【一宮市立大和西小学校】人権教室

 本校では、例年、人権週間中に人権擁護委員の方々を講師として招いて、「人権教室」を行っています。今年度は、講師の方から人権についての話を聞いた後、DVD(低学年では「ずっとともだちでいたいから」、高学年では「いじめをなくすために、今」)を視聴し、最後に、人権イメージキャラクターソング「世界をしあわせに」をみんなで歌いました。
 話を聞いたり、DVDを見たりすることで、人権について深く考え、「自分の人権もみんなの人権も大切にしていこう」という思いをもつことができました。
 また、朝礼で校長の話を聞いたり、学級でいじめ防止について話し合ったり、人権を理解する作品コンクール(人権標語)に応募したりしながら、友達ちのよさを見つけ、助け合っていこうという気持ちを高めました。

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【知多市立南粕谷小学校】思いやりの心を育む「高齢者の方と交流して」

 本校では、4年生が総合的な学習の時間に、「福祉」について学んでいます。1学期は、主に障害者福祉、2学期は、主に高齢者福祉に視点を置いて調べたり体験したりして学習に取り組みました。その中の一つとして、高齢者の方と一緒にグランドゴルフを体験しました。当日は、好天に恵まれ、地元老人クラブの方を講師に招いて8班編成で行いました。班ごとでコースを回り、班の中で得点を競い合いました。初めは緊張していた児童たちも、高齢者の方のリードで打ち解け合い、笑顔で楽しくプレーすることができました。プレーが終わる頃には、互いを親しく呼び合い会話が弾む光景に、心温かくなりました。
 児童の感想では、「高齢者の人みたいに、いつも笑顔でやさしく接することができたらよいなと思いました。私たちの勉強のために教えてくださったから、次は、私が何か助けたいなと思いました」と高齢者の方に心寄せる声が聞かれました。
 これからも、福祉教育を推進し、思いやりの心の育成を図っていきたいと考えています。
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【豊川市立代田中学校】クリーン作戦で地域をきれいにする活動

 本校では、5月に奉仕の日「クリーン作戦」という行事があります。この活動は、平成12年から始まり、年々参加者が増えて今では1500名以上の方々が参加しています。校区の小学生・中学生・PTA、そして地域の方々が一緒に汗を流し、地域の公園・神社・駅・歩道などをきれいにする活動です。主に草取りやごみ拾い、トイレ掃除などをしています。参加された方々が、清掃をしながら会話を交わし触れ合いながら和気あいあいと活動しています。また、中学生と小学生がペアを組んで、ほほ笑ましく清掃活動を行っています。地域の方々から児童・生徒の取り組みに感謝の言葉をいただいています。
 また、7月と12月には、「ミニクリーン作戦」という環境委員会主催の校内クリーン作戦が行われます。運動場にある落ち葉の片づけや、校内の清掃活動を行っています。多くの生徒がボランティアとして参加をして、自分たちの手で学校をきれいにしています。地域の活動や校内の清掃活動を通して奉仕の心が生徒たちに根付くようになりました。

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【東浦町立藤江小学校】絆深めるペア活動

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 本校は、「竹林」を始めとし、豊かな自然環境に囲まれており、特色を生かした「竹炭作り」や「野鳥観察」などの学習活動が盛んです。児童は、「人と緑に囲まれて ひとみ輝く 藤江っ子」を合い言葉にのびのびと学校生活を送っています。
 本校では、高学年のリーダーシップと低学年のフォロワーシップの意識を高めることや、他学年の仲間とも交流を深めることで、「藤江っ子」としての仲間意識を高めることをねらいとした「ペア活動」を行っています。1年生と6年生、2年生と4年生、3年生と5年生がペア学年となっています。
 4月には、高学年の企画によるペアとの出会いを大切にする「よろしくねのつどい」があり、5月には、低学年の企画によるスポーツを楽しむ「スポーツ集会」、9月には、高学年による読み聞かせの「ペア読書」があります。10月の「ふじまるスポーツ大会(運動会)」では、ペア種目「追いかけ綱引き」で絆を深め、11月の「藤江っ子まつり」では、エンディングセレモニーでペアと「ふじまる音頭」を楽しく踊りました。また、2月には、ペアでの「なわ跳び大会」があり、ペアで練習することでより一層絆を深めます。さらに、3月には、低学年が高学年に一年間の感謝の気持ちを伝える「ペアに感謝する会」を行う予定です。

