野口芳宏先生セミナー1第1部では、小学校4年生教材「世界にほこる和紙」の模擬授業を通してお話しいただきました。 お馴染みの○×法の全員参加をはじめ、教材の内容と教科の内容の区別、板書で用いる漢字表記などについて丁寧にお話しいただき、時代が変わっても変わらない国語の授業の流れや教材との向き合い方を知ることができました。 また、国語教育における身につけなければならない力、1読字力、2語彙力、3文脈力についてもお話しいただき、この三つの力をしっかり育てていかなければならないのでそれぞれが相互に大切であるということも学びました。 野口先生の熱い思いとユーモア溢れる授業でした。 野口芳宏先生セミナー2発問作りでは落差が鮮明になっているほどいい。 国語の発問は選択的発問(A,B,Cなど)にすることで落差を顕在化できる。 主体的・対話的で深い学びについて、キーワードに流されていませんか?子供が主体的になる時は、正誤がはっきりわかる時である。学ぶには、素直に先生や親の言うことを受け入れることが大切である。また対話的であるには、聞くことが重要である。よく話すから対話的でいいと言うわけではない。 〇教科内容を知りたい たくさんある中でどう絞るのか? 〇英語の教科内容は? 〇授業では意見を活発に出すけれど、テストでは点数が取れない 〇音読時は目当てを持たせることが大事だか、子どもにどう落とし込むか など多くの先生方、ご質問いただきありがとうございました。 野口芳宏先生セミナー3
第3部 教養講座「家庭教育と保護者との付き合い方」
昨今、生活が豊かに、快適に、主体的に、自由になってきている一方で、家庭教育が問題視されてきている。 そもそも教育は、「家庭教育」「学校教育」「社会教育」の3つに分けられるが、この3つが不十分だと人(ヒト)は人(人間)になることができない。人間にするためには、人による教育、とりわけ免許を持つプロが教える学校教育の責任が大きい。 今の日本の教育は、自由、平等、主体などで、秩序や「敬」がない。 「孝は百行の本」親を大切にしましょう。 |
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