【弥富市立栄南小】 長野県阿南町立新野小学校との交流を通して

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 本校の6年生は、平成26年7月23日、長野県阿南町立新野小学校を初めて訪問し、新野小6年生と交流をしました。 弥富市と阿南町との関わりは、昭和24年、弥富市鍋田干拓に阿南町から開拓団が入植したことが始まりです。昭和34年の伊勢湾台風では、入植された83名のうち、43名が命を落とされました。この悲しい出来事を乗り越え、入植団の皆様の精魂を傾けた努力が弥富市鍋田地区の発展に大きく貢献しました。平成24年10月には、弥富市で阿南町新野地区の国重要無形民俗文化財「新野の雪祭り」の公演が行われました。このような弥富市と阿南町の絆を背景に、阿南町立新野小学校と本校との交流が始まりました。
 交流会では、栄南小6年生は、「鍋田干拓について」「鍋田埠頭コンテナターミナル」「弥富の金魚」についてポスターセッション形式で発表し、弥富市の紹介をしました。新野小6年生は、地元に伝わる、お祭りの日に踊る踊りを紹介しました。本番さながらに衣装を身につけ披露しました。お互いのふるさとを理解し、見識を広めることができました。また、王様ドッジボールやダイナミックボーリングといったゲームを両校の児童が混じり合って楽しみました。相手をニックネームで呼び合うほど仲良くなり、お互いの距離がぐっと縮まりました。
 その後、給食を一緒に食べました。同じテーブルの仲間とのふれあい、たくさんのコミュニケーションをとる姿が見られ、さらに親近感が高まりました。また、給食放送に飛び入りで参加し、「弥富クイズ」を新野小全校児童に出題して共に楽しみました。予定にない活動だったのでびっくりしましたが、子どもたちの発想の豊かさ、積極的な行動力に感心しました。
 児童に感想をたずねると、「楽しかった。」と述べる児童が多く見られ、実りの多い訪問になりました。これからもお互い見聞を広げて、理解が深まることを願っています。2年目の来年も弥富市と阿南町とのつながりを大切にしながら、新野小との交流活動を行う予定です。 


【豊川市立平尾小】 「やまびこ交流」楽しかったよ!

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平尾小学校では、昭和59年より豊川特別支援学校との交流を続けています。「やまびこ交流」と名付けられ、学期ごとに年3回交流をしています。1学期の交流は「はじめましての会」、今年一年ペアを組む友達との出会いの会です。支援学校に出かけ、一緒にゲームをしたり、歌や踊りをしたりして楽しい時間を過ごしました。2学期は、支援学校の友達を平尾小に招いて交流します。10月8日は、1年生の「やまびこ交流」でした。どうすれば支援学校の友達に楽しんでもらえるだろうかと、1年生なりに一生懸命考え準備をしてきました。「めいろはきっとたのしいよ」「まとあてでけいひんがもらえたらうれしいよ」と、グループに分かれ「まとあて」「めいろ」「魚つり」「わなげ」「ボーリング」などの手作りゲームの準備をしました。当日は、運動会で踊った「妖怪ウォッチ」を披露したあと、手作りゲームで楽しみました。ペアの友達にやりたいゲームを聞いたり、上手にできるように手助けをしたり、できたときには一緒に喜んだりするなど、やさしさあふれる姿が多く見られました。交流後の感想には、「きょうはたのしかったね。まとあてでドラえもんのカードや、メダルがもらえてよかったね。またあそぼうね」「ペアの子が喜んでくれて、うれしかったよ」など、共に活動し喜びを感じる温かい心が育まれていることがわかりました。

