【東郷町立諸輪中】卒業記念奉仕活動

本校ではお世話になった中学校に感謝の気持ちを行動で示すため、3年生による卒業記念奉仕活動が毎年行われています。今年も、3年生の実行委員が中心となって企画し、自主的に活動しました。今年は、3年間使用した特別教室や下級生の教室などの清掃やワックスがけ、在校生が使いやすくなるように用具の整理整頓を行いました。また、奉仕活動の当日だけでなく、通常の清掃活動の時間も心を込めて行うという目標を掲げ、卒業式直前までの清掃活動を考え実行しました。
奉仕活動当日は、昼休みの時間から掃除道具の準備を始め、開始時刻と同時に活動ができるように生徒たちが活動しました。普段の清掃活動では手が届かない、窓や廊下磨き、側溝の清掃など細かな所まで行いました。特に机などの用具が多い教室のワックスがけは、とても大変でしたが、誰一人手を休めることなく時間いっぱいかけて活動することができました。
この活動がこれからも後輩たちに引き継がれ、伝統となっていくことを期待しています。

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【一宮市立北部中】3年間の感謝を込めて、あいさつ運動

 本校では、生徒議会と生活委員会が中心となって、週2回のあいさつ運動を行っています。卒業が間近になった2月の終わり頃には、3年生が毎朝校門に立ってあいさつをしています。3年間お世話になった学校に感謝を伝えるためには何ができるか、リーダー会を中心に3年生みんなで考え、今年も卒業前のあいさつ運動を行うことに決定しました。朝早くから、心のこもった元気なあいさつで、みんなの気持ちをさわやかにしてくれました。
 卒業前のあいさつ運動は、北部中学校の良き伝統となりつつあります。自分の学校に感謝と誇りをもっているからこその伝統行事です。この感謝と誇りの気持ちをあいさつの声に乗せ、後輩たちにつなげていってくれたらと思います。

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【豊田市立小清水小】

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 本校の4年生は、道徳と総合的な学習で「2分の1成人式」を行っています。今年の4年生も、2月6日に多くの保護者参観のもと「2分の1成人式」を行い、10年間見守ってもらい育ててもらった感謝の気持ちとこれからの自分の決意を宣言しました。そして、一人ひとり、「2分の1成人証書」を受け取りました。
 1月、2分の1成人式に向けての準備が始まりました。道徳の授業で、「自分の番 いのちのバトン」という詩をもとに授業を行いました。自分の命は、過去無量の「いのちのバトン」を受けついできたものであることを知り、自分だけの命ではなく、多くの人に支えられ守られてきたものであることを実感することができました。

児童の感想〜詩を読んで〜
 わたしは、数えきれないぐらいの人の命を受けついでいるから命を大切にしなければいけなくて、もしここでわたしが死んでしまったら、もう次にバトンを渡せなくなってしまうから絶対に命を失うようなことをしてはいけないと思いました。何千人の命があるから、今わたしがここにいるんだなと思いました。「生きる」ということはすごく大切なことなんだなと思いました。

 さらに、自分の10年を振り返り、小さい頃のことを家族にインタビューして調べたりする中で家族に対する感謝の気持ちをもつことができました。そして、今後の自分について考えました。

児童の「家族への感謝」と「将来の夢」
 お母さん・お父さんは、わたしのめんどうを見てくれてここまで大きくしてくれました。お兄ちゃんやお姉ちゃんは、勉強を教えてくれたり遊んだりしてくれました。おじいちゃん・おばあちゃんは、お母さんが仕事でいそがしい時に食事を作ってくれたり話を聞いてくれたりしました。
 わたしは、家族のおかげで今のわたしがいます。いろいろなことができるようになりました。家族は、わたしの1番大切な人たちです。
 わたしの将来の夢は保育士になることです。勉強やいろいろなことができないといけないので、これからもがんばりたいです。

