トン。その約8割は処分されず、地球上に放置されたままです。大量消費社会がもたらした、命や健康に影響を与えかねないプラスチック汚染の脅威を、新たな循環型消費システムを多くの人々が主体的に選択し、自ら実践することによって、危機を脱することができるかもしれません。キーワードは「Loop」です。

近頃日々感じる地球温暖化について

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 今日も暑い日が続いています。地球温暖化の問題は、新たなフェーズに入ったと言われています。現在の地球の平均気温は、産業革命以前と比べてプラス1.2度。このままいくと、早ければ2030年にも地球の平均気温は、産業革命以前のプラス1.5度となり、臨界点に達するといわれています。これを超えていくと、温暖化を加速させる現象が連鎖し、暴走を始める可能性が明らかになってきています。どうすれば、この危機的状況を回避できるのでしょうか。私たちの暮らしを守るために、今、具体的に何をすればよいのか、世代や人種、さらにはイデオロギーを越えて、この先の9年の歩むべき道を考えねばなりません。

最後は「人」で決まる

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 組織に集う「人」こそが、最も重要で、ピンチの時こそ、力があって、決断し、行動できる人材が、どれほどいるかが勝負を決する鍵となる。
 武田信玄は、甲斐国(現在の山梨県)を治めた戦国大名です。中央政権との交渉もあったことから、和歌の教養をたしなんでいました。彼の詠んだ有名な和歌には、「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇(あだ)は敵なり」という一首があります。和歌の意味は読んで字のごとく、人は城のようなものであり、人は石垣のようなものであり、人は堀のようなものである、と「人」の重要性を説いています。
 多くの戦国武将が堅牢な城を持つなかで、武田信玄は城を築くことなく、防御力が決して高いとは言えない躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)を拠点としました。
 武田信玄が城を持たなかった理由としては、山々に囲まれ、天然の要害となっている甲斐国の地形もあり、また、彼の和歌で詠まれているように、城や石垣や堀以上に、なによりも重要なのは「人」である、と考えたことにあると思います。立派な城を築くよりも、強い武士を育て、戦う集団を作ることの方が大切だと考えたからでしょう。

 戦国最強と謳われた信玄の強さの秘訣は、彼の「人」に対する「思い」にあり。


令和の教員研修とは

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 『犬山の教育施策2021』では、めざす教師像として「自ら学び続ける教師」とある。なるほど、めざす子ども像が「自ら学ぶ力を身につけた感性豊かな子ども」ならば、教える教師が「自ら学び続ける」ことをせずして、「自ら学び続ける子ども」は育ちはしまい。令和の教員研修は「学び続ける教師」に、新たなる学びの機会や示唆を示す時であり場であるとの考えに至る。さて、教師は何を「研修」すべきか。「自ら学び続ける教師」ならば、小手先の些少なことにとらわれることなく、自らの「教養」を磨き、その人格において、子ども達を惹きつけ、各自の個性的な学びへと誘う人たらん。アパルトヘイト撤廃に尽力し、1993年にノーベル平和賞を受賞。1994年、南アフリカ初の全人種が参加した普通選挙を経て大統領に就任した、ネルソン・マンデラ氏曰く。

Education is the most powerful weapon which you can to change the world.

(教育とは、世界を変えるために用いることができる、最も強力な武器である。)

 2030年迄に、より多くの自ら学び行動できる人々を育んでいきたい。

疫病終息祈願

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 尾張富士浅間神社において、コロナ禍の終息を願って、祈願祭が行われました。
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