【稲沢市立国分小】「心豊かな国分っ子を目指して〜ウキウキの実をいっぱいにしよう〜」

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本校は、「つよく・やさしく・ひとすじに」の校訓のもと、心豊かな国分っ子を育成するためにさまざまな取組を行っています。平成24年度は、「ふわふわ言葉とちくちく言葉」を取り上げ、言われて嬉しい言葉・悲しい言葉を考え、ふわふわ言葉がたくさん溢れる学校を目指しました。平成25年度には、家庭と共に児童の自己肯定感を高めることを目標に、学校保健委員会を開催し、たくさんの保護者の方にご参加いただきました。
今年度は、昨年度から継続の「ウキウキキャンペーン」の実施です。これは、児童が自分の良いところ、友達の良いところをリンゴ型の用紙に書き、それを全校児童の目に付く渡り廊下に掲示し、お昼の放送でも全校に紹介するという活動です。ウキウキの実には、「ぼくはバスケットボールが得意で、習い事で毎回点数を入れています。」「〜さんが怪我をした時に優しくしてくれました。」というように、自分の良いところ、友達の良いところがたくさん書かれていました。大好評だった第1回目では、昨年度よりも多くのウキウキの実が実り、第2回目も更に多くのウキウキの実が実ることを楽しみにしています。たくさんのウキウキの実が児童の心に実るように、こうした活動を継続し、心豊かな国分っ子を育てていきたいと思います。

【豊田市立大蔵小】「グループホーム JO.さざんか」訪問

 大蔵小学校では、高学年が総合的な学習の時間に近くの「グループホーム JO.さざんか」への訪問を毎年行っています。「JO.さざんか」は、支援が必要な認知症の高齢者に生活のお世話や機能訓練などを行う施設です。高学年の総合学習のテーマを「ハッピースマイル A(相手の)K(ことを)O(思いやる)」とし、「目を見て話す。」「相手に聞こえるように、大きな声でゆっくり話す。」「トラブルが起きた時には、臨機応変に対応する。」といったことを心がけ、「お年寄りの方の気持ちに寄り添った活動」ができるように準備をしました。
 今年度は、特に事前にパネル討論の形式で「どんな活動を行うか」について、自分の考えや意図を出し合い、学級みんなで考えを深めて、活動内容を決定しました。また、足助包括支援センターの方から認知症についてお話を聞き、病気の原因や症状等について理解した上で、当日を迎えました。
 訪問では、5・6年生複式学級の10名がペープサイトで「わかがえりの水」という絵本を演じたり、磁石釣りをしたりしました。どの活動においてもお年寄りの方の笑顔をたくさん見ることができました。
 <6年女子の感想>
 耳の遠い方には、耳元で大きな声で話したり、ゆっくり話したりすることが大事だと感じました。さざんかの方に「来てくれてありがとう。」と言われた時は、とてもうれしかったです。

 

 
  

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【豊橋市立大崎小】たくさんの地域の方に見守られ、支えられている大崎っ子

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大崎小学校は,三河湾港に隣接する,全校生徒197人の学校です。校舎の3階からは,蔵王山から石巻山まで見渡すことができます。コンテナ船が入港すると,汽笛が聞こえてきます。
大崎小学校の子どもたちのために,PTAの方はもちろんのこと、たくさんの方に お世話になっています。いくつかを紹介します。
  
  ⒈毎年、気仙沼市の前浜地区の方との交流としでもち米を送っています。そのもち米作りや,畑や花だんの野菜作りでは,PTAの方をはじめに、老人会の方にお世話になっています。田んぼの達人,畑の達人,お漬け物の達人に支えられています。
  ⒉朝のあいさつ運動を校門で行っています。校長先生,運営委員会の子どもたち,PTA、ときには地域の保護司,更生保護女性会の方が笑顔で参加してくれます。
  ⒊図書館の環境整備や、読み聞かせのボランティア「ひまわりの会」の方が子どもたちのために活動してくださっています。本好きな子どもたちが増えています。
  ⒋大崎オリンピック(運動会)と校区の運動会を合同で行っています。準備,運営,片づけはもちろんのこと,毎年,1・2年生の紅白対抗玉入れに、老人会の80人の方も競技に参加して、シルバーパワーを発揮してくださっています。
  ⒌学校の敷地内の草取りや,葉っぱなどの清掃を定期的に老人会の方が行ってくれています。校庭の周りがきれいになり,子どもたちは気持ちよく生活することができます。
  ⒍夏休みの朝のラジオ体操は,校庭で行われます。子どもたちだけでなくたくさんの校区のみなさんが参加されて一緒に,気持ちよい汗を流しています。
  ⒎夏休みのサマースクールでは,地域の方がボランティアティーチャーとして子どもたちの学習を支援してくださっています。
  ⒏5年生の総合学習「タイムトラベル大崎」では,大崎音頭のや大崎城などの校区の歴史を調べました。校区の方に大崎音頭の振りつけを教えていただきました。
5年生が,他の学年にも教えたことで,今年の盆踊りは盛り上がることができました。

