【岡崎市立藤川小】6年生が卒業前に地域の方々を藤川宿招いて、藤川宿をガイドしました。

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 「藤川宿」は、東海道37番目の宿場町。その街道沿いに藤川小学校があります。本校の6年生は、総合的な学習の時間に「守り伝えよう 藤川の歴史」をテーマに、自分たちのふるさと藤川宿の良さを1年かけて調査してきました。卒業を前にした子供たちは、もっと多くの人たちに学区の良さを伝えようと、5年生や地域の方々を招いて藤川のまちをガイドしました。これからも自分たちのふるさとに愛着をもち、大切に守り伝えていきたいという意識をもって、大きく成長してくれることを心から願います。

【豊川市立赤坂小】「赤小ギネス」で楽しんでいます

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 赤坂小学校では、児童会の子どもたちが、みんなが学校で楽しく遊べるようにしようと『赤小ギネス』を企画してくれました。
 第1回は、「豆つかみ」と「靴飛ばし」が行われ、大勢の子どもたちが参加しました。第2回は、「的あて」が行われ、1年生から6年生までが、体育館に集まり、ゲームを楽しみました。3月上旬に第3回が行われ、一番の記録を残した子どもが発表されます。
 児童会の役員と生活委員が協力して、お世話係をしてくれ、低学年の子には、「ボールは転がした方がいいよ。」とアドバイスしたり、「すごいね。上手だね。」と褒めてあげたりする優しい姿がありました。全校で楽しい時間を過ごしています。

【稲沢市立稲沢中】稲中生の自主性を高めるために 〜校内・地域の草取りボランティア〜

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 本校では前期と後期に1回ずつ生徒総会を開いています。生徒総会では,委員会活動の活動報告,それに伴う質疑・応答に加えて,生徒会執行部からの企画も発表しています。前期生徒総会では,執行部からは「稲中生の自主性の低下」を問題提起し,生徒の自主性を高めていくために「ボランティア活動」を行っていくことを提案しました。これは,生徒会が企画したボランティア活動に自ら参加を決め,実際に活動することで達成感が高まり,次の活動にも意欲的になるのではないか,という考えのもとの取り組みです。
 ボランティア活動の内容は,事前にアンケートで生徒が参加しやすいボランティア活動を調査し,校内と地域の草取りに決定しました。生徒総会のあと,応募者を募ったところ,全校で約3分の2もの生徒がボランティア活動に参加する意志を示しました。第1回目を6月4日に実施したところ,気温が高く暑かったものの,一生懸命草むしりをする生徒の姿が見られました。第2回目は,7月19日の終了式のあとに実施しました。3年生が稲沢市民病院に出向き,地域の方々と協力して花壇の草むしりをしました。地域の方々からも感謝され,大変有意義な取り組みとなりました。

【豊橋市立栄小】異学年交流「SAKAEフェスティバル」

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 栄小学校では、異学年交流活動をしています。低学年は、高学年のもとで楽しい学校生活を送れることをねらいとし、高学年は、活動の自主的な運営を通して高学年としての自覚を促すことをねらいとしています。
 12月18日には、「SAKAEフェスティバル」が行われました。SAKAEフェスティバルでは、ペア学年の高学年が低学年を招待し、手作りおもちゃやゲーム等で遊ぶ活動をしました。高学年の子どもたちは、自分たちのコーナーにたくさんのお客さんが来てくれるよう、楽しめる内容を考えたり、手作りの商品を作ったりしていました。低学年の子どもたちは、高学年の子の言うことをよく聞いていきいきと楽しく活動することができました。フェスティバルでは、子どもたちのアイデアや優しさをたくさん見ることができました。
 ペア活動では、フェスティバル以外でも年間を通して行われています。月1回の40分放課には、活動内容を高学年が企画して、1・6年、2・4年、3・5年で遊びやゲームをしています。
 その他1・6年の手つなぎ遠足や、校内学習発表会でのペア学年との鑑賞会、2年生による「おもちゃまつり」で1年生を招待して楽しむ活動など、交流ができる機会を取り入れています。
 これからも、学年という枠をこえた温かい交流ができる場をもち、思いやりのある子どもを育てていきたいと思います。

