「小野田正利先生」セミナー3
2つの質問を、参加者にされました。
Q1:運動会の前日に、明日の予報は雨、よって中止の連絡を文書でした。しかし、その夕方、保護者の方から「なんで雨が降る日に、運動会を計画したんだ!」果たしてこれは、要望でしょうか?無理難題でしょうか?(参加者のA:9割 無理難題) Q2:スキー学習で、「なんでうちの子のゼッケンが、49番なんだ!忌み番号だろ!!他の子と変えろ。」果たしてこれは、要望でしょうか?無理難題でしょうか?(参加者のA:9割 無理難題) この問題には正解はありません。振り上げた拳を見るのではなく、拳が振り上げられた意味を考えるこれが苦情・クレームをトラブルに発展させない秘訣です。クレームに対して、「こいつは、クレーマーだ」と思うと、相手をやっつけようという意思が働いてしまう。そこで、いったん落ち着いて冷静になって対応をする。そこから解決が可能なのかどうかを考える。人がなぜそういう行動をするのか、背景には何があるのかを読み取ってあげることが大切である。 ・教師の理屈と親の思い。 →教師は、教える立場なので理屈で考えてしまう。 →親は、我が息子のこと。強い思いがある。 ここにズレが生じやすい。 背景には、 不安や不満、孤立・孤独の生きづらさ 経済格差、などがある。 ・心と言葉の鎧と槍 要望の手前に、私的な質問がある。 これを、要望や苦情に上げてはいけない。 |
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