  紹介したこと以外にも,たくさんの方にお世話になり支えていただいています。これからも,たくさんの方に子どもたちの学校生活を支えていただくなかで,子どもたちの健やかな成長を願い、心も体も元気いっぱいで「力いっぱい生きる大崎っ子」を目指していきます。

【江南市立古知野北小】うれしいお手紙をいただきました

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 学校の郵便ポストに「古知野北小学校職員様 古知野北小学校のみなさん」宛てのお手紙が入っていました。
差出人はどこにも書かれていませんでしたが、とてもうれしい内容のお手紙だったので、ここに紹介させていただきます。

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拝啓
 梅雨空が続き人にとってはいやな時季ですが 蝸牛たちにとってはよい季節となりました
 とつぜんの手紙どうぞお許し下さい 私 古知野北小学校下に住んでいる者です 仕事を辞め地域の仲間入りをしたばかりです
 畑仕事 犬の散歩 不燃物出しなど 様々な時に地域の子どもたちに会うようになりました そんな時々 どの子どもたちも その時に合った挨拶を元気よくしてくれます
 とても気持ちよく感じるとともに 学校でのご指導の賜物と思います 子どもたちに感謝の気持ちとすばらしいご指導にひと言伝えたくて筆をとりました 有難うございます
 家に閉じこもりがちになる生活ですが外へ出ることが楽しくなります
 最後になりましたが 古知野北小学校と子どもたちの発展と健康をお祈りしております
                                      敬具
 古知野北小学校職員様へ
 古知野北小学校の子どものみなさんへ

 七月吉日

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大変、ありがたいお手紙です。
文中に「学校での指導の賜物と思います」とありますが、とんでもありません。もちろん、挨拶の大切さは学校で説きますが、その指導よりも、長い時間をかけて、家庭はもちろん地域全体で子ども達に声をかけていただいたおかげだと感じています。
古北スクールボランティアの皆さんや、朝から畑作業にみえる方、散歩に出かけてみえる方からも積極的に挨拶をいただいており、子ども達は、そんなところからも「挨拶の大切さ」を自然と学んでいるように思います。

学校では「挨拶」を「ABC」の一つに位置づけています。
「ABC」とは、
「A:あたりまえのことを B:ばかにしないで C:ちゃんとやる」
ことです。
これからも、家庭・地域・学校が一体となって「ABC」を大切にできる、児童を育んでいきたいと思います。

【田原市立高松小】一人暮らしの高齢者宅を訪問

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 「こんにちは。高松小学校の6年生です。おげんきですか?」子どもたちは、校区の一人暮らしの高齢者のお宅を民生委員さんと一緒に訪問し、暑中見舞いのはがきを手渡しました。この活動は、今年で3年目になります。
 当日、子どもたちは、いくつかの班に分かれて訪問しました。訪問の際、「困ったことはありませんか?」などと優しく声をかけ、はがきを手渡しました。はがきには、「暑い日が続きますが熱中症にならにように気をつけてください。」など温かいことばも添えられています。
 はがきを受け取ったお年寄りの方は、「ありがとう。大事にするでね。」と喜んでいました。訪問した子どもたちは、「一人暮らしのお年寄りは、体は自由に動くけど周りに話す人が誰もいない。僕たちが訪問したので喜んでくれたのかな。」と感想を言っていました。
 子どもたちは、運動会や学芸会にも心のこもった招待状を出し、さらに交流を深めました。

【春日井市立鷹来小】地域で育つ鷹来っ子

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 鷹来小学校では、8年前に、子どもたちの安心と安全を見守るため、地域の
区長さん、敬老会の皆さん、PTAの方々等により「鷹来っ子を守る会」が組織
されました。毎朝、学校近くの交差点や校門に多くの方が立ち、挨拶をしなが
ら子どもたちを見守っていただいています。雨の日も風の日も、また凍てつく
ような真冬にも毎日毎日、鷹来っ子を守るために力を注いでもらっています。
 また、食育の一つとして子どもたちは、田んぼを借りて地域の方々と協力・
共同体制で米作りをしたり、サツマイモを栽培したりして、地域の農業に触れ
食べ物の大切さを学んでいます。
 このようにお世話になっている「鷹来っ子を守る会」の方々に感謝の心を伝
えるため「見守りありがとうの会」を児童主体で実施しています。その会の中
で児童全員が揃って言う「いつもありがとう」の一言が「鷹来っ子を守る会」
の方々の心に染みるようです。
 明治2年創立の鷹来小学校は長い歴史の中で、地域に支えられ、愛され、
地域と共に育つ伝統ある学校なのです。

【春日井市立牛山小】 組立体操 ちょっと感動!