【岡崎市立山中小】ふれあい活動

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 本校では、11月をふれあい月間として重点的に行事がいくつか行われます。
 「ふれあい会食」では、3・4年生が学区のお年寄りや保護者と楽しく会食しました。昔の山中のことを聞いたり、今の学校の様子を話したりして、参加されたお年寄りと楽しい時間を過ごしました。
 「ふれあい清掃」では、全校児童が学区の方々と町内の公園や通学路などをきれいに清掃しました。ごみや落ち葉があっという間に片付けられました。
 「家族ふれあい活動」では、岡崎出身の音楽家の方を招いて、保護者とともにピアノやヴァイオリンのコンサートを楽しみました。実際にヴァイオリンの弾き方を教わったり、なじみのある曲を聴いたり、有意義な時間を過ごしました。
 以上のように、楽しく活動しながら、地域の方と交流を深めたり、お年寄りを大切にする心を養ったりすることができました。

【瀬戸市立西陵小】校舎の窓掃除から始めました

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 6年生が、清掃の時間を使って校舎の窓掃除をしてくれています。
 清掃の時間になると、一人ずつ窓用のワイパーとバケツを手に取り、担当場所に行きます。一つ一つの窓を濡らし、汚れを取っていく姿が誇らしげに見えます。はじめは、なかなかきれいにできず、何度もやり直していましたが、最近、少しずつ手際がよくなってきました。きれいになった窓を見て、「きれいだね。ありがとう。」と1年生が声をそろえて言うのを聞き、照れくさそうにしている姿がとてもほほえましいです。
 これから卒業に向け、お世話になった学校を少しずつきれいにしていきます。掃除をする姿だけでなく、下級生に優しくお世話する姿、勉強に取り組む姿などを通して、6年生のあたたかい気持ちを伝えてほしいと思います。
 校舎の窓だけでなく、みんなの気持ちもさらに磨いて、気持ちのよい学校にしていきたいです。

【豊田市立冷田小】元気なあいさつで1日をスタート

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 山間地にある冷田小学校は、自然豊かな環境の中で36名の児童が元気に生活しています。
 冷田小学校の合い言葉は、ひ:人には親切 え:笑顔であいさつ だ:誰とでも仲よくです。どの子も一人一人がお互いを認め合い、声をかけ合って、協力する姿が見られます。何をするときも、みんなでいっしょにということが習慣となっており、家族のような関係です。
 今年度は、人数は少なくても、大きい声であいさつをしようとみんなで取り組んできました。登下校中でも、子どもたちは大きい声であいさつをします。通学路で自動車が近づいてくると、班長や副班長が笛を吹いて団を止めます。そして、自分たちの前を通り過ぎる車のドライバーに向かって、みんなで「おはようございます」と大きい声であいさつをします。5つの通学団がありますが、どの通学団でも行っている毎日の光景です。
 2月に入り、運営委員の子どもたちが、寒さに負けず、さらに大きい声であいさつをできるようにしたいと、「山びこあいさつ運動」なるものを考えました。朝登校したら、学校玄関の前で、班長とその他の班員が少し離れて向かい合って立ち、大きい声であいさつをするのです。「おはようございます、こんにちは、さようなら、ありがとうございます、今日も一日がんばりましょう(はい)」ということばを班長に続いて班員が山びこのように返します。朝の静かな空気を震わせるような、子どもたちの大きな声が近くの山までぶつかって返ってきます。
 運営委員の子どもたちは、「山びこあいさつ運動」を行ったことで、「みんなが校舎の中でもこれまでより大きい声であいさつするようになってきたから、もう少しこの運動を続けていきたい」と考えています。朝の元気なあいさつは、気持ちのよい一日のスタートとなっています。

