最新更新日:2024/06/04 | |
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5月13日(水)の給食今日は豪華に「天つゆ」が付いています。ご飯にかき揚げをのせ,上から天つゆをかけます。給食で,「天つゆ」が出るなんて,時代も変わりましたね。 江戸時代,天ぷらが屋台料理として定着した直接の理由は,町人が住む長屋が密集し火事の多い江戸では,油を高温に熟する天ぷらの屋内営業が禁止されたためでした。それが結果的に,気軽に立ち寄れる屋台の天ぷらという,江戸独特の風物を花開かせることとなりました。天ぷらは,そばやすしと比べて味覚が濃厚で,腹持ちも良く,当時としては,最もカロリーの高い食品でした。天ぷら以外の揚げ物は,豆腐の油揚げや,ひりょうず(飛竜頭,今でいうがんもどき)がある程度でした。しかも天ぷらは大体一串四文ほどだったので,求めやすく,人気がありました。 屋台の天ぷらは,天つゆと大根おろしで食べました。手が汚れないように,串に刺して出てきました。種には,江戸前のあなご,芝海老,こはだ,貝札するめなどが使われました。技術の向上で江戸湾からの魚介類の漁獲が増えたことも,天ぷら文化の普及に貢献しました。 |
犬山市立東部中学校
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