【岡崎市立三島小】あいさつの輪を広げよう

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 三島小学校の子供たちは恥ずかしがり屋さんが多いのか、自分から元気にあいさつをすることがなかなかできません。子供たちに話を聴いてみると、「自分からあいさつをした方がいいのは分かっているけど、恥ずかしくて声が出せない」という子、あまりあいさつができていないのに、「ちゃんと言ってるよ」と自分ではあいさつができているつもりでいる子が多いことが分かりました。そこで、どうしたら三島小学校がもっともっとあいさつのあふれる学校になるか、どうしたら自分たちが元気にあいさつできるようになるかをクラス(4年)で考えました。そこで子供たちが提案したのが、ポイントカードを作ってあいさつポイントを貯めていくゲームでした。始めは1クラスだけで行っていましたが、2学期に入り、3・4年生がクラス対抗で行うことになりました。ルールは、自分からあいさつをしたら1ポイント獲得、相手からあいさつが返って来たらさらに1ポイント獲得できます。相手に先にあいさつをされた場合は、あいさつを返せば1ポイント獲得できます。自分から先にあいさつをするという意識付けをしたかったので、先にあいさつをした方がポイントをたくさん獲得できるしくみにしました。クラス対抗であいさつ合戦をするようになってから、あいさつの声がどんどん大きくなっていきました。表情が明るくなったような感じもします。
 「前はちょっとはずかしくて自分からあいさつができなかったけど、最近は自分からあいさつができるようになってうれしいです。」(児童の日記より)と、あいさつができるようになった自分を肯定的にとらえている様子が日記の文章から伝わってきました。
 まだ今はゲーム感覚であいさつをしている子が多いですが、あいさつをすることが習慣化し、心と心が通い合う気持ちの良いあいさつができる三島っ子になってほしいと考えています。また、小学校の中だけでなく、地域にもあいさつの輪が広がっていくように、今後もあいさつ活動を続けていきたいと思っています。

【豊明市立栄小】陸上選手に応援旗を作成!

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 本校では、毎年行われる市の小学校陸上大会を前に、児童会主催の壮行会を行います。その会では、選手への応援エールを贈るのが恒例ですが、2年前から全校児童及び職員からの応援メッセージを書き込んだ応援旗を作成し、壮行会で選手に贈呈しています。これまでは、画用紙で作成していたのですが、今年は、布で本格的な応援旗に仕上げました。応援旗には、布に文字を書き慣れていない低学年から職員まで、総勢700名の名前とメッセージが布いっぱいに書き込まれています。中央には『栄魂』の文字を児童会役員が書き入れて完成。作り終わった後、「遠くから見ると何が書いてあるか分からないが、近づいて、一人一人のメッセージを読むと、心が温かくなる」「みんなの気持ちがいっぱい伝わってくる」「みんなが身近に感じられる」と感想を話していました。
 10月4日(土)の陸上大会では、この応援旗が大きく振られ、700名のメッセージが風に乗って、選手を後押ししてくれることと思います。

【豊田市立大畑小】 毎日ちょっと ボランティア

「みんなで 草取り 草の根 キャンペーン」
 本校は、豊かな樹木・田畑に囲まれた、自然豊かな環境の中にあります。運動場の周りも草花にあふれ、子供たちのよい遊び場になっていますが、草がトラック内まで生い茂り、時として運動のさまたげになってしまうことが悩みの種でした。
 そこで、本年度4月から始まったのが、「草取り 草の根 キャンペーン」です。4年生の子供たちが提案し、全校に呼びかけました。長放課の終わりに、教室に戻りながら、少しずつ草取りをしようというものです。
 必ずやりましょうと呼びかけているわけではありませんでしたが、草取りをする子が十人、二十人とどんどん増え、草取りボランティアの輪が広がっていきました。
 一日の目標は、1年生一本、6年生六本というように、学年の数が目標です。草取りをした子は、「たくさんとると気持ちいいよ。」「とっていると楽しくなる」と言って進んで取り組んでいました。
 みんながとった草は、9月までで、大きなごみ袋9袋がいっぱいになりました。一人一人のちょっとしたボランティアの気持ちが、集まれば大きな力になるということが実感できた取り組みでした。

