【岡崎市立形埜小学校】自分の作品も友達の作品も大切にしようはじめに、図工で作品ができあがったときのうれしさを思い出し、自分の作品が大切なものであることを確認しました。次に、「おじいさんの絵」を紙芝居で読み聞かせた後、感想を発表しました。「たぬきは悪い。」「うさぎがかわいそう。」などの意見が出ました。そこで、「たぬきはどうすればよかったのか。」を問いかけると、「新しい紙に描く。」「描いてあげようかとうさぎに聞く。」「うさぎが絵を描くのを黙って見ている。」などの答えが返ってきました。1年生なりに様々な方法を考えることができました。最後に、作品を勝手に公開してはいけないことを説明しました。公開するには、作った人の許可が必要であると話すと、子供たちは真剣な顔で聞いていました。 授業を通して、壊れた作品を直すためであっても、友達の作品を勝手に作り替えてはいけないことを知り、「こうするといいと思うよ。」など、作った人の思いを尊重する言葉で声をかけるとよいことに気付きました。 【稲沢市立坂田小学校】動画を活用した情報モラル教育本校では、自分のスマートフォンを持っている児童は、それほど多くはありません。ツイッターなどのSNSについて見たことがある児童もいれば、全く知らない児童まで、個人差も大きいのですが、直接触れることはなくても、今のうちから正しい知識をもつことは、大切なことだと考えます。動画では、児童に近い世代の主人公がスマートフォンの間違った使い方をしている状況がアニメーションで見られるため、興味をもって視聴することができました。児童は、登場人物の気持ちに寄り添いながら、グループでの話合いを行い、どんなことがいけなかったのか、どうするとよいのかを真剣に考えて意見を出し合いました。さらに、写真等を投稿するときのルールについても学習することができました。 1時間の授業の最後には、「もし、SNSに投稿するときは、ルールを守って投稿したい」「大人になっても、おもしろ半分でSNSに投稿しないようにしようと思います」といった感想をもつことができました。 これからも、このような授業を、計画的に取り入れていきたいと思います。また、11月には外部講師を招いて、高学年児童とその保護者を対象に、スマホ安全教室を開講する予定です。 【尾張旭市立本地原小学校】 情報モラル講習会人から聞いた内容をラインで送り、トラブルに発展する場面がよくある昨今、講師の先生の「うそか本当か分からないことを載せない」「現実の人間関係を大切にする」という言葉を胸に刻んで、今後の生活に生かしていってほしいです。 【岩倉市立岩倉中学校】スマホ安全教室講師に全国webカウンセリング協議会理事長の安川雅史先生をお招きし、ネット被害の具体的な事例を交えながら、スマホ絡みのトラブルの怖さについて熱く語っていただきました。また、「フィルタリングは、制限をかける目的のものでなく、あなたの命を守るためのもの」「会って話ができる人が本当の友達であり、文字のつながりは本物ではない」といったお話をしていただきました。 また、「1年生スマホ安全教室」では、NTTドコモのインストラクターを講師にお招きし、スマートフォンを中心としたトラブルを未然に防ぐための知識や心がまえを講義いただくとともに、具体的な事例をスライドで紹介しながら説明していただきました。 インターネットに個人情報を安易に載せることで、脅迫されたり、悪用されたりすることがあることや、遊びのつもりでやった行動を動画や写真で載せること、ひぼう中傷の書き込みをすることなどは罪を問われることがあることも教えていただきました。 どちらの教室でも生徒は、具体的な事例を聞き、SNSの怖さを実感できたようでした。そして、「自分がされていやなことは人にしない」という当たり前のことを再確認できました。 【常滑市立西浦北小学校】 スマホ・ケータイ安全教室で学ぶ情報モラル【碧南市立中央中学校】 スマホ教室本校では、今後保護者の皆様を対象に、11月にスマホ教室を開催する予定です。地域、家庭が一体となって、生徒が安心かつ安全に通信機器を使えるようにしていきたいです。 【東郷町立春木中学校】 スマホ・ケータイ安全教室を受講しました!しかし一方では、情報を受け取る側の気持ちを考えることなく、自分の意見を投稿してしまったり、作成した文章が言葉足らずのために本意が相手に伝わらず、誤解を生んでしまったりと、SNSが生徒間のトラブルの原因となっている事例も多いように感じます。 そこで、携帯電話会社の方2名を招いて、携帯電話やスマートフォンの使い方やマナーについての基本を学ぶことにより、トラブルを未然に防ごうとする意識を高める、生徒自身がトラブルに巻き込まれないための予防策を学ぶ、の2点をねらいとして、スマホ・ケータイ安全教室を実施しました。 