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 運動会の練習中のお話です。牛山小学校の5,6年生が組立体操の練習に取り組んでいました。運動会本番も、あと1週間を切っています。暑い中、裸足で砂だらけになりながら一生懸命取り組んでいましたが、なかなか上手くできず、失敗してしまう組が何組かありました。「今できなかった人たちだけ、もう一度やります。」と先生から指示が出ました。成功した組は、その様子を座って黙って見ていました。
 本当に静かな緊張の時間です。そして、もう一度技に挑戦し、ついに成功しました。その瞬間です。わっと、見ていた子たちから大きな拍手が起こりました。見ていた先生は、仲間を応援する牛山小の子どもたちのあたたかい心に感動しました。運動会練習中のちょっとした出来事です。本番は大成功でした。

【豊田市立滝脇小】 広げよう!! 私たちの愛鳥活動 〜国語科「滝っ子まつりでリーフレットを配ろう」の学習を通して〜

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 本校は、豊かな自然環境を生かして昭和41年から「愛鳥活動」に取り組んでいます。これまでに「文部科学大臣奨励賞」「文部大臣奨励賞」や「林野庁長官賞」、「愛知県知事賞」など多くの賞を受賞しています。49年に渡る伝統を受け継ぎ様々な活動を行っています。その中でも本年度は、私たちの愛鳥活動を保護者や地域の方だけでなく、他地域の方にも知ってもらおうと考え、毎年行われる地域の方の主催である「滝っ子まつり」で愛鳥活動のリーフレットを配布しました。
 国語科の学習と関連させ、巣箱の営巣調査をまとめたリーフレットを作成し、9月に行われた「滝っ子まつり」で配布しました。祭りには保護者や地域の方だけでなく、他地域からもたくさんの人が来られました。その方々に児童が作成したリーフレットを児童自ら配布しました。「すごいね」「がんばったね」「ありがとう」という言葉をかけていただいた児童は、リーフレットを作成し配布した充実感と達成感にあふれていました。野鳥を含めた自然環境を学び守るだけでなく、人とふれ合うことで心温まる機会をさらに計画していきたいと考えています。

【東浦町立東浦中】東中ボランティアによる校区のごみ拾い

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 東浦中学校では、「東中ボランティア」という名称で、随時、校区の清掃活動をしています。9月27日(土)は、約50名ほどが集まり、部活動の前に、通学路、石浜駅付近、明徳寺川周辺、公共施設の駐車場などのごみ拾いをしました。「自分たちの地区だからきれいにしないと」と言いながら始めた生徒や競ってごみ拾いをする生徒がいました。清掃後は、「やってよかった。またやりたい。」という感想も聞かれました。また、今後、機会をみつけ、校区をきれいにしていきたいと思います。

【一宮市立大志小】親しめる図書館をめざして−「切り紙教室」を通して−

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 本校では、豊かな言語力と感性をもつ児童を育成するために読書活動の充実を図っています。「おはよう読書」「校内読書郵便」「ペア読書」「読み聞かせの会」「親子読書会」など多くの取り組みを行っています。また、6月、10月、3月の第3日曜日を「大志小 家読(うちどく)の日」に設定し、家族で一緒に読書をしてもらい、家族のきずなを強めてもらう取り組みも行っています。
 さらに、学校の図書館に親しみ、気軽に利用してもらうための取り組みも行っています。9月は毎昼放課の時間を活用して図書館で「切り紙教室」を実施しました。最初は図書館担当の教員や図書館司書が作り方を指導していましたが、その後は図書委員会児童やボランティアの児童が中心となって会を進め、切り方や折り方、模様の作り方などを参加児童に丁寧に教えています。6年生の児童が低学年の児童に進んで教えてあげている姿はとても心温まる思いがします。参加は自由ですが、すでに延べ200人以上の児童が参加をし、素敵な作品を作り上げることができました。参加した児童からは、「とてもかわいくできたので、もっとほかの模様も作ってみたい」「1年生の子から先生と呼ばれてうれしかった」などの感想が聞かれました。でき上がった作品は、今後計画している「絵本教室」や「グリーティング教室」の作品と一緒に展示をし、児童や保護者の方にも見てもらえるよう計画していきたいと考えています。