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【蟹江町立新蟹江小】異学年交流が育むかかわり

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毎朝、本校の職員室前から子どもたちの賑やかな声が聞こえます。「見て、こんなに大きくなったよ。」「水をやるときはここからね。」トマトの成長を見に来ている2年生と6年生です。本校では、様々な場面で異学年交流を行っています。2年生と6年生は、トマトを通して関わりを深めています。4月の苗植えでは、これから育てる喜び・楽しみを一緒に味わい、その後、支柱を立てたり肥料をあげたりと成長の節目で関わりを深めてきました。「トマトの調子が悪くならないようにしっかりお世話をしてね。」と優しく声をかけてくれる6年生に、「調子が悪くなるってどんなふうになるの?」と、疑問に思った2年生は、さっそく質問していました。そして、優しく分かりやすく実や葉の様子について教えてくれる6年生に、頼もしさと高学年へのあこがれを感じています。また6年生は、頼りにされている自分に少しずつ自信をもち、低学年を思いやる気持ちを自然と育んでいるように思います。収穫時期が来た今、真っ赤になったトマトを見る子どもたちの笑顔は一段と輝いています。これまで大切に育ててきた喜びと、全員でおいしくいただける日を楽しみにしています。

【春日井市立西尾小】思いやりの心を育てる縦割り班活動

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本校では、全校児童を異年齢集団になるよう8つの班に編成し、生活班と称して毎日の清掃活動、運動会のリレー、イモの植え付け・栽培・収穫、児童会の行事等に取り組ませています。一つの班に全学年の児童が所属し、助け合い励まし合って活動することにより、互いを思いやる心や協力して活動しようとする心が育ってきています。
児童会主催の夏まつりでは、みんなで収穫したいもを高学年が低学年の気持ちを考えながら分けたり、縦割り班清掃では、そうじ道具の使い方を教えたりするなど下級生への思いやりの気持ちを高める場となっています。また、昨年度末の卒業生を送る会では「優しくお世話をしてくれてうれしかった」「おいもの畑を耕してくれてありがとう」と低学年から卒業生に手紙がわたされ、高学年に感謝する心が育っている様子もみられました。
これからも生活班の活動を通して、互いの気持ちを考え、だれに対しても思いやりの心を持って接し、それぞれが自分の役割を自覚して集団の向上のために進んで活動できる子の育成をめざしていきたいと思います。

【春日井市立石尾台中】 ボランティア精神で地域への貢献

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 石尾台中学校では、生徒の自主参加による様々なボランティア活動を行っています。
9月6日に校区にある「押沢公園」の清掃活動に参加しました。地域のコミュニティが主催されている活動で、校内で参加を募ったところ100名近くの生徒が参加しました。
 当日は、地域のコミュニティの方の指示のもと、公園清掃に取り組みました。どの生徒も協力して作業することができ、コミュニティの方からもお褒めの言葉をいただきました。
 一緒に汗を流して、清掃をする中で、地域の方ともふれあうことができました。

【蒲郡市立塩津中】〜ボランティア精神〜

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 塩津中学校の正面玄関に「いこいの池」がある。今年は卵がかえり、100匹ほど生まれ賑やかな状況になっていた。初夏のある日、教諭が鯉にえさをあげていると「池、けっこう汚れてるね。掃除、やってもいいですか。」と声をかけてきた。夏休みの中頃、声をかけてきた3年生の女子生徒3人が現れ、池の掃除に取りかかった。黙々と3時間、汗を流しながら苔を落としたり、泥をとったり、隅々まできれいにしてくれた。何より嬉しかったのは、自分たちから掃除をやろうと行動したこと。
 本校では、「塩津中三本柱」の中に、無言清掃がある。黙々と清掃をすることで「汚れと向き合い、きれいにする」という習慣が身についてきていると言えます。今回の女子生徒のボランティア精神は、日々の取り組みで成長したものではないかと言える。