1、2年生全員が静かに体育館に集まり、真剣な雰囲気の中で受講することができました。講師の方の説明を聞くとともに、映像及び動画を視聴しながら多くのことを学ぶことができました。今後も、学校と家庭が連携して、SNSによるトラブルを未然に防いでいきたいと思っています。 生徒からは、「SNSを適正に使用しないと引き起こされる可能性のある、友人間のトラブルとその対処法について知ることができた」「記載する内容によっては、犯罪に巻き込まれる可能性があることが分かった」などの感想が聞かれました。 【小牧市立村中小学校】 体験!体感!スマホ教室アルバイト店員が店内の冷蔵庫に入った写真をSNSに投稿した事例から、軽い気持ちでインターネットに載せた写真は消すことができず、自分や家族の個人情報が流出したり、ひぼう中傷を受けたり、多額の損害賠償を課せられたりすることがあるというインターネットの怖さを教えていただきました。 また、メッセージアプリを使うときには、相手への思いやりをもつことや時間を守って使うことが大切であること、インターネット上の情報の全てを信じてはいけないこと、スマホ依存による体への悪影響、フィルタリングをかけることの有効性などについても教えていただきました。児童は真剣に話を聞いており、上手に情報や情報機器と付き合っていく方法を考えていく良い機会になりました。 【豊川市立豊小学校】 写真を公開して後悔…まず、面白半分で写真を公開したことにより、お店を閉店させたり、友達を傷つけてしまったりしたことを、実際の映像を見ながら話を聞きました。デジタルタトゥーと言い、一度公開された写真を消すことはできないことや、イグジフ(Exif)情報といい、撮影した場所や時刻が記録され、どこに住んでいるかまでわかってしまう恐ろしさも感じました。 〈児童の言葉〉 今日、情報モラルを勉強して、おもしろがってインターネットやブログにのせるのは、危険ということがわかりました。また、インターネットの世界には、こわいことがいっぱいあることもわかり、こわかったです。今日の勉強は、大人になって、スマホを持ち、こんな被害にあわないよう、役立つだろうと思いました。勉強したことを忘れないようにしたいです。 最後の『写真を公開して「しまった」と後悔しないようにしましょう』という言葉に、思わずうなずいていた子供たちでした。 【碧南市立新川小学校】 情報モラル トラブルを生まない正しい使い方
5、6年生では、パソコンを用いた情報モラルの授業を行っています。小学生でも身近になっているスマートフォンについて、具体的な事例を示しながら、話し合いました。中には、事例に近いようなことをしてしまったけれど、どうすればいいのかわからなかったと話す児童もいて、今回の授業を通じて、自分たちにとって身近な問題だという意識をもつことができました。さらに、「LINE」について使い方の注意を促し、相手の表情がわからない怖さというものを事例を使って話し合いました。「こんなこと考えたこともなかった。」と、言葉一つで起こる誤解がトラブルにつながることも知ることができました。
また、9月の学校公開日には、6年生の児童と保護者の方に向けた情報モラル教室を行い、スマートフォンやSNSの使い方を家族で学ぶ機会をもちます。正しく安全に使うことができるようになってほしいと思います。 【豊田市立藤岡南中学校】 SNSとの付き合い方について考えようSNSの使い方については、パワーポイントを活用して、まずLINEの機能を例に共通理解を図りました。次に、グループ活動でLINEの長所と短所を書き出し、更に、短所については、1.面倒な部分 2.危険な部分 3.いじめの3種類に分類しました。最後に危険性を十分に理解させた上で、『LINEのルール』について考えました。そこでは、9時以降はグループラインで話さない、一度立ち止まってから発言するように意識するなど、これからのSNSとの付き合い方について話し合うことができました。 【田原市立神戸小学校】 ネット犯罪に巻き込まれないためにそこで今回は、子供たちがネットを利用した詐欺に巻き込まれないように学習しました。「フィッシング詐欺」は、オンラインゲームの広告やネット検索時に出てくるバナーをクリックすることで、後日、高額な不正請求をされる詐欺です。子供たちには、実際に画面でバナーを確認、そしてクリックし、個人情報を入力する画面に誘導される体験をしました。同じような手口の「ワンクリック詐欺」では、懸賞が当たるなどの広告欄をクリックしただけで、不正請求が届くことを知りました。また、クリックしただけで、ウイルスに感染することも教わりました。実際にクリックして、ウイルスに感染した画面が表示される体験をしたときには、「興味本位にクリックすると大変なことになることがよくわかった」「本当に怖い」といった感想をもちました。