最新更新日:2024/09/23 | |
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12月22日(金) 校長講話 「焦らず、慌てず、諦めず」オリンピックを目指すアスリートの話です。2月9日から韓国の平昌でオリンピックが始まります。ジャンプ女子で表彰台を目指す、高梨沙羅選手はみなさんも名前を聞いたことがあると思います。高梨選手のデビューからの成績は他を圧倒するものです。衝撃的なデビューでした。ワールドカップに出れば優勝する、連戦連勝する。そして、その優勝の数は、積み重ねること53勝となっています。あと1勝で、世界で初めての優勝回数になります。その高梨選手はここ4戦ばかりワールドカップで優勝できていません。高梨選手にその原因をインタビューしていました。まずは、天候不順で十分練習ができなかったこと、もう一つは、踏み切りの力が十分に伝えられていないということでした。帰国後のインタビューでは、高梨選手は今思うこととして「焦らず、慌てず、諦めず」の三つを挙げています。とても短い言葉ですが、印象に残っています。「焦らず」心だけが先に行ってしまうと、目標を見失ってしまいます。何から手を付けていいのか、自分を見失ってしまいます。「慌てず」慌ててしまうと自分が普通にやっていることができなくなります。順番を間違えることもあります。「諦めず」これは一番の基本です。どんな状況であってもあきらめないこと。 高梨選手は、前回のソチ五輪では優勝を期待されましたが、4位でした。表彰台を逃しました。今の高梨選手はスランプであり、たくさんの不安や心配を心に抱えていると思います。これから一か月半、それを乗り越えて、どんな状態でこの平昌オリンピックに臨むことができるか、応援していきたいと思っています。 最後にもう一つ。年末年始を含む冬休みです。皆さんの周りには危険や誘惑がいっぱいあります。安全面での基本は「自分の安全は自分で守る」ことです。この気持ちを決して忘れないように、安全に楽しく過ごしてください。1月9日の始業式で、皆さんの元気な笑顔に会えるのを楽しみにしています。 |
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