 2分の1成人式の当日には、10年間の思いや励ましの気持ちがこもった保護者からの手紙が児童一人ひとりに渡されました。保護者からの手紙に笑顔を見せ、真剣なまなざしで読む児童の姿が印象的でした。保護者からの手紙を読み、2分の1成人式を終えた児童は、改めて漢字一文字で今後の決意について表しました。

「夢」
 これからも、保育士になる夢に向かってがんばりたいです。まっすぐ、くじけずに夢に向かって努力したいです。

【豊橋市立松葉小】ネット社会から子どもを守る

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「昨日、通信した後、どうなった?」「○○(ゲームのキャラクター)は、どうやってやっつけるの?」1年生の教室で、朝登校し、友達と会話する第一声が、このようなやりとりということは珍しくない。
松葉小学校では、基本的な生活習慣づくりを考えていくために、『さわやかチェック』という取り組みを行っている。これは、年3回生活点検活動を行い、親子で生活をふり返ることができる。その中に、「ノーメディアデー」という項目がある。これは、テレビやゲームはもちろんのこと、携帯電話やスマートホン、パソコンなどのメディアを利用しない日を意識させ、その時間に読書や家族との会話に重点をおきましょう、というはたらきかけをするために考えられた項目である。
本年度の『松葉IDOBATA会』では「子どもとスマホ・携帯電話」をテーマに、多くの保護者の方々の参加のもと、情報のあり方やネットモラルについて話し合いをおこなった。低学年、中学年では、通信機器を通して他者との繋がりがあっても、保護者のしっかりとした管理のもとで制限されていることが大半であった。しかし、高学年になるにつれ、保護者の方々から心配をされている、という内容の中に、中学生や高校生の兄弟に影響を受け、見知らぬ相手とのやり取りや、ライン、メールに興味をもち始めている、という声が上がっている。
2月19日に行われた『学校保健委員会』でも、子どもたちの健康的な生活づくりに向けた話し合いの中で、メディアに関わる内容がとり上げられた。メディア以外への興味を広げるはたらきかけをしているある家庭では、学校で友達同士のゲームの話に入れず、「ゲームがほしい。」と言うようになった。(低学年)という声や、中学生の姉がラインをしており、一度に数百件ものメールが届いたという報告があった。
これらの内容から、これからは人権をないがしろにした誹謗や中傷によるネットいじめだけでなく、それらの繋がりをもたないことによるいじめ、疎外感をなくすために、これからも学校、家庭、地域と連携をとり、ネット社会で子どもたちを守るための手立てを引き続き考えていきたい。

【豊橋市立鷹丘小】3年道徳「生きているだけで100点満点」

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 10月に、3年生で妊婦さんをゲストティーチャーに迎えて「命の授業」を行いました。妊婦さんは、エコーの写真や映像、音声を使って、妊娠から出産までの出来事や様子、その時に感じていたことを話してくれました。子どもたちは自分たちもお母さんのお腹の中で大切に育まれてきたことを実感し、自然と笑顔になっていました。10キロのお米をナップザックに入れてお腹の前につける活動(写真)を行うと、「いつも普通にやっていることができなくて、大変だ!」と妊婦さんの大変さを実感することができました。また、会ったこともない先祖から命が続いていることや自分もいつか新しい命を育み、命をつなぐ一人になるかもしれないことを学びました。みんなの心があたたまる素敵な授業となりました。

「子どもたちの感想」
○おじいちゃんやおばあちゃんたちからずっと命がつながっているって、すごいなと思いました。
○自分の命は、たくさんの人のおかげであることがわかりました。
○自分の命も友だちの命も大切にしないといけないと思いました。

