最新更新日:2024/06/24
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「歩く」意味について〜その2〜

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 健康長寿のためには骨粗しょう症を予防し、特に成長期にはできるだけ骨量を増やしておくことと、成人後は日々の生活で骨の成長を促す食事と運動を心がけることが必要だそうです。
 最新の研究によると、日常的に歩くことや走ることで骨に衝撃がかかると、骨の中にある骨細胞が「衝撃センサー」として作用し、骨を作る「メッセージ物質」が放出され、体内で骨を作り出す作業が始まるそうです。つまり運動することなく、家の中でじっとしていては、人間の骨量はどんどん低下してしまうというのです。
 コロナ禍の中、不要不急の外出を避けて家の中で過ごすことが多くなりました。しかし願わくば皆さん、熱中症を避け、3密を避けながら、早朝の自宅近くの散策でかまいません。どうか毎日、歩いたり、ランニングしたりして、適度な骨への衝撃を与えて、骨粗しょう症防止につとめ、健康長寿をめざしましょう。

ウイルスに負けない

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 池野っ子の皆さん。新型コロナウイルス感染の危機に際して、今こそ感染予防の基本に立ち返りましょう。

(1)不要不急の外出の自粛
(2)外出時のマスク着用
(3)帰宅後の手洗い・うがいの徹底

 今春、4月〜5月にできていたことを皆で思い出して、基本に立ち返って感染予防に努めましょう。

 あの時、実践できていた君たちならば、きっと実践できるはずです。
 頑張りましょう。

スクスク育つ

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 大都市の繁華街で仕事をする皆さんは、コロナ禍で長時間の3密の危険があるが、地方の農業従事者の皆さんは危険を回避しつつ、熱中症に注意をしつつ、早朝の作業に勤しんでみえます。梅雨があけ、作物もグングン育ってほしいです。どうか皆さん、健康に生き抜いてください。頑張りましょう。

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「歩く」意味について

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 我々の体は、脳からの命令で動いていると考えられていました。しかし、最新の科学によると、むしろ脂肪や筋肉から出される「メッセージ物質」といわれるものの指示で、脳が指令を受け、必要な免疫や抗体あるいは必要な細胞等を作る指示を出していることがわかってきました。
 頭でわかっていても、しっかりした体が作られ、常に活動していなければ、「メッセージ物質」は放出されず、良好な健康状態は維持できないというのです。人生100年の時代をむかえた現代日本において、健康長寿をもとめるならば、幼少期に毎日しっかり自分の足で歩いて、足腰を十分鍛えておくことは、とても意味のあることだと思います。
 池野っ子の皆さん。暑い日々が続きますが、自らの足腰を自らの意思で鍛えて、人生100年時代を健康に過ごすことができる礎としてください。

雨ニモマケズ

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 雨の中を黙々と徒歩で登校していく子ども達を後ろから見守りながら、ふと宮沢賢治の詩の一節が脳裏をよぎりました。

雨にもまけず
風にもまけず
雪にも夏の暑さにもまけぬ
丈夫なからだをもち
欲はなく
決して怒らず
いつもしずかにわらっている…
      …そういうものに
        わたしはなりたい
(宮沢賢治「雨ニモマケズ」より)

 黙々と歩みを続ける、子ども達の後ろ姿は、感動的ですらあります。

 どうか、こうした日々の積み重ねが、彼らの健康と長寿の礎になってくれることを心から願っています。



失って初めて気づくこと

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 普段、あまりにも当然で、幸せを実感できていなかったことを、失ってから初めて気づかされることがあります。失った時には、すでに元には戻らず、あきらめざるを得ない。でも、ここからが「教育」のすごいところです。「教育」は何度でも、何度でも、その気になれば、いつからでも、やり直しがききます。決して遅すぎることはありません。失ったと気づいたならば、そこからまたやり直せば良いだけです。
 取り返しのつかないことが世の中にはいっぱいありますが、生きてさえいれば、特に「教育」にかかわることならば、何歳でも、何度でも、いつからでも、やり直しがききます。決して絶望しないでください。必ず道はあります。大丈夫です。「気づく」ことができた段階で、失ったもの以上のものを手に入れるチャンスを、あなたは得ることができました。

