山田貞二先生セミナー3
〇模擬授業「バスと赤ちゃん」
導入は2パターンあることも教えていただきました。 ・教材から(挿絵等) ・価値から(友情ってどう思う?等) 今回は挿絵からの導入でした。本文中に「火のついたような鳴き声」とあり、実際に演じてみたり、音声を聞かせることで体感することができました。 そして、運転手さんの提案によって起こった「拍手」の意味を考えていきました。 ・運転手さんの提案に向けて ・母親に向けて ・乗客みんなに向けて ・赤ちゃんに向けて など、多くの意見が出ました。中には、 ・周りに合わせて仕方なく という意見も出ました。しかし、こういった一見ネガティブな意見こそ、「よくぞ言ってくれた」と、大切にしなければいけないとおっしゃっていました。また、役割演技を通して参加者それぞれの納得解を求めていきました。 一つの教材に対して、どのように扱うのかも授業の展開を左右する大事な選択とのことでした。例えば、共感的に、分析的に、感動的に。または、問題提起として捉えることもできるそうです。 他にも、質の高い多様な指導方法として ・自分事としてとらえる。 ・問題解決的な学習。 ・体験的な学習。 などの選択もしていく必要があることを学ぶことができました。 2時間という短い時間でしたが、理論と実践を具体的に分かりやすく教えていただき、大満足のセミナーとなりました。 |
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