本日は、放送による「 生徒会朝礼 」を行いました。
3年生の生徒会役員が、司会を務め、放送室から全校生徒に向けて、メッセージを伝えました。
今年度から、月に1回程度を目標に、生徒会による朝礼を企画していきます。
今日は、はじめてということで、若干緊張気味でしたが、生徒の代表として、現状を分析し、いま必要なことは何かを力強く伝えてくれました。
以下、生徒会長の言葉です。
みなさん、おはようございます。生徒会長の ○ ○ です。
長かった臨時休業から、ついに通常授業に戻ることができました。みなさんは、この休業期間中、学んだことや感じたことはありましたか?
私は、友達の大切さや学校で勉強することの重要さ、自分だけで勉強することの難しさなど、このはじめての経験からたくさんのことを学びました。
そして、学校が始まり、友達や先生方と再び会い、嬉しいことや楽しいことがたくさんあると思います。しかし、不安なことや悲しいこと、辛いこともたくさんあったと思います。
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校長:高田勝喜
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授業についていけなくなったらどうしよう、と言う不安や修学旅行や運動会などの行事の延期や中止に対する悲しみ、急に学校が始まったことで学校に慣れず、体調がすぐれない辛さなど、人によって様々な悩みがあると思います。
私は、行事の延期や中止がとても悲しく、なにより本当はあるはずだった4月・5月の学校生活が、コロナウイルスによって奪われてしまったことがとても悲しいです。
行事は私たち生徒にとって、心に残るものだと思います。その行事がなくなることは、私たちにとって辛いことです。
授業で知識を増やしたり、行事の中で得たりするものは大きく、大切ですが、もっと重要なことは、何を得ることができたのかだと考えます。
例えば、おもしろい形の雲を発見したり、珍しい虫を発見したりしたときに、小さな発見にも感動し、驚く、そんな心が大事だと思うのです。自分なりに感じること、自分なりに考えることが心を豊かにし、豊かな心で過ごす毎日が、修学旅行や運動会といったような価値のある日々になると思います。
勉強面においても、臨時休業だったからこそ、自分なりの勉強法が見つかったなど前向きに考えてみてください。このように視点を変えて考えるだけで、濃い価値のある時間を過ごすことができると思います
私は、はじめにみなさんに対して、休業中に学んだことや感じたことはありましたか? と質問しました。
この質問の答えを、ぜひ、先生や友達に教えてあげてください。本当にささいなことで良いのです。何かを感じると言うことは、すごく大切なことです。そのため自分の発見を周囲にいる人に伝えることで、きっと自分の心が育っていくと思います。
コロナウイルスに自分たちの楽しいことを奪われたのなら、自分たちでまた楽しいことを作っていくのです。
新しい生活様式は規制ではなく、作り出すことだと思っています。コロナウイルスに負けず、これからの学校生活を頑張っていきましょう。
以上で終わります。