【一宮市立神山小】「ふれあい・潤い空間づくり」活動

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 本校では「笑顔いっぱい 元気いっぱい 学びいっぱい」を合言葉に「もっといい自分」を目指し,『かしこく みんなにやさしく たくましく生きる子』の育成と保護者・地域社会から信頼される学校づくりを目指すことを教育目標に掲げ,日々の教育活動に取り組んでいます。
 その中でも,「ふれあい・潤い空間づくり」活動では,児童はボランティアの地域の方々といっしょに花壇や菜園の整備の計画・園芸活動を進め,ふれあいながら交流を深めています。計画では,園芸に加え,歩道の整備や土砂の流出への対応までが検討されました。また,植物の手入れの仕方や防虫についても,経験豊富な地域の方々からのアドバイスはたいへんありがたく,児童の活動を一層充実させています。
 活動のネーミングは「幸せいっぱい 笑顔いっぱい 出会いいっぱい 神山っ子 ふれあい空間」となり,看板が立派に製作されました。多くの植物が潤いのある空間をつくり,心豊かで,自ら考え,主体的に活動しようとする児童を育てています。

【南知多町立日間賀小】ふるさとのよさに気づく日

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本校は、知多半島の東に浮かぶ、日間賀島にある小学校です。周りを海に囲まれている環境を生かし、毎年、「海に親しむ会」という砂浜で行う運動会を行っています。
 当日は、各委員会の児童が運営して様々な競技を行いました。「ベカ舟レース」では、低学年の児童が高学年のひく舟に乗り、力を合わせてこいで、とても楽しそうな表情を見せていました。「砂の造形コンテスト」では、高学年の児童を中心にして、班で協力して大きな、見応えのある作品を作り上げることができました。閉会式では、児童会役員が感想を発表し、「班のみんなと力を合わせて楽しい一日が過ごせた。みんなの前で司会をするのは緊張したけど、しっかりできた。」と満足そうな様子でした。小さい学校ならではの団結力を感じることができました。
また、PTAのみなさんには、昼食に「たこカレー」を作ってもらい、おいしくいただきました。さらに、体調がすぐれない児童がいると、「大丈夫?」「家に電話しようか?」と声をかけてくださる等、大変助けられました。
 島全体で支えていただき、日間賀島のよさに触れることができたすばらしい一日となりました。

【豊田市立若林東小】みんな笑顔で大縄集会

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みんな笑顔で大縄集会
                             豊田市立若林東小学校


 本校では、縦割り活動の一つとして、月1回全校で大縄集会を行っています。1年生から6年生までが1本の大縄を一生懸命に跳んで、各班ごとに跳べた回数を競っています。この活動を始めてから6年目です。今の6年生は、1年生のときからずっと体験しているので、今まで、自分たちがしてもらったことや見てきたことを今年の活動では、十分に発揮できると考えています。
 入学したばかりの1年生に、6年生が
「こっちに並ぶんだよ。」「わからない?大丈夫?」
と優しく声をかけている姿をあちらこちらで見かけます。回っている縄になかなか入れない低学年の手を引っ張って、一緒に入ってあげる6年生や「1、2、3、はい」とタイミングをとっている6年生。その励ましにがんばって応えようとしている1,2年生。はじめは、できなくても、徐々に縄に入ることができるようになってくる子がたくさんでてきました。そして、うまく縄に入れた時には、みんなで拍手をして喜んでいます。拍手してもらった子は、きっとこの日のことを忘れないとでしょう。

 こうした活動で、子どもたちのやさしい心が自然と育っていくと考えています。そして、来年、再来年へと、若林東小学校のよいところとして、どんどん受け継がれていく財産になることでしょう。

【あま市立七宝小】花いっぱいの学校に

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 本校には、中庭に大きな花壇が3つあります。3つの花壇のうちの中心にある花壇は、昭和42年からずっと参加しているFBC(フラワーブラボーコンクール)で春と秋に審査を受けている伝統ある花壇です。子どもたちだけでなく保護者や地域の方からも親しまれていて、花の咲きそろう時期になると、休日に学校へ花壇を見に来る姿もあります。
 春花壇は、パンジーやビオラ、デージーなど7種類の花を、秋花壇はサルビアやマリーゴールドなど7種類の花を種から育てていきます。小さな苗を移植する時は、1,2年生の児童がたくさんのポットに土入れをします。土入れされたポットに、3年生以上の児童が小さな苗を1本1本そっと植えていきます。とても小さくてか弱い苗なので、その作業をする子どもたちは、真剣そのものです。「小さくてかわいいね」「ちゃんと育つかな」と口々につぶやきながら、植えていきます。
 ポットの中で大きく育つと、いよいよ花壇へ定植です。子どもたちから募ったデザインをもとに、高学年の児童と花壇ボランティアのお母さん方が協力をして花壇に苗を植えました。今年の花壇のテーマは、「夏の光」です。「真夏の太陽の光が七宝小学校のみんなにパワーを与えてくれるように」という願いが込められています。毎日園芸委員会の児童や、花壇ボランティアのお母さん方、先生で水やりをしました。夏休み明けには、きれいに咲いた花々が、みんなを迎えてくれるでしょう。