【春日井市立味美小】 なかよし学級活動ゲーム集会

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本校の児童会では「のびるあじよしっ子」運動を展開しています。「あ」いさつは明るく笑顔で元気よく。「じ」ぶんの命みんなの命を大切に。「よ」い悪い正しく判断考えて。「し」んじ合う優しい心なくさずに。この4つの運動を基本に学校生活の向上をめざし活動しています。その実践の場として「なかよし学級」の活動があります。
1年生から6年生が一つのなかよし学級(縦割り学級)を編制し、毎月1回のなかよし学級活動を行います。高学年がリーダーとなり、「遊びの会」「ゲーム集会」「弁当の会」「味美祭」を分担し、企画運営しています。
2月2日「ゲーム集会」を行いました。
はじめの「鳴き声あてゲーム」は、鳴き声を聞いてどの動物かあてるゲームです。ふだんあまり意識することのない動物の鳴き声、子どもたちにとって新鮮に聞こえたようです。次に「何がとんだでしょうゲーム」です。1mほどのすき間を一瞬のうちに横切ったものの名前をあてるゲームです。目をこらしてみていてもけっこう難しかったようです。短い時間でしたが、子どもたちのはしゃぐ声が体育館に響き渡りました。

【半田市立雁宿小】地域と連携したかりやど祭り

 本校では、毎年「かりやど祭り」が行われます。開校当時から行われている伝統あるお祭りで、今年度で33回を数えます。
 1日目は、開会式の後に、学習発表会となかよしラリーが行われました。なかよしラリーは低学年と高学年の児童がバディーを組み、いろいろなゲームに挑戦しました。子ども同士の絆を強くすることができました。
 2日目は、チャレンジ教室と山車巡行が行われました。チャレンジ教室は、地域の方や保護者、職員が、講師となっていろいろな講座が開かれ、児童は自分で選んだ講座に参加をしました。また、チャレンジ教室と同時進行で、PTAが中心となって餅つきが行われました。児童を含め、お祭りの参加者全員に、つきたてのお餅が振る舞われ、毎年の楽しみの一つになっています。使われる餅米の一部は、学校の中庭に作られた田んぼで、児童が収穫したものです。
 そして、お祭りのフィナーレが山車の巡行です。半田市は、山車祭りが有名ですが、本校にもその山車に負けず劣らない立派な山車が2台もあります。学校に山車があるなんて、素晴らしいと思いませんか。それを、児童が演奏するおはやしに合わせ、全員で町内を引き回しました。今年は、あいにくの雨でしたが、それをものともせず、元気なかけ声が響き渡っていました。    
お祭りでは、保護者の方から「自分が子どもの頃からある行事が続いていてありがたい」とか「子どもと共通の話ができていい」という声を聞きました。子どもたちにとっても保護者にとっても思い出深い「かりやど祭り」。これからも、このすばらしい伝統を受け継いで行きたいと思います。

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【豊川市立御油小】 地域のお年寄りとのふれあい活動

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本校では、歌声集会で、町内のデイサービスのお年寄りと一緒に歌う活動を3年前から実施しています。本年度は、1年生と一緒に『高原列車は行くよ』を歌いました。集会の前に1年生から「いっしょにうたいましょう」と、手紙を書いて施設に届けると、何人かの方が「今、一生懸命練習しています」と返事を書いてくださいました。お年寄りの方も、歌声集会を楽しみにしていることがお返事からも伝わりました。
歌声集会では、子どもたちもお年寄りも、とてもいい表情をして歌っていました。ただ歌うだけではなく、1年生の方からお年寄りの手を取り、一緒に手をつなぎながら歌う姿が見られて、とても微笑ましく思いました。中には、嬉しくて涙ぐむお年寄りもみえました。
歌声集会の後、1年生が、施設の訪問をしました。一緒に歌ってくださったおじいさんやおばあさんの顔を描いた絵を持っていき、学芸会で歌う歌やダンスの発表をしました。また、全員の子がお年寄りと会話ができるように、文字当てクイズをしました。画用紙に大きくヒントの文字を書き、それを見せながら「当ててください。動物です。首の長い動物です」とヒントを出して、答えてもらうという簡単なものです。でも、1人が1問ずつ問題を用意したことで、意欲的にふれあいをもつことができました。 
その後も、手紙での交流を何度か続けました。また、施設の方がお礼の手紙と手縫いの雑巾を届けに来てくださいました。一生懸命に一針一針心を込めて縫ってくださった雑巾から、お年寄りの気持ちが伝わってきました。子どもたちは、「だいじにつかいたいです」「おじいちゃん、おばあちゃんがつくってくれたぞうきんで、きょうしつをぴかぴかにしたいです」と、お礼の手紙を書きました。これからも、地域のお年寄りとの交流を続けていきたいと思います。
   

