最新更新日:2024/06/18 | |
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11月26日(金)「ふつう」ってみんな同じかな?
今日は、校長から人権について子どもたちに話をしました。
今日のテーマは「ふつう」という言葉です。人はよく「ふつうは」って言います。でもその「ふつう」って、みんな同じでしょうか? 自分を基準に考えてしまう時、「ふつうはみんな○○が好きでしょ」または、「○○なんてふつうきらいだよ」と、自分の感覚を「ふつう」と言う時があります。でもこの「ふつう」は、全員が一緒だとは限りませんね。その人が生まれ育った場所や環境、過ごしてきた経験によって「ふつう」って違うかもしれません。 では、この自分なりの「ふつう」をみんなに押し付けたらどんな気分になりますか。自分の「ふつう」をほかの人に押し付けていくことは、ほかの人の考えを認めないことになります。まして、ちょっと好みが違うだけで、あの人は変な人なんて決めつけてしまってはいけませんよね。お互いが自分の「ふつう」を押し付け合っていては対立が生まれ、時には争いや、いじめにつながっていきます。 これを避けるためには、お互いが様々な感覚、考えをもっていること、自分もみんなも、ちがっていることがいっぱいあることを認め合うことだと思います。「お互いがお互いを認め合う」これも「人権」という考え方のひとつだと先生は思います。 皆さんは、これからもっともっとたくさんに人と出会い一緒に生きていくことになります。いろいろな国の人や地域の人と出会うことでしょう。言葉の通じない人ともお互いが理解し合うための努力や工夫ができる人権の感覚を身に着けて接していけるよう、まずはこの赤見小学校で「お互いがお互いを認め合える」みんなに成長していってほしいと思います。 最後に、皆さんは今、心に悩みやつらい思いを抱えていませんか。そんなときは、学校の先生、おうちの人にぜひ話をしてください。悩みを解決してあげることはできないかもしれないけれど、とにかくいっぱいそのつらい気持ちを聞きたいと思います。一人で抱え込まないでぜひ、先生たちに打ち明けてください。 一宮市の相談窓口について(お知らせ)
一宮市の相談窓口一覧について訂正がありましたので、「人権教育・いじめ防止対策」内の「相談窓口一覧」を最新のものに変更しました。ご承知おきください。
「いじめのサイン発見シート」をアップしました (人権教育・いじめ防止対策)文部科学大臣のメッセージについて
コロナ禍における児童生徒の自殺者数が増えていることを受け、文部科学大臣から子どもたち、保護者、学校関係者に向けてメッセージが出されています。児童の命を守る取り組みに引き続きご協力をお願いします。不安を抱える児童の皆さんはぜひ、その悩みを周りの大人に相談してください。周りに相談しづらいときは、いろいろな相談窓口も利用してください。。
・文部科学大臣メッセージ 「不安や悩みを抱える全国の児童生徒や学生等のみなさんへ」 https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshido... (文部科学省ホームページ) ・相談窓口PR動画「君は君のままでいい」(文部科学省・厚生労働省) ・子供のSOS ダイヤル等の相談窓口 https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshido... 【文部科学省ホームページ】 (お知らせ)いじめの早期発見のために |
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