【瀬戸市立長根小】異学年交流で協力を学ぶ「長根チャレンジシップ」

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 長根小学校では、1年生から6年生までの縦割り班を作り、年間を通して異学年交流を行っています。1月25日には、長根チャレンジシップと題して、クイズラリーやゲームで交流を深めました。
 クイズラリーでは、運動場や校内の様々な場所で問題札を探し、クイズに答えて正答数を競いました。各学年に応じた問題があり、班の中でそれぞれが活躍することができました。例えば、「1年生が せいかつか の べんきょうで はたけで そだてている はなは 何でしょう?」という問題では、1年生が最も自信をもって答え、班のメンバーから頼られていました。上級生から頼られ、1年生はすっかり得意顔でした。
 ゲームの準備・運営は、6年生が行いました。「めいろゲーム」では、縦割り班でお互いに声を掛け合い、間違えながらも正しい進路をたどることができました。「探検ツアー」では、川に落ちずに島を渡るために、高学年が低学年をおんぶしたり、チームで協力をしたりして、ゴールを目指しました。
 子どもたちは長根チャレンジシップを通して、年齢を越えて協力したり、友情を深めたりすることができました。

【稲沢市立稲沢西中】ワイルドなヒーロー

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 平成24年4月のある夕方のこと。
 本校近隣の飲食店の前で、あるお年寄りが転んでケガをされました。そのとき、近くを通りがかった本校の男子生徒3人が、転んだお年寄りに「大丈夫ですか?」と声をかけ、ケガの手当てをした上に、優しい言葉をかけたのだそうです。そのお年寄りはうれしくてうれしくて、本校にその内容を電話で教えてくれました。
 この出来事があったのは、電話があった1週間も前の話。お年寄りを助けた彼らは、誰かに自慢することも吹聴することもなく、少なくとも本校職員はこのことを誰も知りませんでした。
 全校朝礼でこの話をしましたが、その後も名乗り出る生徒はいませんでした。
本校には、人知れず人助けをする「ワイルドなヒーロー」がいます。

【田原市立泉中】給食でのちょっといい話『生徒指導通信(読む心のサプリ)』より

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 今日は一人の女の子の話です。
 給食の片づけをするときのことを思い浮かべてください。自分が最初に片付けることになりました。しかし、食器のかごは床に置いたまま、ゴミの袋も準備されていない。さらに配膳台の上にはよそう時に落としてしまったおかずが落ちている。こんなとき、みんなならどうしますか?
 この女の子は、私が知っている限りほぼ毎日最初に片づけにきます。食器のかごやごみ袋がない時には、必ず自分で準備します。嫌そうなそぶり一つせず、誰を責めることもなく、当たり前のように。ごみ袋は入れやすいように口を丸めてくれます。
 さらには、配膳台の上のおかずもきれいに取り除きます。そして,何もなかったかのように自分の席につき,友達と笑顔でおしゃべりをしています。
 この子のこんな姿を見ていると、なんだか無性にうれしい気持ちになります。

【刈谷市立小垣江小】人権について考えました

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 本校では、11月30日(金)に人権集会を行った。
 人権擁護委員の方に来ていただき、腹話術を通して低学年では、「挨拶から、心の交流をしよう」、高学年では、「身体について言ってはいけない」「いじめは見ていてはいけない」「みんなで困っている人を助けよう」など人権について語っていただいた。子どもたちは、腹話術の「けんちゃん」の言葉から、低学年では「仲間はずれはいけない」「だれにでも進んで挨拶をしよう」と、高学年では「心の痛み」を感じ、人権について真剣に考えることができた。また、集会には、学区の人権擁護委員の方や保護者の方にも参加していただき地域全体で考えるよい機会になった。
 集会後は、「けんちゃん」宛に手紙を書いたり、感想を書いたりし、人権擁護の方からも心温まる返事をいただいた。