【犬山市立南部中学校】よりよい人間関係づくりを目指して

 本校では、毎年、中学1年生を対象に、講師を招いて、「ピアサポート」について学習をしています。「ピア」とは、「仲間」を意味し、「ピアサポート」とは、「仲間同士で互いに悩みや困難をサポートし合うこと」をいいます。悩んでいる仲間や困っている仲間の心に寄り添い、「その人がもっている『問題を解決しようとする力』を引き出してあげることが、『支える』ということである」ということを、グループワークなどの実践を通して学びました。
 また、学んだことを日常の生活に生かすことができるように、学級活動などの時間を使って、学級ごとに学習を進めています。相手の気持ちを考えた寄り添い方や、相手を理解するための質問の仕方など、仲間との関わり方を学び、よりよい人間関係づくりを目指しています。以下は、活動を終えた生徒の感想です。
・ピアサポートの学習を終えて、相手に自分の気持ちを伝えることも大事だけれど、相手の話を聞くことの大切さに気づくことができました。個人や学級でできることに積極的に取り組み、温かい学級や学年をつくりたいです。
・自分のことを気にかけ、声をかけてくれることが、困っている人にとって、どれほど助けになるかが分かりました。見て見ぬふりをするのではなく、言葉をかけ、助けることができるように頑張りたいです。

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【東海市立加木屋南小学校】人権週間の取組

 本校では、人権週間に、4年生から6年生を対象に、「人権集会」を開催しました。今年度は、小林幹政(月の輪 熊八)さんを招いて、古典落語を通して人権について楽しく学ぶことができました。
 最初に、古典落語「平林」、次に、有名な「寿限無」を聞きました。これらの古典落語を通して、教育を受ける権利や名前の大切さについて考えることができました。
 次に、東海市人権擁護委員の方から、「自分のこと、周りの人のことを大切にしよう」という話をしていただきました。
 「人権集会」後に児童が書いた感想には、「身近な名前も人権に関わることがあることを知り、もっと人権について知りたいなと感じました」「学校へ行けること、文字を読めることの大切さが分かり、たくさん笑えて学べる落語が楽しかったです」などがありました。

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【清須市立古城小学校】 異学年交流活動

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 本校では、高学年の児童には「思いやりの心」を、低学年の児童には「感謝の気持ち」を育むことをねらいとして、異学年交流を行っています。今年度も1〜6年生の児童でグループになり、全校児童で「スマイル班」を18班編制し、様々な交流活動を行いました。
 6月に行った「折り鶴集会」では、平和への願いを込めて、折り鶴を作りました。体育館に同じ「スマイル班」の児童が集まり、高学年の児童が低学年の児童に折り方を優しく教えながら、約400羽の鶴を完成させました。完成した折り鶴は清須市役所を通して、広島市に送られました。
 また、読書週間に、高学年の児童が低学年の児童に読み聞かせをしました。多くの高学年の児童は、聞き取りやすいように大きな声で読んだり、ゆっくりと読んだりする工夫をしていました。高学年の児童からは、「1年生の子が喜んでくれてよかった」、低学年の児童からは、「読んでくれて、ありがとう」といった声が聞かれました。
 今後も、このような異学年交流を通して、児童の「思いやりの心」と「感謝の気持ち」の育成を図りたいと考えています。

【刈谷市立かりがね小学校】ありがとう週間

 6月に、児童会主催で、「ありがとう週間」を実施しました。友達に感謝することを、本校のマスコットキャラクターである「かりっぴー」の羽根に見立てた「ありがとうカード」に書き、学年掲示板に掲示していくことで、互いを認め合うことを目的として取り組みました。
 「ありがとうカード」は、みるみる増え、学年掲示板に入りきらないほどになりました。書かれたカードのいくつかを、児童会役員の児童が、昼の放送で紹介をしました。すると、またそれがうれしくて、ありがとうの輪が更に広がっていきました。2年生のカードには、いつもトイレ掃除をしてくれている6年生へ、「いつもトイレそうじをしてくれてありがとう。私たちもトイレをよごさないように、大切につかいます」と書かれていました。学級の中だけでなく、他のクラスや学年にも、いろいろな面でありがとうを見つけることができるようになりました。
 本校では、他にも5月には、「登下校見守りお礼の会」「ボランティアの方々への感謝の会」など、日頃お世話になっている地域の方々にも感謝する機会を続けています。これらの活動をもとに、多くの人々に支えられていることに気付かせ、感謝の気持ちを育てていきたいと思います。
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【春日井市立高森台小学校】「福祉体験学習」を通して

