最新更新日:2024/09/24 | |
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3学期始業式 校長先生のお話
今年の丑(牛)年についてのお話をしたいと思います。
昔々、神様は、神様の御殿に集まってきた動物たちに 「1月1日の朝、挨拶にきた順に、1番から12番目まで順位をつけて、1年ごとのリーダを決めようと思う」 と言って、動物たちに競争をさせました。 歩くのがのんびりしている牛は、 「自分が1番になるぞ!」 と決意し、誰よりも早く、前の晩に家を出発し神様の御殿へ向かいました。 そして1日1日の朝、誰もまだ来ていない御殿の前についた牛は、 「やった!1番だ!」 と思いました。 ところが、いつの間にか牛の背中に乗っていたねずみが神様の御殿の門が開いたとたんにぴょんと飛び降り、なんとねずみが1番になり、牛は2番となってしまいました。 この話から、牛は、のんびり・真面目で他の者のために働くというイメージができました。 さらに、牛は昔から農作業や人や物を運ぶときの力として人間の生活に欠かせない動物でした。 まじめに一生懸命にとてもよく働く姿から、人間にとってとても身近にいて頼りになる動物として大切にされてきました。 また、丑年に使われている「丑」という漢字には、「結ぶ」や「つかむ」などの意味もあり、神様につながり良いことをつかみ取ることができるという幸運な動物としても大事にされてきました。 このような理由から、丑(牛)の年は、将来の成功につなげ、幸を手に入れるために、目の前にある自分の勉強や仕事に真面目に、一生懸命、黙々と取り組む年ということになります。 今、新型コロナウィルスの感染が再び拡大し、今まで以上に感染防止のために努力し、我慢しなければならない辛い時ですが、こんなことがずっと続くわけではありません。 そのうち、感染が収まり、本当にやりたいことが思い切りできる時が必ず来ます。 その時のために、今は、目の前にある自分がやらなければいけないことやできることに、真面目に、一生懸命、黙々と取り組み、力を蓄えておきましょう。 短い3学期ですが、事故や病気に気をつけ、よい学期にしましょう。 |
安曇野市立堀金小学校
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