【安城市立二本木小】2分の1成人式

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 本校では、4年生を対象に、「2分の1成人式」を行っています。今年度は2月20日に行いました。
 「2分の1成人式」に向けて、自分が誕生したときの様子や家族の思いについて調べ、今の自分を見つめ、将来の自分について考えました。学習を通して、自分が父母をはじめ多くの人たちに支えてもらっていることに気づき、家族へ感謝の気持ちや自分の将来の夢を伝えたいという思いをもちました。
「2分の1成人式」では、家族との思い出や合唱、誓いの言葉などで、その思いを伝えました。「幼稚園に行くようになり初めてお母さんと離れ、さみしくて窓の外ばかり見ていたことを覚えています。でも、今では、たくさんの友達と元気に学校に行きます。見守ってくれて、ありがとう」の児童の言葉に、当時のことを思い出した保護者は涙を流していました。保護者代表の「あなた方は、わたしたちの宝物です」という言葉を聞き、涙をこ流す児童もいました。
これまでの成長の様子を記した「自分史」には、「ぼくが泣いているときも、うれしくて喜んでいるときも、いつも家族が応援してくれたことがわかりました」の言葉が書かれ、家族の大切さを改めて感じたように思います。
「2分の1成人式」を通して、家族の愛がさらに深まり、これからの自己の生き方を考えるきっかけにすることができました。

【岡崎市立男川小】はいくのおばあちゃんにありがとうの会

 2月12日(木)に1年1組が、「はいくのおばあちゃんにありがとうの会」を開きました。
 今年の1年1組は、1学期に身の回りの自然に気付き、言葉で表現する面白さを味わわせるために「ごもじもじ(季語のない俳句)の会1」を計画しました。学区に住む俳句をたしなんでいるお年寄り5名を講師として招き、「ごもじもじ」を一緒に作っていただきました。まだひらがなを覚えきれていない1年生でしたが、自分が育てているアサガオや空を飛ぶ飛行機などに目を向け、いつもより生き生きした言葉で表現していました。
 2学期も同様に「ごもじもじの会2」を行いました。会った瞬間から「大きくなったねえ」と目を細めてくれるおばあちゃんたちに、子どもたちは深い親しみを感じすぐに手を取って班ごとに移動して活動しました。どの子も1学期とは比べものにならないほどたくさんの句を作り、楽しんで表現することができました。
 このように年間を通してお年寄りと一緒に学習してきた1年1組。その活動をお手伝いしてくださった方々に、1年間の学びや成長、感謝の気持ちを伝える「ありがとうの会」を開催しました。
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【豊橋市立章南中】子どもは平和の架け橋

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 2年生は,2月4日に豊橋ユネスコ協会より16名講師の方をお迎えし,平和について学んだ。生徒は6人前後の班に分かれ,各班に戦争体験者が1人入り体験談をうかがった。
 知識として知っていることでも,生の声を聴くことで,さらに生徒たちは感じることが多かったと思う。どの生徒も真剣に話を聴く姿があった。戦争の恐ろしさ,酷さ,悲惨さ,戦争からは何も生まれないことを後世に伝えていくことが私たちに課せられた使命だというお話をいただいた。
<生徒の感想>
・話をしてくれた人が突然泣きそうになってびっくりしたけど,それだけつらかったんだと感じました。今日の平和教育では,戦争があった時どれだけ大変だったかということがわかって,今はとても幸せなんだなと思いました。(Nくん)
・今日の平和の授業はとてもためになりました。話を聴いていて,うるっとしました。とても怖い思いをしたからこそ,小さいころのことも鮮明に覚えているんだと思います。戦争は終わっても,人々の心の傷は消えないんだと実感しました。これからは今世界で起きているいろいろな出来事について耳を傾けれるように心がけたいです。(Uさん)