【春日井市立岩成台中】担任へのバースディプレゼント

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 1月のとある日の朝、3年生の担任Y先生がいつものように教室にいくと、黒板一面に「Happy Birthday」「Y先生、誕生日おめでとう」などの寄せ書きが書かれていました。この日はY先生の誕生日で、それを知っていた生徒たちが前日に相談し、当日の朝早くに登校して、お祝いのメッセージを黒板いっぱいに書いたのでした。
 学年当初より頻繁に学級通信を発行して、学級や生徒の様子を絶えず発信し続けてきたY先生。その甲斐あってか、このクラスはとても団結力が強く、体育大会も合唱コンクールも優勝するという成果もあげました。 当然Y先生は、生徒たちからのこのプレゼントに大感激で、職員室でこの話をするときのY先生の顔は、ほんとうにうれしそうでした。
 ささやかな出来事かもしれませんが、この出来事からは担任と生徒たちの心の交流や、生徒同士の横のつながりの強さが感じられます。と同時に、我々教師にとっては「教師をやっててよかった」と思える瞬間です。

【一宮市立起小】受け継がれる心

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 本校では、心と心のつながり作りができる異学年交流を通して、心豊かでたくましい児童の育成を図っています。今年度は、ペア学年清掃活動に力を入れて取り組んできました。
 ペア学年は1・6年生、2・4年生、3・5年生の組み合わせで、学期を通して同じペアで活動しています。高学年は、低学年に清掃の仕方を教えることにより、自分より年少の子との接し方を学ぶとともに、責任感を身につける機会となっています。また、低学年は、高学年の行動を真似しながら清掃の仕方を学び、年長者を尊敬する心も育ってきています。
 3学期に入り、6年生は「卒業」という門出が近づいてきました。1年生と一緒に清掃に取り組むのも、あとわずかです。1年間の交流で芽生えた心のつながり。巣立っていく立場として、起小学校を思う気持ちを伝えるかのように、1年生を優しく見守りながら清掃に励んでいます。その心は、きっと1年生にも、他学年にも伝わっていくと思います。

【南知多町立日間賀小】タコの島での たこあげ大会

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 日間賀小学校では、毎年1月に学校行事として、たこづくり・たこあげ大会を行っています。家族でのふれあいの機会として、また伝統文化に親しむ機会として、子どもたちが楽しみにしている行事の一つです。
 12月のうちから、子どもたちはたこの絵を和紙に描いていきます。来年の干支や、おめでたい模様、浮世絵の人物など、思い思いに工夫されたたこの絵はなかなかに立派です。大会当日、子どもたちはお家の方と竹ひごなどを組み立てて、その絵をたこにしていきます。テキパキとたこを作っていくお父さんたちを見つめる子どもたちは、いい笑顔です。お父さんがぼくのために学校に来てたこを作ってくれている、それだけでとてもうれしいようです。
 完成したら、全校で浜辺に移動して、たこあげをします。お母さんがたこをかかげ、子どもは糸を持って走ります。青空に一斉にたこがあがる様子は壮観です。いつかこの子たちが大人になったら、今度はまた自分の子どもとこうしてたこあげをし、そうやって日本の伝統と親子の絆がいつまでもつながっていくといいな、そう感じた、穏やかな冬の午後でした。

【豊明市立三崎小】三崎水辺公園の美化活動

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 本校の隣には、自然豊かな三崎水辺公園があります。春はたくさんの桜が咲き、お花見の名所になっていますし、池にはカモなどのたくさんの鳥をみることができます。地域の方々に大変親しまれていて、小さな子どもを連れて遊具で遊ぶ親子連れの方や健康増進のためにウォーキングする方、犬を連れて散歩する方などたくさんいます。本校児童にとっても、下校後や休日に友達と遊具で遊んだり、公園の遊歩道が持久走大会のコースになっているため、朝、夕と自主練習をしたりしていて、大変親しみのある公園です。
 12月11〜13日の3日間で、三崎水辺公園の美化活動を行いました。1日2学年ずつが公園のそれぞれの場所を担当し、保護者と一緒に落ち葉やゴミを集めました。今年度は、美化活動の前日に雪が降り、落ち葉もぬれていましたが、子どもも大人も時間を忘れて、たくさんの落ち葉やゴミを集めることができました。活動中に散歩している方々に、「ありがとうね。」「がんばっていて、えらいね。」とほめていただいたのも子どもたちの活動のエネルギーになったようです。
 子どもの感想には、「最初は、寒くてめんどうくさいなあと思いました。でも、やっているうちに楽しくなってきました。ぼくたちのグループは、みんなでゴミぶくろ10こぐらい落ち葉を集めました。公園がすごくきれいになってよかったです。」とあり、意義のある活動ができました。