【春日井市立春日井小】 〜人や物にやさしく〜

 児童は毎日昇降口に設置してある再利用の一斗缶にエコキャップを入れていきます。そして週末には、委員会児童が校内をまわりエコキャップの回収を行っています。すべて回収し終わると、色とりどりのエコキャップでいっぱいになった大きなビニール袋がいくつもできます。一人では運べないので、何人かが協力して運んでいきます。
 集めはじめてから5年目となるこの活動ですが、3年目には、「エコキャップ推進協会」の方から世界的規模の様々なリサイクルの話と、「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」からはワクチン投与の話を聞き、たった一つの小さなエコキャップが世界の人々の役に立っていることを実感しました。
 本校で秋に伝統的に行われている児童会企画による「春小まつり」。ここでは物に優しくいろいろな物を再利用して「お店」を開いています。ペア活動で子どもたちは教え合い、学び合い、助け合いながら「お店」の出し物を作ったり楽しんだりしています。
 小さな小さな子ども達の活動ですが、この継続を通して「人や物にやさしく」できる一人一人に成長してくれることをいのるばかりです。

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【刈谷市立依佐美中】自転車のマナー

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上の写真は、本校の生徒が、部活動の大会会場にて整頓して駐輪している様子です。ハンドルの向きとスタンドの位置を揃え、余分なスペースを使わないように詰めています。
このように自転車をきれいに整頓できているのは本校としては日常のことでどこでも当たり前にできることがとてもうれしいです。また、本校は自転車通学者が多いという特徴があります。そのような理由もあり、生徒同士や地域の方々の安心安全に配慮した自転車マナーをだれもが身に付けており、自転車安全安心モデル校に選ばれています。
 他にも、本校の生徒は、自転車で通学するときに、きれいに一列で並んで通学しており、他の生徒を追い抜いたり、他の生徒と並進したりしません。また、歩行者を追い抜くときは徐行をし、左側通行を守るなど、自転車を車両ととらえて、交通ルールを守っています。
 現在は自転車100日間無事故無違反ラリーに挑戦しており、さらに安全と交通ルールに気を付けています。みんなが安心安全に過ごせるように、そして大切な命を守れるように、これらの自転車マナーを依佐美中学校の伝統としていきたいです。

【大府市立大府西中】自分で自分を守る −セルフディフェンス−

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 友達に嫌われたくないから・・・。
 友達の誘いに断れず、自分の意思に反した行動をとってしまう生徒も少なくありません。しかし、どのような理由があるにせよ、絶対にやってはいけないことがあります。何よりもその生徒の心には大きな傷が残ります。「あのとき断ることができていたら・・・」と後悔もするでしょう。
「セルフディフェンス」という言葉を初めて聞いたのは今年2月。「自分で自分を守る方法」について生徒対象の講座があることを知り、ぜひ本校の生徒に聴かせ、「生き方」を見つめてもらいたいと思いました。
 7月1日、セルフディフェンスコミュニケーション開発 ソーシャルワーカーの青嶋先生と河村先生をお招きして、全校生徒を対象にしたセルフディフェンス講座を開催しました。セルフディフェンスとは、『いじめる人犯罪やわるいことに誘う人・不審者など、あらゆる危険から自分で自分を守ること。自分を大切にする。』ということ。今回は特に上手に断る方法について、具体的な事例をあげながら講演をしていただきました。
 上手な断り方には2つあることを学びました。1つは「クッションCD」です。これはやさしく断りたいときに、「ごめんね」を繰り返す方法です。もう1つは「こわれたCD」です。強く断りたいときに、「やらない!」など、同じ言葉を何度も繰り返して断る方法です。会の途中には、場面を想定しながら役割を決め、この2つのCDを使って誘いを断るロールプレイも行い、実際にその立場に立ったときの対応の仕方を身をもって学ぶことができました。
 「私は断ることが苦手です。相手を傷つけてしまうかもしれないからです。でも、悪い誘いには今日教えてもらった『クッションCD』や『こわれたCD』で上手に断りたいです」
これは講演を聴いた生徒の感想です。ひょっとしたらこの講演を聴いた時期に、悪い誘いを断れずに悩んでいる生徒がいたかもしれません。即効性があり、そして、持続性のある内容で大変有意義な時間となりました。