【阿久比町立英比小】 命を大切にする授業

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本校では,4年生の総合的な学習の時間にテーマ「2分の1成人式をしよう」の一つの取組として命の大切さを学ぶ授業を行っている。講師は,半田市の「NORIKO母乳・みるく相談室」で妊婦の相談やケアを手掛ける助産師中野紀子さん。胎児が成長する様子を「小さくても心があり,母親が喜ぶときには体を動かす。出産は母親だけでなく,胎児も苦しみを乗り越えている」と説明。「全ての人は命懸けで生まれる,かけがえのない存在。家に帰ったらお母さんに『産んでくれてありがとう』と伝えて」と呼びかけた。児童は,赤ちゃん人形を抱いたり,六キロの重りを身に着けて階段を上り下りするなどの妊婦の疑似体験をしたりした。保護者の方にもボランティアとして参加してもらった。児童の感想として,「妊婦さんが生活をするときは,苦労が多いので手伝ってあげたい」「こんなに大切に思われて産んで(育てて)もらえた」などがあり,一人一人がかけがえのない存在であることを認識できた会となった。

【安城市立桜井中】「あいさつが桜井をひとつにする」−WE LOVE 桜井 〜絆プロジェクト〜−

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 桜井中学校では昨年度より、あいさつの輪を広げ、絆を深めるプロジェクト、「絆プロジェクト」を実施しています。今年度、学区にある桜井小学校や桜林小学校の児童、安城南高校生、そして地域の方々も一緒に「あいさつ運動」に取り組んでいただき、あいさつを通した交流がさらに盛んになってきました。本校でも生徒会だけでなく、1年生の学級の中には、総合的な学習で、あいさつの意義を考え、今後の取り組み方法を考えるなど、プロジェクトの広がりが感じられます。
 始めた当初は、お互いに緊張でぎこちなかったあいさつも、次第に笑顔があふれるようになり、学校の枠を超え、児童・生徒同士、そして地域の方々と、わきあいあいとした何気ないあいさつや、会話も増えてきた様子もうかがえました。
 心と心の交流を目指した「絆プロジェクト」が2年目を迎え、「あいさつ」をきっかけとして、生徒の心が耕され、さらに人と人との結びつきが強まることを期待しています。

【設楽町立田口小】ふれあい遊び

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 3学期になり、児童会の運営委員会が中心となり、ふれあい班(縦割り班)で「ふれあい遊び」を行ってきました。そこでは、下学年の子にやさしく、明るく接する高学年の姿がありました。
 2月16日(月)には、少し形を変えて、2学年がいっしょになって遊ぶ機会が設けられました。5年生は1年生が楽しめるようにと「転がしドッチボール」を計画しました。5年生の子たちは1年生が楽しめるようにそっとボールを転がしたり、1年生が転がしたボールにわざと当たったり手加減をしたり、下級生に合わせて遊ぶ姿に感心しました。1年生が勢い余ってボールを投げてしまったら「投げたらあかん♪投げたらあかん♪」と歌って責めず、1年生も笑顔になりました。来年度につながる素晴らしい機会になりました。

