２回戦は第１シードの尾西第三中学校との今日の２試合目となりました。強力な攻撃力で前半に１点リードを許し、この瞬間に気持ちが折れて足が止まってもおかしくない展開でした。しかし、選手の心はまだ勝利に向かっており、直後に３年生エースFWの突破からの起死回生の同点ゴール！選手たちの気持ちの強さ・前向きさに本当に驚き、歓喜に包まれました。後半、徐々に主導権を相手に握られる展開となり、失点を許し、今大会の最後のゲームとなりました。

最後まであきらめない試合ができたのは、選手たちのがんばりをスタンドから応援で支えてくださった保護者の方々、北方中学校の仲間のみんなのおかげです。「あの声があったから頑張れた」と選手もみんな感謝をしていました。
サッカーが大好きな３年生にとってあっという間の２年半であったことと思います。全員が北方中学校サッカー部に入って良かったと思ってもらえているなら、３年間のどこかで関われた我々指導者にとってこんなうれしいことはありません。これからもサッカーを通じて学んだことを、これからの人生に生かしていってください。

保護者の皆様、早朝からのお弁当の準備、送り出し等ありがとうございました。
そして３年間、サッカー部の活動をお支えいただき本当にありがとうございました。
これからもサッカー部の後輩の活動を気にしてくださると幸いです。

３年生にとって最後の大会となる今大会まで、昨年の新チーム結成時から「あいさつ」「協力・思いやり」「整理整頓」を軸に日々練習に励んできました。
普段の学校生活の中でもあいさつが積極的にでき、協力して部活動の準備・片付けができるまとまりのあるチームで、４月から北方中学校に異動してきた私たち新顧問２人にとっても、安心できるチームでした。

４月からの限られた時間を大切に、選手は日々の練習では一生懸命声を出しながら、練習試合やU15大会では厳しい戦況になったゲームの時でも最後まで走りぬく姿がありました。

そして迎えた総合体育大会、１回戦は大和中学校戦。身長が大きく前への推進力があるチームで、何度も決定機をつくられました。そんな中でも、最後まで体を投げ出してゴールを守り、最後の最後まで３年生を中心に声を掛け合いながら、キャプテンの決勝ゴールにつなげ、厳しいゲームを勝利してくれました。４月以降悔しい思いをしていた選手たちの自信が蘇ったのを感じました。希望をもって努力を続ければ、必ず叶えられるものはあることを、選手の頑張りから改めて実感した瞬間でした。