【5/12長瀬拓也3】初任の先生の本音
「授業をよくしようと思っても授業にかける時間がない。」→『多忙』
○なぜ、そうなってしまうのか ・従来の指導法が通用しない。 ・保護者に説明しても受け止めてもらえない。 ・業務の多忙化や複雑化など ○教師の仕事の特徴 ・無境界性…仕事に終わりがない。子どものためを思えばいくらでも仕事はある。 ・多元性…種類の違う仕事を同時に行わねばならない。 ・複線性…仕事の順序がよく変わり、増える。(授業後、授業研究の準備をしていると、子どもの万引きの連絡が入る。「何で今…」と思うものの子どものことを優先しなくてはいけなくなる) 【参考文献】秋田喜代美「教職という仕事の性格」(『新しい時代の教職入門』有斐閣) ○増加する仕事量 ・校務分掌の負担(私は、担任・剣道部顧問・研究主任・情報担当など) ・外部からの仕事 ・指導の不成立の増加 ・保護者対応の増加 ・子ども以外での悩みの増加 【参考文献】家本芳郎『いきいき教師の仕事術−仕事サボりの教職学』学事出版 |
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