【あま市立甚目寺南中】小さなちょっといい話

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その1【体育祭の招待状】
 体育祭の日、一人のお年寄りが本部席横の受付を訪ねて見えました。「校長先生は見えますか?」と。地域から生徒の様子についてご意見をいただくことが多いので、たぶん同様のことであろうと思いつつ、校長に連絡を取りました。聞けば、以下のような内容でした。
「甚目寺南中学校の生徒さんの書かれた体育祭への招待状をいただきました。その内容が大変丁寧でうれしくなり、自分の身内が中学校にお世話になっているわけではないのですが、足を運んでみました。」本校では、毎年、生徒のボランティア委員会が体育祭の招待状を作成し、地域のお年寄りに老人会を通して配布しています。生徒の気持ちを込めた招待状が「ちょっといい話」を引き出しました。

その2【思いやりを行動に】
登校途中に忘れてあった小学校の児童用ヘルメットを「きっと困っているだろう」ということで、小学校に届けた女子生徒が2名いました。
 後日、小学校からのお礼の電話があり、その優しい行動がわかり温かい気持ちになれました。他人の苦労を理解し行動にあらわす気持ちが「ちょっといい話」を引き出しました。


【豊橋市立富士見小】生のクラック音楽を堪能

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 1月23日に出前コンサートが富士見小学校で開かれました。このコンサートは豊橋文化振興財団が企画し、応募した市内の小学校の中から幸運にもわが校が選ばれた。ピアノ・バイオリン・チェロの美人、実力派奏者による、「美しきトリオ 室内楽コンサート」として体育館で開催された。日頃、生のクラッシック音楽を体感することのない子どもたちは、それぞれの楽器から出る生の迫力ある音にみんな見とれるように聞き入っていた。体育館に響き渡る優雅な音色に、しばし心の安息を覚えた子どもたちも多く、演奏後の拍手はいつまでも続いていた。さらに子どもたちとのコラボレーションとして、校歌や今月の歌も演奏していただき、元気な声と美しい音色が体育館いっぱいに広がり、素晴らしい出前コンサートとなった。、
 本物のすごさをまじかで体感できることは、子どもたちの今後の成長にとても大切なことだとあらためて感じ取れた1日となった。
 チェリストの新倉さんの話で「子どもたちの真剣な歌声に涙が出そうだった。感じたことを素直に表現する気持ちをいつまでも持ち続けてほしい。」とのコメントをいただいた。
 子どもたちからの感想も「ピアニストの指の動きがすごかった。」や「バイオリンとチェロの本物の音を初めて聞いた。」「生の音を聞いて心がビィビィビと震えた。」など心に残るコンサートとなった。
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【犬山市立南部中】自己を見つめ直す人権週間

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 本校では、12月の人権週間において、5つの取り組みを行いました。
1 学級担任による読み聞かせ
2 学級単位での人権スローガンの決定
3 全校で考えたスローガンの応募 
4 全校集会での図書委員による読み聞かせ
5 昼の放送での放送委員による啓発運動

 学級担任による読み聞かせでは、実際にいじめにあった中学生の作文や、人種差別についての詩などを聞き、人権問題は身近にあるということを認識することができました。学級単位でのスローガンの決定では、どの学級も自分たちの実態に即した目標・スローガンを設定することができました。全校集会で披露した後は、教室の前面に掲示し、目標達成を心がけました。また、全校で考えたスローガンを応募しました。さらに、朝の全校集会で、図書委員が谷川俊太郎の絵本「ともだち」を朗読し、本当の友達とは?について考えました。昼の給食の時間には、放送委員による人権啓発運動を行い、全校で意識するよう呼びかけました。
 以上の取り組みを終えて、生徒たちから「今までは何気なく見過ごしてきたことにも、気をつけることができるようになった。」「今いる仲間たちと、本当の友達になれるよう努力したい。」などの感想が聞かれました。人権週間でなくても、常に相手のことを思いやった言動ができるよう指導を続けていきたいと思います。 

