【大府市立北山小学校】親子で学ぶスマホ・ケータイ安全教室

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 全国的な統計では、小学生の約半数がスマートフォンや携帯電話を持っているという実態があるそうです。本校の6年生も、かなり高い確率でそれらの機器を利用しています。また、自分用のスマホや携帯電話は所有していないものの、家族のスマホやパソコン、タブレットを日常的に使用したり、インターネットにつながるゲーム機で通信したりする児童も含めると、ほとんどの児童が情報モラルの危機にさらされているといえます。
 本校6年生では、6月第2土曜日のふれあい学級(親子学級)の機会を利用して、「親子スマホ・ケータイ教室」を開催しました。これは、携帯電話会社の出前講座なので、講師の先生はその道のプロです。さすがに話が上手で、すぐに子供たちの気持ちを、がっちりとわしづかみしました。適所で動画やパワーポイントで資料を提示してくださるので、大変分かりやすく、大人も子供も食い入るように聞いていました。
 内容としては、小中学生が事件を起こしてしまいがちなトラブルについて、具体的な事例を挙げながらの説明です。そして、トラブルへの対処法や予防法についても教えていただきました。具体的には、インターネット上のなりすまし、情報漏えい・拡散の恐ろしさ、ネットゲームの落とし穴、無料通信アプリやSNSによるいじめなど、どれも身近で起こりうる恐ろしさが感じられるものばかりでした。最後には、質問コーナーもありました。
 講座に参加した児童からは、「ふだん、何げなくやっていたけれど、気を付けないと悪いことに簡単に巻き込まれてしまうことが、よく分かりました。」「スマホが自由に使いたいと思っていたけれど、ちょっと怖くなりました。」などの感想が聞かれました。また、保護者からは「親が何も知らずに与えていると、大変なことになると心配になりました。」「子供が使うインターネットには、フィルターをかける必要があると感じました。」「親子で聞けてよかったです。」などの声が聞かれました。
 児童・保護者・教師がそれぞれの立場で、自分自身も含め、子供たちや家族を守るという意識・姿勢が必要であると感じさせられた行事でした。

【東浦町立森岡小学校】ネット社会に対応できる力をつけよう!

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 本校の6年生にアンケート調査をすると、75%の児童がスマホ・ケータイを持っていることが分かりました。パソコンや通信機器を備えたゲーム機などを含めたインターネットの利用率は、更に上がります。これらの情報機器は、便利なコミュニケーションツールであると同時に、情報モラルの面や使い方などの問題点も多くあります。そこで、情報ネット社会を安全に過ごすための判断力を高める必要性から、情報モラルの取組をしました。

1 スマホ・ケータイ安全教室の実施
 外部から講師の方を招いて、スマホ・ケータイを持ち始めた児童に、正しい使い方を教えいただきました。具体的には、次の内容を学びました。 
 ・メールでは、相手にどう受けとられるか考える。
 ・インターネットは、相手の本当の姿が見えない。
 ・個人情報を絶対にのせない。
 ・使いすぎに注意する
<児童の感想>
 ・SNSには個人情報を絶対にのせないようにする。
 ・メールなどは、きちんとした言葉で伝えることが大事だと思った。
 ・長い時間使っているときがあるから、時間を決めてやりたい。

2 道徳の授業「メールの返信」
 スマホ・ケータイ安全教室の2日後に、「メールの返信」(『明るい心6年』愛知県教育振興会)を資料にして道徳の授業を行いました。安全教室で学んだことを生かした意見がたくさん出ました。「相手の立場を考える」「返信はすぐにこないからといって、悪口を書くことはネットいじめにつながる」など自分に関わることとして話し合うことができました。

【豊田市立市木小学校】情報モラル学習「 情報モラルを学び、思いやりの心を育て、インターネットの正しい使い方を理解しよう 」

 近年では、無料通信アプリやメールなどによる迷惑行為で、いやな思いをしている人や悲しい出来事が増えている。そこで、市木小学校では、情報教育の一つとして、情報モラルの学習に力を入れている。担任とICT支援員の連携協力体制を整え、教職員の力量向上を目指しつつ子どもたちが犯罪に巻き込まれたり、いじめに関わったりしないように以下の項目を指導、支援をしてきた。

 1 インターネットの使い方(ルール、マナー)
 2 不適切なwebページに遭遇したときの対処法
 3 安全なネットの使い方
 4 個人情報を守ること
 5 迷惑メールのシミュレーター
 6 ネット上で知り合った人との約束事