【豊田市立大林小】かかわる力を育む「ファミリー活動」

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 大林小学校では、1年生から6年生までの縦割りグループ「ファミリー」を作り、遠足や遊びを通して、異学年で交流し、活動しています。それを、「ファミリー」と呼び、6年生のリーダーが中心に計画を立てています。

 1月9日には、6年生が中心となって行う最後の「ファミリー遊び」が行われました。
 春に「ファミリー誕生会」で顔合わせ会をした時には、緊張しながらメンバーに指示を出していた6年生でしたが、この日は、堂々とした態度で的確な指示を出している姿が印象的でした。ファミリー活動を通し、「下級生に喜んでもらいたい。楽しい時間にしたい。」という気持ちが6年生としての自覚を促し、責任感やリーダー性を育みました。「自分たちも6年生にとてもお世話になった。」という気持ちが、「自分も下級生に」という大林小文化の伝承者としての気持ちを育みました。
 下級生は、6年生の指示を素直に聴き、ルールを守って一緒に遊んでいました。きらきらした笑顔とはしゃぐ声に、仲良く一緒に遊んでくれる上級生に対し、信頼や敬愛の心が育っているように感じました。

 異年齢集団で集まることで、学年やクラスにはない人間関係を築くことができる「ファミリー」の活動は、本校がねらっている「かかわる力」を育てる上で、大きな役割を果たしています。


【一宮市立木曽川西小】思いやりの心

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 本校は一宮市の北部に位置し、全校児童830名の学校です。明治期から、地域の人々に支えられている学校です。児童会の活動で異学年交流を通して、思いやりの心を育てることをねらいとした行事を取り入れています。
 1月には、「木西っ子チャレンジ大会」を行いました。2年生以上の各学級で記録を競うゲームを工夫して「お店」を出しました。当日は全校の子どもたちが交替で「お客さん」になり、お店をまわり、仲良く楽しく記録に挑戦していました。各学級では事前に子どもたちが中心となって店番などの役割分担を決め、「お店」を運営していました。
 ペア学年の1年生と6年生、2年生と5年生はペアをつくって一緒に「お店」をまわっていました。高学年の児童が低学年の児童の手をひき、声をかけながら、協力し合って記録に挑戦するなど微笑ましい様子が見られました。
 今後も子どもたちが思いやりの心を大切にしながら学校生活を送ることができるように、子どもたちのよさやがんばりを認めていきたいと思います。

【豊橋市立二川南小】 子どもたちは 名カメラマン!!

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 本校にはカメラクラブがあります。先日,作品の展覧会が廊下の片隅の掲示板で行われていました。子どもたちはその展覧会にすぐに気づき,集まって見ていました。さて,どんな写真があったと思いますか。学校から見える景色や校庭の草花,友達の活動の様子。きっとこれぐらいだろうと思っていましたら,ちょっと違っていたのです。もちろん,学校の中で撮られた写真です。子どもたちの写真には・・・。
 一つ目。珍百景でしょうか。「や」しか見えない「やなぎ」の木の名札。半分が木の幹に飲み込まれて隠れていました。
 二つ目。傘2本と靴1足とフラフープ3本。なんということでしょうか。地面に並べられて,アンパンマン。
 三つ目。いつも遊んでいるローラー滑り台。おやおや?足の先が目になると,きっとこんな風にみえるんですね。
 まだまだ,感動する写真が並んでいます。驚かされました。子どもカメラマンの目のやりどころは,本当にすてきです。