「怪しい広告にはすぐにクリックしない」「個人情報を求められても入力しない」「万が一感染したら、大人にすぐに相談することが大切」など、犯罪に巻き込まれないように自分で身を守ることが大切であることを学びました。 【一宮市立浅井中小学校】 ネチケットの学習(1)携帯電話を使う際の主なルールやマナー (2)インターネット上では、匿名で自由に発言できることの危険性 (3)顔が見えないインターネット上で相手を思いやることの大切さ 3年生はまだまだインターネットを自分で利用する児童は少ない。しかし、「メール」や「SNS」という言葉は大半の児童が聞いたことがあり、興味をもっていることが分かった。今回まんがやクイズ形式でネチケットについて学ぶことで、3年生でも分かりやすくインターネットの利点と問題点を理解することができた。 〈児童の感想〉 ・インターネットは便利で楽しそうだけど、使い方に気を付けないと大変なことになるので、ちょっとこわいなと思いました。 ・顔が見えないからと言って、何でも書いていいわけじゃないことが分かりました。 ・携帯電話は周りの人の迷惑にならないように、マナーを守って使わなければいけないと思いました。 今は早い時期から携帯電話やパソコンを利用する子供が多い。今後インターネットでのトラブルに巻き込まれないためにも、学年に合わせたネチケットの学習がとても大切だと感じた。 【あま市立伊福小学校】 スマホ・ケータイ安全教室学習後、次のような児童の感想が寄せられました。「メールは短い言葉なので、相手が勘違いすることがある。気をつけて送信したい。」「スマホを持つようになったら、相手の本当の姿は見えないので、すべてを信じないこと、個人情報は載せない、使いすぎに注意するなど頭に入れて使いたいです。」 児童らは今後トラブルに巻き込まれないよう、自分のこととして真剣に話を聞いていました。今後も情報モラルについて意識を高めていきたいと思います。 【一宮市立末広小学校】 知らない間の出来事
「知らない間の出来事」(わたしたちの道徳)を利用しました。みかが転校生のあゆみのことで何げなく友達に送ったメールによって、あゆみを傷つけることになってしまったという内容の題材で、情報モラルの観点から、信頼・友情について学習しました。メールの手軽さや便利さに隠れた陰の部分について学び、あゆみとみかのそれぞれの立場の気持ちを役割演技して考えさせることで、自分たちがどのように情報発信すればよいかを話し合いました。
この授業を通して、子供たちは、「勝手な思い込みでメールを送ってしまうと、知らないところで人を傷つけてしまうので気をつけたい。」「これからは、メールを送る前に内容をよく確認したい。」「メールに限らず、相手の立場を考えた言動に心がけたい。」などという感想をもつことができました。 【豊田市立佐切小学校】 ICT支援員と連携した情報モラル学習の推進5月1日には、5・6年生を対象に、「メール、SNSの正しい使い方」についての情報モラル学習を行いました。その際には、ICT支援員の協力を得ながら、メールを使用する場合に気をつけなければいけないこと、SNSでやってはいけないことなど、知識として最低限知っておくべきことをクイズ形式で学習しました。まだメール、SNSを頻繁に使うこともなく、人事のように思っていた児童が多かったのですが、メール、SNSは便利ではあるけれども怖さもあるということの両面を知ることができました。この学習をとおして、メールは顔を見て会話しないからこそ、相手の立場に立って言葉を選ぶことが重要であることや、安易に個人情報を流すことの危険性などを学びました。 今後も、ICT支援員との連携を図りながら、情報モラル学習の推進に努めていきます。 【安城市立安城南中学校】「ケータイ・スマホ安全教室」【豊川市立代田中学校】 携帯電話教室日時 平成29年5月11日(木) 代田中では、中学2年生を対象にした「インターネットを有効利用するためのワークショップ」が行われました。 ここ数年、スマートフォンの急激な普及等を背景にインターネットの利用が低年齢化しており、様々な事件に巻き込まれたり、友達とのトラブルに発展してしまったりという問題が発生しています。それは、インターネットが簡単に利用できるがゆえに、ちょっとした興味関心で操作してしまうということが考えられます。 今回のワークショップは、豊川警察署主催で、2年生4学級でインターネットの利用の問題点を探り、対策を自分たちで考えていくというものでした。メールのやり取りから、メールの技術的な問題やメールの内容の問題等を分類して、付箋に書いて整理するといった体験的な活動を行うことで、その危険性や問題点を確認しました。 今後は、このワークショップをもとに、他校との合同シンポジウムを開催していきます。 |