3月11日(月)東日本大震災から2年 全生徒・教職員で黙祷(もくとう)を捧(ささ)げました<校長講話> 1 東日本大震災から2年。昨年訪れた大川小学校では、夕方、花をたむけたり、お線香をあげたりする家族の姿があった。忘れられない尊い命への強い気持ちを思いました。あすか祭のバザーや募金活動で、今回、宮城県岩沼市立玉浦中学校に、PTAや飛鳥友の会の皆様と合わせて、15万円をお送りした。玉浦中学校では今回卒業する予定の生徒が当時2名亡くなっている。慰霊碑を建てたそうだが、そのまわりの花壇の費用にあてたいとのこと。決して忘れない命、仲間。少しでもその気持ちを知ることができればと思う。また、玉浦中学校の横橋校長の「災害に遭ったら、まず自分で避難、逃げることが大切。」というお話を思い出す。備えあれば憂いなし。考えたい。 2 東京では、戦争中、3月10日に大空襲を受け、10万人近い人が亡くなった。いつも3月になるとこのことも忘れられない。大自然の脅威にひれ伏し、人間の戦争という愚かさにうなだれる。生命の大切さを思う。 いずれも、決して忘れてはならないことで、一生気に止めたい。 ★生徒たちの真剣に聞き入る姿を見て、私も決して忘れまいと誓いました。ご冥福を祈るとともに、玉浦中学校の慰霊碑と花壇に思いを託したいと思います。PTAや地域の皆様の義援金等のご支援に心より感謝申し上げます。(飛鳥中学校長 鈴木明雄) |
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