 5年生の授業(写真1)では動画(写真2)を視聴しながらネット上で偶然知り合った人への接し方、対応の仕方を学んだ。相手に自分の個人情報を気軽に教えたことで、度重なる迷惑メールを受ける内容である。迷惑メールを受ける前に、子供たちにどうしたらよかったかを問いかけ、考えさせ、意見を交わし合う中で、メールの危険性をとらえさせた。学年ごとに、1〜6の項目の授業を実践し、子供たちの情報モラルの向上につなげている。

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【高浜市立翼小学校】 3年生の情報モラル教育実戦

 本校の3年生で、情報モラルの授業をしました。パソコンやスマートフォンでどんなことができるかを尋ねてみると、分からないことがすぐに調べられることやメール、写真、ゲームができることなどの意見が出ました。自分専用のスマートフォンを持っている児童もいました。本授業を通して、個人情報入力やインターネットの情報に潜む危険性を理解し、情報機器を上手に使えるようになってほしいと願って実践しました。
 主人公が友達と一緒に家のパソコンを使い、たまたま見たゲームソフトのサイトに名前と住所を入力してしまい、後日、主人公あてにゲームソフトの広告が届き、母親に事情を聞かれるという教材を使用しました。広告が届いたときの主人公の気持ちを考え、どのようにしたらよかったのかを話し合いました。「名前や住所を入力しなければよかった」「お母さんとのパソコンを使うときの約束をちゃんと守ればよかった」など、意見が出ました。
 この学習を通して、「パソコンを使うときがきたら、よいことと、悪いことをきちんと分けたい。お家の人と一緒に使えば、安心してできるから、お家の人と一緒に使いたい」「これからパソコンやスマホを持つときは、気をつけて慎重に扱いたいと考えました」「将来、自分でスマホを持つから、自分でよいか悪いかを判断できるようにしたいです」と、これからの自分について考えることができました。
 児童が大人になる頃には、情報機器は更に発達しているでしょう。児童が正しい判断で利用できるよう、更に意識を高める取組を実践していきたいです。

【豊橋市立本郷中学校】 みんなが輝くための生活習慣とメディアの使い方

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 11月30日に「本郷版環境ISOから始めよう!〜みんなが輝くための生活習慣とメディアの使い方〜」をテーマに、学校保健委員会が開かれました。
 この会では、生徒と学校医、教職員、保護者による意見交換のあと、スクールカウンセラーさんに、メディアの使い方を中心にした、自他を大切にしたコミュニケーションについて講演をしていただきました。
 生徒たちによる意見交換では、はじめに、「続いているラインのやりとりを、自分から終わらせることができずに悩む生徒」についての寸劇があり、その寸劇をもとに、望ましい生活習慣を送るためのメディアの使い方について、全校で話合いを行いました。多くの生徒たちは、自分のメディアの使い方を振り返り、特に、スマートフォンの使い方を見直したいという思いをもったようです。
 スクールカウンセラーさんは、 コミュニケーションにおいて、言葉が相手に与える影響は7%しかないことや、表情や声のトーンから相手の気持ちを読み取ることができないSNSでのコミュニケーションの危険性について、実例を交えてお話をしてくださいました。生徒たちは、「相手が誤解しないような言葉を選んで送らないといけないと思った」「直接会って話すコミュニケーションを大切にしたい」などの感想を述べていました。
 今回の学校保健委員会は、SNSなどのメディアのデメリットを理解し、望ましい生活習慣を送ろうという意識を高めるよい機会となりました。

【一宮市立大和南小学校】 情報モラル集会

 「情報を生活に上手にいかそう」というテーマで、テレビやゲーム、インターネットの正しい使い方について学習しました。
 はじめに、テレビやインターネットを、1日どれくらい使うかを児童に問いかけました。1時間以上、2時間以上、3時間以上で挙手させると、3時間以上という児童もいました。
 その後、テレビやインターネットを長時間使うと、どんな危険や害があるかを、クイズ形式で説明していきました。
 最後に、テレビやインターネットを使うときの約束を確認しました。
 その1 使う時間を決めよう。
 テレビやゲーム、インターネットを行う時間を決めておきましょう。お家の人と一緒に考えてみるのもよいですね。
 その2 本当か確かめよう。
 テレビやインターネットに書いてあることが、本当かうそか、いつも考える習慣を作りましょう。困ったら大人に聞くのもよいですよ。
 その3 相手のことを思いやろう。
 テレビもゲームも人が作ったものです。その向こう側には人がいます。身近な人もそうでない人も、優しく思いやれる南っ子でいてください。
 集会後、子供たちは、「テレビやインターネットを使うのは、なるべく短い時間にしよう」「全部信じてしまわないように気を付けよう」と振り返っていました。
 子供たちにとっても、非常に身近なテレビやインターネット。上手に付き合い、生活に生かせるとよいと思います。
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【あま市立甚目寺西小学校】スマホの使い方、大丈夫?