【岡崎市立恵田小】恵田っ子「がんばりタイム」

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 本校は全校児童が94名と少ない。そのため、小規模校だからこそ実施できる取り組みを実践している。掃除は学級単位で行うのではなく、1年生から6年生までの縦割り班で行っている。また、掃除とは別に10チームの縦割り班をつくり、そのメンバーで運動会の全校リレーを行っている。全校リレーは、運動会でも特に盛り上がる種目である。他にもこの10チーム全校で「がんばりタイム」にレクリエーションを行っている。
 今回はこの「がんばりタイム」で全校デドッジボールを行った。高学年の子が低学年の子を優しく面倒を見てくれ、友達同士が譲り合い、豊かな心を育む活動になっている。教師も、全校児童と接する機会が多く、自分の学年に関係なく、子どもたちと深いかかわりを持つことができている。
 子どもたちの感想にも、「縦割り班活動は、他の学年の子と仲良くすることができて、いろんなことがやれるのでとても楽しいです」など、この活動が学校生活の一部になっていることがよく分かる。このような異学年集団での活動を通して、子どもたちは多くのことを学んでいる。本校の児童数は今後も減少していくので、今後、更に「がんばりタイム」などの縦割り班活動を充実させていきたい。

【犬山市立東小】児童集会 ハートフル集会

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 東小学校では、今年度道徳の年間テーマを「感謝・ありがとう」に設定し、様々な活動を行ってきました。
その1つとして、代表委員が発行する「東っ子だより」に、4月からちょっといい話を掲載してきました。12月の人権週間には、全校で人権について考えると共に、身近にあるちょっといい話を一人一人書きました。その作文を全校放送で紹介したり、ハートフル集会で発表したりしました。
 全校の心が温かくなるよう願いをこめた「ハートフル集会」では、ちょっといい話を集めたハートフルレインボー(上の写真)も作りました。

【高浜市立港小】みんな大好き、港っ子フェスティバル

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 毎年2月になると、子どもたちが待ちに待った「港っ子フェスティバル」がやってきます。この日は、4〜6年生と特別支援学級の子たちが、年下の子を相手に創意工夫あふれるお店を出して、楽しませてくれます。行事削減の中でも、このフェスティバルはちゃんと生き残ってきました。
 教室、特別教室、体育館が楽しいお店に変身します。「ピラミッドクラッシュ」「落とさず進め、うちわでふわふわふうせん」「脱出ゲーム」「箱の中身は何でしょう」「つってうってわくわくランド」「ミリオンスプーン」など、店名からだけでも楽しそうな雰囲気が伝わってきます。この日が特別素晴らしいのは、近くの幼稚園と保育園の園児が遊びに来てくれることです。ですから、港っ子たちは一段とやさしくなって、園児たちを楽しませようとがんばります。
 写真は特別支援学級の子たちが、割り箸を落としてペットボトルの中に入れるという楽しいお店を写したものです。園児は小学校が好きになり、港っ子はお店の役割を果たす中で成長します。園と小学校が交流できる素敵な一日なのです。