【あま市立甚目寺南小】あいさつで広がる輪

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 本校では、昨年度から、運営委員会と生活委員会によるあいさつ運動を行っています。
 5月には「大きな声で元気よくあいさつをしよう」、6月には「笑顔で進んであいさつをしよう」の目標を掲げ、あいさつ運動を実施しました。委員会の児童は、ていねいにお辞儀をし、大きな声で「おはようございます」とあいさつを進んでしていました。その声につられるように、登校してきた児童も、元気にあいさつを返すことができました。6月のあいさつ運動後、「なかよしカード」で振り返り活動を行ったところ、「みんなが大きな声であいさつをしているから、はずかしくない」「自然に声がでるようになった」などの記述が見られ、学校全体の雰囲気が大きく変化してきました。
 7月には、委員会のあいさつ運動に加え、「通学団あいさつ運動」に取り組みました。通学団ごとにあいさつ運動を実施する日を決め、全校児童が順に、校門に立ってあいさつ運動に参加しました。ほとんどの児童が初めてあいさつをする側になったのですが、運営委員や生活委員の真似をしながら、相手の目を見てあいさつすることを意識して取り組みました。各門に大規模校ならではの「あいさつロード」が現れ、その中を笑顔で登校してくる児童が多く見られました。子どもたちの振り返りにも、「知らない子だったけれど、あいさつをしてくれた人がいて、とても気持ちよかった」「返事を返してもらえた時は、うれしかった」と、自分から進んであいさつする大切さを感じることができました。また、「次回の通学団あいさつ運動では、もっと元気にあいさつをしたい」と意欲の高まりも感じることができました。
 あいさつ運動を重ねるたびに、子どもたちに変化が見られ、大きな声で自分からあいさつできる児童が増えてきました。また、保護者の方やスクールガードのみなさんからも「子どもたちのあいさつがよくなった」というお褒めの言葉をいただくようになりました。継続して活動することが、進んであいさつをする児童を増やし、異学年や地域との交流を深めていけるきっかけ作りになっています。

【豊橋市立高根小】入学おめでとう!カレッタ君がおでむかえ

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 高根小学校は表浜海岸に近く、小高い丘の上にあります。3階にあがると波の音が聞こえ、海を見渡すことができます。ときどき天気のよい日には富士山が見えることもある自然美あふれた学校です。表浜には、ウミガメが産卵に来るため、海をきれいにしようという活動にも取り組んでいます。
 そんな高根小学校のマスコットは、ウミガメのカレッタ君。6年生ふんするカレッタ君が、いろいろな行事や集会活動に登場します。
 入学式。緊張しながら体育館に入ってきた1年生。4,5,6年生のお兄さんやお姉さんに拍手で迎えられます。お行儀よくステージの前に用意されたいすにすわって、初めての小学校の様子にどきどきしているようです。6年生からのお祝いの言葉をうれしそうに聞いていると、突然ステージのそでから大きな甲羅を背負ったカレッタ君登場。1年生の顔が急にほころびます。体育館に響きわたる校歌のなか、カレッタ君は1年生一人一人と握手をしていきます。照れくさそうに握手を求めるカレッタ君と1年生。見ていてほほえましく、とてもあたたかい気持ちになります。
 最後に6年生から、1年生へのプレゼント。ミニカレッタ君のペンダントが一人一人の首にかけられます。一つ一つ手作りのミニカレッタ君。カラフルでいろいろな柄の布やモールを使って4年生が作りました。学校中で1年生を歓迎している気持ちがぐんぐんと伝わってきます。
ミニカレッタ君のペンダントを持ち帰り、「高根小学校だぁいすき!早く明日にならないかなあ。」とはじめての学校生活にわくわくどきどきしている1年生が、目に浮かびます。