 小学生のスマートフォン所有率は年々上がっており、スマートフォンが原因のトラブルが、本校でも少なくありません。特に、高学年においては、スマートフォンは生活の一部であり、なくてはならないものになっている児童も多くいます。本校においても、ネット上のトラブルが数件発生したこともあり、今後の使用方法やネットモラルについて学習する機会を設けました。
 始めに、「スマホの安全な使い方教室」というDVDを視聴し、ネットに潜む危険について学習しました。「個人情報は大丈夫?特に写真は要注意」「リアルに会うことの危険」「ネット犯罪の危険」「誤解からネットいじめへ」という構成のDVDで、とても分かりやすい内容でした。次に、これから自分が気を付けたいことを考えさせました。児童の振り返りカードからは「これからは怪しい人からメールが届いても無視をする」「写真を撮るときは背景に気を付ける」「アプリを入れるときは親に言う」という感想が見られました。この授業を通して、ネットの怖さを知るとともに、スマートフォンは、安全に使って初めて役に立つ道具であることを理解したようでした。また、保護者向けに啓発文書を配付し、家庭の協力も呼びかけました。今月には、講師の方を招いて、高学年向けに「ケータイ・スマホ安全教室」を行う予定です。
 これだけ多くの児童が毎日手にしているスマートフォン。我々教師も、今回の取組だけでなく、ネットトラブルにかかわる報道などを授業に取り入れ、日常的にネットの危険性を警鐘していく必要を強く感じました。

【尾張旭市立瑞鳳小学校】情報モラルの授業実践

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 携帯電話やスマートフォン、タブレットやPC等の急速な普及に伴い、高い利便性が得られる一方、子供たちがオンラインゲームやSNS等の利用を通じて、ネット依存やネット被害、SNSによるトラブル等、情報化の進展に伴う新たな問題に遭遇することが危惧されている。
 本校の高学年においても、80%以上の子供たちが、何らかの形で情報機器と関わっており、それらの適切な使い方を自分たちのこととして考えさせるために、5年生において「NHK for schoolのスマホ・リアル・ストーリー」を活用して、授業実践を行った。スマートフォンのオンラインゲームによる課金、SNSによる言葉の誤解やネット上の出会い等についての動画を見ながら、トラブルになってしまう経緯や、まさかの事態を未然に防ぐために気をつけることを考えさせた。オンラインゲームについては、「時間を決めて行う」「家の人がいるところで行う」「課金をしない」「わからないことは相談する」等のルールを保護者とともに決めて行うことや、SNSについては、「言葉の使い方に気をつける」「送る前に内容を確認する」「個人情報を載せない」「絶対に会わない」等の安易な言動に気をつけることが大切であるという意見が出された。実際にあったストーリーを目の当たりにして、子ども達は真剣に課題に向き合うことができた。
 今後も、より一層子供たちにとって身近になる情報社会を、安全で快適に過ごしていくために、総合的な学習の時間や学級活動の時間等を使って、情報モラルを身につけさせていく必要がある。

【豊橋市立豊南小学校】携帯電話ゲームのルールについて

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 高学年の子供たちから、「自分の携帯電話は持っていないけれど、親の携帯電話のゲームで遊んだ」という話を聞いた。理由を尋ねると「時間をつぶすために借りて少し遊んだだけ」という答えが返ってきた。携帯電話のゲームは、無料で気軽に遊べるが、多くの危険が潜んでいるということを、子供たちはまだ理解していない。そこで、5年生の子供を対象に、「スマホ・ケータイ安全教室」を行った。無料という言葉に誘われて、個人の情報を流出させてしまったり、間違った情報が、友達に悪影響を及ぼしたりという事例が紹介された。携帯電話はボタンひとつで、簡単に「有害サイト」や「悪徳業者」につながってしまう危険な部分を持っているものだと、子供たちは改めて実感したようだ。
 携帯電話やインターネットを使った犯罪から子供たちを守るために、各家庭で安全に使用するためのルールについて話し合っていただくように、保護者の方々にお願いしていくとともに、学校でも情報モラル教育を更に充実させていきたい。