【稲沢市立領内小】互いに認め合おう

 各学級の一人一人の児童のよさをお互いに気付かせ、認め合える人間関係を築かせるとともに、全校児童・職員にも児童のよさを紹介し、温かい人間関係づくりを全校に広めていくことを目的に、「さわやかさん」の発表を月に1回行っています。「さわやかさん」は、友達のために自分から行動できたり、目標に向かって努力できた児童を対象としています。
 「さわやかさん」は児童集会で全校児童の前で紹介され、賞状が贈られる。そして、「さわやかの木」にカードが、掲示板に写真が掲示されています。「さわやかさん」として紹介された児童は、周りの友達から認めてもらえることに喜びを感じ、嬉しそうにする姿が見られました。また、紹介されていない児童も、「さわやかさん」の発表を聞いて「すごいな」「○○ちゃんは優しいな」と言っており、友達のよさに気付き、認めることができていました。
 1年間を通して、多くの「さわやかさん」が発表されることで、友達のよいところを認め、互いに思いやりの気持ちをもって接することができるようになってきたと感じています。これからも互いに認め合える人間関係を築いていって欲しいです。
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【豊根村立豊根小】上級生から下級生へ伝える技と心

豊根小学校では、金管バンド、和太鼓、全校合唱の活動を行っており学芸会などで発表しています。現在、6年生が引退し、来年度を見据えた各活動の再編成等の準備を進めています。
金管バンド、和太鼓ともに来年度3年生となる現2年生8名を加え、新たな楽器や和太鼓の分担が発表されました。特に楽器や和太鼓を初めて手にする2年生は、自分に任された楽器や和太鼓を目の前にして、「これからがんばって練習していこう」という気持ちが、目の輝きとなって表れていました。
自分が使っていた楽器や和太鼓を下学年に引き継いだ6年生は、かつて自分自身が上学年にしてもらったように、下の学年の子に対し、扱い方や演奏方法、注意することなどを、手を携えながら丁寧に教えてあげていました。
1月14日には、歌声タイムの時間に、6年生と一緒に歌う最後の全校合唱を行いました。最後でしたが、歌の好きな子どもたちらしく、すばらしい表情で歌うことができました。合唱後に、1〜5年生に向けて6年生一人一人から、歌声づくりに取り組んできた思いを伝えました。この思いは、次期リーダーとなる5年生にしっかりと受け止められたようです。
金管バンド、和太鼓、全校合唱、いずれの活動も、上学年から下学年へ上手に引き継ぎが進んでいます。来年度もすばらしい演奏が期待できそうです。


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【豊橋市立二川中】受け継がれる思い

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「おはようございます」
 二川中学校には、毎朝正門前に立って全校生徒にあいさつをしている男子生徒がいます。数名の仲間と生活委員もまじって、気持ちのよい朝のスタートです。冬の寒い日も毎日がんばっています。
 「A先輩から受け継いだから。A先輩がいつもやってくれていて、卒業してしまう時に、だれかやってくれる人おらんかなぁって言っていたから、俺やりますって言ったから。」と男子生徒。
 二川中学校のちょっといい話です。

【春日井市立東部中】よりよい学校をめざした二つのボランティア活動

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 本校では、よりよい学校づくりをめざして二つのボランティア活動がすすめられています。
 一つは生徒たちが所属する「ボランティア部」の活動。生徒たちが福祉施設のイベントや地域の夏祭りのお手伝いをしたり、公園や学校の清掃・緑化運動などをしたりして、地域のため、学校のために頑張ってくれています。
もう一つは、保護者や地域の有志の方々が集まり、校内環境整備をしてくださったり、学校をよりよくするためのご助言もいただいたりする「おやじの会」の活動。普段なかなかできない大掛かりなペンキ塗りや力のいる修繕も、おやじパワーで解決してくださり、とても助かっています。
そんな二つのボランティアが協力して、先日、トイレの塗り替え作業を行うことができました。ボランティア部の生徒たちが古いペンキをはがすなどして下準備をして、おやじの会が仕上げ塗りを行う、という連携作業です。古かった壁がとてもきれいになりました。 
生徒たちからは、「自分たちが削った壁が、次見た時にはきれいに塗られていて嬉しかった」という声を聞くことができました。また、「おやじ」の方々からも、「学校のためになることができた上に、子どもたちの頑張りを肌で感じることができて良かった」との声をいただくことができました。有意義な活動となりました。
今後も、生徒が種まきをして育った苗を、おやじの会が花壇に移植するなどの活動を予定しています。
 人と人とのつながりが弱くなっていると指摘される現代、生徒たちには、これらの活動を通して、一生懸命働くことのすがすがしさ、誰かのために汗を流すことの素晴らしさ、喜んでくれる人がいることの嬉しさなどを学んで欲しいと願っています。
 そしていつの日か、わが校の「おやじ」となって戻ってきて、また次の子どもたちを、学校を支える力になってくれることを楽しみにしています。