【豊川市立一宮西部小】いきいき一西 かがやく学校

 本校では、みんなで協力して楽しく一生懸命に取り組める、誇りのもてる学校づくりに努めています。本年度は特に、子どもたちの自主性をさらに引き出していくために、児童会活動にも力を入れています。これまでの活動を見直し、子どもたちが自分たちの手で児童会や委員会の活動を再編成するということにも着手しました。活動を盛り上げていきたいという子どもたちの思いから、「一西小もり上げ隊」というネーミングで児童会活動の中心となるグループを組織しました。そしてその子たちを核とし、新しい委員会組織を立ち上げ、子どもたちの手で新しい活動をすすめています。
 月に1度、「なかよしタイム」ということで、1年生と6年生、2年生と4年生、3年生と5年生がそれぞれペアとなり、異学年の交流もしています。上級生が下級生を誘って、楽しそうに話したり遊んだりする様子は実に微笑ましいものです。本年度は、この交流も少しずつ広がりを見せています。月曜日の朝に行われる読書タイムの時間に、高学年の子たちが低学年の子たちの教室に行って絵本を読み聞かせするという活動が始まりました。「なかよしランチタイム」ということで、ペアの子と一緒に給食を食べようという企画も考えられています。「こんなふうにしてみたいな」という思いが、子どもたちの提案や主体的な活動により少しずつ形になってきていると感じます。子どもたち一人一人がいきいきと生活できる学校をこれからもみんなでつくっていきたいと思います。


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【春日井市立篠木小】 6年生から1年生へ

 篠木小学校では、伝統的に6年生が1年生のサポートをしています。春の遠足は一緒に手をつないで落合公園まで歩きます。しのぎ夏祭りでは、ペアになって仲よくゲームなどのお店をまわります。6年生が1年生のことを考え、気遣ってフォローします。1年生も一生懸命6年生について行きます。
 こうして高学年から低学年に「優しさ」や「思いやり」が伝わっていきます。マナーや礼儀を子どもたち同士で学んでいきます。子どもたちの中に、よいことの輪がどんどん広がっていきます。
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【刈谷市立富士松東小】さわやかタイム

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 「今から、さわやかタイムを始めます。よーい、はじめ」
 朝の読書タイム前、放送の合図とともに、全校で一斉にごみ拾いが始まります。時間は30秒間です。
 児童会では、選挙公約をもとに活動していきます。朝のごみ拾い活動である「さわやかタイム」もその一つです。教室をきれいにし、気持ちよく一日をスタートさせたいという思いから考えられた活動です。たった30秒間でも、クラス全員で見てみると意外にごみが見つかります。
 さわやかタイムをきっかけに、全校の美化に対する意識も高まり、自主的に「さわやかタイム」を続けているクラスもあります。自然にごみを拾う、ごみを落とさない、そんな意識をもってさわやかに生活できる子どもたちが増えてきました。児童会の活動をきっかけにして、環境を整えるなど、今後も美しい心を全校に広げていきたいと思います。

【一宮市立貴船小】他校との交流活動(合唱部)

 一宮市では、市政80周年を記念して開催された「小学校合唱祭」という催しがあり、毎年夏休みに市内の小学校が参加し、歌声を届けています。単独で出場する学校もあれば、いくつかの小学校でグループを組み、合同で出場する学校もあります。今年度で14回目となるこの合唱祭に本校の児童も参加しています。
今年度は同市の宮西小学校、浅井北小学校の2校と合同で参加をしました。夏休みのおよそ一ヶ月の間、暑さに負けずに何度も練習を重ねました。初めのころは緊張して会話が少なかった児童も次第と距離が縮まっていき、お互いにアドバイスをし合う姿も見られるようになってきました。
 8月23日(土)の合唱祭本番、3校合同で総勢85人となった彼らのさわやかな歌声が市民会館のホールに響き渡りました。審査の結果「市長賞」を受賞しました。彼らの努力が結果として実を結んだ瞬間でした。
 「暑い中の練習は大変だったけど、新しい仲間ができた。」「みんなで協力して音楽を創り上げていくのはとても気持ちのいいものだった。」と活動を通して児童も大きな達成感を感じている様子でした。
 学校の枠を超えて協力し合う児童の姿、一緒に音楽を楽しむ姿、努力が実を結ぶ瞬間、とてもすばらしいものです。参加した児童がこれからも良い仲間と巡り合えることを祈ります。

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