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 本校では、4年生が総合学習の時間を利用し、年3回に分けて、「ガイドヘルプ」「車いす体験」「点字体験」の福祉体験学習を行っている。6月の「ガイドヘルプ体験学習」では、講師を招いて、「目が見えないとは、どのようなことか」を教えていただいた。そして、体験活動として、アイマスクを付けて廊下を歩いたり、階段の上り下りを行ったり、障害物を置いて、アイマスクをした児童をガイド担当の児童がサポートしながら歩く体験活動を行った。児童らは、「怖い」「何があるか分からない」「声のかけ方が難しい」などと話しながら、目が見えないことの不便さや困り感を体験した。
 こうした体験を通して、障がいや高齢に伴う心身の変化や、その生活を知り、思いやりの心を育む中で、障がい者や高齢者をはじめとする地域に暮らす人々の日常生活課題に、「1、目をむけ 2、考え、やがては 3、その解決に向けて動くためのきっかけ(土壌)づくり」を目指している。

【あま市立正則小学校】自己肯定感を高めよう!学校保健委員会「ハッピートーク」

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 本校では、年に3回、学校保健委員会を行い、子供たちの心身の健全な発達に関する啓発活動に取り組んでいます。
 11月29日に行われた「第2回学校保健委員会」では、自己肯定感向上を目指し、ポジティブな言葉を使う「ハッピートーク」に取り組みました。4〜6年生と学校医、学校歯科医が参加し、ハッピートークトレーナーを招いて、ポジティブな言葉を使う「ハッピートーク」に取り組みました。そこで、「よくつかう言葉は、頭の中の引き出しの上の方にしまわれ、取り出しやすくなる」ということを教えていただきました。最後は、みんなで自分の好きな言葉を贈る「言葉送りゲーム」で、会場に笑顔があふれて会が終わりました。
 参加してくださった学校医・学校歯科医の方からは、「興味深い授業でした。子供たちが積極的に手を挙げる姿が印象的でした。よく聞く言葉は、自然によく使うようになっていくことを実感します。子供だけでなく大人にも大切なことです」とコメントをいただきました。

【津島市立蛭間小学校】なかよし活動を通して

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 本校では、人と人との関わりを大切にし、よりよい関係をつくる活動として、毎週金曜日の朝、15分間でなかよし活動(異学年交流)を行っています。
 「なかよし活動」では、「縦割り班(異学年児童で構成した班)」で、6年生のリーダーが考えた様々な遊びをしています。教室では、「じゃんけんピラミッド」「何でもバスケット」、運動場では、「ケイドロ」「ドッジボール」は人気があるようで、活発に遊びながら他学年との交流を深める姿が見られます。
 6年生が初めてリーダーとなった4月には、活動を上手く進められず、6年生に戸惑いが見られました。しかし、経験を積んでいくうちに、活動を円滑に進められるようになりました。また、みんなが楽しく活動できるように、リーダー同士で話し合ったり、本を参考にしたりして、遊び方を工夫していました。さらに、遊び方がわからずに困っている下級生に対して優しく教える姿が見られ、6年生にリーダーとしての意識が高まっているように感じました。その他の学年の児童も呼びかけに耳を傾け、協力して活動することができました。
 これからも、「なかよし活動」などの異学年交流活動を継続させ、よりよい人間関係を築くことで、児童の学校生活をより充実させていきたいです。


【瀬戸市立掛川小学校】あったかい学校をつくろう

 10月末の授業参観に合わせて、学校保健委員会「あったかい学校をつくろう」を行いました。保護者も参加し、児童が互いに相手を認め、思いやることのできる温かい学校作りを目指す取組を行いました。
 まず、友達に対して、どのような行動をしているのかを振り返りました。4・5・6年が演じた、「気持ち銀行ってなあに?」という劇を見ました。「気持ち銀行」とは、人の気持ちを預かる銀行で、「ほんときもち」だと金コインが、「うそきもち」だと黒コインがたまっていきます。黒コインがたまっていくと、よい心がなくなってしまいます。どんな言動が相手にとってよい気持ちやいやな気持ちにさせるのかについて考えました。
 次に、「アドジャン」をみんなで行い、互いに話を聞いたり伝え合ったりする練習をしました。3・4人のグループに分かれ、「アドジャン」のかけ声で、0〜5本の指を出します。指の合計数によって決められたお題で、一人ずつ順に話をしました。保護者の方にも体験していただきました。
 児童は、これらの活動を楽しみながら、相手を思いやることの大切さや、話を聞いてもらえることのうれしさに気付くことができました。
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【田原市立亀山小学校】伝える つながる ハッピー活動