【東栄町立東栄小】黒板前の小鬼たち

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 1月25日(土)東栄小学校体育館で学芸会を行いました。東栄小学校は本年度9月に新校舎への引っ越しをしました。新しい体育館での学芸会です。
 写真の鬼のお面は1年生のおじいさんが一つ一つ手作りをしてくれました。1年生の子どもたちが「花祭り」「鬼」が大好きだと聞いて。一つ一つ、鬼の表情が異なります。
 おじいさんからパワーをもらった1年生の子どもたちは、いつも以上に元気になり、全員がそろって当日を迎えることができました。「はじめの言葉」「あいうえおんがくメドレー」「サラダでげんき」とたくさんの出番がありました。「はじめの言葉」は1年生の子どもたちが大好きな「花祭り」「オニスターダンス」を元気に踊りました。1年生らしく元気いっぱい、一生懸命がんばる姿が見られました。保護者のみなさんや会場のみなさんが温かく子どもたちを見守っていただいたおかげだと思います。子どもたちは一人一人の力を発揮して、更にみんなのためにがんばっていたと思います。
 保護者から次のようなメッセージをいただきました。
 「みんなにこにこ。素敵なステージでしたね。1年生みんながそろって、一人一人が自分の役割を一生懸命がんばったからこそ、とってもかっこよくて、かわいくって、いっぱい元気をもらいました。これまで何度も練習してきた成果を100%以上出し切れたと思います。先生と一緒に思いを一つにして気持ちを高めていけたことが、成功の鍵だね。素敵なステージをありがとう!ありがとう!ありがとう!」

【安城市立桜井小】なかよし学級で育む縦のつながり

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 桜井小学校では、なかよし学級を行っています。なかよし学級とは、異学年の児童と集団を作り、様々な活動をする取り組みです。1〜6年生を縦割りで分けて、「ランド」と呼ばれている30人程度のグループで、1時間楽しく遊んだり活動したりしています。そのランドの中では、1年生と6年生、2年生と5年生、3年生と4年生が二人ずつペアをつくり、そのペアを基盤としてゲームをしたり、ものを作ったりします。これらの活動を通して、人を思いやる心や助け合う気持ちを育むことを目的としています。
 その中で、7月に行われた七夕集会に向けて、なかよし学級の時間にペアで協力して七夕飾りを作りました。高学年が低学年に、折り紙の折り方や切り方を優しく教える姿がたくさん見られました。12月に行われたクリスマス集会では、ペアの子にクリスマスカードを書き、交換しました。お兄さんやお姉さんからもらうクリスマスカードに、小さい子たちはうきうき。とてもうれしそうでした。
 その他には、6年生が考えた遊びをみんなで楽しむこともあります。おにごっこやドッチボール、フルーツバスケットや、古今東西ゲームなど、どれも、1年生の子も楽しめるようにと、ルールが工夫され、遊んでいる間にも、「大丈夫?わからないところない?」と、高学年の子が低学年の子をサポートしています。
 「明日、なかよし学級なんだ!やったあ!」と、なかよし学級の前日はみんな大喜び。優しく接してくれるお兄さん、お姉さんの背中を見て、「わたしもいつか、あんなお兄さん、お姉さんのようになりたいな。」と憧れる子がたくさんいます。
 縦割りの組み分けをすることで、自然と生まれる縦のつながり。大きい子が小さい子を助ける姿。なかよし学級の時間は、見ていて心が温かくなります。この取り組みを通して、人を思いやる優しさが、桜井っ子の心に根付き、ずっとずっとつながっていってくれたらと願っています。

【豊橋市立羽田中】花巻中学校との交流

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 東日本大震災直後の春休みから、生徒会の発案により、豊橋駅前で街頭募金を実施しました。昨年度の春休みにも、多くの生徒が街頭募金に積極的に参加し、総額407,484円ものお金が集まりました。
 羽田中学校の校訓は「雨ニモマケズ」です。全国の中学校の中で、同じ校訓を持つ岐阜県中津川市の福岡中学校、岩手県の花巻中学校とで「雨ニモマケスプロジェクト」として交流を行っています。その一環として、本年度は7月31日に生徒会会長・副会長が岩手県を訪れ、花巻中学校の生徒会役員とともに釜石中学校を訪問しました。その際、街頭募金で集めたお金を義援金として渡しました。
 釜石市は、東日本大震災の津波の被災地です。両校の生徒たちは、津波の爪痕がまだ残る街の様子を直接見たり、釜石中の生徒から被災当初の生活の様子を聞いたりしました。
「確かにがれきはだいぶ片付いている。でも、ここに生徒の家があったのだけれど流されたんだよ。」という言葉を聞き、更地のままの土地を見て、復興はまだまだだなという印象を受けました。
 この岩手県訪問の様子を10月27日の文化祭で報告し、訪れた保護者の皆さんに募金を呼びかけました。また、春休みにも生徒会が中心となって全校生徒や卒業生に呼びかけ、駅前で街頭募金を行う予定です。