【瀬戸市立水南小学校】インターネットの使用

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 本校は、理科や社会科の授業で、よくインターネットを検索して資料を集める学習をしています。そこで、どの先生もまず守らせることは、そのままの写真やデータを印刷して引用しないということです。もちろん、細かく言えば引用してもよい場合もありますが、原則できないことを、今のうちに教えていきたいということで、気をつけさせています。その効果か、新聞やレポートを作成するときは、インターネットに書いてあることを丸写ししないで、自分の考えも含めてまとめることができる児童が増えています。また、検索させるときも、ホームページをある程度指定します。そうしないと、何十万何百万もあるホームページからの検索は、子供たちの知識ではできません。検索の言葉も指定させますが、これを繰り返すことで、子供たちは検索の仕方も上手になっていきます。
 また、最近の子供たちは、家で携帯メールの使用が増えています。学級や学年、保護者などから聞いたトラブルなどを、職員間で情報共有することも増えてきました。その子たちに合う指導を職員間で話し合い、迅速に対処することも職員の課題としています。

【豊橋市立高師台中学校】 出前講座 ケータイ教室

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 子供たちが、自らの判断でケータイトラブルに関するリスクを回避する能力を身につけさることをねらいとし、全校生徒を対象に講師の先生をお招きして『ケータイ教室』を開催しました。
 特定のメンバーをグループから外してチャットをするという中・高生に起こりやすいトラブルの例が紹介され、加害者、被害者、傍観者のそれぞれの立場で考えました。また、友達同士の悪ふざけのつもりで発信したウソの情報が、ネットや口コミで拡散し、遠く離れた場所で大勢の人々を巻き込み、大混乱を引き起こしたというトラブルも紹介されました。
 講座の後、生徒たちは友達とかわしたSNSを使ったやり取りの内容などを思い出し、その時は何も考えずに過ぎていった小さなトラブルが、大きな問題に発展する可能性があったことを知り、大事にならずにすんだ安ど感と同時に、ケータイの使い方への不安感を覚えていました。
 事後指導では、SNSに文章を書きこむ際は、相手の気もちを考えること、ネット上で知り合った人と会うのは危険であり、個人情報を教えないことを確認しました。また、ケータイ使用にあたってのルール作りや、フィルタリングの設定を保護者にもすすめました。
 ケータイ・スマホのますますの普及とともに、ネットトラブルの増大が予想されます。教員が常に最新の情報をもつよう努めるとともに、生徒・保護者との情報共有を続けていきたいと思います。

【江南市立藤里小学校】学校保健委員会「スマホ・ケータイ安全教室」

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 学校保健委員会に、携帯電話会社から講師をお招きして、「スマホ・ケータイ安全教室」を開催し、5・6年生が参加しました。昨年度も開催しましたが、この1年間でスマートフォンや携帯電話の保有率が倍増しています。また、スマートフォンや携帯電話に関わるトラブルも起きていたので、再度学習するよい機会となりました。スマートフォンや携帯電話は、インターネットにもつながっているため、見えない相手と気軽に連絡を取り合うことや、使い方を間違えるとトラブルに巻き込まれることがあることを学習しました。中でもコミュニケーションアプリは、グループを作って、おしゃべりをしているようにメッセージを交換できるため、気軽に利用している児童もいます。スライドや動画の視聴、講師の話から、文字だけでは気持ちを伝えることは難しいことや、友達同士でもルールやマナーを守ることの大切さについて学ぶことができました。参加した保護者からは、「トラブルに巻き込まれることの怖さを再認識した」「家庭内でルールをきちんと決め、マナーを守って使用することを約束させたい」「フィルタリング機能を活用したい」などの感想がありました。子供のよき相談相手としての親の心構えを見直すこともできたようです。
 江南市では、平成27年度第2回児童・生徒サミット宣言で「携帯・スマホ三原則」が採択されています。サミット宣言は、教室に掲示されているので、宣言内容を覚えている児童は、9割を超えています。今回の「スマホ・ケータイ安全教室」で学習した内容と関わる点が多くあったことから、宣言内容を再認識する機会にもなりました。