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 本校は、全校55人の小規模校です。1年生から6年生まで、お互いが名前を覚え、休み時間にも学年に関係なく遊ぶことができ、温かな人間関係を築くことができています。しかし、授業で発表する場面では、少人数のために緊張感が少なく、意欲が高まらなかったり、十分な評価が得られず、自信を高められなかったりしていました。そこで、小規模校のよさを生かしながら、共に自己有用感が芽生え、自信をもって活動できる子を育もうと、本年度から、異学年交流「ハッピー活動」に取り組んでいます。「ハッピー活動」では、教科の発表を聞いて感想を伝える活動をしたり、子供たちが他の学年に広めたい事柄や、他の学年から学びたい事柄を取り上げて活動したりしています。12月には、4年生が、1〜3年生を招いて、「クリスマスを盛り上げよう!おりがみワークショップ」を行いました。この活動では、クリスマスツリーの飾りの折り方を、4年生が優しく声をかけながら、下の学年に教える姿が見られました。活動が終わってから、「教え方が分かりやすかったよ」「楽しかったよ。またやりたいな」というお礼のメッセージをもらうと、4年生の子たちは、「喜んでもらえてよかった」「また違う活動もしてみたい」と自己有用感を高め、次の活動への意欲も高めていました。
 今後も、「ハッピー活動」を活性化させ、子供たちが自信をもって活動できるようにしていきたいです。

【一宮市立尾西第三中学校】ピア・サポート活動を通して学ぶコミュニケーション

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 本校では、生徒たちに良質な人間関係を築くために必要なコミュニケーションスキルを身につけさせるために、「ピア・サポート活動」に力を入れ、取り組んでいます。「ピア・サポート」とは、「仲間による支援」を意味し、集団が相互に支え合う活動のことです。集団内での不安やトラブルなどを仲間内で共有して解決していけるよう、そのために必要なスキルを身に着けるプログラムが「ピア・サポート活動」です。
 主に実施した活動は、話し手の言葉の一部を聞き手が繰り返すことで、話し手の話を続けようとする意欲がわいてくることに気が付く活動「繰り返し技法」と、さらに聞き手が話し手の気持ちを推測する活動「事実と気持ちの理解」です。「繰り返し技法」では、言葉を繰り返すだけであった聞き手は、「事実と気持ちの理解」になると話し手の表情や言葉の端に意識が向き、より深く話を聞くようになりました。また、話し手は気持ちをしっかり伝えるために、言葉の工夫をするようになりました。互いの気持ちが一致すると、両者の信頼関係の構築につながることも体験できました。
 生徒の感想には、「日常の会話の中でも使えるものなので、生かしていきたい」というものが多くありました。

【一宮市立富士小学校】人権についてみんなで考えよう(人権週間の取組)

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 本校では、昨年度から、人権週間に人権擁護委員を招いて、「人権講話」を開催しています。
 低学年の部では、人権擁護委員の話や、スクリーンを利用した絵本の読み聞かせ、全員で「種をまこう」の詩の唱和、人権ソングを歌いました。
 高学年の部では、絵本の読み聞かせの代わりに、いじめについてのビデオを視聴しました。児童の感想には、「ふわふわ言葉を使うと友達が増えて、学校がとても幸せになります。みんなで学校を幸せにしたいです」「私は人権の話を聞いて、自分の発する言葉に気を付けようと思いました。なぜならビデオのように、無意識のうちに相手を傷つけることを言ってしまうからです。話をする時にはよく考えてしゃべろうと思います」のような記述が見られました。人権について考える、とても有意義な時間となりました。