【東浦町立卯ノ里小】小・中連携あいさつ運動

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東浦町立卯ノ里小学校は、あいさつ運動をがんばっています。どうしたら、元気なあいさつが響くか、様々な取り組みをしています。
 ひとつめは、校区の中学校との連携です。愛知県下でも珍しく一つの小学校から一つの中学校に進学します。そのため、児童生徒の仲がよく、さまざまな交流をしています。その中のあいさつ運動では、中学生が小学校の正門にかけつけてくれ、一緒にあいさつ運動をしています。小学校の縦割り班でお世話になった、お兄さん・お姉さんに久しぶりに会うことができ、小学生はとても喜んでいます。
 ふたつめに各学年にあいさつボランティアも募集しました。はじめは、児童会の役員以外に数人でしたが、今では、30名を越えるボランティア隊も元気に活動しています。みんなで元気に「おはようございます。」のあいさつが響いています。あいさつをすることで、元気いっぱいに一日が始まります。今日も心をこめた「おはようございます」のあいさつから楽しい一日が始まっています。

【豊田市立平和小】ちょっといい話

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 平和小学校の教育目標は「考える 思いやる 鍛える」です。学校生活において、人との関わりの中で共生していくには、相手を認め、相手の立場を考えて思いやる行動が大切です。そんな行動が学校の様々な場面に溢れています。
 さて、6年生の総合学習では、「平和小学校区を見つめて」というテーマをもとに追究活動をしました。Tさんは、「私にとって平和小学校区が一番」というテーマで、地域の人や両親から情報を集め、レポートにまとめました。9月に「第1回 豊南地区青少年主張発表会」が行われ、自分の主張を表情豊かに発表し、会場からたくさんの拍手をもらいました。自分の住む町を愛し、より良い町にしていきたいという思いのこもったとても素敵な作文なので、以下全文を掲載し、紹介させていただきます。

「二十年後もこの平和小学校区に住んでいたいですか?」
と聞かれて考えてみました。その頃、私は三十二才です。きっとそのときは、お母さんになっているかもしれないし、仕事をがんばっているかもしれません。将来のことはまだわかりませんが、私は二十年後、この平和小学校区に住んでいたいなと思っています。
 なぜなら、ここから見える矢作川の景色が大好きだからです。お買い物や習い事、友達の家に向かうときなど数えきれないくらい見ているのに、見るたびにやっぱりいいなと思ってしまいます。そしてここは、私を赤ちゃんの頃から知ってくれている人がたくさんいます。近所の人に「大きくなったね」と声をかけてもらえると、自分がここでずっと育ってきたことをあらためて実感できるのです。
 でも、今の私はここにしか住んだことがありません。だから、平和町の良さや平和町らしさをもっと感じるためにも、高校生や大学生になったらいろいろな国や場所に行って、それぞれの地域の良さを知っていきたいと思っています。いろいろ知ることで、平和小学校区よりも住みやすい便利な場所が見つかるかもしれません。
 でも、ここには、生まれて過ごしたたくさんの思い出があります。思い出いっぱいの平和小学校区は、どんな便利な場所にも比べられないと思います。お父さんもお母さんも大府市出身で、おばあちゃんの家に行くと、子供の頃に遊んだ公園や学校に連れていってくれたり、その頃のことを話してくれたりします。思い出の場所はいつまでたっても心に残るんだなあと、両親を見て思います。きっと私にとってここが、そういう場所になるに違いないです。
 私が生まれた頃に家の前の矢作川沿いに地域の方たちが桜の苗木を植えたそうです。水源公園の桜まつりに合わせて、川沿いの道が満開の桜並木になってとてもきれいです。
 私のお父さんも植えたので、毎年木が大きくなっていくのがうれしくて、植えた桜の前で家族写真をとったりしています。地域の素敵な景色は、人の力によって作っていくことができるんだなと思いました。私はこれから、いろいろな国や地域のことをたくさん学び、それを生かして、自分を育ててくれた平和小学校区が今以上に良い町になるようにがんばっていきたいと思います。