学校に行く理由〜まとめ〜

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 「なぜ学校に通うのですか?」という素朴な疑問を子ども達に投げかけると、その回答は、以下の5つの項目に類別することができるそうです。
【理由その1】「学校の○○が好き!」
【理由その2】「学校の○○が楽しい!」
【理由その3】「将来のため」
【理由その4】「習慣化してしまっている」
【理由その5】「家族や親戚・近所の人が学校に行くことは当然のことと思っている」

 全ての理由を心に秘めて登校してくる児童・生徒は、なかなかいないと思いますが、上記の5項目の複数の理由をあげる人はいると思います。問題なのは、理由5項目全てを喪失してしまっているケースです。

 そんな児童・生徒に出会ったときは、それこそ積極的に、スピーディーに学校の教職員や家族、あるいはボランティアの方や、地域の方、どなたか一人でも声をかけ、本人の話をじっくりきいてあげることができれば、学校に行くことが苦手な子どもを救える気がしてなりません。

学校に行く理由〜その5〜

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【理由その5】
「家族や親戚・近所の人が学校に行くことは当然のことと思っている」

 家族や親類縁者、はたまた近所の人が学校に毎日通うことを当然のことだと確信して疑わない。子どもが「学校に行きたくない」と口にすると、不思議なことを言う子だと感じたり、笑い飛ばして相手にしないケースがあります。「なんとなく学校に行く気がしない」と子どもが口にしても、重篤なけがや病気の様子がないと保護者が判断すれば、「学校は気分で行かないところではないのよ」と笑顔で答え、さっさと登校を促し、通学班の集合場所へ送り出してしまう。つまり、子どもの周りの人間が、学校へ行くことは当然と確信していると、何やらそれが当然で、当たり前のことに子ども自身も感じるようになるのです。

 子どもの命や健康に関わるような重大な悩みを抱えていると保護者が判断するような状況ならば、これではいけないと思いますが、「なんとなく今日は気分がのらないな…。」といった程度のことならば、家族や近所の人が子どもの背中をぽんと押して「行ってらっしゃい」と笑顔で送り出していただければ良いと思います。その日一日を学校で過ごすうちに子ども自身も朝のことを忘れてしまって、けろっとした顔で「ただいま」と元気な声で帰ってくるケースがほとんどだと思います。

 それこそ帰宅後も、まだ納得できていない様子なら、じっくり子どもの話を聴いてあげてください。お子さんと深くつながっていけるチャンスだと思います。ぜひよろしくお願いします。

学校に行く理由〜その4〜

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【理由その4】「習慣化してしまっている」

 人は毎朝、起床後、歯磨きをしたり、洗顔をしたり、習慣化しているルーティンを行います。もうこれは、無意識にやっている人が大半でしょう。登校することも同様に、すでに習慣化してしまっているケースです。

 皆さんも、半分寝ぼけた状態で朝のルーティンをしていることはありませんか? 寝ぼけ眼で、いつものように出勤の準備をしている。気がつくとすでに玄関で靴をはいているとか…。

 多くの小中学生が、通学中に意識がなくては困りますが、歯磨きや洗顔の感覚で、気がつけば登校準備が整っていて、元気に「いってきます!」と家族に声をかけ、家を出発できるなら、とっても良い習慣といえるのではないでしょうか。

学校に行く理由〜その3〜

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【理由その3】「将来のため」
 将来なりたい職業がある。どうしても実現したい夢がある。大きな野望を抱いている。そのためには、学校で学び、知識や技術を習得して、卒業証書を手に入れ、学歴を重ねる必要がある。いわば、自らの夢の実現のために、学校をステップボードとして活用する。