【設楽町立清嶺小】地域と共に心を育むお茶摘み・お茶配り

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 本校では,毎年,校庭にある茶畑の茶摘みを行い,製茶して,地区の独り暮らしのお年寄りや福祉施設に配布している。
 5月に行う「お茶摘み」は,校区の農家の茶畑も借りて,全校で一生懸命,葉を摘み取る姿が伝統となっている。なぜなら,子どもたちにとって,「地域のお年寄りにお茶を届けて喜んでもらおう」と,がんばる活動だからである。
 7月に行う「お茶配り」は,区長の方にも協力してもらい,児童会が計画づくり(お茶配りの訪問先やグループ分け・手紙づくりなど)を行っている。手紙づくりでは,子ども一人一人がいたわりの気持ちや学校を見守ってくれていることへの感謝の思いを手紙に記す姿が見られる。また,子どもたちは,一軒一軒,歩いて独り暮らしのお年寄りや福祉施設を訪問し,摘んだお茶と手紙を渡している。
 子どもたちからは,「お年寄りの皆さんに喜んでもらえたので,お茶をがんばってつんだかいがあった」,「おじいさんが,『毎年,ありがとう』と言ってくれたから,来年も行きたい」などの声が聞かれた。また,上級生から下級生には,「○○くん,来年もお茶配りをがんばってね。頼むよ」と,子どもたちの優しい気持ちが引き継がれる姿も見られた。
 そして,訪問した福祉施設では,子どもたちの合唱のプレゼントに,お年寄りが涙を浮かべ、手を握りしめ、感謝の言葉を伝えてくださる光景が見られた。
今後とも,子どもたちの優しい心を掘り起こし,大きく育む「お茶摘み」,「お茶配り」を通して,郷土を愛し,人を思いやる心を育てる活動を推進していきたい。

【豊田市立豊南中】薔薇を地域の施設に

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               豊南中生、輝いています!
              キミたちは、バラよりも美しい!
                ―バラを地域の施設に―
 豊田市水源町の豊南中学校の生徒が、五月十五日、校内で丹精して育てたバラを日ごろからお世話になっている地域のこども園や小学校、公共施設に届ける活動を行いました。
 同校には五十年以上前に開設された千二百平方メートルのバラ園があり、生徒と教員が一緒になって三十品種、二百五十株を育てています。そして、開花の時期に、地域の方々へ届けるのが恒例になっています。
 この日は、交流委員会の生徒四十人が手分けして、薔薇を切り取り、包装しました。その後、花束を手に十六カ所の施設をそれぞれ訪れました。
 高齢者施設に花を届けた三年生の生徒は、「おばあちゃんが、にこにこしながら、『大事にするね』と言ってくれたのが一番うれしかった」と笑顔で話してくれました。これからもこの活動を通して、地域とのかかわり合いを大切にしていきたいです。

【新城市千郷小】心をつなぐ「ちさとレインボー」

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 本校では、「真直ぐに伸びるちさとっ子の育成」をテーマに、道徳教育の研究推進に取り組んでいます。9月、児童の豊かな心を育む目的で、2階中央廊下に「ちさとレインボー」〜言われてうれしかった言葉〜を掲示しました。
 このコーナーは、全校児童650名と教職員49名が、「言われてうれしかった言葉」を、学年ごとに虹の色のハート型の紙に書き込み掲示しました。幅5m、高さ2.5mの大きくてきれいな虹になりました。一人一人のカードには、「自転車がんばって乗れるようになったね、とおばあさんに言われてうれしかった」(1年)、「いつも犬の世話をありがとう、とお母さんが言ってくれてうれしい」(2年)、「私の描いたマンガを、友達がまた見せてねって言ってくれたのでまたがんばりたくなります」(4年)、「担任の先生から、あなたはやればできる男なんだぞって真剣に言ってくれて感激した」(6年)など、一人一人が言われてうれしかった言葉を書き込みました。互いの思いを知る「ちさとレインボー」の掲示が、「真直ぐ伸びる」ちさとっ子の育成につながることを期待しています。