【豊橋市立高豊中学校】1年生「本当の思いやり」を考える授業

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 本校の1年生は、他人を尊重する思いやりのある態度を養うことを重点目標に掲げています。
 10月に行った公開授業では、体が不自由になった妻・喜美世さんと夫・和威さんのことが描かれている「思いやりの日々」という教材を用いて授業を行いました。相手の立場や気持ちを考え、それを受け入れ、思いやりの心をもって人と接する態度を育てるというねらいのもと、和威さんの後悔に着目し、多様な思いやりについて考えました。相手の考えや気持ちを考慮することの難しさに気づくことができました。
 この授業を通して、相手に親切にする行動だけが思いやりなのではなく、相手の求めていることを考えて行動することが真の思いやりにつながると、自分を見つめ直すことができた生徒がいました。
 今後も、生徒が自分の考えを深められる道徳教育を研究していきます。