 多くの小中学生が、ここまでクールに、そしてクレバーに、学校の存在を認め、かつ利用しているとは思えませんが、中にはこういった考えの人もいると思います。

 ここまで割り切って、冷静に、客観的に考え、そして行動できるならば、本当に将来がとても楽しみですね。

学校に行く理由〜その2〜

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【理由その2】
「学校の○○が楽しい!」
 例えば、「友達との会話が楽しい」「放課時間に運動場で遊ぶことが楽しい」「新しい知識や世界との出会いが楽しみ」等々。つまり、日々の学校での出来事が刺激的で、それを思うと「わくわくする」「ドキドキする」わけです。明日の学校が待ちきれない。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のための臨時休業期間中、学校再開を待ち望んでいた児童・生徒の多くは、きっと学校の中にある何かを、心待ちにしていてくれたと思います。

 彼らにとって、学校の再開は、辛い家庭学習と外出自粛の鬱々とした気持ちを、吹き飛ばしてくれるほどの朗報だったと思います。何日も何日も家の中でじっとしていなくてはならないなんて…。本当に全国の小中学生の皆さんは、よく頑張ったと思います。心から皆さんの辛抱強さを賞賛したいと思います。

 ちなみに私は「給食」の時間が楽しみで、これを目当てに登校していました。特に「カレーライス」の日は、朝から楽しみにしていました。

学校に行く理由〜その1〜

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 「なぜ学校に通うのですか?」という素朴な疑問を、毎日登校している子ども達へ投げかけたそうです。子ども達の回答は、5つの項目に類別することができたそうです。

【理由その1】「学校の○○が好き!」
 例えば、「給食が大好き」「〇〇先生が好き」「体育の授業が好き!」「図工が大好き」等々。つまり、子ども達自身が、学校の日課や時間割の中に、魅了される事があるケースです。

 何も、教科学習に特化する必要はありません。もちろん、好きな教科があるのは良いことですが、学校での生活は、休み時間や給食、掃除の時間も含まれます。もしかしたら、登下校の時間が好きというケースもあるかもしれません。

 それこそ、好みは十人十色。千差万別です。

田に水が入り始めました

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 田に水が入り始めました。もうすぐ田植えが始まるようです。もう季節は初夏ですね...,
 農業は3密を回避しながら、しかも食料そのものを作り出す事ができる素晴らしい職業だと思います。しかも諸外国と違い、日本は企業的な大規模農業でなく、家族経営の兼業農家の方々が大勢みえます。
 今年も無事に沢山のお米がとれますように。農業従事者の皆さん、お願いします。

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気持ちの良い週末

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 月曜日から金曜日まで、しっかり頑張って汗水流して働いたからこそ(小学生の皆さんは学校で頑張ったからこそ)週末の休息は「幸せ」を感じる事ができます。臨時休業中の週末とは、ひと味も二味も違うと思いませんか?
 しっかり、心も体もリフレッシュして、週明け月曜日からまた元気に頑張りましょう!
 まだまだ、なんでも自由にとはいかない毎日ですが、それでも、どうぞ気持ちの良い週末をお過ごしください。

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アフターコロナのその先へ4

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 コロナ禍の前と後では、何が違うのでしょう? 『「学校」が教育の全てではない。絶対的な存在ではない。』ということを、コロナ禍による学校の臨時休業は全国民に知らしめました。
 様々な理由で登校することができず、それでも将来のためにと体にむち打って、健康を害してまでも登校せねばと考えていた児童・生徒、そして保護者の皆さんにとっては、オンライン授業や動画配信、あるいはeラーニングをはじめとした、臨時休業中の様々なオールタナティブスクールの試みは、一筋の光明となったはずです。コロナウイルス感染拡大の第二波が迫っていると危惧されている昨今において、開始された、あるいは準備されつつある家庭学習(ホームスクーリング)の試みは、今後も推し進める必要があります。
 併せて、この機会に学校のカリキュラムのミニマム化、必要最小限のパッケージング化をして、今後数十年先、あるいは数年先に起こりうる新型ウイルスによる感染の危機に備える必要があります。これを行うことができれば、防疫の観点からも、授業時間数の確保に四苦八苦する全国の学校現場の先生方の負担軽減の観点からも、有益な一手になると思うのですが、いかがでしょうか…。
 ただし、現在学校は再開して間もなく、多くの先生方が感染拡大に最大限の注意と手立てをとっていただきながら、日々の授業に全力で取り組んでいただいております。やっと、学校に子ども達の笑顔と歓声が戻ってきました。是非とも、あたたかく見守っていただきたいと願うばかりです。

