【2/11和田裕枝1】4月の2週間が勝負!!
セミナーは模擬授業形式で行いました。
指導のポイントをまとめてみました。 はじめに、和田先生の子どもたちを見るときに 気を付けていることを教えていただきました。 ・ 子どもの発言を聞くときには、全体を見ている。 ・ 他の子どもがどういう反応をしたのかをみて、子どもの理解度を把握している。 ・ 子どもを見るために動く。よく聞くために動く。 ・ 最初の2週間で学習規律をつくる。がんばろうという子ども達の姿を保護者に みせたい。 (1) 朝の会の場面で ・ 朝の会は一緒にやる。子どもと一緒に立ってやる。 ・ 姿勢を見ながらほめていく。 ・ 健康観察は先生がする。「具合が悪かったことをよく伝えたね」と安心させて やる。 ・ 歌も、口を開いてない子には口を開けるように指導する。 ・ 朝の会で、学級を一周する。 ・ 立っているだけはしない。 (2) 音楽の場面で ○笛の指導 ・ ますほめる。他の子が真似をするから。真似をした子も偉いとほめる。 ・ ピーピーうるさいときは、「静かに」とは言わない。こうする。 「この列から行く。みんな待ってて。そーっと吹いたらそっと吹く。」 一人ひとり吹く。 「うまいね。」「指の持ち方がうまい」「音色がいいね」 「真似している人がいるよ」 と子どもを一人ひとりほめる。毎回すると絶対に音を出さない。 一音だけなら40人いても、3分以内で回す。 ・ 先生の言った人だけ吹く。「男の子」「女の子」「朝ごはん食べた人」など、 いろいろなパターンで練習する。子どもが笑顔になるので、吹き方も元気に なる。 ・「一万円もらった気持ちで」「一万円落とした気持ちで」うれしいときとか なしいときは吹き方が違う。曲のときもそうやって吹き分けようという。 (3) 国語の場面で ○音読の指導 ・ 一斉読みのときは、いつも周りながら合図を決める。 ・ 「トントンとやってもらった人は上手に読んだ人」と言って教師は歩きながら、 背中を触っていく。口を観察しながら肩をトントンしていく。 ・なかなかできない子も、先生が通る寸前に声が大きくなる。 ・教科書でなく、子どもを見ている。子どもの口を見ている。 ・耳で聞いて、どの子ができていないかを把握しながら見ている。 |
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