【瀬戸市立東明小学校】スマホ・ケータイ安全教室

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 本校では携帯電話やスマートフォンを使用している児童が多くなり、6年生の3分の1以上が持っています。そこで、4〜6年生を対象とした「スマホ・ケータイ安全教室」を実施しました。
 まず、話す「言葉」と「文字」の伝わり方の違いや、伝え方の難しさを実際の文面で見ました。第三者として見るとたわいもないことに思えることも、一度間違って伝わると友人関係が崩れてしまうことがある実例を見て、子供たちは「慎重に言葉を選ばなくてはならない」と実感したようです。次に、子供たちが夢中になりやすいゲームについて、アニメを見ました。依存によって生活リズムが壊れること、課金が知らぬ間に高額になってしまうことなどを知り、ルールを決め守る環境を整える必要があることなどが分かりました。最後にGPSの位置情報が犯罪に利用されることを学習しました。
 授業後、子供たちから「こんなことにはならないと思っていても、大人でもトラブルがあるのだから、十分に気をつけなくてはならないことが分かりました。」「欲しいと思っていましたが、もう少し家族と話し合ってみます。」などの感想が見られました。家庭でのルール作りを呼びかけるために講座のパンフレットを配付したところ、受講したばかりの子供たちと話し合った家庭もあったようです。

【春日井市立上条小学校】全校で取り組む情報モラル教育

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 今年度は、各学期に1回、「情報モラル教育」を道徳教育の中に位置づけ、全クラスで取り組んでいます。
 低・中・高学年、それぞれ学年の発達段階や児童の実態に合わせた内容で進めています。
 低学年ではゲームやネットの安全な使い方、中学年ではネットにおける依存症や情報の信ぴょう性の問題、高学年ではネットいじめなど、対象学年の問題意識を高められるような学習目標を設定しました。
 3年生の実践では、30分だけと思って始めたネットゲームが、なかなかやめられないという事例を取り上げ、節度や約束を守ることについて話し合いながら考えることができました。
 

【瀬戸市立南山中学校】携帯電話の利用についての授業

 本校では毎年、1年生は学年全体で携帯電話の利用についての授業を行っています。今年度は、DVDを使用しながら授業を行いました。
 今、中・高生の中では、SNSアプリの普及によるネットいじめ、個人情報の漏えい、オンラインゲームの高額請求、不正アプリのダウンロード、ネット依存、ながらスマホによる事故など、様々なトラブルが発生しています。便利ですが、使い方を間違えると人間関係が悪くなったり、ネット依存により心や体に悪影響があったりします。更に、これらのことが、いじめや犯罪にエスカレートし、事件や事故につながったりする危険性があることを学習しました。また、DVDには、被害に遭わないようにするためのスマホの具体的な設定方法が紹介され、生徒たちはとても真剣に視聴していました。授業を受けた生徒の感想は以下のとおりです。
・スマホは、まず相手の顔が見えないということを知った上で使いたい。少しでも使い方を間違えるととんでもないことになってしまうことを知りました。
・今日初めて知ったことがたくさんあった。スマホを使っている人なら、簡単に加害者や被害者になってしまうと思ったので、気をつけたい。
・妹もタブレットを使うので、今日学んだことを教えようと思った。
・よく友達との写真を投稿しているが、それも危険性があることと知って驚いた。
 今後も、ルールとマナーをしっかり守り、安全で快適にインターネットを活用してほしいと思います。
 

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【豊田市立前林中学校】 ネット犯罪被害防止集会

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 事前のアンケートなどによる調査では、生徒の大半が携帯電話をもっており、またインターネット環境が家庭内であると答えました。これからの情報社会で犯罪に巻き込まれなく、また快適な生活をするにはどうしたらよいか学ぶ機会を設けました。
 講師の先生からは、まず無料通信アプリのトラブルについてお話がありました。ふだんのやり取りの中で、友達同士の「言葉の勘違い」の例が出て、生徒たちもうなずき、大きな反応がありました。もう一つは、ネット犯罪のお話で、SNSに掲載した写真情報が位置の特定に使われるなど、これも自分たちのふとした行動で犯罪に巻き込まれる可能性を上げていることがわかりました。
 生徒の感想用紙には、「無料通信アプリで友達と会話するけれど、言葉遣いには注意したい」「SNS映えするって簡単に写真をアップしていたけど、犯罪に巻き込まれるかもしれないと思い怖くなった」などとありました。