黙々と登校する池野っ子

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池野小学校の児童の登校の様子です。皆、マスク着用、一列歩行、密を避ける努力をしてくれています。本当に頭が下がります。ありがとう。

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アフターコロナのその先へ3

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 コロナ禍の前と後では、何が違うのでしょう?
 一番大きな点は、何気ない日常の中にあった日々の「幸せ」に、人々が気づけたことではないでしょうか。「幸せ」とは、失ってみて初めて気づくことができるようです。あまりにも、当然のことで、疑うことも、気づきすらしなかった日常の暮らしの中に、実は大切な大切な「幸せ」が埋没していました。それは、学校に通うことだったり、家族と過ごす時間だったり、友達や近所の人との会話だったり、毎日の給食だったり、自分を見守ってくれている人がいることだったり…。
 みんな新型コロナウイルスが悪いんです。我々から日常の暮らしを奪ったのはウイルスです。多くの大切な命も奪われました。でも、皆が忘れていた日々の「幸せ」をあらためて認識するきっかけになったのも事実です。学校や保育園・幼稚園・児童クラブがあることで、保護者の皆さんは安心して労働する時間を確保することができる。実は経済活動を進める上で、教育機関は重要な役割を担っていたんですね。学校に通うことが日常的すぎて…。盲点でした。
 さらに、教育の可能性と限界を垣間見ることができました。「生きる」こと、「健康」であることは「学ぶ」ことよりも上位に位置し、学校で学ぶこと以上に「命」は大切であり、守る必要があるということ。全国の小中学生が一斉に1ヶ月半もの間、家庭学習を強いられる共通体験をしたことで「生きる」ことの大切さに、あらためて気づくことができました。これほど全国民が「生きる」ことについて深く考える機会は、先の大戦末期以来のことなのではないでしょうか。
 今、少しずつ、普段の日常的な生活が戻りつつあります。この日々の何気ない「幸せ」を、しっかりかみしめながら、日々の教育活動は進んでいきます。

アフターコロナのその先へ2

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 生き延びることができたその先に、経済の問題が横たわっています。コロナ禍以前の経済状況をもとめても、なかなかすぐには難しい。生き抜くこともたいへんな今だからこそ、欲張らず、かつ冷静に、アフターコロナのその先の働き方を考えてみましょう。
 『今必要とされる仕事とは何でしょうか?』 まずは、医療従事者の皆さん。さらに感染防止の最前線に立たされた保健所をはじめとする防疫関係者の皆さん。今回の緊急事態に日本が対応できているのは、多くの医療・防疫関係者の皆さんが不眠不休で頑張っていただいているおかげです。今後のことを考えると、さらなる増員の必要性を感じます。
 緊急事態宣言下の外出自粛の期間を経て、多くの人々が今「ふれ合い」に飢えています。辛抱に辛抱を重ね、忍耐強く頑張った分だけ、自然とのふれ合いや、多くの友人・知人・親戚との会話、あるいは楽しい会食やスポーツの機会をもとめています。3密を回避する必要はありますが、それをクリアーして「ふれ合い」の場を設定できれば、大きなビジネスチャンスがあると思います。
 実際、多くの飲食店は「テイクアウト」に活路を見いだし、屋内にあったものを屋外で活用し、営業を再開する企業や店舗があります。さらに、各家庭や営業所・工場に荷物を届ける運輸業・配達業や、マスクをはじめとする感染予防グッズの製造もお仕事が増えているのではないでしょうか。また、元々3密状態でない職種は人手不足を解消する、今がチャンスです。
 ただし、多くの人々がもとめている「ふれ合い」は、オンラインでのつながりではありません。間接的な接触ではなく、目と目を合わせ、直接「生」の声や味、ダイレクトに伝わる感触やぬくもり、人の心のあたたかさを実感できるものでなくてはなりません。画面からでは伝わらない「何か」に、多くの日本人は気づいてしまいました。
 たとえ、マスク越しでも、フェイスガード越しでも、短時間でも、ダイレクトに、実感できる「ふれ合い」こそが、今、人々が求めて止まないものだと思います。ここに、経済の新たな活路があるのではないでしょうか。