【一宮市立尾西第一中学校】心を育てる「ピア・サポート」活動

 本校では、自分も相手も大切にし、互いに助け合おうとする心を育てる授業を、1年を通じて実施しています。今年度は、昨年度実施した「ピア・サポートプログラム」を継続し、新しいことにも取り組みました。
 これまでは、コミュニケーションスキルを学ぶ授業などに取り組んできましたが、今年度は、具体的な場面を設定したスキルトレーニングにも挑戦しました。「感じ方の違い」の授業では、喜びや怒りといった様々な感情について考え、自分の中にどう受け入れていくかを話し合いました。授業を進める中で、生徒は自分と他の人では感じ方が違うことを理解していきました。また、怒りのような負の感情を抱えたとき、自分や仲間をどう冷静にしていくかなど、ふだんなら考えないことを考える機会となりました。他にも、「傾聴」の授業では、うなずくことや相手を批判しないことなどの基本以外にも、聞き手次第で相手の感情をよくも悪くもできることなど、相手を大切にして聞くことについてしっかり学ぶことができました。
 これからも、学んだことを学級や学校のみならず、日常生活でも生かしてほしいと思います。

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【豊田市立新盛小学校】感謝の心を育む教育活動

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 本校は、全校児童32人の小規模校です。保護者や地域の方は学校教育に協力的であり、子供たちは、多くの人の支えを受けながら健やかに成長しています。
 しかし、多くの支援をいただいている一方で、助けてもらえることが当たり前と感じやすい傾向があります。そこで、本校では、地域の人々に感謝をする場を意図的に増やし、大切にしています。生活科や総合的な学習の時間などで講師として来校された地域の方には、必ず感謝状を渡すようにしています。
 また、「感謝の会」を開催します。全校では五平餅をつくり、お世話になった方を招いておもてなしをします。高学年は、受付から席の案内、お茶出しなど接客を務めます。さらに、卒業式や入学式でも高学年が同様の活動をします。この取組の結果、外部講師の出迎えや見送りにまで配慮する姿が見られるなど各行事に対する子供の当事者意識が高まってきました。また、地域の方と個別に触れ合うことで、直接、賞賛の言葉をいただくことができ、子供の励みになっています。今後も、継続して取り組み、感謝の心を育てていきたいと考えています。

【江南市立門弟山小学校】豊かな心を育むペア読書

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 本校では、6月と11月に読書週間があります。心の教育推進活動の一環として、1・6年生、2・4年生、3・5年生のペア学年を活用して、読み聞かせを行っています。高学年の児童は、低学年の児童のために本を選んであげます。「この本は、喜ぶかな?」「かわいい絵本を読んであげたい!」など、それぞれの思いをもちながら準備をしていました。読み聞かせの際には、低学年の児童に寄り添い、優しく接している様子が印象的でした。低学年の児童も、真剣なまなざしで本に集中していました。読み聞かせ終了後の教室には、たくさんの「ありがとう」があふれていました。
 このペア読書以外にも、年間を通して異学年交流を行うことで、児童同士が互いを思いやり、よりよい人間関係を築いています。本校の伝統である縦割り活動を継続していき、児童の豊かな心を育んでいきます。

【豊田市立松平中学校】「赤ちゃんふれあい体験」を通して

 本校では、昨年度から、「赤ちゃんふれあい体験」を実施しています。地域のお母さんと赤ちゃんを学校に招き、赤ちゃんを抱っこさせてもらったり、一緒に遊んだりします。
 また、お母さんから子育てに関する話を聞き、子育ての大変さや母親の思いを学びます。体験を通して命の尊さや家族の絆を感じ、自らの行動を振り返り、今後の生き方を考えるきっかけとすることを狙いとしています。以下は、活動を終えた生徒の感想です。
・子育ての大変さも楽しさもどちらも感じることができました。泣いてしまったり笑ってくれたり、子育てにはどちらの面もあって、自分の親も同じように育ててくれたと思うと、すごく感謝できました。赤ちゃんが泣いても、お母さんは常に笑顔でさすがだなと思いました。
・育児の大変さや、命の大切さを学びました。お母さんにとって、赤ちゃんはものすごく大切で、幸せそうだなと思いました。夜中に起きたり、泣いたり、大変なのにすごいなと思いました。抱っこすると温かくて、とてもかわいかったです。自然と笑顔になってしまいました。
・命の尊さを感じることができました。自分も幼かったころ、両親に愛されていたこと、とても大事にしてくれたこと、大切に育ててくれたことに気づいて、両親に感謝して大切にしていきたいと感じることができました。

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