20代からの教師修業 出会いと挑戦 −2−
運命の出会い
初心には3つあると言われました。 3つの“初心” 1.ぜひ初心忘るべからず → 最初の時の芸の未熟さ 若い時の失敗・苦労は残る 2.時々の初心忘るべからず → その場限りで忘れては何も残らない 3.老後の初心忘るべからず → 「もういい」ということではない 「咲くのも散るのも心しだい」と「心」のもち方の大切さを述べられました。 生涯学習の理念です。 福山先生自身の「初心」を語られました。 授業中「先生、おもろない。やめよ」と子供に言われ、「じゃやめよか」と言うと「やった!」の反応。 涙が出るほどのショックを受けたのが、福山先生を変えたきっかけです。 これを機会に、勉強会に参加し始めたのです。 そして、その事件が起きます。 『忘れ物をさせない方法』というレポートを提出しました。 それを見た土井先生。 ふざけるな!!お前は子供のことを考えているのか そこには、子供へのペナルティが書かれていたのです。 その後の飲み会にて… 「よかったな 言われなかったら気付かないまま教師になっていたよ」と言われた。 「変わるから役に立つ人間になるんだよ。それを変身というんだよ」 変わろう!子供たちの役に立つ教師になろう!と、その時決心をした。 福山先生にとって、運命の出会いだったのです。 福山先生の「心」が変わっていきます。 |
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