最新更新日:2024/09/24 | |
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早春賦
春は名のみの 風の寒さや
谷のうぐいす 歌は思えど 時にあらずと声も立てず 時にあらずと声も立てず 氷とけ去り 葦は角ぐむ さては時ぞと 思うあやにく 今日も昨日も雪の空 今日も昨日も雪の空 春と聞かねば 知らでありしを 知ればせかるる 胸の思いを いかにせよとのこの頃か いかにせよとのこの頃か 二月四日は立春でした。暦の上では「春」ですが,まだまだ寒い日が続いています。「早春賦」(この歌は共通教材と呼ばれ、以前から中学校3年生で歌っています。)はこの時期にぴったりの歌ですね。「春とは名ばかりで風はまだまだ寒い 谷に住んでいる鶯は 春が来たので鳴かなくてはと思うのだが まだその時ではないと声もたてません」「氷が解けてなくなって葦が芽を角のように出している。それでは春が来たんだなと思うとあいにく今日も昨日も雪が降りそうな空模様です」「春だと聞かなかった知らなかったのに、聞いてしまったこの胸の思いを。どうしたらいいのかそんな今日この頃です」という歌詞です。まさに今ですね。 |
愛知県常滑市立鬼崎中学校
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