最新更新日:2024/05/25 | |
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5月19日(火)の給食きんぴらという名前,「きんぴらごぼう」なら,よく知っていますね。この名前は,坂田金時(まさかり担いだ金太郎)の息子・坂田金平(きんぴら)に由来します。金時は実在したという記録がありますが,実際は江戸時代の浄瑠璃の中で作られた架空の人物です。怪力によって化け物を次々と退治するところから大人気となりました。「金平」=強い・丈夫・太い となり,ごぼうも精がつくということから「金平ごぼう」と呼ばれるようになりました。 今は「きんぴら」と言ってもごぼうに限らず、にんじん・きのこ・大根の皮・なすなど,何でも野菜を炒めて,しょうゆや砂糖で味を付ける調理法の料理を言うようになりました。今日の「きんぴら肉団子」もまさにこれですね。 5月16日(土)の給食先日,5・6組の皆さんが栽培・収穫した玉ねぎを買いました。さっそくその夜,炒め物・みそ汁の具にしていただきました。おいしかったです。 玉ねぎは栄養豊富な食物です。古代エジプトでピラミッドを建築する際に労働者のスタミナ源として与えられていました。古代史が好きな人にはよく知られていることですね。 主に次のような栄養が含まれています。 ケルセチン •抗酸化作用強く,悪玉コレステロールを減らす効果 •血流をよくする •脂肪を燃焼させ,肥満防止に 硫化アリル •血栓を溶かして血液をサラサラに •ビタミンB1の吸収を促す ちなみに硫化アリルは、玉ねぎを切っていて目が痛くなる原因の成分です。 その他にもオリゴ糖・各種ミネラルなどが含まれており,整腸作用だってあるのです。 玉ねぎは水分だけのきゅうりとは違い,栄養たっぷりなんですね! 5月15日(金)の給食写真を撮りに教室を回っていると,白菜の酢漬けを苦手な人がボウルに返却する姿を見かけました。残念です・・・。白菜の栄養成分はキャベツと似ていますが,キャベツに比べて糖質が少なくカロリーが低いので,ダイエット向きの食材とも言えます。白菜の主成分は水分ですが,色々な栄養素が微量ながらまんべんなく含まれているんですよ。食べなきゃ損ですね。 5月14日(木)の給食パイナップルは熱帯アメリカが原産で,「新大陸からの贈り物」といわれるほど,世界各地に広まったフルーツです。私の好きな食べ物ベスト10に入っています! ポークソテーの上に,輪切りのパイナップルが添えられて出てくることがあります。また,中華料理の酢豚でも,パイナップルをいっしょに炒めたりします。 これは豚肉とパイナップルの甘酸っぱさがよくあうということもありますが,それと同時に,分解酵素のブロメリンで肉の消化を助けようという合理的な方法なのです。この点は有名なので知っておられる方も多いことでしょう。 また,このブロメリンは,腸内の腐敗産物を分解するので,下痢や消化不良,ガス発生などの消化器障害の改善効果があるんですよ。 5月13日(水)の給食今日は豪華に「天つゆ」が付いています。ご飯にかき揚げをのせ,上から天つゆをかけます。給食で,「天つゆ」が出るなんて,時代も変わりましたね。 江戸時代,天ぷらが屋台料理として定着した直接の理由は,町人が住む長屋が密集し火事の多い江戸では,油を高温に熟する天ぷらの屋内営業が禁止されたためでした。それが結果的に,気軽に立ち寄れる屋台の天ぷらという,江戸独特の風物を花開かせることとなりました。天ぷらは,そばやすしと比べて味覚が濃厚で,腹持ちも良く,当時としては,最もカロリーの高い食品でした。天ぷら以外の揚げ物は,豆腐の油揚げや,ひりょうず(飛竜頭,今でいうがんもどき)がある程度でした。しかも天ぷらは大体一串四文ほどだったので,求めやすく,人気がありました。 屋台の天ぷらは,天つゆと大根おろしで食べました。手が汚れないように,串に刺して出てきました。種には,江戸前のあなご,芝海老,こはだ,貝札するめなどが使われました。技術の向上で江戸湾からの魚介類の漁獲が増えたことも,天ぷら文化の普及に貢献しました。 5月12日(火)の給食「美生柑(みしょうかん)」は,大正時代に熊本県河内町で発見された柑橘で,一般的には,「河内晩柑(かわちばんかん)」と呼ばれている物と同じです。起源は明らかではありませんが,ブンタンの血を受け継いでいると考えられています。ちなみに「河内晩柑(かわちばんかん)」の名前は,熊本県河内町の地名と,遅い時期に熟す晩生(おくて)であることが由来です。 果皮が黄色くなめらかで、果肉は多汁でやわらかくソフトな口当たり。風味と外観がグレープフルーツに似ていることから「和製グレープフルーツ」ともいわれますが,グレープフルーツのような苦味はなく,酸味も強くありません。最初,分厚い皮で心配しましたが,適度な酸っぱさはやみつきになります・・・。 給食の準備クラスごとに特色がよく出ています。 5月11日(月)の給食今日は,コロッケだとばかり思っていました。後でメニューを見て,初めてメンチカツと知りました。メンチカツとコロッケの違いは何なのか,不思議に思って調べてみました。肉のあるなしか,一見境界があるように思えましたが,そこには肉コロッケがあるので,限りなく不透明であるというのが結論です。 関西(西日本)はミンチカツ{メンチは「眼(がん)を付ける」・「メンチを切る」を連想させるので良くない}で,関東(東日本)ではメンチカツが使われている様です。本校は関東風ですね・・・。 5月8日の給食今日の納豆は,初めて袋入りです。今までは丸形のケースに入っていて,ご飯にのせる時に失敗する人がいました。手について嫌だという人もいました。今日のような袋入りなら楽ちんです。失敗することもありません。写真では左上に光っているのが,納豆なんです。 以前テレビで見て以来,鮭フレークを毎朝食べています。「脂肪肝」を改善するのにとても効果的だと知ったからです。それでも,塩鮭は塩分が多すぎて好きにはなれませんでした。しかも,塩分のせいか,毎回塩鮭を食べると唇が荒れました。今日の塩焼きはほどよい塩分で,食後もさわやかです。唇が荒れることもありませんでした・・・。 5月7日(木)の給食先月に比べて,メニューの名前がシンプルになりました。1行に収まっています。 今日は蒸しギョウザが除去食の関係で2種類ありました。一般的な物は「小麦粉」の皮を使っているのに対し,除去食の方は,「米粉」の皮を使っていました。今日は2種類とも食べる機会に恵まれ,食べ比べしました。 米粉の方が,もっちりしているという先入観がありましたが,もともと蒸してあるタイプは,モチモチしています。言われなければ,どちらが米粉で,どちらが小麦粉なのか区別できないというのが私の結論です。 5月1日の給食かしわ餅についての説明は5月の給食だよりに載っていましたね。今日何気なく,かしわ餅のパッケージを見ていたら,長年の疑問が解決しました。塩漬けした桜餅の葉っぱは食べることができるため,かしわ餅の葉を食べる友人がいました。真似をしてみましたが,繊維質がじゃごじゃごして正直食べられたもんじゃないなあと思いました。むしろ人体に害があるんじゃないかとさえ思っていました。そうしたら,パッケージの裏にちゃんと書いてありました。 「柏葉を食べられても人体に影響はございません。」 ホッとしました・・・。 5月1日の給食の様子5月1日の給食の様子5月給食だより給食試食会のお知らせ |
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