【春日井市立鳥居松小】うさぎの飼育がんばっています!

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3年前、長生きしていた最後の1匹だったウサギが死んでしまい、鳥居松小学校の学校動物の飼育がストップしてしましました。特に飼育委員会のみんなは、とても悲しんでいました。残念がっている飼育委員会のために市内や近隣の市町に電話をかけてウサギをさがしました。ようやく瀬戸市の小学校から3匹のウサギをいただけることになりました。ウサギをもらう前にこれまでの飼育環境を見直して整備することにしました。創立から100年をこえる校庭には、いたるところにケヤキやトチの巨木が繁っていて日当たりも悪く、飼育小屋の床はコンクリートでできているので飼育動物にとってあまり環境が良いとはいえませんでした。そこで、日曜大工の好きな先生がケヤキの巨木のまわりに柵を作ってウサギたちが遊べるようにしました。柵は6年生の卒業前の奉仕作業で白く塗ってくれました。
 もらわれてきた3匹のウサギはきれいでとてもおとなしくてすぐに子どもたちの人気者になりました。生活科の授業でも大活躍しました。今でも始業前に飼育委員が柵の中にウサギを移動すると低学年の子どもたちが見に来たり、順番に並んでウサギを抱いたりしています。学校としても獣医さんにときどき診てもらい「おしりがとてもきれいで健康です。」とほめていただいています。
 先日の新聞記事によれば、命の大切さを教えるために学校動物をきちんと飼育することが大事だそうです。特に4年生ぐらいまでに動物に接することが必要とのこと。東京の小学校でヤギを飼育していて子ヤギが生まれたことが話題になり、物語になるそうです。道徳教育のために学校動物の適切な飼育が大事です。本校でも児童がしっかり世話をし、先生方できちんと管理をして長生きさせたいと思います。

【豊田市立明和小】明和ごみ0隊、出動!

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 明和小学校のある明和地区は、伊勢神トンネルの近くの山に囲まれた自然豊かなところにあります。学校では、その自然の恩恵を生かし、自然観察などの活動を行っています。また、そこで暮らしている明和の人々は、子どもたちを「地域の宝」として温かく見守り、学校の活動にも積極的に協力していただけます。このような恵まれた自然や人に支えられている子どもたちが、明和のためにできることはないかと考え、「明和ごみ0隊、出動!」というごみ拾い活動をすることを決めました。子どもたちは、登下校の中で、道端や山の中に、空き缶やたばこの吸い殻など多くのごみが落ちていることに気づき、気になっていたのです。そして、高学年が計画を立て、通学路を中心に、全校(21名)でごみ拾い活動を行いました。約1時間みんなで協力して拾った結果、ごみ袋4袋分のごみを拾いました。しかし、拾い切れていない場所があったので、高学年だけでもう一度ごみ拾い活動をしました。また同じぐらいの量のごみが集まり、これでは、拾っても拾ってもきりがないと考えた子どもたちは、ごみが捨てられないようにするためにはどうすればいいか考えるようになりました。そして、明和の人だけでなく、外から来た人も見えるようにごみ捨て防止の看板を立てようと、ただいま、製作中です。「わたしたちのふるさと・明和」がより素敵で、より大好きな場所になるように活動しています。