最新更新日:2024/07/05 | |
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12月6日(月)人権集会校長講話さて、「人権」とは何でしょうか。「人権」とは、世界中のすべての人が「生またときからもっている、人間らしく生きる権利」「人間として命が大切にされ、幸せになるための権利」です。人権週間はこの「人権を大切にする」ことを、普段に増してしっかりと考えるために世界中で行われているものです。 誰かが自分勝手な行動をしたら、嫌な思いをする人がいます。だから、みなさんは「相手の立場を考え、思いやりの気持ちをもってまわりの人と過ごそう」としていると思います。それが「人権を大切にする」ということです。 授業中に自分が楽しいから、おしゃべりをしたり、関係のないことで大きな声を出したりして授業の邪魔をするのは、「人権を大切にしている」と言ってよいでしょうか。違いますね。 友だちの悪口を言ったり、仲間はずれにしたり、差別やいじめをしたりするのは「人権を大切にしている」と言ってよいでしょうか。これも違いますね。 理由もなく、叩いたり蹴ったりするのはどうでしょうか。これも「人権を大切にしている」とは言えません。では、理由があればやってもよいのでしょうか。いえ、そんなことはありません。どんな理由があっても叩いたり蹴ったりすること、暴力はいけないことです。「死ね」「うざい」「消えろ」こういった言葉いうことも「言葉の暴力」です。子どもでも大人でも、どんな理由があろうと絶対に暴力はいけません。 いじめや差別、暴力は人の大切な人権を台無しにしてしまう、許されないことです。もしも、自分の人権が大切にされていないと思ったら、おうちの人でも先生たちでも、電話でも手紙でもよいので、一人で悩まないですぐに相談してください。さらに、思いやりの気持ちや優しさのあふれる大志小学校にしていきましょう。 |
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