【6/13志水先生&大羽先生3】UDとは何か?
ここからは志水先生のお話。
◎「UDとは何か?」 授業に置き換えると、どの子にも分かりやすく、適切な環境で学習できる教師の配慮や工夫といえる。 ・わかりやすい…視覚化、焦点化、共有化 ・できるようになる…そろえる化 ●視覚化 ・黒板の左端に前時の学習で学んだこと、右側に今日の問題 ・子どもとともに創る授業は子どもの言葉を書く。 ●授業展開の視覚化 ・「つかむ、くりかえす、ひろげる、たしかめる、まとめ」のように黒板の左端にこの時間でやることを書いておく。 →子どもたちも今授業のどのあたりをやっているかがわかる。先生も頑張ろうと思える。 ●そろえる化 ・道具をそろえる(例:分度器→いろいろな分度器がある。なので、啓林館の教科書では、付録に分度器をつけた) ・ノートの書き方をそろえる ・操作をそろえる ・授業の冒頭をそろえる→集中力がUPする。 ●手順の視覚化 ・教科書は結果の絵しかないので、黒板の図に1、2、3と順番を書くとわかりやすい。 ・先生が話をしてできる子とできない子がいるから手順を示すとよい。 以上のことをふまえて、UDの考えに基づく授業(わかりやすい授業)とは、 1 見やすい…板書、ノート 2 聞きやすい…教師の言葉、子どもの言葉、数学言語、生活言語 3 考えやすい…確かな見通し |
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