【弥富市立日の出小】いいこと見つけ、倍返しキャンペーン

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 本校は、大規模校解消のため、平成25年4月に新しく分離開校しました。開校したばかりのころは、元の学校のことや分かれた友達のことが気になっていた子が多かったようです。そこで新たな学校で、あたらな友達のよさを見つけられるよう、学級、学年、学校全体で取り組んでいます。以下は、4年生の取り組みです。
 4年生のある学級では、帰りの会で毎日、クラスの友達のいいところ見つけを発表することにしました。「今日、私が遊ぶ人がいなくて一人でいたら、○○さんが一緒に遊ぼうと誘ってくれました。うれしかったです。」「今日、○○さんが、とても一生懸命に掃除をがんばっていました。」など、見つけてもらった子は、少し照れながらも、うれしそうに聞いていました。
 毎日続けてマンネリ化してきたので、2学期からは「いいこと見つけたよカード」を書いて「いいこと貯金」をすることにしました。さらに後半からは、「いいこと見つけ、倍返しキャンペーン」を2週間に1回程度行いました。いいことを見つけた人からカードを1枚もらうと、もらった人は2人のいいところを見つけてカードを書き、手渡すという取り組みです。倍返しキャンペーンの日ばかりは、「こんなにカードきちゃった。いっぱい友達とのいいところ見つけないかん。」と、たくさんいいことを見つけてもらった子からうれしい悲鳴が聞こえてきました。
 これからもキャンペーンを続け、もっとたくさん友達のいいところを見つけてほしいです。

【豊田市立末野原中】末中愛を大切に!心のこもったVS活動!!

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 末野原中学校では、あいさつ・素早い行動・VS(ボランティアサービス)活動の3つの事に重点をおいて生活しています。
 VS活動とは、自主的に下足箱や廊下をほうきや雑巾で掃除したり、校外に出て地域を綺麗にする活動です。先日の1月26日に校外VSを行い、たくさんの生徒の参加がありました。少しでも地域の環境に役に立ちたいという思いを生徒から強く感じました。この活動を通して、自分の事だけではなく、周りのことを考えられる生徒が増えてきました。学校生活の中では、ごみが落ちていたら拾ったり、ロッカーや机の整頓にも意識が向くようになりました。些細なことかもしれませんが、その行動が人として大切なことだと思います。この活動は、3年生が主体となって動いていますが、2年生の中でも参加する生徒が見られ、すばらしい伝統が引き継がれています。次回は2月10日に校外VSを行う予定です。たくさんの生徒の参加を楽しみにしています。
 元気のよいあいさつも末中の自慢の一つです。あいさつは人と人とのコミュニケーションです。あいさつをするのはあたり前のことです。そのあたり前がとても大切なのです。それを継続することで特別なものになると思います。これからも元気のよいあいさつを末中から広めていきたいです。
 素早い行動とは、移動教室や次の授業の準備、給食配膳など、自分たちで時間を見て生活することです。授業では、2分前着席を行っています。素早い行動によって生まれた時間は、合唱練習や自主学習の時間になり、よい相乗効果を生んでいます。

VS活動を通して、生徒の感想
・綺麗になって気持ちがいい。
・自分たちの住む町なので、これからも継続して活動していきたい。