アフターコロナのその先に

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 かつて1950年代には「ガチャマン(ガチャンと織れば1万円もうかる)景気」があり、繊維産業が栄えました。その後1960年代には、鉄鋼・化学・電力など素材産業が設備投資をすすめ、池田勇人内閣の「所得倍増計画」とともに国民所得も増え、各家庭にはテレビ・冷蔵庫・洗濯機のいわゆる「三種の神器」が普及することになります。1970年代に向けて、鉄鋼・電気製品の輸出が増大し、日本は高度経済成長期へと突入していきました。
 様々な時代に様々な産業が勃興し、景気の良い業界に人材が集まることになりました。しかし時代の変遷とともに景気は変動し、将来を見据え希望の業種に就職できたとしても、それで一生安泰とならないところが現代の就活の難しいところです。
 昨今のコロナ禍も、これまで景気が良く、学生にとって有利な状況が一転して、景気の悪化に伴い、内定取り消しや求人数の削減など就活をすすめる学生にとって大きな悩みとなっています。
 かつて日本は、幕末期と第二次大戦という二度に渡る国家存亡の危機を乗り越え、その後不死鳥のように国際舞台に復活しました。今回のコロナ禍も、なんとか糸口をみつけて、復興せねばなりません。ただし、コロナ禍以前と同様の経済や生活を求めても、早急には無理でしょう。それよりも、これを機に、新たな生活様式や、経済観、幸福観、就職観を持つべきではないでしょうか。
 学習の遅れが不安で9月入学を議論するよりも、コロナ禍で「ステイホーム」や「家庭学習」を強いられ、我慢に我慢を重ね、生きぬ抜いてくれた子ども達に、例年以上に「今年の学校は良かった。」と、後々語り草にしてもらえるような思い出づくりや体験をさせてあげられないかと感じています。もちろん、3密を避け、ソーシャルディスタンスを確保することは必須条件ですが…。
 例えば、仕事をなくした多くの役者さん達に全国の小中学校に出向いてもらい、子ども達に本物の総合芸術「演劇」を間近で観てもらう「ギガスクール構想」ならぬ「生スクール構想」なんてどうでしょう。もちろん、ウイルスの第二波襲来に備えてオンライン授業の準備も必要ではありますが、こんなにも人との接触を避けねばならなかった3ヶ月間は、大戦中を除いてこれまでになかったことです。今、子ども達が求めているのは、直に鑑賞し感動できる「実体験」を伴う学習なのではないでしょうか。
 過ぎてしまった時間を戻すことはできませんが、残された時間をより充実したものに、良い思い出にすることは可能だと思います。残された時間も予算も有限ですが、その活用の仕方は無限の可能性を秘めています。「ピンチは最大のチャンス」のはずです。全ての教育に携わる人々の知恵と勇気と胆力にご期待ください。教育は「国家100年の計」です。疫病の流行で揺るぎはしません。

「思い」が世界をかえる

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 時代や社会を変革していくのは、新たなテクノロジーでしょうか、それとも人間の飽くなき欲望でしょうか?
 私は人の「思い」が世界をかえる原動力だと思います。新たな「発想」、強い「思い」、壮大な「夢」、等々。多くの人々を引きつけ、胸を打ち、心をたぎらせ、多数の共感を得ることができれば、「思い」は人々の生活や、社会、時代、世界を変えるエネルギーになります。
 今、世界中の人々が新型コロナウイルスと戦っています。ウイルスについての知識を身につけ、なお「世のため、人のため、社会のために」学び、生き抜いていこうとする、皆さんの熱い「思い」が必要です。最新の情報を得ながら、注意深く慎重に、そして勇気を持って前進してください。
 来週からいよいよ学校が再開します。皆さん、心の準備はできていますか? 池野小学校でお待ちしてます。
愛知県情報モラル専用サイト「i-モラル」
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